Menu
Close

DX Suiteの料金と選び方を徹底調査|“AIエージェント搭載AI-OCR”の全体像【2025年最新版】

「AI OCR」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 自動補正機能
    • 英語以外の言語対応
    • ワークフロー
    • Word変換
    • スマホでスキャン可
    • データベース連携
    • タイムスタンプ
    • 名刺スキャン
    • ベリファイ機能
    • レイアウト維持
    • 確認・修正・運用体制構築まで対応
    • 帳票種類分け(タグ付け)
    • 撮影画像対応
    • 英語対応
    • 縦書き対応
    • 手書き文字対応
    • 画像読み取り
    • 取消線対応
    • API連携
    • RPA連携
    • 準定型帳票対応
    • 非定型帳票対応
    • PDF編集
    • Excel変換
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
導入実績3000契約以上
DX Suite Lite 30,000円/月額
備考
初期費用0円
無料枠18,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
DX Suite Standard 100,000円/月額
備考
初期費用200,000円
無料枠50,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ
オンボーディングサポート(2か月)
・専任担当者による導入・運用支援
・帳票定義設定サービス
・Web会議による個別サポート

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
DX Suite Pro 200,000円/月額
備考
初期費用200,000円
無料枠200,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ
オンボーディングサポート(2か月)
・専任担当者による導入・運用支援
・帳票定義設定サービス
・Web会議による個別サポート

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
オンプレミスプラン オープン価格
備考
高精度なAI-OCR をオンプレミス環境で利用可能なプラン
機密情報でも、高いセキュリティで大量処理ができます

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
Trial for DX Suite 30,000円/月額
備考
無料枠18,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
本番同様の環境で検証可能な1か月間のトライアルプラン

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
Success Program for DX Suite 200,000円/月額
備考
無料枠200,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
本番同様の環境で検証可能な1か月間のトライアルプラン
導入を成功に導くサポート付き

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
1年
DX Suiteの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
紙をデジタルデータに
初期費用 50,000円
備考
標準版導入時の費用です。
標準版 10,000円/月額
備考
1,000枚毎の価格です。生成AIの利用は有償オプションです。
AI学習費用 50,000円~/帳簿
備考
カスタマイズ版導入時の費用です。
カスタマイズ版 20,000円/月額
備考
専用のAIを開発します。読み取り枚数は1,000枚毎です。無料で帳簿仕分け機能が利用できます。
なし
AISpectの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
社内文書をAI電子化
初期費用 要相談
基本プラン 要相談
備考
全てのアップロードファイルにAI-OCRを適用でき、ユーザー・グループ作成上限数、同時利用制限数は無制限です。AI解析数は基本プランに1000件規模で無料付帯でき、ストレージ容量は300GBから1TBの大容量基本プランで提供しています。
制限なし
OPTiM 文書管理 with AI-OCRの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読取定義もAIが学習
初期費用 要相談
利用料金 要相談
3ヵ月
スマートOCRの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
無料トライアル可能
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スモールプラン(クラウド版) 36万円/年(月額3万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数1.8万枚前後
スタンダードプラン(クラウド版) 96万円/年(月額8万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数6.4万枚前後
エンタープライズプラン(クラウド版) 240万円/年(月額20万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数24万枚前後
オンプレミスプラン(オンプレミス版) お客様に最適な プランをご提案いたします
備考
初期費用は不要!
1年
SmartReadの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
電帳法対応はAIで
初期費用 無料
無料トライアル 月額無料
備考
年間アップロード上限:120(月間上限:10)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:6ヶ月
スターターS1 月額 9,980円(税抜)
備考
年間アップロード上限:1,200(月間上限:100)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
スターターS2 月額 19,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:6,000(月間上限:500)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
スターターS3 月額 29,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:12,000(月間上限:1,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
ビジネスB1 月額 34,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:18,000(月間上限:1,500)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
ビジネスB2 月額 39,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:24,000(月間上限:2,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
ビジネスB3 月額 49,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:36,000(月間上限:3,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
Free 0円
備考
読み取り枚数:300枚
追加料金:追加利用不可
Basic 3,300円/月額
備考
読み取り枚数:1,500枚
追加料金:1,501枚目~(5.5円/1枚)
Standard 33,000円/月額
備考
読み取り枚数:15,000枚
追加料金:15,001枚目~(4.4円/1枚)
Advanced 110,000円/月額
備考
読み取り枚数:50,000枚
追加料金:50,001枚目~(3.3円/1枚)
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読み取り・要約・翻訳・計算まで自動で
初期費用 要相談
料金プラン 要相談
1ヶ月
RECERQA Scanの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
利用料金 要相談
無し
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン1(エントリプラン)) 30,000円/月額
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン2(SMBプラン)) 100,000円/月額
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン3(ラージプラン)) 200,000円/月額
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
クラウド版 300万円/年間
オンプレミス版 360万円/年間
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
利用料金 3万円~/月額
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
invoiceAgent AI OCR Entry 3万円/月額
備考
OCR 年間96,000画像~
invoiceAgent AI OCR DEEPREAD Lite CPU 25万円/月額
備考
OCR 500画像/時~
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用(クラウド型) 0円
備考
クラウド型を導入する場合は初期費用は発生しません。
初期費用(オンプレミス型) 300万円〜
クラウド型 5万円〜/月額
オンプレミス型 40万円〜/月額
1か月
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
Small 30,000円/月額
Medium 100,000円/月額
Enterprise 150,000円/月額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
クラウド版 1,200,000円~
オンプレ版  2,000,000円~
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません
トライアル 0円
備考
まずは試してみたい方向け
・AI OCR 30枚まで
・同時処理枚数3枚まで
・ワークフロー数1つまで
・ワークフロー(インポートのみ可)
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
ベーシック 3万円/月
備考
AI OCRのみ利用する方向け
・AI OCR 1,500 枚 / 月 (最大50 枚 / 日)
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
スタンダード 6万円/月
備考
一般的なプラン
・AI OCR 2,000 枚 / 月
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
スタンダードプラス 9万円/月
備考
生成AIも使いたい方向け
・AI OCR 無制限 ※キャンペーン中
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
プロ 18万円/月
備考
処理枚数が多い方向け
・AI OCR 無制限 ※キャンペーン中
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
・同時利用数 3台
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 660,000円(税込)
年間保守サービス 99,000円(税込)
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン1 33,000円/月額(税込)
備考
※6,000項目まで
※6,000項目以上は従量利用料金、1項目3.3円(税込)
プラン2 110,000円/月額(税込)
備考
※60,000項目まで
※60,000項目以上は従量利用料金、1項目1.1円(税込)
プラン3 220,000円/月額(税込)
備考
※200,000項目まで
※200,000項目以上は従量利用料金、1項目1.1円(税込)
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
導入料金はお問合せください。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
備考
WisOCR Basicのみ初期費用は100,000円です。
WisOCR Standard 100,000円/月額
備考
AI手書き・AI活字対応。月額での処理可能量は5万フィールドまでです。
WisOCR Pro 200,000円/月額
備考
AI手書き・AI活字対応。月額での処理可能量は20万フィールドまでです。
WisOCR Basic 15,000円/月額
備考
AI活字対応。月額での処理可能量は10万フィールドまでです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
OmniPage 19.2 Ultimate 54,757円
備考
外国製ですので、為替相場で費用が変動することがあります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
5 ダウンロード版 3,480円
5 パッケージ版 3,980円
制限なし
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読取革命Ver.17 12,980円(税込)
備考
PC1台用/ダウンロード版
読取革命Ver.17 10,513円(税込)
備考
PC10-49台用/ライセンス版
読取革命Ver.17 9,929円(税込)
備考
PC50-99台用/ライセンス版
読取革命Ver.17 9,345円(税込)
備考
PC100-499台用/ライセンス版
制限なし
読取革命の資料サムネイル
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
トライアル導入 30,000円/月額
備考
本格的な導入の前にトライアルを利用できます。正式導入の費用は要問合せです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円~500,000円
備考
・トライアル 初期費用なし
・ミニ 初期費用なし
・ライト/スタンダード 初期費用50万円
トライアル 50,000円/月額
備考
・月間300枚
超過費用150円/枚
ミニ 10,000円/月額
備考
・月間100枚
上限枚数に達した場合は利用停止
ライト 100,000円/月額
備考
・月間1000枚
超過費用75円/枚
スタンダード 30,0000円/月額
備考
・月間5000枚
超過費用60円/枚
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッケージ版 21,780円(税込)
ダウンロード版 14,080円(税込)
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
シングルライセンススタンダード 25,000円(税込)
備考
年間保守費用不要
PC1台(1ユーザー) に 1ライセンスが必要です。
バッチ処理機能は搭載されていません。
シングルライセンスコーポレート 35,000円(税込)
備考
年間保守費用不要
PC1台(1ユーザー) に 1ライセンスが必要です。
バッチ処理機能が搭載されています。
シートライセンススタンダード 35,000円(税込)
備考
表示は1ラインセンス
5ライセンス以上での購入です。
バッチ処理機能は搭載されていません。
ライセンス料には初年度の年間保守料が含まれています。
年間保守料は自動更新となり保守費用は別途毎年発生します。
シートライセンスコーポレート 37,800円(税込)
備考
表示は1ラインセンス
5ライセンス以上での購入です。
バッチ処理機能が搭載されています。
ライセンス料には初年度の年間保守料が含まれています。
年間保守料は自動更新となり保守費用は別途毎年発生します。
1年
オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 220,000円(税込)~
備考
プランにより初期費用が異なります。
クラウド(SaaS)版Sコース 11,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 100 枚
クラウド(SaaS)版Mコース 33,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 500 枚
クラウド(SaaS)版Lコース 55,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 1,000 枚
オンプレミス スタンドアロン版 211,200円/年額(税込)
備考
読み取りの制限なし
オンプレミス サーバ版(サブスクリプション型)Trial 1,056,000 円/年額(税込)
備考
読取枚数 1,000 枚 / 月
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額費用 50,000円~/月額
備考
※プランによって異なる
※詳細なお見積りについてはお問い合わせください。
3か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン1 30,000円/月額
備考
読取箇所は月6,000項目までです。
プラン2 100,000円/月額
備考
読取箇所は月60,000項目までです。
プラン3 200,000円/月額
備考
読取箇所は月200,000項目までです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
スキャナーとインターネット接続環境があれば初期費用は無料です。
プラン1(小型)通常版 33,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月6千までです。
プラン2(中型)通常版 110,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月6万までです。
プラン3(大型)通常版 220,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月20万までです。
30日
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

