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googleオプティマイズ 代替8選|GA4連携で最短導入

「ABテストツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • セグメントごとの結果
    • ヒートマップ分析
    • エンジニア不要
    • 従量課金
    • コンテンツブロックのテスト
    • EFO機能
    • 多変量テスト
    • マルチユーザー対応
    • エディター機能
    • 有意差検定
    • 無料ソフト
    • パーソナライズ設定
    • マルチデバイス対応
    • 外部ツールとの連携
    • リダイレクトテスト
    • 複数ページテスト
    • HTMLファイル不要
    • レポート出力可能
    • テストの自動最適化
    • 月額固定
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
初期費用 要相談
Saasプラン 要相談
APIプラン 要相談
要相談
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリープラン 無料
備考
Optimize Nextはコストを一切かけずに利用可能です。
ベーシックプラン ¥3,000/月 (税込 ¥3,300)
備考
より充実した基本機能を提供します。数値レポートを確認、パターンの比重をカスタマイズなど。
ベーシックプラン2 ¥10,000/月 (税込 ¥11,000)
備考
基本機能に加え、画像をアップロード(1件まで)が利用できます。
プレミアムプラン ¥30,000/月 (税込 ¥33,000)
備考
無制限の画像アップロードや、個別のカスタマーサポートを受けることができます。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スタンダード 要相談
プロ 要相談
エンタープライズ 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
エンタープライズ版 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
月額利用料 0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要問合せ
備考
問い合わせの後ヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
基本プラン 0円/月額
備考
有料オプションあり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
備考
詳細は問合わせ
月額費用 100,000円/月額
備考
詳細は問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
通常プラン 55,000円/月額
備考
100万UUまで
登録サイト:無制限
代理店プラン 55,000円/月額
備考
100万UUまで
登録サイト:10
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
要問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円(税別)
料金 45,000円(税別)/月額
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
要問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 10万円
備考
導入プログラム・学習コンテンツのご提供
月額固定 12.5万円〜
備考
主に計測PV数により決定
従量課金式による自動料金変動なし
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
「初期費用」は発生いたしませんが、「計測データ保守管理料」として6,600円(税込)をお申し込み時に原則一括にて必要です。
無料トライアル 0円
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
Insight Free 0円
Insight Growth 3,000 PV 4,980円/月額
Insight Growth 10,000 PV 9,980円/月額
Insight Growth 50,000 PV 19,800円/月額
Insight Growth 100,000 PV 29,800円/月額
Insight Growth 200,000 PV 49,800円/月額
Insight Growth 500,000 PV 69,800円/月額
Insight Growth 500,000∔  PV 従量課金
Insight Premium 従量課金
Experience Free 0円
Experience Growth 3,000 PV 7,980円/月額
Experience Growth 10,000 PV 14,800円/月額
Experience Growth 50,000 PV 29,800円/月額
Experience Growth 100,000 PV 49,800円/月額
Experience Growth 200,000 PV 79,800円/月額
Experience Growth 500,000 PV 109,800円/月額
Experience Growth 500,000∔  PV 従量課金
Experience Premium 従量課金
Bundle Pack Free 0円
Bundle Pack Growth 3,000 PV 9,980円/月額
Bundle Pack Growth 10,000 PV 19,800円/月額
Bundle Pack Growth 50,000 PV 39,800円/月額
Bundle Pack Growth 100,000 PV 59,800円/月額
Bundle Pack Growth 200,000 PV 99,800円/月額
Bundle Pack Growth 500,000 PV 149,800円月額
Bundle Pack Growth 500,000∔  PV 従量課金
Bundle Pack Premium 従量課金
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
無料 0円/月額
ミニマム 9,800円/月額
ビジネス 19,800円/月額
ファースト 49,800円/月額
エキスパート 99,800円/月額
スーパー 149,800円/月額
無料プラン→最低利用期間の制限なし 有料プラン→最低6ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

「Google Optimize」は2023-09-30で終了し、GA4と外部A/Bテストの連携が新たな前提となりました。本記事では、“無料で小さく始める”から“GA4深連携”“エンタープライズ統合”まで、ユースケース別に代替8製品を厳選。実装の肝であるタグ配置とフリッカー対策、権限設計、サンプルサイズ設計を押さえつつ、30日でローンチする現実的なステップを提示します。まずは無料枠やトライアルで連携と運用感を確かめ、GA4で同一KPIを読み替えながら拡張していきましょう。

1. Googleオプティマイズ終了後の前提整理

2023年9月30日でGoogle Optimizeは提供終了となり、実験は停止しました。以降はGoogle アナリティクス4(GA4)と外部のA/Bテストツールを連携して運用することが前提です。

なぜ終了し、何が前提になるのか

終了理由は、より高度な実験機能ニーズに対応するためであり、今後はGA4とサードパーティの実験ツールを統合していく方針が明示されています。GoogleはGA4に対するA/Bテスト連携へ投資し、統合APIも公開しています。

  • 終了日:2023年9月30日(Optimize/Optimize 360ともに終了)
  • 今後の前提:GA4と外部実験ツールの連携(API公開、サードパーティ統合の推進)
  • 補足:モバイル向けのFirebase A/B Testingは継続し、2023年10月23日以降は最適化基盤への依存を廃して頻度主義推定に移行しています。

