この導入事例のポイント
- 生産会社統合による高品質、低コストの生産力強化と業務改善速度の向上が必要だった
- 異なる製造ライン間における情報整合性を担保出来る、「Dr.Sum」を導入
- 導入の結果、生産計画、調達業務、原価管理業務などの工数を削減することができた
この導入事例のポイント
- データを活用する経営を実践し、お客様接点における業務を強化したいと考えていた
- 導入後もニーズの変化に応じてカスタマイズできる柔軟性がある「Dr.Sum」を導入
- 導入の結果、従来は月次だった業務の進捗確認も日次となり、業務効率が20%向上した
この導入事例のポイント
- データ抽出やデータの二次加工における煩雑な手間を解消したいと考えていた
- 部門をまたいだデータ活用が実現できると思い、同社の「Dr.Sum」を導入
- 代理店販売データや大手小売店のPOSデータも統合したデータ分析が可能となった
製品を導入することになった背景
ペット関連市場の拡大とともに、株式会社ヤマヒサのペットケア事業部(現:株式会社ペティオ)は、多様な商品カテゴリーで業界トップクラスの地位を築いてきました。しかし、その成功の背後には、絶え間ないデータ分析の取り組みがありました。2007年にDr.Sumを導入して以来、経営層から各部門のスタッフまで、必要なデータをタイムリーに参照し、多角的な視点からの分析が可能な環境が整いました。これにより、データに基づく客観的な意思決定と迅速な行動が支援され、ビジネスの成長を加速させる原動力となりました。導入前に企業が抱えていた課題
導入前、同社は商品の販売状況に関する情報を各部門からのリクエストに応じて手動で抽出・加工していました。このプロセスは時間も労力もかかり、しかも得られる情報は定型的で柔軟性に欠けていました。また、関連企業が多数あり、商品カテゴリーやシリーズも多岐にわたる中で、必要な情報を適切なタイミングで、求める視点から分析することが困難でした。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するために、同社は情報分析ツールのDr.Sum EAを選定しました。このツールの導入により、各部門が自由にデータを参照し、必要に応じて分析できる環境が提供されました。さらに、Dr.Sum EAはサーバーライセンスによる定額制であるため、広範囲な展開が可能となりました。これにより、経営層から各部門に至るまで、迅速かつ効果的なデータ分析が実現しました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sum EAの導入により、同社のデータ分析プロセスは劇的に改善されました。各部門は、販売データから売れ筋商品の分析、新商品の開発、リニューアル時の選定基準の策定など、多岐にわたる業務でこのツールを活用しています。特に、市場の変化や顧客ニーズの動向を迅速に把握し、それに基づく意思決定を行うことが可能になり、業界内でのトップクラスのポジションを確立する原動力となりました。この導入事例のポイント
- 大量データの集計コントロールが難しく、システム部門に大きな負荷がかかっていた
- ERPパッケージソフトとの親和性の高さを評価し、「Dr.Sum」を導入
- ツールを導入した結果、集計が短期化され、システム部門の作業負荷が軽減された
製品を導入することになった背景
明治34年創業の総合塗料メーカー、神東塗料株式会社は、情報の多角的分析による競争力の強化を図るため、使いやすいデータ集計・分析基盤の構築を決意しました。特に、営業部門などの現場がスムーズにデータを利用できる環境を整えることが、全社的な情報活用の推進と業務効率の向上に直結するとの認識から、この導入が進められました。導入前に企業が抱えていた課題
神東塗料株式会社では、システム部門が基幹システムからデータを抽出し、約600種類の紙ベースの帳票を全社に配布するという手間がありました。この集計作業には多くの時間が必要で、システム部門に大きな負担がかかっていました。また、必要なデータを迅速に取り出すことができず、業務の遅延が生じていました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するために、現場のスタッフが簡単に使用でき、ERPパッケージソフトとの親和性が高い製品の導入が検討されました。その結果、データの抽出・集計のスピードアップと、システム部門の作業負荷の軽減が図られ、業務の効率化が計画されました。製品の導入により改善した業務
製品の導入により、営業部門の予実管理や在庫管理の徹底、検査部門のデータ確認など、集計・分析作業が多角化しました。また、集計作業の短期化とシステム部門の作業負荷軽減が実現し、同一の社内データを基にした意思疎通が円滑に行われるようになりました。具体的には、2013年度の集計回数が7万回に達し、営業部門では予実管理の必須ツールとなりました。この導入事例のポイント
- 既存のERPシステムの刷新に伴い、BIツールの再検討も行うことになった
- 扱いやすい操作性と豊富な機能が搭載されている点を評価し、「Dr.Sum」を導入
- GUIによる高い操作性により、レポート開発期間の短縮を実現することが出来た
製品を導入することになった背景
大阪有機化学工業株式会社は、導入から10年を経たERPシステムと第1世代のBIツール、データウェアハウスの刷新を検討していました。この中で、第2世代のBIツールを導入することを決定し、分析基盤としてDr. Sumを採用しました。導入前に企業が抱えていた課題
第1世代のBIツールを使用していた際、新たな種類のデータ抽出の依頼があると、プログラムを書いてアプリケーションを作成し、データを抽出する必要がありました。これにより、システム開発に多くの時間がかかり、システム開発担当者の作業負荷が増大していました。導入前の課題に対する解決策
FlexProcessとDr.Sum EAの連携を試用し、操作性や豊富な機能を評価しました。この結果、Dr.Sum EAの採用を決定しました。Dr.Sum EAは、GUIでの開発が可能であり、開発期間を短縮することができる点や、複数のテーブルを結合して一つの画面で情報を見ることができる点が評価されました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、原価計算結果の詳細チェックを1クリックで実現することができるようになりました。以前は数日かけて作成していた資料が、1クリックで作成可能となり、原価の詳細チェックもほぼ1日で完了することができるようになりました。また、一元化されたデータを使用しての集計により、すべての担当者が同じ集計結果を参照できるようになりました。この導入事例のポイント
- 既存のBI環境は用途ごとの使い分けており、その使い分けに手間がかかっていた
- 様々な分析要求に応える全社BI基盤を構築できる点を評価し、「Dr.Sum」を導入
- 分析要求に応えるBI基盤ができ、ビジネス状況をタイムリーに把握できるようになった
製品を導入することになった背景
明治フレッシュネットワーク株式会社は、食品卸売業界の競争が激化する中、販売促進力の強化を目指していました。そのため、データ活用の基盤となるビジネスインテリジェンス(BI)環境の見直しを考え、データ活用/情報分析ツール「InfoFrame Dr.Sum EA」の採用を決定しました。導入前に企業が抱えていた課題
既存のBI環境では、定型帳票と非定型検索のシステムを使い分ける必要があり、その使い分けに手間がかかっていました。特に非定型検索を行うツールは高いスキルが必要で、複雑な分析を行う際には情報システム部がデータ抽出から帳票作成まで対応する必要がありました。さらに、システム基盤の老朽化やリレーショナルデータベースのパフォーマンスの影響で、大量データの抽出処理に時間がかかり、情報活用が難しくなっていました。導入前の課題に対する解決策
