製品を導入することになった背景

セブン&アイ・ホールディングス株式会社では、評価者の主観に左右されがちだった店舗評価を客観的な「定量評価」へと変革するため、システム化の必要性に迫られました。300以上の店舗を持つ企業として、評価業務の効率化と透明性の向上が求められていたのです。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、セブン&アイ・ホールディングス株式会社は評価基準の属人化と評価結果の中心化の傾向に悩まされていました。評価者によって重視するポイントが異なり、店舗間での評価結果の比較が困難でした。また、紙ベースの評価システムは配布や回収に時間がかかり、評価完了まで3ヵ月もの期間を要していました。

導入前の課題に対する解決策

この問題に対処するため、セブン&アイ・ホールディングス株式会社はスキルナビを導入し、店舗データをシステムに連携させて44項目の評価点数を自動計算することで、「定量評価」を実現しました。評価項目は「安全・安心」、「就業管理」、「教育」、「営業行為」、「経費管理」という5つの大項目に細分化され、客観的かつ効率的な評価が可能になりました。

製品の導入により改善した業務

スキルナビの導入により、評価業務の効率化が実現し、評価の進捗確認が容易になりました。また、評価シートの送付先変更や過去の評価シートの引継ぎといった煩雑な作業が不要になり、評価者は自分のタイミングで評価を行えるようになりました。透明性と公平感が増し、評価基準に関わる全ての情報を開示することで、実力のある店長が適正に評価されるようになりました。