この導入事例のポイント
- 数ミリ単位の設計が必要な家具づくりには、細かく再現できるCADソフトが必要
- エクステリアは周辺環境とのバランスを見る必要があった
- 素材や形状、サイズもすぐに変更でき、家具を置いたイメージを視覚化することもできるようになった
- 色々な角度から見た様子を顧客に“見える化”することができ、イメージと現場のシンクロ率が高くなった
- 1カ所修正すればすべてに反映されるので、複数部門での共有不足による現場ミスが低減される
この導入事例のポイント
- どの所員でも一様に使用できるような使いやすいCADソフトを探していた
- それまでは他社ソフトでモデルを作成してレンダリングしていたため、時間がかかってた
- とあるコンペではArchicadとダイレクトリンクするTwinmotionを使うと照明表現の品質が高く、短時間でスタディが行えると聞き、導入を決定
- 従来であれば現場に入ってから検討していたような仕上げの詳細検討を早い段階で行えることも魅力で、アウトプットの量や質、効率は向上している
- Archicadをより上手く活用することで、大量生産ではなくとも、私たちならではのオリジナルで質の高い新しい建築を実現していきたい
製品を導入することになった背景
アトリエハレトケは、手描きとCADの併用を経て、2019年にArchicadを初めて試用し、2020年に本格導入を行いました。仕事の規模が大きくなってきたことや施主側の意識の変化が背景にあります。特に、恵比寿の住宅プロジェクトでは、内外装の検討にCGを使用することで、素材感や光の具合を迅速に共有することができました。導入前に企業が抱えていた課題
アトリエハレトケは、施主とのコミュニケーションを重視しており、2次元表現での施主とのコミュニケーションが特長でした。しかし、デジタル技術の導入についても柔軟に考えており、仕事の規模が大きくなる中で、より効率的なツールの導入が求められていました。導入前の課題に対する解決策
Archicadの導入を検討する中で、グラフィソフトジャパンの無料セミナーに参加し、Archicadを“検討ツール”として捉えることの重要性を学びました。Archicadでは、従来の方法よりも照明表現の品質が高く、短時間でスタディが行えることを実感し、本格的な導入を決意しました。製品の導入により改善した業務
Archicadの導入により、実施設計までの一通りをArchicadで描き切ることができるようになりました。特に、ArchicadとダイレクトリンクするTwinmotionを使用することで、照明表現の品質が向上し、短時間でスタディが行えるようになりました。また、BIMxを使用することで、3Dモデル中にウォークスルーで入っていけるソリューションが提供され、施主とのコミュニケーションがさらに向上しました。この導入事例のポイント
- 事務所では3DCADソフトを導入していたものの、表現の自由度が低い、設計を進めながらの検討には使いづらいなどの課題があった
- 「ヤングアーキテクトプログラム」という割り引き制度を活用し、Archicadレギュラー版1本とSolo版2本をそれぞれ割引価格で購入した
- 県立病院の実施設計では複雑な鉄骨架構でしたが、BIMモデルや模型のおかげで構造設計者間での合意形成がスムーズに行えた
- Archicadの導入後、施主との打ち合わせは密度が濃くなり、回数はむしろ増えている
- 他社や学校などステークホルダーの拡大、そして他社のソフトウエアやデータとの連携など、様々な可能性が急速に広がりつつある