紙やPDFの入力負荷を本質的に減らすには、OCR単体では不十分です。本稿はDX Suiteを軸に、AIエージェントとElastic Sorterで前後工程まで自動化する考え方、読み取り精度と出力設計、料金3プランと課金単位、2025/10の価格改定、45日保持の運用、RPA/オンプレ連携、さらに年間2,380時間削減の実例まで、一次情報に基づき整理します。まずは無料枠で自社帳票を回し、PoCから定着へつなげる手順を解説します。

1. DX Suiteとは?|“AIエージェント搭載AI-OCR”の全体像

dx-suite-capture
引用 – DX Suite |AI-OCR市場シェアNO.1のDX Suite

DX Suite」は、「書類の自動取得」→「自動仕分け」→「高精度OCR」→「AIエージェントによる設定・確認・保存」→「CSV/サーチャブルPDF出力」までを一気通貫で自動化するAI-OCRです。クラウドに加えオンプレミスの「AI inside Cube」にも対応し、社内要件に合わせた導入が可能です。

次の表では、紙・PDFからデータ化までの工程と、どこまでをAIエージェントが自動化するかを整理しています。表の項目を比較することで、自社の現行フローのどこに自動化余地があるかが分かります。

工程 主な機能 AIエージェントの自動化
書類の取得 ローカル/共有フォルダやクラウドから自動取得 可能(DX Suite Agent Appで監視・取得)
自動仕分け Elastic Sorterで帳票種別を自動分類 可能
OCR読取 手書き・活字・傾き画像など高精度で読取 可能
検証・一次確認 読取結果の一次チェック 可能(生成AI搭載エージェントが順次拡充)
出力・保存 CSV/サーチャブルPDF出力と自動保存 可能(指定フォルダへ自動保存)

上記の自動化は、「フォルダに置くだけでアップロード→OCR→CSV出力→保存まで無人化」という運用を想定したものです。ローカル/共有フォルダやGoogle Drive等と連携し、アップロード・ダウンロードの自動化まで広げられます。

なぜ“AIエージェント搭載”が重要か?

dx-suite_ai
引用 – AI inside、「DX Suite」にAIエージェントを標準搭載し全ユーザへ提供を開始― データ入力業務の常識を覆す次世代の体験へ

結論として、AIエージェントは「前後工程」を巻き取ることで、OCR単体では削れなかった時間とヒューマンエラーを圧縮します。具体的には、監視フォルダへの格納をトリガーに「アップロード→設定→読取→一次確認→CSV出力→所定フォルダへ保存」までを自動化します。これは手作業の「都度アップロード」「結果確認・格納」を排し、日々の定型処理を止めない運用を実現します。「AIエージェント標準搭載の発表」とヘルプの「ローカルアプリ設定」により、こうした無人化フローが公式にサポートされています。

  • 設定やアップロード/保存など非コア作業の自動化で総工数を削減
  • 日次バッチや常時監視で“置くだけ運用”を実現
  • ヒューマンエラーや突発的な遅延を緩和

同じOCR系でも、非定型精度仕分け自動化前後工程の自動化(エージェント)導入形態(クラウド/オンプレ)価格モデルが差別化ポイントです。DX Suiteは仕分け・前後工程の自動化が強みで、クラウド/オンプレ両対応も選択肢になります。代替候補としては、用途により「SmartRead(Cogent Labs)」「CLOVA OCR/Document AI」「Google Document AI」などが比較対象です。

導入規模と実績の概観(公表メトリクス)

dx-suite-market-share
引用 – DX Suite |AI-OCR市場シェアNO.1のDX Suite

2025年時点の公開情報では、「契約件数3,000件以上」、「ユーザー数6.5万人以上」、「クラウドAI利用2.1億回/月」といったメトリクスが示されています(時点により数値は更新されます)。加えて、決算・メディア開示では「契約3,057件」、「ユーザー66,477人」、「AI利用2.1億回/月」などの具体値も確認できます。「DX Suite 製品ページ」「AIエージェント標準搭載の発表」および市況解説の「株探ニュース」を合わせてチェックすると全体像がつかみやすいです。

次の表では、公表メトリクスを時点の異なる出典で併記します。出典を比較することで、公式ページの“以上”表記と個別開示の具体値の関係が分かります。

指標 公式ページ等の表記 個別開示の具体値 出典
契約件数 3,000契約以上 3,057件 DX Suite 製品ページ」「株探ニュース
ユーザー数 65,000人以上 66,477人 同上
クラウドAI利用 2.1億回超/月 2.1億回/月 同上

クラウドに加えてオンプレミスの「AI inside Cube」を選べるため、厳格なデータ保護要件やレイテンシ要件にも対応可能です。特に大量処理・閉域運用が必要な場合に検討の余地があります。

本節の主眼は全体像ですが、導入検討の入口として、Lite/Standard/Proの3プラン無料枠/従量課金が公開されています。まずは無料枠の範囲で自社帳票の精度・流量を試すのが近道です。詳しくは「料金ページ」を参照してください。

AI OCR比較41選|価格相場や選定ポイントを解説

2.「DX Suite」できることと精度|非定型・手書き・FAXまで

本節では、DX Suiteの読取精度と前後工程の自動化を、実運用で押さえるべき観点に沿って整理します。非定型・手書き・FAX・画像歪みへの対応、仕分け、出力、保持・運用、導入形態の順に解説します。