次の表では、終了の事実と今後の基本方針を要点で比較しています。表の後では各要点の読み取りポイントを補足します。

項目 内容
終了日 2023-09-30
今後の基本方針 GA4とサードパーティのA/Bテスト連携へ投資、統合API公開
関連プロダクト Firebase A/B Testingは継続(2023-10-23以降は頻度主義推定)

参考:[2023 年 9 月廃止] Google オプティマイズ – アナリティクス ヘルプ

この表では終了日を事実として押さえ、今後の前提としてGA4連携が必須であることを示しています。関連プロダクトの位置づけを確認することで、Webとアプリの計測・実験の切り分けが明確になります。

公式に示された連携パートナー

Googleは、GA4連携のA/Bテストプロバイダーとしてアルファベット順で次の3社を挙げています。

  • AB Tasty:GA4オーディエンスとの連携が可能です。
  • Optimizely:Web ExperimentationでGA4連携の設定手順が公開されています。
  • VWO:GA4オーディエンスの取り込み/作成を含む統合が案内されています。

次の表では、3社のGA4連携可否公式ドキュメント有無を一覧化します。ここでは「前提整理」としての最低限の観点に絞っています。

ベンダー名 GA4連携 参考リンク
AB Tasty あり AB Tasty×GA4
Optimizely あり Optimizely×GA4
VWO あり VWO×GA4

この表を比較することで、3社ともにGA4と連携可能であるという前提が確認できます。以降の選定では、実装容易性やパーソナライズ要件、費用対効果などの観点で深掘りしていくことになります。

まず何を準備すべきか(前提の実務ポイント)

前提整理の段階では、次の3点を先に決めておくと移行が円滑です。

  1. 計測の中核をGA4に統一(イベント定義・キーイベントの整備)。Google アナリティクス4のイベントベース設計に沿って、目標(キーイベント)を明確化します。
  2. 候補ツールの連携可否と責任分界(実装担当・有効化権限・検証フロー)。まずは上記3社のいずれかでPoCを行い、計測の整合とレポート読み替えを確認します。
  3. アプリ領域の扱いを切り分け(Firebaseでの実験継続の可否を確認)。Webとアプリで手法が異なる点を事前に合意します。

以上が、googleオプティマイズ 代替を検討する読者に向けた前提整理です。次のセクション以降では、要件タイプ別の選び方や具体製品の比較、移行チェックリストへと進めます。

関連記事:
ABテストツール18製品を徹底比較!基本概要と使い方【監修者コメント付き2025年最新】

ab-test-tool-comparison-table

ABテストツールの比較表を表示する

2. ツールの選び方(タイプ別フレーム)

本節では、選定を短時間で進められるように4タイプで要件整理し、評価軸を明確化します。いずれもGA4連携が前提であり、各ベンダーは連携ドキュメントを公開しています。例えばGoogle Optimize終了後はGA4とサードパーティ統合へ投資する方針が明示されています。

4タイプで要件を絞り込む

まずは自社の成熟度とKPIに合わせて、次の4タイプから優先順位を決めます。各タイプの代表的な実装根拠は、後述の表と公式ドキュメントで確認できます。

KPI管理とは?基本から運用まで徹底解説【__current_year__年最新版】

① 無料・スモールスタート型:初期費用を抑え、検証サイクルを回したい
例: Optimize Next(GA4連携とレポート連携を明示)

② 国産サポート重視型:日本語UI・国内サポート・運用支援を重視
例: SiTestヒートマップ×A/B×EFOを一体提供)、DLPO(ブロック単位のテストを明記)

③ GA4深連携で成長型:計測基盤をGA4に統一し、テスト結果をGA4で読む
例: AB TastyOptimizelyVWO(いずれもGA4連携手順を公式公開)

④ エンタープライズ拡張型:大規模パーソナライズやスイムレーン運用まで視野
例: Adobe Target(Adobe Experience Platformと強力に統合)

次の表では、タイプ別に代表プロダクト選びどころを整理しています。読み方のポイントは、まず自社タイプを決め、右列の「初期判断」から比較を始めることです。表中のプロダクト名は初出時のみインラインリンクで公式情報に接続しています。

タイプ 代表プロダクト 主な強み 初期判断の目安
無料・スモールスタート Optimize Next 無料プランやGA4連携の明示。ノーコードで開始しやすい。 まずは既存GTM配下で実装可否を確認
国産サポート重視 SiTestDLPO 日本語UIと導入支援、ヒートマップやEFOなど周辺機能を同梱。 改善運用を内製化したい場合に適合
GA4深連携で成長 AB TastyOptimizelyVWO 公式のGA4統合ドキュメントあり。検証→分析→意思決定の往復が速い。 GA4イベントとKPIの対応関係を先に定義
エンタープライズ拡張 Adobe Target A/B〜多変量、AI配信、Adobe製品との統合。大規模サイトの横断テストに向く。 既存のAdobe製品群との統合要件がある場合に最適

タイプごとに公式情報へリンクしているため、機能・連携の一次情報を即時確認できます。プロダクトの選定は、次節の評価軸で削る→比較の順に進めると効率的です。

評価軸とチェック観点(GA4/GTM視点を中心に)