「InfoFrame Dr.Sum EA」は、定型、非定型の分析要求に応える全社BI基盤を構築できるツールです。直感的で使いやすいGUIを持ち、利用者が自由に分析軸を変えたり、テーブルを作成することができます。これにより、営業担当者も自身でデータ分析を行い、報告書や提案書などに活用することが可能となりました。製品の導入により改善した業務
「InfoFrame Dr.Sum EA」と「NEC Cloud IaaS ハイアベイラビリティ(HA)」の組み合わせにより、データの検索パフォーマンスが大幅に向上しました。これにより、拠点ごとの制限を撤廃し、全社的に同じ指標を見ながらビジネスの状況をタイムリーに把握することができるようになりました。また、営業担当者が自由な切り口での分析や帳票作成が可能となり、年間販売実績のデータ抽出も従来の約10分の1の速さで完了するようになりました。この導入事例のポイント
- 基幹システムの売上データを見える化と帳票の標準化を実現したいと考えていた
- Access程度の知識で開発できる容易さを評価し、「Dr.Sum」を導入
- 導入の結果、ドリルダウン/ドリルアップでデータの見える化を実現することができた
製品を導入することになった背景
株式会社キシヤは、基幹システムの導入と同時に構築したDWHシステムが、帳票作成に高度な知識を必要とするなど使い勝手が悪く、5年間ほとんど活用されていない状況でした。このため、使いやすさを重視し、Accessが操作できる程度の知識で開発可能で、Excelよりも簡単に使える新しいデータ分析基盤の導入が求められました。導入前に企業が抱えていた課題
株式会社キシヤは、既存のDWHシステムが使いにくいため、データの見える化が困難で、帳票の標準化も進んでいませんでした。また、帳票作成には高度な知識が必要で、現場の担当者がスムーズにデータを活用できないという課題がありました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するため、株式会社キシヤはDr.Sumを導入しました。Dr.Sumは、Accessレベルの知識で開発が可能で、Excelよりも簡単に使える点、そして導入から運用までのサポート体制が整っている点が決め手となりました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、株式会社キシヤは帳票開発が容易になり、生産性が向上しました。また、データを見える化することで、情報システム部門の作業負担が50%削減され、データ活用に対する社員の意識改革が推進されています。さらに、Dr.Sumの機能を活用し、帳票をコピーして横展開することが可能になり、効率的なデータ管理が実現しました。この導入事例のポイント
- 商品と取引先情報を組み合わせてデータ入力したいが、現行の環境では対応出来なかった
- 項目追加と一括編集が容易である点を評価し、同社の「Dr.Sum」を導入
- 経営分析上は必要となるデータを一括登録できるようになり運用効率が向上した
製品を導入することになった背景
株式会社クレストでは、日々の営業状況を迅速に集計・分析する必要があり、取引条件の変動や相場の変化に対応する経営上の課題がありました。特に、データ入力やデータ項目の追加における現行オフコン環境の柔軟性の不足が問題となっていました。これに対処するため、同社はDr.SumとSVFの導入を選択しました。導入前に企業が抱えていた課題
クレストは、取引先や商品の多様性により、集計軸の追加や経営への迅速な報告が求められていました。しかし、データの正規化がされておらず、オフコン環境ではデータの抽出が困難で、業務部門が手作業でデータ加工を行う必要がありました。これにより、本来の業務に集中できない状況が生じていました。導入前の課題に対する解決策
オフコンのリプレイスに伴うリスクを避けるため、クレストはDr.Sumを導入し、オフコン自体のデータ構造やプログラムロジックを修正せずに、分析用の統合データベースを実現しました。これにより、営業報告の迅速化や、自動レポート作成など、営業現場の効率化が図られました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、営業報告業務の迅速化や取引先提出レポートの自動作成が実現され、営業現場の「仕組み化」に貢献しました。また、オフコンの外側で出荷指示出力システムをSVFで実現し、事業継続性リスクへの対応と出荷指示出力の標準化が図られました。これにより、数分でレポートを作成できるようになり、売上単価推移や相場価格と小売価格の比較分析などの売上報告も迅速に行えるようになりました。この導入事例のポイント
- 運用コストを抑えながらも、BIツールをより使いやすくしたいと考えていた
- サーバーライセンスであるため初期投資で全社展開が可能な「Dr.Sum」を導入
- 百万件ある販売実績データから1年分のデータを数秒で集計、抽出ができるようになった
製品を導入することになった背景
株式会社イノアック住環境は、SAPに蓄積された実績データを「業務ユーザー自身で自立的に使いこなせる」環境を目指しておりました。しかし、従来のBIツールでは新たな分析データが必要になる度、データ抽出のためのプログラム開発を外部に委託する必要があり、データ活用のための環境作りや運用がITベンダーに依存する状況でした。このような状況を改善するため、Dr.Sumの導入を決定しました。導入前に企業が抱えていた課題
株式会社イノアック住環境は、運用コストを抑えつつ、BIツールをより使いやすくする必要がありました。6年分の実績データ数百万件から1年分のデータを抽出・集計するのに10分程度の時間がかかり、全社員にBIツールのライセンスを配布する必要がありました。また、新たな分析データが必要になると、改修コストが発生し、集計結果が返ってくるまで時間もかかりました。導入前の課題に対する解決策
解決策として、Dr.Sumが選ばれました。その理由は、表計算ソフト程度の操作で業務部門が必要とする情報を自身で抽出・集計できる点、集計に特化した独自の処理機構により高速集計処理を実現できる点、そしてサーバーライセンスであるため初期投資で全社展開が可能である点です。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、業務部門の代表者が集計定義の作成方法を2ヶ月で習得し、所属部門への教育が行われました。6年分の販売実績数百万件から1年分のデータを数秒で集計抽出することが可能になり、業務が大幅に効率化されました。さらに、分析に必要なデータ抽出や集計定義作成が業務部門で自立的に行えるようになり、業務の進行がスムーズになりました。この導入事例のポイント
- 各部門別にレポートを作成しており負担がかかっていた為、改善が必要だった
- 高度な専門性が不要でレポート設計が容易である点を評価し、「Dr.Sum」を導入
- ツールを導入した結果、ユーザーのセンスやひらめきで多様な分析が可能になった
製品を導入することになった背景
オフィス家具や文具・事務用品の製造・販売を行うプラス株式会社 ステーショナリーカンパニーは、2009年の組織変更に伴うシステム刷新を機に、BI基盤の構築を実施しました。レポートが紙ベースであり、データの活用範囲が実績の確認にとどまっていたため、情報システム部に多くの負担がかかっていました。導入前に企業が抱えていた課題
IT部門は、営業やマーケティング、製造などの部門ごとにレポートを作成するのが負担でした。ユーザー側でデータの切り口を変えて分析したい場合、IT部門が対応する必要がありました。また、Accessを利用していた時期には、ユーザーが古いデータを使用して分析することがあり、情報のリアルタイム性が欠けていました。導入前の課題に対する解決策
高度な専門性が不要なOLAPキューブの設計や、集計・検索スピードの高いパフォーマンスを持つBIツールを導入することで、ユーザー人数の増減がコストに影響しないサーバーライセンスを選択しました。これにより、設計の容易さや使い勝手の良さを実現しました。製品の導入により改善した業務