読み取り精度の実力(画像歪み・手書き・複雑パターン)

dx-suite-feature1
引用 – DX Suite |AI-OCR市場シェアNO.1のDX Suite

DX Suiteは活字・手書き・傾いた画像まで高精度で読み取れるよう継続改善されており、非定型帳票(請求書・図面・契約書など)にも対応します。公式が示す特長に加え、ヘルプでは自動補正(回転・傾き補正)の処理工程が明記されています。複数行や訂正印等の現場で起きやすいパターンも資料で対応が示されています。

DX Suite の特長」では高精度と非定型対応が示され、「Step 2: 読取(OCR)」では傾き補正等の処理が解説されています。手書きや訂正印、複数行への対応例は「地域金融向けホワイトペーパー(抜粋)」でも触れられています。

次の表では、よくある入力パターンとDX Suiteの想定処理を対比しています。表の項目を比較することで、現場で気になる“読み落とし要因”がどこまで吸収されるかが分かります。

入力パターン 想定処理 出典
傾いたスキャン画像 自動補正(回転・傾き補正)を適用 Step 2: 読取(OCR)
手書き文字 手書き対応のAI-OCRで抽出 DX Suite の特長
非定型レイアウト 非定型対応(請求書・契約書など) 同上
複数行・訂正印・塗りつぶし 実運用資料で対応可否を明示 地域金融向けホワイトペーパー

まずは自社の代表帳票で試験し、複数行や訂正印など“現場の癖”が精度に与える影響を確認してください。

Elastic Sorterの仕組み(レイアウト/キーワード仕分け)

what-is-elastic-sorter
引用 – Elastic Sorter とは – DX Suite Help Center

混在するPDFの自動仕分けは運用の要です。DX Suiteの「Elastic Sorter」は、レイアウト仕分け(罫線・角・交点等の特徴量)とキーワード仕分け(特定語の有無)を使い分けて帳票を分類し、そのままIntelligent OCRの各ワークフローへ送ります。詳細は「Elastic Sorter とは」に公開されています。

次の表では2方式の違いを要点比較します。表の項目を比較することで、テンプレの有無や語の安定性に応じた選択が分かります。

方式 仕分けロジック 向くケース 連携先
レイアウト仕分け 罫線・交点・角・文字の特徴量で判定 定型寄り、版下の揺れが小さい 読取範囲指定/項目抽出
キーワード仕分け 特定キーワードの有無で判定 非定型寄り、見出し語が安定 読取範囲指定/項目抽出

出力と後工程(CSV/検索可能PDF/データ加工)

DX SuiteはCSV/JSON/サーチャブルPDFの3形式で出力でき、ファイル名・文字コード・ヘッダー有無などを調整可能です。出力に関する操作は「全文読取結果のダウンロード」と「アウトプット設定」、Classicヘルプの「CSV設定」にまとまっています。

次の表では、出力形式と代表用途を整理します。表の項目を比較することで、後続システム連携の設計が明確になります。

出力形式 代表用途 設定例
CSV 基幹・RPA連携、DWH取込 文字コード・ヘッダー有無・列順を指定
JSON API連携、イベント駆動処理 フィールド名・構造を下流に合わせる
サーチャブルPDF 文書検索・保管 テキスト埋め込みの検索性を確保

データ保持・運用(45日保持・ログ/削除ルール)

クラウドの読取ユニット(読取結果を含む)はアップロードから45日で自動削除され、復元不可です。ドキュメントセットや帳票定義等は論理削除から30日保持、アクセスログは最長3年、システムログ等は最長5年の保持が案内されています。運用では必要データの早期エクスポートを基本方針にしてください。詳細は「データ保持期間について教えてください。」「ユニットの保持期間・削除」を参照ください。

次の表では、主要データの保持・削除条件を一覧化しています。表の項目を比較することで、いつまでにエクスポートすべきかが分かります。

データ種別 代表例 保持期間 備考
読取系データ 読取ユニット・結果CSV等 アップロードから45日 期間経過後はベリファイ・CSV出力不可
設定・マスタ 帳票定義・部署・ユーザー 論理削除から30日 未削除なら永久保持、契約終了時は論理削除
ログ アクセスログ 3年 DB上のデータは削除運用なし(現状)
ログ リクエスト数照会・システムログ 5年 2024年時点で削除運用なし

クラウド/オンプレの選択肢(AI inside Cube)

dx-suite-cloud-on-premises
引用 – 料金 |AI-OCR市場シェアNO.1のDX Suite

DX Suiteはクラウドに加え、専有環境の「AI inside Cube」でオンプレミス運用が可能です。販売・導入支援を行うSIの公開資料では、クラウド/オンプレの両形態を顧客要件に応じて提案する旨が明記されています。オンプレは閉域・レイテンシ要件・大量処理に、クラウドは短期導入とスケールに向きます。

次の表では、導入形態の使い分けを整理します。表の項目を比較することで、要件別の初期判断ができます。

形態 初期費用/導入速度 セキュリティ/ネットワーク 向いている要件 代表出典
クラウド 低コスト・短期導入 インターネット/閉域接続の設計で柔軟 早期PoC・需要変動・マルチ拠点 業務効率化支援サービス
オンプレ(AI inside Cube) 個別見積・導入リード長 社内LAN/閉域で完結 厳格なデータ保護・高速/大量処理 ニュースリリース

本節は「DX Suite」の公式サイト・ヘルプセンター・SIの公開資料の一次情報に基づいて執筆しました。

3. 料金と選び方|無料枠/単価/改定ポイントを整理

本節では、プラン別の料金・無料枠・従量単価と、課金単位の考え方2025年10月からの改定点トライアルの選び方をまとめます。まずは公式の「料金」とヘルプの「ご請求金額の計算方法」を前提に、判断材料を可視化します。

dx-suite-price
引用 – 料金 |AI-OCR市場シェアNO.1のDX Suite

次の表では3プラン(Lite/Standard/Pro)の主要項目を比較しています。表の項目を比較することで、無料枠の大きさや範囲単価(文字あり/なし)Elastic Sorterの処理費まで一目で把握できます。

プラン 初期費用 月額料金 無料枠/月 範囲単価(文字あり) 範囲単価(文字なし) 項目抽出(枚) 全文読取(枚) Elastic Sorter処理費(枚) 主なサポート
Lite ¥0 ¥30,000〜 ¥18,000分 ¥3 ¥3 ¥10 ¥10 ¥3 メール、活用コンテンツ
Standard ¥200,000 ¥100,000〜 ¥50,000分 ¥1 ¥0.5 ¥10 ¥10 ¥1 メール、活用コンテンツ、オンボーディング2ヶ月
Pro ¥200,000 ¥200,000〜 ¥200,000分 ¥1 ¥0.1 ¥10 ¥10 ¥1 メール、活用コンテンツ、オンボーディング2ヶ月

※金額は税抜。Elastic Sorterの月額は¥20,000〜。処理費はLite ¥3/枚、Standard/Pro ¥1/枚。詳細は「料金」のオプション欄を参照してください。

3プラン比較(月額/初期/無料枠/単価)

判断軸は3つです。

  1. 月額と無料枠
    月次の発生リクエストが無料枠に収まるか
  2. 範囲単価
    1帳票あたりの“範囲”数(チェック含む)と「文字あり/なし」の配分
  3. 仕分け頻度
    Elastic Sorterの処理枚数(Liteは¥3/枚、Standard/Proは¥1/枚)

具体の数値は上表のとおりで、非定型×項目が多いほどStandard/Proの範囲単価優位が効きやすくなります。一方で枚単価(項目抽出・全文読取 ¥10/枚)主体で回すなら、無料枠の大きさを優先して選定します。公式の「料金」に最新がまとまっています。

課金単位の理解(範囲課金/枚課金・Elastic Sorter費)