選定ミスは実装段で露呈します。ここでは実装容易性GA4/GTM連携パーソナライズの可否費用・スケールの4軸で初期チェックを行います。

次の表では、各軸の「確認する具体項目」をまとめます。表後に読み取りポイントを補足します。

評価軸 確認する具体項目
実装容易性 GTMでタグ配信できるか、アンチフリッカー推奨手順があるか
GA4/GTM連携 GA4のイベント送信・オーディエンス連携の可否、GTM経由の設定可否
パーソナライズ 変数・セグメント条件の柔軟性、CDP/MAとの連携性
費用・スケール 公開価格の有無、MTU/UU課金の目安、上位プランの拡張性

CDPツールとは?おすすめ製品比較16選|他ツールとの違いも解説

この表は設定作業の可視化に役立ちます。例えば、GTMで一括管理できるかは初期導入の手戻りを左右しますし、GA4へのイベント送信やオーディエンス連携が充実しているかは検証→分析→意思決定の速度を決めます。

どのタイプから始めるべきか(実務指針)

  • 短期で“回す”必要がある:①または③から開始し、GTM配下で試験導入→GA4でイベント確認→本番適用の順でローンチします。
  • 社内運用を内製化したい:②を起点に、ヒートマップやフォーム分析と併走し、仮説→検証→要因分析のループを作ります。
  • 大規模配信・個別最適化が主眼:④を中心に、既存のAdobe製品群とのデータ連携とガバナンスを要件化します(ベンダー公開事例として指標改善の主張あり)。

3. おすすめ製品(タイプ別に厳選紹介)

Googleオプティマイズの代替をタイプ別に“まず当てる”候補だけに絞ってご紹介します。初出の製品名は公式サイトへリンクし、強みやGA4(Googleアナリティクス4)連携の有無を事実ベースで整理しました。

GA4公式連携の中核3製品

最短で移行したい企業がまず検討すべきは、GA4との連携ナレッジとサポートが厚い定番3製品です。いずれもA/B、多変量、スプリットテストをカバーし、クライアントサイド中心にすぐ始められます。

  • AB Tasty:実験とパーソナライズを一体で運用でき、GA4との連携手順も公開されています。特にサーバー/クライアント両対応の実験とフラグ管理を提供します。
  • Optimizely Web Experimentation:“Stats Engine”など企業導入実績と拡張性が強み。GA4統合の公式手順があり、実装はスニペット追加から開始できます。
  • VWO Testing:Web/SPA(React/Next.js/Vueなど)まで幅広く対応。GA4の計測IDを用いた統合ガイドも提供されています。

次の表では、この3製品を主要観点で比較しています。
表の直後の読み取りポイントも確認してください。

製品名 GA4連携 主な機能 パーソナライズ 実装の容易さ 価格公開
AB Tasty あり(公式ドキュメント) A/B、多変量、フラグ管理、レコメンド あり(AI活用のセグメント配信) スニペット導入で開始 公開なし(要見積)
Optimizely Web Experimentation あり(公式手順) A/B、多変量、パーソナライズ、統計エンジン あり スニペット導入+ページ設定 公開なし(要見積)
VWO Testing あり(設定ガイド) A/B、スプリット、多変量、SPA対応 あり タグ実装+ウィジェット編集 価格ページあり(プラン公開)

GA4連携の可否と公式手順の有無を比較することで、初期セットアップの確実性運用ナレッジの厚みが把握できます。

無料・スモールスタート

検証文化の立ち上げや小規模サイトでのトライアルなら、無料枠とノーコード編集が魅力の選択肢があります。

  • Optimize Next無料で使えるA/Bテストツールを掲げ、Googleオプティマイズの代替としてシンプル操作で開始可能。国内の詳しい導入手順解説も出回っており、スモールスタートに向きます。

次の表では、スモールスタート用途での読みどころを簡潔に整理しています。
無料枠の有無実装要件を確認して着手のハードルを見積もれます。

製品名 初期費用 月額料金 実装 日本語情報
Optimize Next ¥0 無料プランあり タグ導入+ノーコード編集 あり(国内ガイド多数)

国産オールインワン(分析+検証)

ヒートマップやEFO(入力フォーム最適化)など行動分析と検証を一体運用したい場合に適した国産SaaSです。

  • SiTest:ヒートマップ×A/Bテスト×EFOを統合し、日本語UIで運用しやすい構成。プランページも公開されています。
  • DLPO:A/B、多変量、パーソナライズに対応し、LPO(ランディングページ最適化)に強み。国内事例とサポート体制が豊富です。

LPOツール比較11選|広告費用対効果を上げる導入方法とは?【__current_year__年最新版】

次の表では、分析×検証の一体化国内サポートの観点で比較しています。
実装負荷よりも運用体制・内製化のしやすさを重視する際の判断材料になります。

製品名 主な機能 日本語サポート 料金情報 想定ユースケース
SiTest ヒートマップ、A/B、EFO あり 公式プラン公開あり サイト全体の行動分析と並行検証
DLPO A/B、多変量、パーソナライズ あり 要見積 LP最適化と配信パーソナライズ

エンタープライズ統合

複数ドメインや大規模なパーソナライズを「マーケ×IT×分析」で統合するなら、エコシステム全体に強い選択肢が要件に合います。

  • Adobe Target:A/B、多変量、AIによる自動パーソナライズまでを含む大規模パーソナライズ基盤。Adobe製品群との統合を前提に運用できます。
製品名 主な機能 特徴 想定規模
Adobe Target A/B、多変量、AIパーソナライズ Adobe製品連携、エンプラ運用 大規模