ユーザーが自らツールを活用してデータを分析することで、紙ベースのレポートが不要になりました。マーケティング部などのユーザーは、多様な分析が可能となり、AWSでの運用も実現し、運用やハードウェア保守の負担が軽減されました。従来の実績の確認から、データの分析へと業務が変わり、より具体的な分析が可能となりました。この導入事例のポイント
- 販路や商品の種類が拡大していく中で、現場主導のデータ活用を目指す必要があった
- ユーザーフレンドリーな操作環境を提供することが出来る「Dr.Sum」を導入
- ツールを導入した結果、業務の担当者による自発的なデータ活用が加速された
製品を導入することになった背景
株式会社味の兵四郎は、データに基づいた正確な業務推進を目指し、現場主導のデータ活用に注力していました。しかし、従来のBIツールは操作が複雑で、全社員が活用するには障壁がありました。特に、データを抽出する際の専門知識要求や、限られたライセンス数による利用者の制限が課題でした。これらの問題を解決し、より効率的なデータ活用を実現するために、新たなソリューションが必要とされました。導入前に企業が抱えていた課題
株式会社味の兵四郎は、販路の拡大と商品ラインナップの多様化に伴い、正確なデータ分析が必要とされていました。しかし、既存のBIツールはユーザーが自らデータの結合を行う必要があり、またライセンス数に限りがあったため、利用できる社員が限られていました。これにより、データに基づく迅速な意思決定が困難となり、業務の効率化が妨げられていました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するため、株式会社味の兵四郎は「Dr.Sum」を導入しました。Dr.Sumの特徴は、Excelインターフェイスの採用によるユーザーフレンドリーな操作環境と、サーバーライセンスの採用によるユーザー数の制限解消です。これにより、従来のBIツールが抱えていた操作の複雑さや利用者数の問題が解消され、全社員がデータを自由に活用できる環境が整いました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、株式会社味の兵四郎では、業務の担当者自身がデータの検索や集計、分析を行うことが可能となり、現場主導のデータ活用が加速しました。特に、Excelインターフェイスによる操作の容易さが、BIツールへの心理的な抵抗を減少させ、データに基づく迅速かつ正確な意思決定を実現しました。さらに、データ活用のステップアップを図り、PDCAサイクルの効率的な回転を目指しています。この導入事例のポイント
- 分析情報の作成に人手と時間がかかるため、情報の鮮度・提供スピードに課題があった
- 操作性と管理者にストレスがかからない運用が可能な点を評価し同社のツールを導入
- ツールを導入した結果、 月間90時間以上の労働コストを削減することができた
製品を導入することになった背景
株式会社スノーピークは、情報活用のレベル向上を図る中で、従来の手作業によるデータ分析では時間がかかりすぎ、情報の鮮度が損なわれる問題に直面していました。特に、資料提供までに2~3日かかることがあり、月末の作業集中時には帳票作成に追われ、タイムリーな情報提供が困難でした。これらの課題を解決するため、同社はBIツール「InfoFrame Dr.Sum EA」の導入を決定しました。導入前に企業が抱えていた課題
スノーピークが抱えていた主な課題は、分析情報の作成に多大な人手と時間が必要であること、新規帳票の開発や仕様変更に伴うコストと期間が長引き、分析ニーズの変化に迅速に対応できないことでした。また、分析業務に携わる部門・社員の増加により、多様な情報分析ニーズに応えることが求められていました。導入前の課題に対する解決策
解決策として、スノーピークは操作性が良く、ライセンス費用が利用者数に依存しない「InfoFrame Dr.Sum EA」を選択しました。このツールは、利用者にストレスがかからない操作性を提供し、管理者もストレスなく運用できる点が評価されました。また、サーバーライセンスであるため、ビジネスの成長に合わせて利用者が増えてもコストが増大しないというメリットもありました。製品の導入により改善した業務
製品の導入により、情報活用レベルが向上し、新たな分析ニーズに対応した分析帳票を迅速に開発できるようになりました。具体的には、月間90時間以上の労働コスト削減、年間約170万円強のコスト削減効果が実現しました。また、新規帳票作成時のシステム改修コストが大幅に削減され、データに基づく迅速なアクションが可能となり、業務効率が大きく向上しました。この導入事例のポイント
- 年間に必要な資金の目標額を着実に達成するために予実管理の強化が必要だった
- フレキシブルなデータ活用・分析を実現する手段として「Dr.Sum」を導入
- クレジットカードなどの申し込みベースの集計を元に、入金を予測できるようになった
- ユーザーによるデータ分析の定着により、レポート作成の負荷を以前の1/5以下に軽減
製品を導入することになった背景
認定特定非営利活動法人 国境なき医師団日本は、中立・独立・公平な立場で国際的な医療・人道援助を行う団体で、その活動資金は一般個人や法人からの寄付によって支えられています。日本事務局では、援助活動に必要な資金を確実に調達するための予実管理を行っており、その中でBIの導入を検討していました。ウイングアークからの提案として、Dr.Sumや保守サービスの無償提供があったことが導入の背景となります。導入前に企業が抱えていた課題
国境なき医師団日本は、年間の資金目標額を確実に達成するための寄付募集に関する予実管理の強化が必要でした。特に、使途を指定した寄付に関しては、活動予測資金を超える寄付を受け付けないポリシーを持っていたため、いつ寄付募集を終了すべきかが大きな課題でした。また、基幹システムからのデータ収集が自由度が低く、アドホックなデータ分析を行う際には煩雑な操作が必要でした。導入前の課題に対する解決策
マーケティングや資金調達の担当者がフレキシブルにデータを活用・分析できるようにBIを導入することを検討しました。この中で、ウイングアークからDr.Sumおよび保守サービスの無償提供の提案を受け、これを解決策として採用しました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、担当者自身がフレキシブルにデータ分析を行うことが可能となり、業務効率が大幅に向上しました。特に、エンドユーザー自身によるデータ分析の定着により、レポート作成の作業負荷が以前の1/5以下に軽減されました。また、クレジットカードなどの申し込みベースの集計を元に、未来の入金を簡単かつ正確に予測することができるようになりました。この導入事例のポイント
- Excel VBAで行っていた日次在庫状況の可視化にかかる時間を短縮したかった
- 様々なデータ検索目的に対応できる汎用性を評価し、「Dr.Sum」を導入
- 任意の切り口で必要な情報を必要な時にタイムリーに集計できるようになった
製品を導入することになった背景
京セラメディカル株式会社は、人工股関節や歯科インプラントなどの医療材料・医療機器を手掛ける国内のトップメーカーです。欧米のメーカーとの競争を勝ち抜くため、営業力の強化が求められました。この背景から、Dr.Sumの導入を決定し、日々の売上実績や経費の見える化を実現しました。導入前に企業が抱えていた課題
京セラメディカル株式会社は、市場での競争が激しく、特に欧米系のメーカーが大きなシェアを持っていました。また、営業活動に必要な情報が日々変化し、多種多様な資料作成要望が寄せられていました。在庫販売システムでは高度な分析機能が実装されておらず、ビッグデータを扱う際のシステムへのパフォーマンスや業務への支障というリスクも考慮しなければなりませんでした。導入前の課題に対する解決策