DX Suiteの課金は主に「範囲(パーツ)」と「枚」でカウントされます。定型帳票の読取では、“読取指定した範囲”が課金対象で、範囲内に文字がある場合は「文字あり」単価、チェックボックスなどは「文字なし」単価が適用されます(公式「読取処理単価とは?」の記載に準拠)。請求ロジックはヘルプ「ご請求金額の計算方法」が分かりやすいです。Elastic Sorterは“仕分け1枚=1リクエスト”で課金され、プランにより¥1/枚または¥3/枚となります。

次の表では、課金単位の見分け方代表的な適用例を整理しています。表の項目を比較することで、自社の帳票設計時にどこで範囲が増えるのかどこを枚課金に寄せるべきかの勘所が分かります。

単位 代表例 単価(例) 補足
範囲(文字あり) 金額・住所・氏名など文字を含む欄 ¥1〜¥3/範囲 Planにより異なる(Lite ¥3、Std ¥1、Pro ¥1)
範囲(文字なし) チェックボックス・空欄判定 ¥0.1〜¥3/範囲 Planにより異なる(Lite ¥3、Std ¥0.5、Pro ¥0.1)
枚(項目抽出) レイアウトから項目を自動抽出 ¥10/枚 Lite/Std/Pro共通(※改定注記は後述)
枚(全文読取) ページ全体のOCRテキスト化 ¥10/枚 Lite/Std/Pro共通(※改定注記は後述)
仕分け(Elastic Sorter) PDF1枚ごとの分類 ¥1〜¥3/枚 Lite ¥3/枚、Std/Pro ¥1/枚

まずは代表的な帳票で“範囲数×文字あり/なし”を数える無料枠に収まるかを試算不足分にElastic Sorterや枚課金をどう組み合わせるかの順で検討すると設計がぶれません。

価格改定(2025/10〜)の影響と注意点

2025年10月1日以降LiteTrial for DX Suite項目抽出/全文読取の枚単価が¥30/枚に改定されます(現行¥10/枚)。改定の適用時点はOCR処理が行われたタイミングであり、契約更新の有無に関わらず一律適用です。2025/09/30 23:59までにアップロード済みでも、処理が10/1以降なら新価格になる点に注意してください。改定は公式「料金」とヘルプ告知「『DX Suite Lite』『Trial for DX Suite』一部読取単価改定のお知らせ」に明記されています。

次の表では、該当プランの改定前後を比較します。表の項目を比較することで、試算時の見直しポイントが分かります。

対象 適用開始 改定対象 旧価格 新価格
Lite 2025-10-01 項目抽出/全文読取(枚) ¥10/枚 ¥30/枚
Trial for DX Suite 2025-10-01 項目抽出/全文読取(枚) ¥10/枚 ¥30/枚

実務上は、Lite/Trialで“枚課金主体”のワークフローになっている場合、Standard/Proへの切替範囲課金への設計変更を同時に検討すると、総額の上振れを抑えやすくなります。

トライアル2種の違い(支援/無料枠/継続割)

トライアルは「Trial for DX Suite」「Success Program for DX Suite」の2種類です。無料枠と範囲単価、支援内容が大きく異なります。続く表で比較ポイントを整理します。詳細は公式「料金」、必要に応じて各社の販売ページ(例:「DX Suite|AGS」)も参考になります。

項目 Trial for DX Suite Success Program for DX Suite
基本料金 ¥30,000〜 ¥200,000〜
無料枠 ¥18,000分 ¥200,000分
範囲単価(文字あり/なし) ¥3 / ¥3 ¥1 / ¥0.1
付帯支援 メール、活用コンテンツ 専任担当、オンボーディング、帳票定義設定、Web会議
継続特典 本番初期費用から基本料金分を割引
注記 2025/10〜枚課金¥30/枚に改定 枚課金は現行どおり

この表のとおり、短期間で“自力で検証”するならTrial、要件定義〜定着までを専任支援込みで検証するならSuccess Programが適しています。まずは無料枠で代表帳票を回すElastic Sorterの仕分け精度と範囲数を把握不足が見えたらPlan/設計の見直し、という順で進めるのが費用対効果の観点で合理的です。

すぐに試算したい場合は、公式の「料金シミュレーター」」が便利です。枚数・項目数・仕分け有無を入れて、無料枠内に収まるかどこがコストドライバーかを事前に把握しましょう。

4. DX Suite導入事例と効果|“時間削減”と“定着”の実相

本節では、DX Suiteの公開事例から削減時間などの定量効果現場に根づかせるポイントを業種別に整理します。まず全体像を表で俯瞰し、その後に個別の事例を掘り下げます。

次の表では、主要5事例の業種・対象帳票/業務・効果要約を比較しています。表の項目を比較することで、どの業務からDX Suiteを適用すると投資対効果が出やすいかを見極められます。

企業 業種 対象帳票/業務 主な効果
日本通運株式会社 物流 運転日報・勤務日報 年間約60,000時間弱の事務作業削減、全国93拠点に展開
株式会社広島銀行 金融 住宅ローン仮審査申込書 1件25分→8分で約67%短縮、年間2,380時間削減(2025年6月25日発表)
住信SBIネット銀行株式会社 金融 口座振替依頼書(非定型) レイアウト差の大きい帳票を一括設定で自動化、手入力からの脱却
日産自動車株式会社 製造 全社横断の各業務 社内AI-OCRユーザー数が約10倍に拡大、RPA連携で活用範囲を拡張
多摩信用金庫 金融 手書き帳票(RPA連携) PoC→本番へ段階適用、前後工程まで自動化して効率化を狙う

表から分かるとおり、物流・金融・製造のいずれでも時間短縮と処理品質の標準化が同時に進みやすく、RPA連携や自動仕分けの活用度が成果の大きさに効いています。特に非定型が多い現場では、Elastic Sorterや項目抽出の設計が鍵になります。

物流|日本通運:全国93拠点/年6万時間弱を削減

物流現場での帳票データ化は件数が多く、拠点ごとに運用が分散しがちです。日本通運では全国93拠点にDX Suiteを展開し、年間約60,000時間弱の事務作業削減を実現しました。背景には、1拠点あたり毎月平均450件の手入力という負荷と、アウトソースのスピード課題がありました。DX Suiteの適用により現場の意識変化(効率化志向)も同時に醸成されています。

  • 横展開を前提に代表帳票→他帳票へ段階拡張
  • 仕分けと範囲設計をテンプレート化して拠点差を平準化
  • KPIは件数・処理時間・修正率を基本とし、週次でモニタリング

金融|広島銀行:住宅ローン仮審査の入力を自動化(2,380時間/年)

紙申込が残る住宅ローンの仮審査業務で、広島銀行はDX SuiteとRPAを連携。1件25分→8分(約67%短縮)年間2,380時間の工数削減を達成しました(2025年6月25日発表)。紙・FAXで届く申込をOCR→RPA登録に繋ぎ、二重チェックを含む確認作業の負担も軽減しています。

  • 処理ボトルネック(入力・確認)をOCR+RPAで一括解消
  • 入力値の例外ハンドリング基準を事前に合意し手戻りを抑制
  • トライアル時にサンプル1,000件程度で精度・時間を実測し本番切替

金融|住信SBI:バラバラ帳票の一括設定で自動化

口座振替依頼書は発行元ごとにレイアウトが異なるため、定義作成の負荷が課題になりがちです。住信SBIネット銀行は、レイアウトの固定化が難しい残り6割の帳票群に対して、DX Suiteの一括設定/項目抽出を活用。非定型の多様性に耐える設計で、手入力依存からの脱却を進めています。

  • 見出し語の安定度に応じてキーワード仕分けを優先
  • 項目抽出は必須項目→補助項目の順で段階適用
  • 例外の回収フロー(要目視)をあらかじめ用意して運用を安定化