ブロック運用×計測最適化

コンテンツをブロック単位で差し替え→そのまま計測→改善まで一気通貫で回したい場合に有効です。

  • KARTE Blocks:ノーコードでコンポーネント(ブロック)を編集し、表示数・クリック率(CTR)・経由CV率を自動で可視化。ABテストとパーソナライズも同一UIで実行できます。

クリック率(CTR)とは?計算方法から改善施策まで徹底解説【__current_year__年最新版】

製品名 実装 可視化指標 強み
KARTE Blocks タグ導入+ノーコード編集 表示数、CTR、CV率 ブロック別の効果計測と施策実行を一体化

ブロック別の効果を比較することで、どの要素が成果に効いているかを素早く掴めます。

使い分けの指針(要点)

  • 最短移行・定番:AB Tasty/Optimizely/VWO(GA4公式連携の手順と実績)
  • 費用を抑えて検証文化を作る:Optimize Next(無料プラン、ノーコード)
  • 分析と検証を国内体制で内製:SiTest/DLPO(国産UIとサポート)
  • 全社規模のパーソナライズ:Adobe Target(統合基盤)

補足:Optimizelyの“Stats Engine”のような統計エンジンや、VWOのSPA対応など手法面の適合性は成果に直結します。要件定義時に「サーバーサイド実験の要否」「SPAフレームワーク対応」「GA4計測維持」を必ずチェックしましょう。

参考リンク(初出で記載済みのため重複省略):各製品名のリンク先およびGA4連携の公式ドキュメントをご確認ください。

「ABテストツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • セグメントごとの結果
    • ヒートマップ分析
    • エンジニア不要
    • 従量課金
    • コンテンツブロックのテスト
    • EFO機能
    • 多変量テスト
    • マルチユーザー対応
    • エディター機能
    • 有意差検定
    • 無料ソフト
    • パーソナライズ設定
    • マルチデバイス対応
    • 外部ツールとの連携
    • リダイレクトテスト
    • 複数ページテスト
    • HTMLファイル不要
    • レポート出力可能
    • テストの自動最適化
    • 月額固定
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
初期費用 要相談
Saasプラン 要相談
APIプラン 要相談
要相談
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリープラン 無料
備考
Optimize Nextはコストを一切かけずに利用可能です。
ベーシックプラン ¥3,000/月 (税込 ¥3,300)
備考
より充実した基本機能を提供します。数値レポートを確認、パターンの比重をカスタマイズなど。
ベーシックプラン2 ¥10,000/月 (税込 ¥11,000)
備考
基本機能に加え、画像をアップロード(1件まで)が利用できます。
プレミアムプラン ¥30,000/月 (税込 ¥33,000)
備考
無制限の画像アップロードや、個別のカスタマーサポートを受けることができます。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スタンダード 要相談
プロ 要相談
エンタープライズ 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
エンタープライズ版 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
月額利用料 0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要問合せ
備考
問い合わせの後ヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
基本プラン 0円/月額
備考
有料オプションあり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
備考
詳細は問合わせ
月額費用 100,000円/月額
備考
詳細は問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
通常プラン 55,000円/月額
備考
100万UUまで
登録サイト:無制限
代理店プラン 55,000円/月額
備考
100万UUまで
登録サイト:10
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
要問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円(税別)
料金 45,000円(税別)/月額
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
要問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 10万円
備考
導入プログラム・学習コンテンツのご提供
月額固定 12.5万円〜
備考
主に計測PV数により決定
従量課金式による自動料金変動なし
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
「初期費用」は発生いたしませんが、「計測データ保守管理料」として6,600円(税込)をお申し込み時に原則一括にて必要です。
無料トライアル 0円
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
Insight Free 0円
Insight Growth 3,000 PV 4,980円/月額
Insight Growth 10,000 PV 9,980円/月額
Insight Growth 50,000 PV 19,800円/月額
Insight Growth 100,000 PV 29,800円/月額
Insight Growth 200,000 PV 49,800円/月額
Insight Growth 500,000 PV 69,800円/月額
Insight Growth 500,000∔  PV 従量課金
Insight Premium 従量課金
Experience Free 0円
Experience Growth 3,000 PV 7,980円/月額
Experience Growth 10,000 PV 14,800円/月額
Experience Growth 50,000 PV 29,800円/月額
Experience Growth 100,000 PV 49,800円/月額
Experience Growth 200,000 PV 79,800円/月額
Experience Growth 500,000 PV 109,800円/月額
Experience Growth 500,000∔  PV 従量課金
Experience Premium 従量課金
Bundle Pack Free 0円
Bundle Pack Growth 3,000 PV 9,980円/月額
Bundle Pack Growth 10,000 PV 19,800円/月額
Bundle Pack Growth 50,000 PV 39,800円/月額
Bundle Pack Growth 100,000 PV 59,800円/月額
Bundle Pack Growth 200,000 PV 99,800円/月額
Bundle Pack Growth 500,000 PV 149,800円月額
Bundle Pack Growth 500,000∔  PV 従量課金
Bundle Pack Premium 従量課金
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
無料 0円/月額
ミニマム 9,800円/月額
ビジネス 19,800円/月額
ファースト 49,800円/月額
エキスパート 99,800円/月額
スーパー 149,800円/月額
無料プラン→最低利用期間の制限なし 有料プラン→最低6ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