データ活用に特化したソリューションとして、Dr.Sum EAを評価し導入を決定しました。サーバーライセンスでユーザー数の制約がなく、外出先の営業担当者ともタイムリーに情報を共有できるようになりました。また、Dr.Sum EAの高速集計エンジンを活用して、大量のデータを効率的に集計し、タイムリーな意思決定をサポートしました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sum EAの導入により、営業活動の見える化を進めることができました。分析能力の向上、集計リードタイムの短縮、業務効率化、資産運用の効率化など、多岐にわたる業務改善が実現されました。また、市場トレンドの分析や、経営や業務の改善に向けた取り組みも強化され、全体として業務品質が向上しました。この導入事例のポイント
- 既存のBIツールは操作が難しく、要件に応えるレポートをシステム部門が用意していた
- 操作性の高いユーザビリティとより詳細な分析を行える点を評価し、同社のツールを導入
- 導入の結果、利用者が見たいデータを自由に表示し簡単に分析できるようになった
- レポートの数を1/10以下に集約し、システム部門の作業負荷を大幅に軽減できた
製品を導入することになった背景
DSP五協フード&ケミカル株式会社は、外資系ベンダーのBIツールを使用していましたが、営業部門の担当者が使いこなすにはハードルが高く、システム部門が個別要件に応じたレポートを用意する必要がありました。その結果、300種類以上の似たようなレポートが乱立してしまいました。導入前に企業が抱えていた課題
既存のBIツールは営業部門が直接利用するには操作が難しく、システム部門が個別要件に応じたレポートを用意する必要がありました。これにより、300種類以上の似たようなレポートが乱立し、どのレポートに知りたい情報が載っているのかを判断するのが難しくなっていました。導入前の課題に対する解決策
日本企業の感覚に合った国産BIツールの導入を検討しました。利用するユーザーの数に制約されないサーバーライセンスと、誰もが容易に操作できるDatalizer for Web、そして詳細な分析を行えるDatalizer for Excelの2つのインターフェイスを提供することで、より効果的な分析環境を実現しました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、営業部門の利用者はお客様や商品などのデータを自由に表示し、簡単に分析することができるようになりました。Datalizer for Excelを使用することで、経営管理や業務分析などの詳細なレベルの分析も可能となりました。レポートの数は1/10以下に集約され、システム部門の個別対応やメンテナンスの作業負荷も大幅に軽減されました。この導入事例のポイント
- CRM/SFAのリプレースに際し、全ユーザーが活用できるBIツールを求めていた
- 全員で利用できるサーバーライセンスで操作が分かりやすい、同社のツールを導入
- ツールを導入した結果、各ポジションで業務に必要なデータを出力できるようになった
製品を導入することになった背景
あすか製薬株式会社では、従来のCRM/SFAに付随したBI機能を使用していましたが、そのBI機能はCRM/SFAに特化しており、データ分析の自由度が低かったです。また、検索速度も理想的なパフォーマンスに達していなかったため、CRM/SFAのリプレースを機に、新しいBIツールであるDr.Sumを導入し、独立したBI環境を構築することを決意しました。導入前に企業が抱えていた課題
あすか製薬株式会社が以前利用していたBI機能はCRM/SFAに付随していたため、ユーザーの自由度が低く、検索パフォーマンスも不十分でした。そのため、社内の全ユーザーが効果的に活用できるBIツールの導入を求めていました。導入前の課題に対する解決策
新しいBIツールとしてDr.Sumを導入することで、既存のCRM/SFAのBI機能で提供されていたレポートを再現することができました。また、複雑なデータ集計や分析にも十分に対応できることが確認され、全員が利用できるサーバーライセンスも導入のポイントとなりました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、企画担当者は自由度の高いデータ分析を行い、事実に基づいた営業戦略を立てることができるようになりました。また、管理職は自組織の活動実績を全支店の集計データと比較して報告書を作成することができるようになりました。MRも、売上伝票から高度な分析まで、個々のニーズに応じて迅速に対応できるようになりました。この導入事例のポイント
- 新星堂の子会社化に伴い業務オペレーションの一本化が求められ、対応が必要だった
- スムーズな業務オペレーションを実現するために同社のBIツールを導入した
- 「Dr.Sum」で統合したデータを発注システムに連携させて業務を効率化できた
製品を導入することになった背景
株式会社ワンダーコーポレーションは、2013年2月に同業種の株式会社新星堂を子会社化し、直営店舗を300店以上に拡大しました。この拡大に伴い、新たなデータ統合基盤の構築が求められました。特に、新たにグループに加わった子会社との業務の融合を進める中で、企業文化の違いから、既存の基幹システムを一方的に押し付けることが難しくなるとの懸念が浮上しました。導入前に企業が抱えていた課題
新星堂の子会社化により、業務オペレーションの一本化が必要となりましたが、既存の基幹システムにデータ統合の仕組みを追加・実装することが困難でした。また、エンドユーザーが主体的にデータを分析・活用することを求める中、システムサポートグループに依存する現状が問題となっていました。導入前の課題に対する解決策
Dr.Sumを使用して、統合したデータを発注システムに連携させることで、スムーズな業務オペレーションを実現しました。データ分析の結果をもとに、売れ筋の予測、在庫の最適化、お客様の嗜好の変化を捉えた品揃えの強化やレコメンデーション、店舗作り、新しいエンターテインメント商品の企画・提案などの施策に活用する方針を採用しました。製品の導入により改善した業務
新星堂が保有していたDr.Sumのライセンスをワンダーコーポレーションに移管し、有効に活用することができました。これにより、マーチャンダイザーは過去の販売履歴や各店舗の販売状況、商品の予約状況などのリアルなデータを参照しながら、的確な商品発注をタイムリーに行うことが可能となりました。この導入事例のポイント
- Excelを利用していたが、分析に至る前の下準備が煩雑で時間を要していた
- ユーザーフレンドリーな操作環境を提供してくれる点を評価し、同社のツールを利用
- 導入の結果、データの下準備の作業を自動化し、煩雑な手間を削減することができた
製品を導入することになった背景
株式会社ディーアンドエムホールディングス(以下、D&M)は、音響映像機器メーカーとしての地位を築いてきました。2005年からはDr.Sum EAを基盤とするBI環境の整備を進め、多岐にわたる業務での成果を上げてきました。現在では、業務部門が主体的にBI環境の活用を進めており、IT部門がそのサポートを行っています。導入前に企業が抱えていた課題
D&Mは、世界各国からの修理データをExcelで集計していましたが、データ件数が月間約数万件にも及び、Excelのキャパシティとパフォーマンスの限界に直面していました。また、データ分析の属人化という問題も存在しており、特定の人物が作成したExcelのマクロは他の人には理解できず、メンテナンスも困難でした。導入前の課題に対する解決策
D&Mは、社内で既に導入されていたDr.Sum EAを品質保証部での「Quality Report」の構築に利用することを決定しました。このBIツールを使用することで、大量のデータを効率的に処理し、分析結果を社内の多様な部門のマネージャーや担当者に提供することが可能となりました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sum EAの導入により、D&Mはデータ分析の自由度と柔軟性が大幅に向上しました。以前はExcelでのデータ処理に多くの時間を費やしていたが、その作業が自動化され、分析や原因追及に注力できるようになりました。また、過去10年分の不具合データが蓄積されているため、任意の期間の比較も容易に行えるようになりました。この導入事例のポイント