製造|日産:全社展開でユーザー数10倍、工数大幅削減の具体例

日産自動車は、DX Suiteを「紙の電子化」から「情報資産化」へと再定義し、RPAや他ツールと組み合わせて全社横断で活用。導入から約2年で社内AI-OCRユーザー数が約10倍に拡大したと公表されています。PRの場ではRPA連携の実演や活用ワークショップが行われ、現場への定着を後押ししました。

  • ユースケース共有部門間の横展開で利用者増を加速
  • RPA連携で登録・照合・配賦まで自動化の裾野を拡大
  • 目的を「OCR精度」だけにせず、処理リードタイム短縮をKGIに設定

SI連携|多摩信用金庫(RPA連携/PoC〜定着)

多摩信用金庫はDX Suite×RPAによる手書き帳票の自動化に向けてPoCを実施→本番展開へ。SIの支援により、OCR後の前後工程(仕分け・登録・通知等)まで見据えた設計を進めています。ネットワーク/端末/トレーニングを含む体制での伴走が、定着を後押ししています。

  • SIと要件定義→PoC→並行稼働→切替のロードマップを共有
  • 監査・ログ要件エクスポート設計を初期から明文化
  • 本番後も仕分け・抽出ルールを見直し、保守で精度を維持

これらの事例は、公式事例ページ・プレスリリース・SIの公開記事など一次情報に基づいています。導入可否の判断には、まず自社の代表帳票を用いた小規模PoC処理時間・修正率・例外比率を計測し、Elastic SorterやRPAの適用範囲を含めて設計を磨くのが近道です。

ai-oci-comparison-table

AI OCRの比較表を表示する

5. DX Suite導入ステップと運用設計|ミスなく“定着”させる

PoC(試行)から本番定着までを工程ごとに設計して可視化することが成功の近道です。まずは「DX Suite」標準のワークフローとヘルプに沿って基本を固め、RPAやSIの支援で“前後工程”を無人化します。

次の表では、PoC→本番までの主要タスク・成果物・決めごとを一覧化しました。表の項目を比較することで、抜け漏れなく役割と締切を定義できます。

次の表では導入フェーズごとに、やること・成果物・合意事項を比較しています。
表の「合意事項」を比較することで、誰が・いつ・何を判断するのかが分かります。

フェーズ 主要タスク 成果物 合意事項
PoC計画 代表帳票選定、KPI定義(時間/修正率/例外率) PoC計画書 対象範囲・成功基準・評価日程
帳票定義 読取範囲・読取条件・CSV列設計 帳票定義(テンプレ) フィールド名・文字コード・列順の固定化
仕分け設計 ルール方式(レイアウト/キーワード)選定、閾値調整 仕分けルール 例外の扱い・誤仕分け対応手順
ベリファイ設計 目視基準、閾値、再読取フロー チェック基準書 合格/要再処理の基準・SLA
出力/連携 CSV/JSON/PDF仕様、RPA/API連携テスト 接続仕様書 取込先のIF仕様・エラー戻し方
本番移行 運用手順、監視/ログ設計、教育 運用手順書 体制・連絡系統・変更管理

このフレームは「DX Suite の概要」の基本手順(帳票設定→読取→仕分け→ダウンロード)とSIの運用ガイドに基づいています。

PoC〜本番の基本フローとハマりがちポイント

結論として、“帳票定義→仕分け→読取→出力→連携”をPoCで最短に一周させ、結果をそのまま本番テンプレに昇格させるのが王道です。公式ヘルプは、帳票定義(範囲/条件/CSV列)→読取→仕分け→ダウンロードの流れを明示しています。PoCでは代表帳票に絞りKPI(処理時間/修正率/例外率)を測定し、基準を確定します。

ハマりやすい点と対処

  • 読取範囲の粒度が粗すぎる
    → 読取条件(活字/手書き)とフィールド分割を見直し、CSV列設計を早めに固定化する。
  • “定型+非定型”の混在でテンプレが崩れる
    → PoCでは定型を先に完了させ、非定型は仕分け/抽出の方式を試行してから拡張する。
  • CSV取り込み先と噛み合わない
    → 「文字コード(Shift-JIS/UTF-8)」「列上限」「ヘッダー名」を事前に握る。
  • 運用で“データ保持切れ”が起きる
    読取ユニットは45日で自動削除。日次/週次の自動エクスポートを運用に組み込む。

また、SIの支援事例ではPoC→段階展開→本番のロードマップとRPA連携をセットで進めることで、定着スピードを高めています(例:「AI-OCR『DX Suite』連携ソリューション」や多摩信用金庫の事例)。

仕分け設計(レイアウト/キーワード/フォルダ監視)

仕分けは運用の要です。DX Suiteの「Elastic Sorter」は、レイアウト(罫線・交点・角などの特徴量)とキーワードの2方式で帳票を分類し、Intelligent OCRに自動連携します。最大100種類/ルール推奨、類似度が拮抗すると「仕分け不可」になる仕様も明示されています。

  • レイアウト仕分け
    フォーマットが安定、版下差が小さいときに有効。
  • キーワード仕分け
    非定型寄りで見出し語が安定するときに有効。
  • ベストプラクティス
    最初はキーワード仕分け+閾値調整、定型化できる帳票はレイアウトへ移行。

フォルダ監視や安全な自動アップロードにはローカルアプリ(Agent App)を使用します。指定フォルダのみ監視・TLS通信・APIキー認証といったセキュリティ仕様がヘルプで公開されており、“置くだけ運用”の起点になります。

次の表では、仕分け方式と向き/注意点を比較しています。
表の「向く帳票」を比較することで、自社の初期方針が決めやすくなります。

方式 判定ロジック 向く帳票 注意点
レイアウト 罫線・交点・角などの特徴量 申込書・請求書など定型 版下変更に弱い、テンプレ更新が必要
キーワード 見出し語/番号の有無 依頼書・契約書など非定型 語の揺れに注意、辞書/閾値の調整が鍵

RPA連携で“入力〜登録”まで自動化する

OCRだけでは“前後工程”が残るため、RPAと組み合わせて登録・照合・配賦まで自動化します。「UiPath Marketplaceの『AI-OCR workflow for AI inside – DX Suite』」はElastic Sorterへのアップロード、Intelligent OCRの読取、CSVダウンロードまでをAPIで実装するワークフロー群を提供し、Cube(オンプレ)にも対応します。

この連携は、AI insideとUiPathの公式発表(「DX Suite Edge向け開発キット提供開始」「PR TIMESの発表」)でも案内され、クラウド/オンプレを問わず一連の処理をAPI連携で高速化できると示されています。

SI各社も、RPA×DX Suiteの導入から定着まで伴走するメニューを持ち、イベント/事例として多数公開しています(例:SCSKのDX Suite紹介、RPA支援、業務改善セミナー)。

代表ユースケース

  • 仕分け→読取→CSV出力→RPAで基幹へ登録
  • 例外(信頼度閾値未満)のみAction Center/ベリファイで人手確認
  • バッチ/常時監視で“置くだけ運用”を安定化

出力とデータ品質(CSV/検索PDF/加工)

出力はCSV/JSON/サーチャブルPDFに対応し、ファイル名・文字コード(Shift-JIS/UTF-8)・ヘッダー有無などを制御できます。一括CSV検索可能PDFの品質選択もヘルプに明記されています。

加えて、Classicヘルプのデータ加工機能(トリム/日付変換/マージ等)を使えば、取り込み前の成形をDX Suite側で完了できます。これは後続システムとのインターフェース整合に有効です。

次の表では、出力形式と主な用途・設計ポイントを比較しています。
表の「設計ポイント」を比較することで、取り込みの手戻りを避けられます。

出力形式 主な用途 設計ポイント
CSV 基幹/RPA/DWH取り込み 文字コード(Shift-JIS/UTF-8)、列順、ヘッダー名、列上限の確認
JSON API連携・イベント駆動 フィールド名の正規化、バージョニング
サーチャブルPDF 保管・検索・監査 画質(容量)選択、保存先ポリシー、検索用メタの一貫性