4. 乗り換え・移行チェックリスト

移行は「保存→入替→再設計→検証→運用ルール」の順で進めると手戻りが減ります。初出の固有名詞は公式ドキュメントへリンクして根拠を明示します。

旧テスト結果の保存(計測資産のバックアップ)

まずは実験の成果が読める状態を確保します。GA4の生データを長期保管できるようBigQuery連携とデータ保持期間の見直しを先に行います。特に保持期間は既定が短めのため、最大値へ更新しておくと後工程の検証が容易です。

  • Google アナリティクス4のデータ保持期間を最大値へ設定
  • BigQueryエクスポートを有効化し、日次転送でキーイベントの系列を保全
  • 既存のレポート定義(指標名・イベント名・注釈)を棚卸しし、移行後の指標対応表を作成

次の表では、保存フェーズの実務タスクを整理しています。

タスク 目的
データ保持期間の見直し ユーザー/イベント単位データの自動削除を回避
BigQuery転送の有効化 生データを長期・自由分析に活用
旧実験の記録整理 移行後の再現/検証に備える

表の各項目を順に対応することで、テストの文脈を失わずに移行できます。

次の表では、代表3製品の実装観点を並べています。初期判断では同期/非同期GTM方針を確認し、発火順位とアンチフリッカーの適用で安定化します。

製品 推奨実装 GTM方針 参考 備考
AB Tasty 同期タグ/<head>推奨 公式にGTM手順あり GTM実装手順 フリッカー回避のベストプラクティスあり
Optimizely スニペットを直書き推奨 タグマネージャ実装は非推奨 Site performance best practices FOOC回避と計測の整合重視
VWO スニペット/テンプレ対応 GTM連携を公式提供 VWO×GA4をGTMで フリッカー低減コードを公開

この表を基に、自社のタグ運用方針(直書き/GTM)とフリッカー対策を先に決めると、以降のQAが短縮できます。

イベント・指標の再設計(GA4で読む前提)

GA4ではイベントベースで成果を管理します。重要な行動をキーイベントに指定し、命名・パラメータ設計を統一しておくと、ベンダー横断で同一KPIを読み替えできます。

ベンダー連携の対応(共通化ポイント)

3製品はいずれもGA4連携を公式ドキュメントとして提供しています。イベント/オーディエンスの橋渡し方法を先に決め、同じKPIをGA4側で読む運用に寄せます。

  • OptimizelyはIntegrationsからGA4を有効化し、GTM経由の手順も公開
  • VWOはGA4オーディエンス連携と1回の初期設定での運用を案内
  • AB TastyはGA4オーディエンス閲覧/連携の手順と識別子送信の仕様を掲載

公開前の計測確認(QA・プレビュー・発火チェック)

リリース前QAは「バリエーション確認」「イベント発火」「オーディエンス適合」の3点を最低限チェックします。各ベンダーはプレビュー/QAモードを提供しています。

  • Optimizely:Preview/QA強制バケッティングで動作確認。
  • VWO:プレビュー機能で各バリエーションを検証。
  • AB Tasty:QAモードで限定公開検証。

次の表では、公開前に見るべきチェック項目を一覧化しました。これに沿って計測/対象/表示を三方向から確認します。

観点 具体チェック
バリエーション 指定のURL/パスで意図通りにDOMが変更されるか
イベント発火 クリック/購入などのイベントが送信され、GA4のリアルタイムで確認できるか
オーディエンス 目標のセグメント条件でユーザーが対象化されるか

表のイベント発火は、GA4リアルタイムでの確認が最短です。失敗時はタグの発火順とアンチフリッカーの設定を再確認します。

運用ルール(有意判定・停止条件)

停止条件は「統計エンジンの到達条件×ビジネス判断」で決めます。代表製品の統計手法は次の通りです。

  • Optimizely:Stats Engine(逐次検定+FDR制御)で“いつ見ても正しい”判定を志向。
  • VWO:SmartStats(ベイズ系)を採用し、推奨サンプル/期間勝者判定の解釈を提示。
  • AB Tasty:ベイズ推定にもとづく信用区間で意思決定を支援。

次の表は、停止条件を文書化する際の雛形です。運用会議ではこの型に沿ってリスク許容最小改善幅を合意します。

項目 Optimizely VWO AB Tasty
統計手法 逐次検定+FDR制御 ベイズ(SmartStats) ベイズ(信用区間)
到達条件の例 Stats EngineがSignificantを表示 事後確率・推定改善幅がツール基準に到達 信用区間が完全に正の領域に入る 等
早期停止の扱い 逐次検定の設計上、途中観測に耐性 ベイズの収束判断で停止 信用区間とリスク指標で判断
参考 Optimizely Stats Engine

この表の到達条件各製品の統計UIの解釈に沿って設定します。固定の%閾値を一律に当てないことで、手法差による誤解を避けられます。

5. 実装・運用の落とし穴

「googleオプティマイズ 代替」を導入しても、実装や運用の設計が甘いと成果がぶれます。本節ではフリッカー対策権限設計サンプルサイズ設計と誤判定リスクの3点を、一次情報に基づいて押さえます。あわせてOptimize Nextの運用ガイドも参照できます。