- 個別のシステムが導入され、煩雑なデータ入力など現場の負担増を招いていた
- データ集計・分析のフロントとなるBIツールとして「Dr.Sum」を導入
- 視点を変えたデータ集計を自在に行うことができるようになり、現場業務の負荷を軽減
製品を導入することになった背景
全国主要都市に251校の英会話スクールを展開する株式会社イーオンは、データに基づいた分析が全社レベルで行われておらず、売れ筋商品の認識に偏りがあったことから、正確なデータ分析の必要性を感じていました。特に、各スクールや部門で異なるデータ基準が用いられていたため、全社統一の分析基盤の構築が急務となりました。導入前に企業が抱えていた課題
株式会社イーオンでは、本部と5つの事業部、各スクールごとに異なるシステムが導入されており、煩雑なデータ入力が現場の負担となっていました。データの運用ルールが不明確で、全社的な統一が取れておらず、正確なデータ集計や分析が行えない状況でした。これにより、実際のニーズに合わない教育カリキュラムやスケジュールが提供される問題がありました。導入前の課題に対する解決策
この課題を解決するため、株式会社イーオンは日立ソリューションズと協力し、データ集計・分析のフロントとなるBIツール「Dr.Sum」を導入しました。このシステムは、CRMソリューションをベースに一元管理を目指し、全社横断での正確なデータ集計・分析を可能にし、教育カリキュラムやスケジュールの最適化を図ることができました。製品の導入により改善した業務
「Dr.Sum」の導入により、株式会社イーオンはデータを“正”とする全社共通ルールを確立し、生徒一人ひとりのライフサイクルに密着した情報管理が可能となりました。また、視点を変えたデータ集計により、提出物の作成が簡単になり、現場業務の負荷が軽減されました。さらに、営業現場の“思い込み”と実際の売れ筋とのギャップを明らかにし、生徒のニーズにより適切に応える商品構成の見直しが進められました。この導入事例のポイント
- 各担当者が作成する日報や月報など、様々なデータ加工に多大な工数が発生していた
- 自由な切り口でデータ分析・集計を行うことができる点を評価し、同社のツールを導入
- 導入の結果、日報・月報にかかっていた工数を月間330時間削減することが出来た
製品を導入することになった背景
丸善食品工業株式会社は、スープやエキスなどの天然調味料製造に力を入れ、業界での高い評価を得てきました。2008年にはERPへの移行を開始し、業界標準の業務プロセスを導入。2015年にはその範囲をさらに拡大し、Dr.SumとMotionBoardをBI基盤として活用し、全社横断の情報をタイムリーに取得する環境を構築しました。導入前に企業が抱えていた課題
丸善食品工業株式会社は、旧世代のWindowsをベースとしたスクラッチ開発のシステムを使用しており、新しいOSのバージョンアップに対応できない状況でした。また、基幹業務システムに蓄積されたデータの分析・集計には専用ツールがなく、AccessやExcelを使って個別に対応する必要がありました。導入前の課題に対する解決策
システムの古さとデータ分析の非効率性を解消するため、食品業向けERPパッケージ「スーパーカクテル デュオFOODs」を導入しました。このパッケージは食品業界の業務プロセスに特化しており、多くの導入実績がありました。さらに、BIツールの導入を通じて、データ分析・集計の効率化を図りました。製品の導入により改善した業務
製品の導入により、見積から受注、引当、出荷、売上に至る販売管理業務が効率化され、業務のスピードアップが実現しました。また、BIツールの活用により、エンドユーザーが自由にデータ分析・集計を行い、全社統一の指標での予実管理や迅速な意思決定が可能となりました。さらに、原価管理も効率化され、原材料の相場変動などの影響を考慮した売上単価の試算や損益分岐点の分析が行えるようになりました。この導入事例のポイント
- 370種類を超える定型レポートの作成が負担になっており、対応が必要だった
- BIの知識がなくても戸惑わない直感的な操作性を評価し、同社のツールを導入
- 導入の結果、作業負担を強いられていた定型レポート作成の負荷の軽減を実現できた
製品を導入することになった背景
株式会社ドールは、青果物の生産と販売において、品質管理と販売計画の着実な実行を重視しています。特に、鮮度が命のフルーツを取り扱う同社にとって、過剰な在庫を抱えずに計画通りに商品を販売することが極めて重要です。しかし、週ごと、ピリオドごと、年間と、複数のタイミングで370種類以上もの定型レポートを作成する作業は、担当者に大きな負担を強いていました。このような状況を改善し、業務効率化を図るために、同社はBIツールのDr.Sumを導入することを決定しました。導入前に企業が抱えていた課題
株式会社ドールは、多彩な商品展開を進める中で、正確な実績把握が必要とされていました。しかし、370種類を超える定型レポートの作成は、社員にとって大きな負担となっていました。特に、週ごとのレポートは月曜日の定例ミーティングまでに完成させなければならず、担当者は月曜日を休むことができないという状況が続いていました。このような状況は、社員の働き方にも影響を及ぼしていました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するために、株式会社ドールはDr.Sumを導入しました。Dr.Sumは、サーバーライセンスにより全社展開が可能で、BIの知識がなくても直感的な操作が可能なツールです。また、Dr.Sum Connectを利用することで、外部データの連携も可能になりました。これにより、定型レポートの作成負担が大幅に軽減され、データの提供がより迅速かつ正確に行えるようになりました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、株式会社ドールでは業務プロセスが大きく改善されました。現在、200名近い社員がDr.Sumを利用し、実績の把握スピードが向上しました。また、定型レポート作成の負担が軽減され、月曜日のプレッシャーから解放されたことで、社員の働き方が改善されました。さらに、Dr.Sumのデータを基に、より高度な分析が可能となり、ビジネス戦略の策定にも寄与しています。この導入事例のポイント
- 既存のデータウェアハウスの処理性能が限界に達しており、対応が必要だった
- 大規模データを高速処理するDr.Sumのパフォーマンスを評価し同社のツールを導入
- 導入の結果、データ抽出および集計のレスポンスを十数分から4秒に短縮できた
製品を導入することになった背景
日本有数のばねメーカーである日本発条の販売子会社、日発販売株式会社は、データドリブンの考え方を徹底してビジネスを支えてきました。しかし、2000年初頭に導入したデータウェアハウスが、データ量の増大やデータ連携の複雑化により、レスポンスの低下を招いてしまいました。これにより、データの抽出・集計に長時間を要する状況が発生し、現場からの不満が増加。これを解消するため、より高速で使い勝手の良いデータ活用・分析基盤の導入が必要とされました。導入前に企業が抱えていた課題