運用での重要ポイント

  • 45日保持のため、日次/週次の自動エクスポートを標準化する。
  • 異体字・中国語などの文字化け対策としてUTF-8出力やツール側設定を事前確認する。
  • 仕分けユニットの一括CSVでは、文字コードを統一(混在時はUTF-8出力)する。

本節は、公式ヘルプ・製品ページ・マーケットプレイス・SI公開資料などの一次情報(「DX Suite の概要」「Elastic Sorter とは」「アウトプット設定」「ユニット保持45日」「UiPath 連携ワークフロー」「日立システムズのDX Suite連携」)に基づいて執筆しました。

6. 主要AI-OCR比較|用途別に“最短で成果が出る選択”

本節では、DX Suiteを軸に主要AI-OCRを比較し、用途別の初手を提案します。まずは要点を一覧し、その後に各製品の向き不向きを解説します。なお、価格や仕様は公式情報の最新記載を優先しています。

次の表では、主要5プロダクトの価格帯・課金形態・強み・連携を比較しています。表の項目を比較することで、自社の要件(非定型比率・連携範囲・予算)に合う候補を素早く絞り込めます。

製品 初期費用 参考料金帯 課金の考え方 主要強み 代表的な連携/支援
DX Suite ¥0〜¥200,000 ¥30,000〜¥200,000/月 + 従量(範囲/枚/仕分け) 範囲課金(文字あり/なし)と枚課金(項目抽出/全文)、仕分けは枚課金 AIエージェントElastic Sorterで前後工程まで自動化、クラウド/オンプレ両対応 SCSKなどSIの導入・運用支援、RPA連携事例が豊富
SmartRead ¥0 ¥360,000/年(スモール)〜¥2,400,000/年(エンタープライズ) 年額サブスク+月間目安枚数(超過で従量) 非定型/準定型に強い抽出、わかりやすい年額プラン リセラー/ITベンダーの支援情報多数
CLOVA OCR ¥0 従量課金(Naver Cloud上で計算) 完全従量(APIベース) 多言語API、クラウド内で完結 NAVER Cloud各サービスとの統合
Google Document AI ¥0 例:1–10ページ$0.10、11–20ページ$0.20 ページ従量(プロセッサ別) 専用プロセッサ群とGCP連携 BigQuery/Cloud Storage等との親和性
AI JIMY Paperbot ¥0 ¥25,000〜¥75,000/月(年額一括時の実質) 定額中心(プラン内枚数+RPA等) RPA・仕分け・表抽出が定額で同梱 中小規模の紙業務をワンパッケージで自動化

上表の課金の考え方を比較することで、非定型で範囲が増えやすい運用はDX Suite/SmartRead、API中心でシステム内完結はCLOVA/Document AI、低コスト×RPA同梱はAI JIMYが候補になると分かります。価格の詳細・改定は必ず公式の最新情報をご確認ください。

DX Suite(AI inside)|AIエージェント+Elastic Sorter/無料枠付き/トライアル2種。大規模〜全社展開、SI連携での運用に強み。

結論として、“最短で実運用に乗せたい”企業の第一候補です。AIエージェントが設定・一次確認・保存など前後工程を巻き取り、Elastic Sorterで混在PDFを自動仕分け、クラウド/オンプレ(AI inside Cube)を選べます。料金はLite/Standard/Proで無料枠と単価が異なり、範囲課金×枚課金×仕分けを最適化してコストを抑えます。SCSKの多数事例では2,0000時間規模の削減など大きな定量効果が公表されています。

向いている企業/用途

  • 複数部門・多拠点で横展開したい
  • 非定型比率が高い+前後工程まで無人運用を狙う
  • SI伴走やRPAとの大規模連携を前提にする

注意点

  • 課金単位(範囲/枚/仕分け)の設計次第でコスト変動が大きい
  • Lite/Trialの枚単価改定(2025/10〜)に注意(最新の料金ページを要確認)

SmartRead(Cogent Labs)|年額制で枚数目安が明確。非定型や項目数の多い業務に相性。

年額サブスク処理可能枚数の目安が明示され、スモール¥360,000/年(月額3万円相当)スタンダード¥960,000/年エンタープライズ¥2,400,000/年など選びやすい料金体系です。非定型/準定型の項目抽出に強みがあり、年額で予算化したい企業に向きます。

向いている企業/用途

  • 年間予算でコストを読みやすくしたい
  • 非定型・項目数多めの請求書/契約書/申込書など
  • まずはクラウド年額プランで運用を安定化

注意点

  • 超過や特殊帳票の扱いは事前に見積・検証が安心
  • 基盤連携やRPAは別途設計が必要な場合あり

CLOVA OCR(LINE/NAVER Cloud)|従量/API中心。多言語とクラウド内完結でシンプル運用。

NAVER Cloud上のAPIとして提供され、完全従量課金でスモールスタートしやすいのが特長です。多言語対応ドキュメントに強みがあり、既に同クラウドを使っている環境では導入がスムーズです。

向いている企業/用途

  • API直結でマイクロサービスに組み込みたい
  • 多言語のフォーム/パスポート/IDなどを扱う
  • クラウド内完結でシンプルに始めたい

注意点

  • 料金の詳細レートはコンソール側で確認が必要
  • 前後工程(仕分け/登録)は自社実装か他ツール連携前提

Google Document AI|API中心/ページ従量。GCP基盤との相性が最良。

ページ単価の従量課金が明確で、例として1–10ページ$0.10、11–20ページ$0.20などの価格例が示されています。Forms/Invoicesなど専用プロセッサが充実し、GCP(BigQuery/Storage等)との連携でAI-OCR→分析→保管まで完結しやすいのが魅力です。

向いている企業/用途

  • 既にGCPスタックでデータ基盤を構築済み
  • APIでの大量バッチ処理やMLOps文脈で使いたい
  • 専用プロセッサの精度/制約を活かしたワークフロー設計

注意点

  • 為替やプロセッサ種類で実コストが振れる
  • 仕分け・前後工程は別実装/他プロダクト併用が現実的

AI JIMY Paperbot|RPA同梱の定額系。小〜中規模の“紙→登録”を一式で。

RPA・仕分け・表抽出まで含む定額パッケージで、ベーシック(年一括¥300,000/実質¥25,000/月)から始められます。ファイル監視やRPA無制限(プランによる)など、小〜中規模の紙業務をワンパッケージで回したい場合に選びやすい構成です。

向いている企業/用途

  • 月2,000枚前後の運用でコストを固定化したい
  • RPA込みで“紙→登録”の一連の自動化を手早く
  • 初期費用0円で即スタートしたい

注意点

  • 連携対象や特殊帳票は個別見積/検証が必要
  • 大規模・複雑要件ではSI伴走が前提になるケースあり

用途別の“まず試す”シナリオ

  • 大規模×非定型比率が高い×前後工程も無人化したい
    DX Suite(AIエージェント+Elastic Sorter+SI伴走でスピード定着)
  • 年額でコストを読みたい/非定型多めの請求・契約・申込
    SmartRead(スモール〜エンタープライズの年額プラン)
  • API直結/多言語/クラウド内完結
    CLOVA OCR もしくは Google Document AI(従量で小さく開始)
  • 低コストで“紙→登録”をワンパッケージで
    AI JIMY Paperbot(RPA/監視/表抽出まで定額)

DX SuiteはSCSKなど国内SIの豊富な事例が手早い定着に効きます。まずは代表帳票×無料枠/トライアルでKPI(処理時間・修正率・例外率)を計測し、仕分け×課金設計を詰めるのが近道です。

7.【まとめ】無料枠で自社帳票の効果検証を開始

まずは公開事例に近い帳票を使い、無料枠/トライアルを梃子に最小ライン(仕分け→読取→出力→RPA連携)を1周させましょう。価格はプランと課金単位の設計で大きく変わるため、シミュレーターと改定情報を早めに確認してPoC計画に落とし込みます。「料金」「料金シミュレーター」「『DX Suite Lite』『Trial』の単価改定のお知らせ」を参照して、意思決定の前提を揃えてください。

