製品を導入することになった背景

コロナ禍により、立命館大学の教員・学生間のコミュニケーションがオンライン化、システム化されました。この変化に伴い、大学からの情報伝達の方法にも変革が求められ、多くの人に同時並行的に情報を伝えることが必要となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

立命館大学の教務課は、専用のFAQサイトを設けて教員に情報を共有していましたが、コロナ禍の影響で伝えるべき情報が増加し、サイト内の情報が膨大となりました。その結果、情報の場所が分かりにくくなり、教務課には1日100件以上の問い合わせが寄せられるようになりました。

導入前の課題に対する解決策

教務課は、AIを活用した新しい取り組みとして、ユーザーの問い合わせに対して蓄積された情報と結び付けて回答を提示する方法を考えました。その中で、チャットボットがユーザーのインターフェースがシンプルであり、また、管理者側のダッシュボードも使いやすいと感じ、チャットボットの導入を決定しました。

製品の導入により改善した業務

チャットボットの導入により、立命館大学の教務課は、500名近くの方々に利用してもらい、高い回答精度での対応が可能となりました。また、教員にもより広く利用してもらうための取り組みを進めており、情報伝達の効率化が実現されています。