日発販売株式会社は、既存のデータウェアハウスのレスポンス低下に直面していました。データ抽出・集計に十数分から1~2時間も要する状況で、現場の作業効率と意思決定のスピードが大きく阻害されていました。また、エンドユーザー用のBIツールの自由度の低さと扱いづらさも、大きな課題となっていました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するため、日発販売株式会社はウイングアークのDr.Sumを導入することを決定しました。Dr.Sumは、実データを用いたデモでその高いパフォーマンスを証明。特に、データ抽出・集計のレスポンス時間を大幅に短縮できる点が評価されました。また、ユーザーのニーズに応じてDatalizer for WebやDatalizer for Excelなど、異なるインターフェイスを使い分けることが可能です。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、データ抽出・集計のレスポンスがわずか4秒に短縮され、売上や在庫など多岐にわたる項目の柔軟な集計が実現しました。これにより、データのスピーディーな並び替えが可能となり、ユーザーの思考を止めることなくデータ分析を支援。BIツールの操作性の向上により、ユーザーからの満足度も高まりました。さらに、MotionBoardの導入により、経営層向けのダッシュボードの提供やデジタルサイネージとしての活用が拡がり、ビジネスの迅速な意思決定を支えています。この導入事例のポイント
- MRの情報力強化とホストシステムによる販売データ管理の制約に対応する必要があった
- お付き合いのある会社の紹介で、自社要求に適合していた同社のツールを導入
- 導入の結果、予算目標に対する課題の可視化とレポート作成の業務効率化を実現できた
製品を導入することになった背景
三笠製薬株式会社では、ビジネスの中核を担うMR(医薬情報担当者)の活動を支えるため、医療機関からの処方箋がどの調剤薬局でどれくらい販売されているかというデータが必要でした。しかし、現場からの多様なデータ要望に応えることが困難で、データの集計・加工に多くの時間を要していました。この課題を解決するため、いつでもどこでもリアルタイムで販売データを分析できる環境の整備が必要とされ、Dr.Sumの導入が決定されました。導入前に企業が抱えていた課題
三笠製薬株式会社のMRは、医薬品の販売データをリアルタイムで分析する必要がありましたが、既存のホストシステムではデータ管理に制約があり、必要な情報をタイムリーに得ることができませんでした。特に、21時以降はシステムが利用できなくなるため、翌日の訪問予定を立てることが困難でした。また、データの分析作業には多くの時間が必要で、効率的な業務遂行が求められていました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するために、三笠製薬株式会社はDr.Sumを導入しました。Dr.Sumは、iPadでも利用可能で、リアルタイムに近い販売データの分析を可能にするため、MRの情報環境が大幅に改善されました。また、Dr.Sumの導入により、新しいビューを定義する作業が数分で完了するなど、データ分析の効率化が図られました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、三笠製薬株式会社のMRは、リアルタイムに近い販売データを分析し、より迅速な意思決定を行うことが可能になりました。また、毎月数週間かかっていたレポート作成作業が解消され、業務効率が大幅に向上しました。さらに、Dr.Sumを利用することで、各MRが自由な切り口でデータ分析を行えるようになり、ビジネスの迅速な展開が可能になりました。この導入事例のポイント
- 情報の中から必要なデータを抽出、集計する業務に多大な労力と時間がかかっていた
- 大量のデータを蓄積・高速処理するプラットフォームを評価し「Dr.Sum」を導入
- データをスピーディーに集計し、さまざまな切り口から分析を行うことが可能になった
製品を導入することになった背景
一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)は、楽曲の利用データを集計・分析するための効率的な方法を模索していました。デジタルトランスフォーメーションの一環として、膨大な量の楽曲利用データの管理と分析の効率化が必要でした。特に、音楽配信の変化によりデータ量が急増し、従来の方法では作業に多大な労力と時間がかかることが課題でした。このような状況を背景に、JASRACはデータ集計・分析基盤の強化を図ることを決定しました。導入前に企業が抱えていた課題
JASRACは、楽曲の利用実績情報を基に著作物使用料を権利者に分配しており、特に音楽配信におけるデータ量の増加が課題となっていました。年間10億件を超えるデータのレコード数と、1億件以上の分配明細データを管理する必要があり、従来の手法ではデータの抽出から集計までに膨大な時間が必要でした。また、新しいサービス形態に対応するためのシミュレーション実施や、データの精度チェックなど、複雑な作業が求められる状況でした。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するため、JASRACはウイングアークの「Dr.Sum」を導入することを選択しました。Dr.Sumは、膨大なデータを蓄積し高速に処理するプラットフォームとして、JASRACの要件に合致していました。また、Microsoft Excelからのデータ参照や集計・分析・作表が可能な「Datalizer for Excel」も導入の決め手となりました。セキュアなオンプレミス環境での稼働や、ライセンスコストの面でもニーズに適合していたことが、選定理由です。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、JASRACはデータ分析を柔軟に、かつ迅速に行うことが可能となりました。データポータルの構築に成功し、役職員が独自の視点でデータを動的に参照できるようになり、レポートのペーパーレス化も実現しました。さらに、Dr.Sumで集計したデータを外部に公開することで、JASRACの運営の透明性が向上しました。今後は、データの民主化を進め、さらなるデータ活用の拡大を目指しています。この導入事例のポイント
- 授業評価アンケートのレポート作成に時間と工数がかかる為、課題に感じていた
- 計算式や分析を自由に設計できる使いやすさと高いサポート力を評価し同社ツールを導入
- ツールを導入した結果、能動的学修を実現するための分析基盤を確立することができた
製品を導入することになった背景
日本医科大学では、学生証を兼ねたICカードを利用して、出欠データや授業評価データを「授業評価アンケートシステム」に蓄積していました。しかしながら、一部の担当者しかアクセスできず、レポート作成に多くの時間と工数がかかるという課題がありました。そのため、集計・分析プラットフォームとしてDr.Sumを採用し、授業の改善に向けたPDCAサイクルを効率的に回す仕組みを確立しました。導入前に企業が抱えていた課題
授業評価アンケートシステムは、一部の担当者しかアクセスできない制約があり、レポート作成に時間と工数がかかっていました。また、配布されたレポートがどれだけ活用されているのかも把握することができませんでした。導入前の課題に対する解決策
使いやすさと高いサポート力を持つDr.Sumを導入することで、計算式や分析を自由に設定できる柔軟性を得ることができました。3ヶ月という短期間での導入が可能で、担当授業の評価が明確になり、教員に安心感をもたらしました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、約500名の教職員が担当した授業の評価データに自由にアクセスできるようになりました。これにより、授業に対する評価の指標が明確になり、安心感が生まれました。また、学生のアンケートに基づく評価データを見ることができるようになったため、教員のモチベーションの向上にも繋がりました。この導入事例のポイント
- データの追加が困難で、さまざまな角度での分析ができず、課題に感じていた
- 拡張性が高く、必要なデータを容易に追加できる点を評価し、同社のツールを導入
- 導入の結果、容易にデータを追加して、仮説検証を繰り返す基盤を実現することができた