次の表では、今日から着手できる初手アクションをチェックリスト化しました。各行のリンクから公式一次情報に飛べます。表の項目を比較することで、何を・どの順で・どの根拠で進めるかが分かります。

すること ねらい 参考リンク 補足・判断ポイント
代表帳票を3種選ぶ(定型/非定型/手書きを混在) 現場の“癖”をPoCで再現 DX Suite とは 住所以外にチェックボックスや複数行の項目を含めると設計が安定しやすい
無料枠と単価を把握(Lite/Standard/Pro) コスト上振れの抑制 料金 範囲課金(文字あり/なし)と枚課金(項目抽出/全文)を帳票ごとに設計
シミュレーターで概算(帳票×月次枚数) プラン初期当て 料金シミュレーター まずは無料枠内に収まる条件でPoC設計
2025/10以降の改定影響を評価(Lite/Trial) 枚課金のリスク評価 単価改定のお知らせ 枚課金主体ならStandard/Proや範囲設計への切替も検討
仕分けルール(Elastic Sorter)を先に作る 混在PDFの自動化基盤 料金 キーワード仕分け→安定後レイアウト仕分けへ移行が定石
出力設計(CSV/検索PDF/JSON)を固定 下流連携の手戻り防止 料金 文字コード・列順・ヘッダー名・保存先を初期合意
45日保持を前提にエクスポート自動化 取り逃し防止と監査対応 データ保持期間 読取ユニットはアップロードから45日で削除。日次/週次の自動エクスポートを設計
  • 無料枠/トライアルの条件と単価は「料金」に最新がまとまっています。まずはこの枠内で“置くだけ運用”の最短ラインを作るのが合理的です。
  • 料金前提の試算は「料金シミュレーター」で短時間に行えます。プラン差(無料枠・範囲単価・仕分け費)を意識して、非定型が多い帳票は範囲設計で最適化してください。
  • 2025年10月1日適用Lite/Trialの枚課金(項目抽出/全文)が¥30/枚に変わります。PoC〜本番の切り替え時期に影響するため、設計段階で織り込んでおきましょう(対象外:Standard/Pro/Success Program)。「単価改定のお知らせ」。
  • 運用では45日保持により後追い修正ができなくなるため、早期エクスポートログ設計を必須要件にしてください。「データ保持期間」。

この段取りで仕分け→読取→出力→RPAまで一往復すれば、投資対効果の当たり外れが早期に見極められます。

ai-oci-comparison-table

AI OCRの比較表を表示する

「AI OCR」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 自動補正機能
    • 英語以外の言語対応
    • ワークフロー
    • Word変換
    • スマホでスキャン可
    • データベース連携
    • タイムスタンプ
    • 名刺スキャン
    • ベリファイ機能
    • レイアウト維持
    • 確認・修正・運用体制構築まで対応
    • 帳票種類分け(タグ付け)
    • 撮影画像対応
    • 英語対応
    • 縦書き対応
    • 手書き文字対応
    • 画像読み取り
    • 取消線対応
    • API連携
    • RPA連携
    • 準定型帳票対応
    • 非定型帳票対応
    • PDF編集
    • Excel変換
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
導入実績3000契約以上
DX Suite Lite 30,000円/月額
備考
初期費用0円
無料枠18,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
DX Suite Standard 100,000円/月額
備考
初期費用200,000円
無料枠50,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ
オンボーディングサポート(2か月)
・専任担当者による導入・運用支援
・帳票定義設定サービス
・Web会議による個別サポート

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
DX Suite Pro 200,000円/月額
備考
初期費用200,000円
無料枠200,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ
オンボーディングサポート(2か月)
・専任担当者による導入・運用支援
・帳票定義設定サービス
・Web会議による個別サポート

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
オンプレミスプラン オープン価格
備考
高精度なAI-OCR をオンプレミス環境で利用可能なプラン
機密情報でも、高いセキュリティで大量処理ができます

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
Trial for DX Suite 30,000円/月額
備考
無料枠18,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
本番同様の環境で検証可能な1か月間のトライアルプラン

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
Success Program for DX Suite 200,000円/月額
備考
無料枠200,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
本番同様の環境で検証可能な1か月間のトライアルプラン
導入を成功に導くサポート付き

