ArchiCADの導入事例
“卒業生特権”で3本のArchicadを導入したのが変化の始まりだった!鈴木建築設計事務所の「広がるBIM」

※出典:“卒業生特権”で3本のArchicadを導入したのが変化の始まりだった!鈴木建築設計事務所の「広がるBIM」
最終更新日: 2022/03/21
この導入事例のポイント
- 事務所では3DCADソフトを導入していたものの、表現の自由度が低い、設計を進めながらの検討には使いづらいなどの課題があった
- 「ヤングアーキテクトプログラム」という割り引き制度を活用し、Archicadレギュラー版1本とSolo版2本をそれぞれ割引価格で購入した
- 県立病院の実施設計では複雑な鉄骨架構でしたが、BIMモデルや模型のおかげで構造設計者間での合意形成がスムーズに行えた
- Archicadの導入後、施主との打ち合わせは密度が濃くなり、回数はむしろ増えている
- 他社や学校などステークホルダーの拡大、そして他社のソフトウエアやデータとの連携など、様々な可能性が急速に広がりつつある
この導入事例のカテゴリー
この導入事例で紹介した製品
グラフィソフトジャパン株式会社のArchicadは世界初のBIMソフトであり、世界中の企業で利用されています。建築家の思考に基づいて開発されており、図面作成や2Dと3Dの変換などの煩雑な作業を簡単にすることでクリエイティブな作業に集中することができます。作成したモデリングデータは加工しやすいため、設計や建築に関する知識のない方へのプレゼンテーションでも役に立つでしょう。BIMによって世界中のチームメンバーとプロジェクトの規模に関係なく作業することができます。
製品のおすすめポイント
- シンプルかつ直感的な操作感が業務を効率化
- 設計者の創造性を引き出す機能
- 最適な建築かどうかの入念な検証
- 世界中の仲間とのチームワークを実現
導入前に知っておきたい基礎知識
「BIM/CIM」とは
BIM/CIM(Building/Construction Information Modeling)とは、建設・土木事業の品質向上や生産性向上を目指し、3次元モデルを構築・管理・活用する取り組みのことを指します。BIM/CIMモデルは構造物の形状や構造を3次元で表現し、計画から設計、施工、維持管理の各段階で関係者が共有します。これにより、各段階の情報を一元的に管理し、事業プロセス全体を効率化・高度化します。BIM(Building Information Modeling)は建築分野に、CIM(Construction Information Modeling)は土木分野に特化したものですが、日本では2018年度から「BIM/CIM」として統一されています。