フリッカー(FOOC)の回避は“タグ位置×読み込み方式”が要

結論から言うと、実験タグは<head>のできるだけ上、かつ同期的に読み込む設計が原則です。例えばAB Tastyは<head>上部への配置や外部リソースより前での実行を推奨し、フリッカー低減のベストプラクティスを提示しています。Optimizelyはスニペットの配置・プレビューの見え方に関する注意点を公開し、VWOは非同期のタグマネージャ実装がフリッカー要因になり得ることを明記しています。

一方で、アンチフリッカー(body隠し)はレンダリングを遅らせる副作用があります。計測面で空白表示時間が伸びるとUXやコアウェブバイタルに影響しうるため、導入時は適用時間を計測し最小化してください。参考として、アンチフリッカーの挙動・計測方法の技術解説が公開されています。

次の表では、代表3製品のフリッカー対策の基本を比較しています。次章の実装手順に入る前に、まず自社のタグ運用方針(直書き/GTM)を決めましょう。

製品 推奨タグ位置/方式 GTM方針 参考リンク
AB Tasty <head>上部・同期。外部リソースより前に配置 GTMでも実装可だが同期性と発火順の管理が前提
Optimizely <head>上部・直書き推奨 タグマネージャ実装は非推奨(ページフラッシュの恐れ)
VWO <head>でSmartCodeを同期実行 非同期実装はフリッカー要因。必要ならボディ隠し等の低減策

ベンダーごとの指針を比較することで、タグ配置と読み込み方式の誤りを早期に潰せる点が分かります。

権限設計:誰が何を有効化できるのか

ロール(役割)とパーミッション(権限)を曖昧にしたままだと、誤配信勝手な本番適用につながります。各製品は権限粒度を公式に定義しているため、作成・承認・公開の責任分解を明文化してください。

次の表では、ロール×操作の最低限の切り分け例を示します。

操作 Optimizelyの権限例 VWOの権限例 AB Tastyの権限例
実験の作成 プロジェクト内の作成権限ユーザー Workspace内のDesign/Publish権限 ユーザー管理で「Editor」以上
配信条件の編集 フィーチャー/実験の編集権限 Workspace内のPublish権限 権限でルール編集可(管理画面で付与)
本番公開 Approver/Administratorクラス Admin/Publishクラス Admin/Super admin
参照のみ 「Viewer」相当 Browse 閲覧専用ロール

操作権限を分離することで、意図しない公開を防ぎ、監査(誰がいつ何をしたか)の可視化にもつながります。

サンプルサイズ設計と“誤判定”の管理

「どれくらい回せばよいか」を曖昧にすると、早期停止見かけの勝ちに引っ張られます。各ベンダーは統計手法を公開しているため、手法に沿った停止条件を決めることが重要です。

  • Optimizely:逐次検定とFDR(偽発見率)制御を組み合わせたStats Engineを採用。途中観測に耐性を持つ設計のため、“いつ見ても正しい”判定を志向します。停止条件はStats Engineの到達表示に依拠します。
  • VWO:SmartStats(ベイズ)を採用し、AがBに勝つ確率や推定改善幅に基づく意思決定を支援します。方法論エラーの警告もUIで表示されます。
  • AB Tastyベイズ推定で信用区間を提示。区間が正の領域に収まるかを重視し、リスクの見積もりを提供します。

次の表では、テスト設計〜停止判断までの実務チェックを一覧化しています。

観点 具体チェック
MDE(最小検出可能効果)の設定 事前に何%の改善を検出したいかを定義し、計算ツールでサンプル数を見積もる
期間の目安 平日/週末をまたぐ最低1週間単位など季節性を考慮して運用ルール化
停止条件 手法に応じた到達基準(Stats EngineのSignificant、ベイズの確率/区間)を明文化
早期停止の抑止 プレビューでの良否や初期傾向で判断しない。UIの到達表示とKPI定義で機械的に判断

停止基準を統計エンジンに合わせて文書化し、MDE→サンプル数→運用期間を合意すれば、主観で“勝ち負け”を決めてしまうリスクを抑えられます。

小さな躓きが大事故になる前に(実務の要点)

  • タグは<head>上部・同期で読み込み、アンチフリッカーの適用時間を計測・最小化
  • 権限分離(作成・審査・公開)をロールで厳格化
  • MDE→サンプル数→期間→停止条件統計手法に沿って事前合意

最後に、無料・国産寄りで小さく始めたいチームはOptimize Nextの導入手順と注意点も実装時に必ず確認してください。運用ガイドが権限・タグ実装・フリッカー対策の実務を補完してくれます。

6. 導入ステップ(30日ローンチモデル)

30日で「googleオプティマイズ 代替」を立ち上げるための現実的な工程をWeek1→Week4で示します。初回は2〜3仮説の小規模テストで回し、GA4連携手順が公表されている製品を使って短期立ち上げを狙います。なお、初出の固有名詞には公式情報をリンクします。

  • GA4連携手順の一次情報例:
    Optimizely Web Experimentationは管理画面のSettings→IntegrationsからGA4 – Report Generationを有効化する手順を公開しています。
    AB TastyGA4オーディエンスとイベント連携の手順・仕様をドキュメント化しています。
    Google アナリティクス4はキーイベント(旧コンバージョン)の設定と読み方を公式で解説しています。

コンバージョン(CV)とは?意味と種類、CV数を増やす手法を徹底解説

30日ローンチの全体像(週次プラン)