製品を導入することになった背景
株式会社カーメイトは、市場の急速な変化に迅速かつ柔軟に対応する必要があり、過去のデータから未来を予測する重要性が高まっていました。特に自動車業界のEV化、コネクテッド、シェアー、自動運転というキーワードが市場を活性化させる中、情報の活用が不可欠となり、ICTツールの強化が求められていました。これらの要因が、新しいBIツールへの移行のきっかけとなりました。導入前に企業が抱えていた課題
導入前、株式会社カーメイトは既存のBIツールにおいて、サーバーの老朽化や集計処理の性能不足、特に月初の集計処理に半日かかるなどの問題を抱えていました。また、新しいデータの登録作業が煩雑で、追加が困難な点や、固定のデータしか分析できない制約もありました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するため、株式会社カーメイトはDr.SumとMotionBoardを選定しました。その決定理由は、高速な集計処理、クロス集計や条件設定、アクセス権限設定などの基本機能の充実、そしてWebブラウザーによる容易な操作性などが挙げられます。これにより、利用者からの様々なデータ追加要望にも柔軟に対応可能となりました。製品の導入により改善した業務
Dr.SumとMotionBoardの導入により、半日かかっていた集計作業が数分で完了するようになり、97%の利用者が効果を実感しています。また、管理職はレポート作成時間の短縮が可能となり、本来の業務により集中できるようになりました。さらに、データの種類が大幅に増え、以前は分析できなかった多様なデータを追加し、分析の幅を拡大することができました。この導入事例のポイント
- 既存のデータ活用環境は操作の自由度とレスポンスが低く、課題に感じていた
- 自由度の高いデータ検索が行える点を評価し、同社のBIツールを導入することを決定
- 導入の結果、データ検索、クロス集計画面の開発生産性が10倍以上に向上した
製品を導入することになった背景
紙製品の卸を主力事業としている大丸株式会社は、販売や仕入れの実績を確認し、営業活動をテコ入れするために、迅速なデータ検索・集計が必要でした。しかし、既存のデータ活用基盤はパフォーマンス不足や老朽化の問題で限界に近づいていました。導入前に企業が抱えていた課題
大丸株式会社の既存のデータ活用環境は操作の自由度が低く、ユーザーごとの要件に対応した検索・集計が難しかった。特定のデータの抽出には長いレスポンス時間が必要で、BIツールのユーザーライセンスは50人分しかなく、全員に提供することができませんでした。導入前の課題に対する解決策
ウイングアークのDr.Sum、Datalizer for Web、およびMotionBoardのBI製品群を導入することで、データ活用環境を刷新しました。これにより、データ検索・クロス集計画面の開発生産性を大幅に向上させ、将来のデータ分析基盤の発展も視野に入れることができました。製品の導入により改善した業務
製品の導入により、データ検索・クロス集計画面の開発生産性が10倍以上に向上しました。また、Datalizer for Webを使用することで、従来1~2時間かかっていたデータ検索・クロス集計画面の開発時間を数分に短縮することができました。これにより、ユーザーはデータを直感的にカスタマイズし、自分のニーズに合わせてデータを分析することができるようになりました。この導入事例のポイント
- 手作業で作成していた生産日報を電子化したいと思い、ツール導入を検討していた
- わかりやすい画面で設計が容易な点を評価し同社のBIツールを導入することにした
- ツールを導入した結果、データ分析を担当するIT部門の負荷軽減を実現できた
製品を導入することになった背景
南条装備工業株式会社は、生産実績データの精度向上と“見える化”を目的に、デジタル技術の導入を積極的に進めてきました。特に、生産ラインにおけるロボットやIoTシステムの早期導入に注力し、生産実績データの精度を高めるための施策を多数実施してきました。2013年、同社はデータを基にした迅速な意思決定を実現するため、BIツールの導入を検討し始めました。しかし、当時のデータ精度の問題から、一度は導入を見送りました。その後、データ精度の向上を実現したことで、再びBIツールの導入が現実的な選択となりました。導入前に企業が抱えていた課題
南条装備工業株式会社が直面していた主な課題は、生産実績データの精度が低く、信頼性に欠けることでした。このため、データに基づく正確な分析や迅速な意思決定が困難でした。また、データの収集や分析、可視化を効率的に行うための適切なツールが不足していたことも、大きな課題でした。これらの問題を解決するためには、データ精度の向上と、データを効果的に活用できるBIツールの導入が必要でした。導入前の課題に対する解決策
課題解決のため、南条装備工業株式会社は、生産実績データの精度向上を目指し、アメーバ経営の手法を取り入れた「アメーバ採算システム」の導入を決定しました。データ精度が向上したことで、BIツールの導入が再び検討され、多くの候補の中からウイングアークの「Dr.Sum」と「MotionBoard」が選ばれました。これらの製品は、ユーザーが自らダッシュボードを開発・変更できる点や、IT部門に依存せずに情報を取得できる点が評価されました。製品の導入により改善した業務
「Dr.Sum」と「MotionBoard」の導入により、南条装備工業株式会社は生産実績データのリアルタイムな収集・分析が可能になり、経営ダッシュボードや現場の掲示板にデータを表示できるようになりました。これにより、経営者の迅速な意思決定を支援し、生産現場での生産状況の確認や生産設備の異常監視などが効率的に行えるようになりました。また、経営ダッシュボードの導入により、データ分析に基づく迅速な意思決定が可能になり、業務改善や生産性向上に大きく寄与しています。この導入事例のポイント
- レポートの作成作業が、一部の担当者に集中しており、大きな負担となっていた
- 必要なデータをすぐに得られる点を評価し、同社のBIツールを導入することを決定
- データアクセスの方法がシンプルなメニュー操作に統一され、作業の手間が軽減された
製品を導入することになった背景
株式会社ニッコーは、国内トップクラスの販売実績を誇る鋼管専門問屋です。しかし、国内市場の需要拡大が難しい中、持続的成長を遂げるためには、自社の優位性を確立する必要がありました。そこで、データを活用したビジネスインテリジェンス(BI)の導入を決定。これにより、データ分析を簡素化し、業務効率を向上させることを目指しました。導入前に企業が抱えていた課題
ニッコーは、基幹システムからのデータ取得と分析に依存していましたが、これには限界がありました。特に、データ分析作業が少数の熟練者に依存しており、データの扱いに長けた人材への負担が大きく、効果的な情報資産の活用ができていませんでした。また、データアクセスの方法が統一されておらず、再現性に欠ける状況でした。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するために、ニッコーはウイングアーク1stのデータ基盤ソリューション「Dr.Sum」を導入しました。Dr.Sumは、日本語に対応しており、操作が容易であることから選ばれました。このシステムにより、ITシステムの知識がない従業員でもデータに簡単にアクセスし、分析・活用ができる環境が提供されました。製品の導入により改善した業務
Dr.Sumの導入により、データアクセスの方法が全社的にシンプルなメニュー操作に統一され、データの再現性が高まりました。これにより、営業の実績データの比較分析などが容易になり、全社の共通言語として機能し始めました。また、帳票のWeb開示により、紙の使用量が半減し、営業担当者の作業負担が軽減されました。これらの改善により、業務効率が大幅に向上しました。この導入事例のポイント