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
1年
DX Suiteの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
紙をデジタルデータに
初期費用 50,000円
備考
標準版導入時の費用です。
標準版 10,000円/月額
備考
1,000枚毎の価格です。生成AIの利用は有償オプションです。
AI学習費用 50,000円~/帳簿
備考
カスタマイズ版導入時の費用です。
カスタマイズ版 20,000円/月額
備考
専用のAIを開発します。読み取り枚数は1,000枚毎です。無料で帳簿仕分け機能が利用できます。
なし
AISpectの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
社内文書をAI電子化
初期費用 要相談
基本プラン 要相談
備考
全てのアップロードファイルにAI-OCRを適用でき、ユーザー・グループ作成上限数、同時利用制限数は無制限です。AI解析数は基本プランに1000件規模で無料付帯でき、ストレージ容量は300GBから1TBの大容量基本プランで提供しています。
制限なし
OPTiM 文書管理 with AI-OCRの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読取定義もAIが学習
初期費用 要相談
利用料金 要相談
3ヵ月
スマートOCRの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
無料トライアル可能
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スモールプラン(クラウド版) 36万円/年(月額3万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数1.8万枚前後
スタンダードプラン(クラウド版) 96万円/年(月額8万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数6.4万枚前後
エンタープライズプラン(クラウド版) 240万円/年(月額20万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数24万枚前後
オンプレミスプラン(オンプレミス版) お客様に最適な プランをご提案いたします
備考
初期費用は不要!
1年
SmartReadの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
電帳法対応はAIで
初期費用 無料
無料トライアル 月額無料
備考
年間アップロード上限:120(月間上限:10)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:6ヶ月
スターターS1 月額 9,980円(税抜)
備考
年間アップロード上限:1,200(月間上限:100)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
スターターS2 月額 19,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:6,000(月間上限:500)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
スターターS3 月額 29,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:12,000(月間上限:1,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
ビジネスB1 月額 34,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:18,000(月間上限:1,500)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
ビジネスB2 月額 39,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:24,000(月間上限:2,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
ビジネスB3 月額 49,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:36,000(月間上限:3,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
Free 0円
備考
読み取り枚数:300枚
追加料金:追加利用不可
Basic 3,300円/月額
備考
読み取り枚数:1,500枚
追加料金:1,501枚目~(5.5円/1枚)
Standard 33,000円/月額
備考
読み取り枚数:15,000枚
追加料金:15,001枚目~(4.4円/1枚)
Advanced 110,000円/月額
備考
読み取り枚数:50,000枚
追加料金:50,001枚目~(3.3円/1枚)
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読み取り・要約・翻訳・計算まで自動で
初期費用 要相談
料金プラン 要相談
1ヶ月
RECERQA Scanの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
利用料金 要相談
無し
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン1(エントリプラン)) 30,000円/月額
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン2(SMBプラン)) 100,000円/月額
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン3(ラージプラン)) 200,000円/月額
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
クラウド版 300万円/年間
オンプレミス版 360万円/年間
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
利用料金 3万円~/月額
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
invoiceAgent AI OCR Entry 3万円/月額
備考
OCR 年間96,000画像~
invoiceAgent AI OCR DEEPREAD Lite CPU 25万円/月額
備考
OCR 500画像/時~
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用(クラウド型) 0円
備考
クラウド型を導入する場合は初期費用は発生しません。
初期費用(オンプレミス型) 300万円〜
クラウド型 5万円〜/月額
オンプレミス型 40万円〜/月額
1か月
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
Small 30,000円/月額
Medium 100,000円/月額
Enterprise 150,000円/月額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
クラウド版 1,200,000円~
オンプレ版  2,000,000円~
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません
トライアル 0円
備考
まずは試してみたい方向け
・AI OCR 30枚まで
・同時処理枚数3枚まで
・ワークフロー数1つまで
・ワークフロー(インポートのみ可)
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
ベーシック 3万円/月
備考
AI OCRのみ利用する方向け
・AI OCR 1,500 枚 / 月 (最大50 枚 / 日)
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
スタンダード 6万円/月
備考
一般的なプラン
・AI OCR 2,000 枚 / 月
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
スタンダードプラス 9万円/月
備考
生成AIも使いたい方向け
・AI OCR 無制限 ※キャンペーン中
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
プロ 18万円/月
備考
処理枚数が多い方向け
・AI OCR 無制限 ※キャンペーン中
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
・同時利用数 3台
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 660,000円(税込)
年間保守サービス 99,000円(税込)
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン1 33,000円/月額(税込)
備考
※6,000項目まで
※6,000項目以上は従量利用料金、1項目3.3円(税込)
プラン2 110,000円/月額(税込)
備考
※60,000項目まで
※60,000項目以上は従量利用料金、1項目1.1円(税込)
プラン3 220,000円/月額(税込)
備考
※200,000項目まで
※200,000項目以上は従量利用料金、1項目1.1円(税込)
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
導入料金はお問合せください。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
備考
WisOCR Basicのみ初期費用は100,000円です。
WisOCR Standard 100,000円/月額
備考
AI手書き・AI活字対応。月額での処理可能量は5万フィールドまでです。
WisOCR Pro 200,000円/月額
備考
AI手書き・AI活字対応。月額での処理可能量は20万フィールドまでです。
WisOCR Basic 15,000円/月額
備考
AI活字対応。月額での処理可能量は10万フィールドまでです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
OmniPage 19.2 Ultimate 54,757円
備考
外国製ですので、為替相場で費用が変動することがあります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
5 ダウンロード版 3,480円
5 パッケージ版 3,980円
制限なし
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読取革命Ver.17 12,980円(税込)
備考
PC1台用/ダウンロード版
読取革命Ver.17 10,513円(税込)
備考
PC10-49台用/ライセンス版
読取革命Ver.17 9,929円(税込)
備考
PC50-99台用/ライセンス版
読取革命Ver.17 9,345円(税込)
備考
PC100-499台用/ライセンス版
制限なし
読取革命の資料サムネイル
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
トライアル導入 30,000円/月額
備考
本格的な導入の前にトライアルを利用できます。正式導入の費用は要問合せです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円~500,000円
備考
・トライアル 初期費用なし
・ミニ 初期費用なし
・ライト/スタンダード 初期費用50万円
トライアル 50,000円/月額
備考
・月間300枚
超過費用150円/枚
ミニ 10,000円/月額
備考
・月間100枚
上限枚数に達した場合は利用停止
ライト 100,000円/月額
備考
・月間1000枚
超過費用75円/枚
スタンダード 30,0000円/月額
備考
・月間5000枚
超過費用60円/枚
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッケージ版 21,780円(税込)
ダウンロード版 14,080円(税込)
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
シングルライセンススタンダード 25,000円(税込)
備考
年間保守費用不要
PC1台(1ユーザー) に 1ライセンスが必要です。
バッチ処理機能は搭載されていません。
シングルライセンスコーポレート 35,000円(税込)
備考
年間保守費用不要
PC1台(1ユーザー) に 1ライセンスが必要です。
バッチ処理機能が搭載されています。
シートライセンススタンダード 35,000円(税込)
備考
表示は1ラインセンス
5ライセンス以上での購入です。
バッチ処理機能は搭載されていません。
ライセンス料には初年度の年間保守料が含まれています。
年間保守料は自動更新となり保守費用は別途毎年発生します。
シートライセンスコーポレート 37,800円(税込)
備考
表示は1ラインセンス
5ライセンス以上での購入です。
バッチ処理機能が搭載されています。
ライセンス料には初年度の年間保守料が含まれています。
年間保守料は自動更新となり保守費用は別途毎年発生します。
1年
オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 220,000円(税込)~
備考
プランにより初期費用が異なります。
クラウド(SaaS)版Sコース 11,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 100 枚
クラウド(SaaS)版Mコース 33,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 500 枚
クラウド(SaaS)版Lコース 55,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 1,000 枚
オンプレミス スタンドアロン版 211,200円/年額(税込)
備考
読み取りの制限なし
オンプレミス サーバ版(サブスクリプション型)Trial 1,056,000 円/年額(税込)
備考
読取枚数 1,000 枚 / 月
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額費用 50,000円~/月額
備考
※プランによって異なる
※詳細なお見積りについてはお問い合わせください。
3か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン1 30,000円/月額
備考
読取箇所は月6,000項目までです。
プラン2 100,000円/月額
備考
読取箇所は月60,000項目までです。
プラン3 200,000円/月額
備考
読取箇所は月200,000項目までです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
スキャナーとインターネット接続環境があれば初期費用は無料です。
プラン1(小型)通常版 33,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月6千までです。
プラン2(中型)通常版 110,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月6万までです。
プラン3(大型)通常版 220,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月20万までです。
30日
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

よくある質問

DX Suiteの料金プランの違いは?

Lite/Standard/Proで初期費用・月額・無料枠・範囲単価が異なります。例:Liteは初期¥0・月額¥30,000〜・無料枠¥18,000分・範囲3円、Standardは初期¥200,000・月額¥100,000〜・無料枠¥50,000分・範囲1円/0.5円です。

DX Suiteの2025/10の価格改定は何が変わる?

LiteとTrialで「項目抽出」「全文読取」の枚単価が¥10→¥30に変更。Standard/Pro/Success Programは対象外。処理実行日が2025-10-01以降なら改定後価格が適用されます。

DX Suiteの課金単位(範囲/枚/仕分け)の違いは?

定型読取では“指定した範囲”ごとに課金(文字あり/なし)。項目抽出・全文読取は枚課金。仕分け(Elastic Sorter)は1枚=1リクエストで課金されます。

DX SuiteのElastic Sorterは何をしてくれる?

レイアウト仕分けとキーワード仕分けの2方式で、混在PDFを自動分類しIntelligent OCRへ連携します。非定型が多い場合はキーワード仕分けからの設計が有効です。

DX SuiteはAIエージェントでどこまで自動化できますか?

監視フォルダに置いた書類の自動アップロード→仕分け/読取→CSV自動保存まで前後工程を無人化できます。追加リクエスト不要で利用可能です。

DX Suiteのローカルストレージ連携の要件は?(Agent App)

DX Suite Agent Appの導入と権限設定が必要です。管理者がAppを起動し、アクセス許可を与える運用が推奨。現時点でMacは非対応と明記されています。

DX Suiteのクラウドのデータ保持は?削除タイミングは?

読取ユニット/結果はアップロードから45日で自動削除(復元不可)。論理削除データは30日保持。日次4:00に削除バッチが実行されます。ログは最長3〜5年。

DX Suiteはオンプレ運用は可能?

可能です。専有型のAI inside Cubeでプライベート環境を構築でき、クラウドが難しい要件でも導入できます。

DX SuiteはRPA(UiPath)とはどう連携しますか?

UiPath公式の「AI-OCR workflow for AI inside – DX Suite」で、アップロード・読取・CSV出力・仕分けをAPI連携できます。オンプレのCubeにも対応しています。

DX Suiteは無料で費用の概算はできますか?

公式の料金シミュレーターで、帳票種別と月間枚数からおすすめプランと概算を即時確認できます。

DX Suiteの導入効果の実例は?

広島銀行は1件25分→8分(約67%短縮)、年間2,380時間削減を公表。大規模でも成果が出ています。

目次

おすすめ比較一覧から、
最適な製品をみつける

カテゴリーから、IT製品の比較検索ができます。
2019件の製品から、ソフトウェア・ビジネスツール・クラウドサービス・SaaSなどをご紹介します。

すべてみる