次の表では、週ごとの目的・主作業・成果物を可視化しています。表の後に各週の要点を補足します。

目的 主な作業 成果物(ドキュメント/設定)
Week1 要件定義とベンダー確定 タイプ選定(無料/国産/GA4深連携/エンプラ)、KPIとキーイベント定義、テスト対象ページ選定 要件定義書、KPI/イベント対応表、テスト仮説リスト(2〜3件)
Week2 実装とGA4連携確認 スニペット設置(<head>)、フリッカー対策、GA4連携有効化、GTM使用是非の判断 実装計画・タグ配置図、GA4連携の有効化記録、QA項目表
Week3 初回テスト実施 2〜3仮説を並行または順次で開始、リアルタイムでイベント発火確認、対象セグメントの適用確認 テスト設定書、プレビュー/QAログ、進捗レポート
Week4 レビューと本番運用へ 途中観測の注意点を踏まえた判定、次の改善計画作成、運用ルール(権限・停止条件)の確定 結果レビュー、改善バックログ、運用規程(権限/停止/QA)

この表では、Week2で連携を確実に通すことが最重要です。以降の分析・意思決定はGA4のキーイベントに集約し、テスト結果を同じKPIで読み替えられるようにしておきます。

Week1:要件定義(タイプ選定/KPI)

最初にベンダータイプ(無料・国産・GA4深連携・エンプラ)を決め、キーイベントに落とし込みます。なぜか。GA4で成果を読む前提を整えないと、ベンダー横断でKPIが比較できないためです。

  • 成果の主語をイベント名パラメータで定義(例:generate_leadpurchase
  • レポート上の主指標はキーイベント数/率で共通化し、ベンダー差を吸収

根拠:GA4はビジネスに重要なアクションをキーイベントとして明示的にマークし、レポートで追跡できます。

Week2:実装(タグ設置・GA4連携確認)

結論:<head>上部でスニペットを確実に読み込み、GA4連携をオンにする—この2点を守ると立ち上げが速いです。

  • Optimizelyは管理画面でGA4統合を有効化(Settings→Integrations→GA4)。
  • AB TastyはGA4オーディエンス/イベント連携の手順を公開(識別子送信の仕様も記載)。
  • Google タグ マネージャーを使うかはベンダー方針を確認します。Optimizelyはタグマネージャー経由の実装を非推奨(ページフラッシュ等の懸念を明記)。AB TastyはGTM実装ガイドを提供しています。

次の表では、タグ実装と連携の成否を1回で確認するチェック項目をまとめました。

観点 チェック内容
スニペット配置 <head>上部に配置し、ページ初期描画前に実行されるか
GA4統合の有効化 ベンダー側のGA4統合トグルが有効になっているか
GTM使用の是非 ベンダーの推奨/非推奨方針に従っているか
GA4側の受信 リアルタイムでキーイベントにヒットが入るか

Week3:初回テスト(2〜3仮説)

仮説はUI文言/CTA/レイアウトなど実装負荷の低いものから着手します。開始後は次を必ず確認します。

CTAボタンとは?効果を最大化するための具体的な改善方法

  • プレビュー/QAで各バリエーションが意図通りに表示されるか
  • GA4のリアルタイムでイベント発火・セグメント適用を確認
  • 途中観測のバイアスを避け、所定の停止条件に達するまで待つ

根拠:テストの良否はキーイベントのカウントで評価でき、GA4レポートの指標に表れます。

Week4:レビュー&本番運用へ

判定はツールの統計エンジン自社のKPIしきい値で二重に確認します。勝者の恒常反映次の仮説投入までを1スプリントで締めます。

  • 運用規程を明文化(権限分離:作成/承認/公開)
  • 改善バックログに残タスク登録(次の2〜3仮説)
  • KPIダッシュボードにキーイベントを固定表示し、変動検知を運用へ移管

立ち上げを速くする3つのコツ(要点)

  • ベンダー公式のGA4連携手順を採用:設定ミスが減り、Week2で確実にデータが通ります(Optimizely、AB Tastyはいずれも公開)。
  • GTM使用の是非は方針に従う:Optimizelyはタグマネ経由を非推奨、AB TastyはGTM実装ガイドあり。製品ごとの推奨に合わせます。
  • KPIはGA4のキーイベントに一本化:Week1で定義→Week3で観測→Week4で判定へ。可視化と再現性が高まります。

参考:GTM自体の導入・運用はGoogle タグ マネージャーの公式ガイドで基本を押さえるとスムーズです。

以上の手順に沿えば、30日で導入→連携→初回検証→本番運用まで到達しやすくなります。

7.【まとめ】まずは無料トライアルで小規模検証

Googleオプティマイズは2023年9月30日に終了しました。代替検討はGA4連携を前提に、まずは無料枠やトライアルで小さく素早く動かすのが安全です。特にGA4との統合手順を公式に公開している製品は短期立ち上げに向きます。

  • 今日やること:テスト対象KPIと1〜2件の仮説を決め、GA4イベント名を確定
  • 7日以内:無料プラン/トライアルに登録し、タグ実装とGA4連携を確認
  • 30日以内:2〜3本のA/Bテストを連続実行し、勝ちパターンの再現性をレビュー
  • 以降:必要に応じてOptimizely・AB Tasty・VWOなどエンプラ系へ拡張(いずれもGA4連携ドキュメントあり)