- 手作業でデータを作成しなくてはならず、システム部門に大きな負担がかかっていた
- スモールスタートでき、Excel感覚で開発ができる同社のBIツールを導入
- ツールを導入した結果、レポート作成の時間を、120時間/月程度削減できた
製品を導入することになった背景
株式会社TBSグロウディアでは、ショッピング事業の拡大に伴い、売上情報の集計・分析に多大な時間が必要とされていました。特に、番組や商品ごとの販売実績を迅速に把握する必要性が高まっていました。これに対応するため、情報システム部門は、効率的なデータ管理と迅速なレポート作成が可能なツールを求め、市場での比較検討を行いました。導入前に企業が抱えていた課題
TBSグロウディアのショッピング事業本部は、販売実績の集計・分析において、複数のデータソースからの情報収集とその分析に多くの時間を要していました。特に、全社会議前のレポート作成には1時間半程度、月間で約120時間の作業時間が必要で、情報システム部門に大きな負荷がかかっていました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するため、数社のBIツールを比較検討し、最終的に「MotionBoard Cloud」を選択しました。選定理由としては、スモールスタートが可能で、Excelに似た使い勝手の良さ、コーディング不要であること、そして価格面での優位性が挙げられます。この導入により、データ抽出からレポート作成までの作業が自動化され、大幅な時間削減が実現しました。製品の導入により改善した業務
「MotionBoard Cloud」の導入により、レポート作成時間が月に120時間程度削減され、スタッフは他の作業に集中できるようになりました。さらに、各部門で必要なデータを迅速に取得できるようになり、「待ち時間ゼロ」を実現。これにより、会社全体の意思決定プロセスがデータドリブンなものへと変化し、より迅速かつ正確なビジネス判断が可能になりました。この導入事例のポイント
- 商品開発やコンテンツ作成、注文状況や配達状況などの把握にデータを活用したい
- 社員の誰もがDr.Sumを利用できる環境を整備することで、社内のデータ活用を推進
- データ重視の文化が浸透し、データに基づく施策が会員登録数や売上の増加につながった
- リアルタイムでデータを把握・共有でき、受注制限などの適切な対応が可能となった
この導入事例のポイント
- 高精度分析でボトルネックを見つける必要性&迅速な稼働状況把握による適切な現場改善
- Dr.Sumを導入し、設備から取得した情報をリアルタイムで見える化した
- 出来高・稼働率のより詳細なデータ分析が可能となり、ボトルネックの解消へ
- リアルタイムで数値が見えるため、現場の意識改革・タイムリーな改善へとつながった
製品を導入することになった背景
日本特殊陶業株式会社は、各工場の生産設備からIoT技術を利用してデータを取得していましたが、そのデータの分析や活用まで進んでいなかったのです。生産性を向上させるために、現場でのデータの見える化が必要と感じられていました。導入前に企業が抱えていた課題
生産性を向上させるためには、精度の高い分析が必要であり、ボトルネックを特定することが求められていました。しかし、稼働状況の把握に多くの時間がかかり、現場での迅速な改善が難しい状況でした。導入前の課題に対する解決策
日本特殊陶業株式会社は、使い慣れたExcelフォーマットでの詳細なレポートの抽出や、設備から取得した情報をリアルタイムで見える化するためのソリューションとして、ウイングアークのBIダッシュボード「MotionBoard」とデータ基盤ソリューション「Dr.Sum Eモデル」を選択しました。製品の導入により改善した業務
製品の導入により、出来高や稼働率の詳細なデータ分析が可能となり、ボトルネックの解消が進みました。リアルタイムでの数値の可視化により、現場の意識改革が進行し、生産性の向上が実現されました。この導入事例のポイント
- Excelでの人件費の管理が困難になっていた&予実管理に多大な労力がかかっていた
- Dr.Sumを導入し、帳簿・予算・見込みデータを一元化/給与・社員情報をDB化
- 各事業の業績管理の工数削減・働き方変革・スピーディな経営意思決定の促進につながった
製品を導入することになった背景
特定非営利活動法人フローレンスは、親子の笑顔を守るために多様な社会問題を解決する活動を展開しています。2004年に設立され、現在では約700名のスタッフが所属しています。2019年にウイングアークから「Dr.Sum」と「MotionBoard」が寄贈され、これによりリアルタイムで業績を分析し、迅速な経営判断を下すことが可能になりました。導入前に企業が抱えていた課題
フローレンスは、事業が急成長し組織が拡大する中で、各事業部の業績管理に課題を抱えていました。特に、600人を超えるスタッフの人件費の管理がブラックボックス化していました。Excelで予算や見込みを作成していたため、報告書作成に多大な労力が必要でした。導入前の課題に対する解決策
このような状況下で、フローレンスは「Dr.Sum」と「MotionBoard」の導入を決定しました。これらの製品は、複数のシステムからのデータを統合できる能力を持っています。特に、管理会計の精度を高める必要があったため、これらの製品が選ばれました。導入により、予実管理と人件費管理が効率的に行えるようになりました。製品の導入により改善した業務
製品の導入後、フローレンスでは財務数値をリアルタイムで確認できるようになりました。これにより、より細やかな意思決定や業績管理が可能になりました。具体的には、各事業の業績がすぐに分かる状態になり、業務の質が大幅に向上しました。また、この変化は経営陣からも高く評価され、経営の意思決定にも大きな影響を与えています。この導入事例のポイント
- 業務上把握すべき計数がシステム上に分散&実績データに基づいた顧客ニーズ対応が困難
- Dr.Sumで分散データを高速集計・分析し、ダッシュボードで実績データを可視化
- ダッシュボードにより実績データ収集~集計の手作業から解放され、締め処理が短縮化
- 予実績・損益見込管理表などの資料作成業務が効率化、毎月丸1日分の作業がなくなった
製品を導入することになった背景
株式会社WorkVisionは、東芝デジタルソリューションズグループからの独立を機に、全てのシステムを新規に構築する必要が生じました。この独立をDX推進のチャンスと捉え、短期間で基幹システムを中心に全システムを刷新しました。データ分析の面でも、従来より高いレベルの仕組みを実現するため、BIツールを活用したダッシュボードの構築を開始しました。導入前に企業が抱えていた課題
業務上で管理しなければならない見込み値や経費などの計数が、多数のシステムに分散していました。基幹システムからはレポートの出力が可能でしたが、ユーザーの個別ニーズに対応することが難しく、データの一元管理が課題となっていました。導入前の課題に対する解決策
販売管理システムや見込管理システム、会計システムなど、分散しているデータを「Dr.Sum」で高速に集計・分析することができました。全社、事業部、部門、担当者といった階層ごとの期別、月別、カテゴリー別の実績データを可視化するダッシュボードの構築を目指しました。製品の導入により改善した業務
経理部は、実績データの収集から集計までの手作業を省略し、ダッシュボードで必要なデータを確認することで、締め処理の時間を短縮しました。経営企画部も、全社の予実績や損益見込管理表などの資料作成時間が効率化され、毎月1日分の時間を短縮することができました。この導入事例のポイント
- ワークフローデータの共有制限により、随時システム担当者が情報照会する業務が発生
- Dr.Sumによってデータ処理・社員がMotionBoard上で照会できるように
- 社員が文書の原本から明細データまで、自由に案件を検索できるようになった
- 監査のたびに過去のワークフローを探し出す手間がなくなり、年2回の作業が大幅削減