次の表では、無料で始めやすい代表例を比較しています。初月はこのどちらかで「連携の確からしさ」と「運用の手触り」を確かめるのがおすすめです。

製品 料金区分 無料/トライアル範囲 GA4連携の有無・根拠 実装要件(例) 向いている用途
Optimize Next 無料プラン ¥0(公表プランは無料で利用可) GA4とAPI連携によりツール内で結果確認、GA4で詳細分析も可能と記載 サイトにタグ設置(GTM利用が一般的) まずは無料でA/Bを始めたい、ノーコード中心で小規模に検証したい
SiTest トライアル+フリープラン トライアル終了後もフリープランへ移行。例:フリープランは計測3,000PV/月・1ドメイン、トライアルは計測30,000PV・2ドメイン GA4の設定・移行支援サービスを提供(タグ設計や活用の支援が得られる) タグ設置(ヒートマップ、A/B、多変量対応) ヒートマップ×A/B×EFOを一体で試したい、日本語UI/支援で始めたい

上の表は、「無料でどこまで触れるか」「GA4とのつなぎ方」「実装の重さ」を並べて判断するための要点比較です。数値の項目を比較することで、初月の検証可能なトラフィック量や管理ドメイン数の目安が分かります。

なぜ“無料で小さく”が最適か
一方で、初期から大規模な投資や複雑な実装を行うと、KPI未定義・計測齟齬・運用リソース不足が重なりやすく、検証の質が落ちます。まずは無料枠でイベント設計と運用の型を固め、30日で勝てる再現手順を作るのが合理的です。ここでGA4連携が公式に担保された製品を選べば、データの一貫性と将来拡張性が両立します。

30日ローンチを成功させる最終チェック

  • イベント・指標:GA4のコンバージョンをA/B用に再設計(命名規則を統一)
  • タグ実装:配信順序と同期待機でフリッカーを抑制
  • サンプルサイズ:必要標本数と停止条件を事前合意
  • レビュー:勝ち案の再現・横展開手順をドキュメント化
    この4点を満たせば、無料枠でも学習速度を落とさずに前進できます。製品選定の最終判断は、GA4連携の公式ドキュメント有無自社KPIに即したUI/運用負荷で行ってください。

まずはOptimize NextまたはSiTestの無料枠で小規模テスト→GA4で効果検証までを1サイクル回し、勝ちパターンの再現性を確認してから、必要に応じてOptimizely・AB Tasty・VWOなどへ段階的に拡張するのが、費用対効果とリスクのバランスに優れます。

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ABテストツール18製品を徹底比較!基本概要と使い方【監修者コメント付き2025年最新】

ab-test-tool-comparison-table

ABテストツールの比較表を表示する

「ABテストツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • セグメントごとの結果
    • ヒートマップ分析
    • エンジニア不要
    • 従量課金
    • コンテンツブロックのテスト
    • EFO機能
    • 多変量テスト
    • マルチユーザー対応
    • エディター機能
    • 有意差検定
    • 無料ソフト
    • パーソナライズ設定
    • マルチデバイス対応
    • 外部ツールとの連携
    • リダイレクトテスト
    • 複数ページテスト
    • HTMLファイル不要
    • レポート出力可能
    • テストの自動最適化
    • 月額固定
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
初期費用 要相談
Saasプラン 要相談
APIプラン 要相談
要相談
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリープラン 無料
備考
Optimize Nextはコストを一切かけずに利用可能です。
ベーシックプラン ¥3,000/月 (税込 ¥3,300)
備考
より充実した基本機能を提供します。数値レポートを確認、パターンの比重をカスタマイズなど。
ベーシックプラン2 ¥10,000/月 (税込 ¥11,000)
備考
基本機能に加え、画像をアップロード(1件まで)が利用できます。
プレミアムプラン ¥30,000/月 (税込 ¥33,000)
備考
無制限の画像アップロードや、個別のカスタマーサポートを受けることができます。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スタンダード 要相談
プロ 要相談
エンタープライズ 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
エンタープライズ版 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
月額利用料 0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要問合せ
備考
問い合わせの後ヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
基本プラン 0円/月額
備考
有料オプションあり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
備考
詳細は問合わせ
月額費用 100,000円/月額
備考
詳細は問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
通常プラン 55,000円/月額
備考
100万UUまで
登録サイト:無制限
代理店プラン 55,000円/月額
備考
100万UUまで
登録サイト:10
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
要問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円(税別)
料金 45,000円(税別)/月額
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
要問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 10万円
備考
導入プログラム・学習コンテンツのご提供
月額固定 12.5万円〜
備考
主に計測PV数により決定
従量課金式による自動料金変動なし
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
「初期費用」は発生いたしませんが、「計測データ保守管理料」として6,600円(税込)をお申し込み時に原則一括にて必要です。
無料トライアル 0円
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
Insight Free 0円
Insight Growth 3,000 PV 4,980円/月額
Insight Growth 10,000 PV 9,980円/月額
Insight Growth 50,000 PV 19,800円/月額
Insight Growth 100,000 PV 29,800円/月額
Insight Growth 200,000 PV 49,800円/月額
Insight Growth 500,000 PV 69,800円/月額
Insight Growth 500,000∔  PV 従量課金
Insight Premium 従量課金
Experience Free 0円
Experience Growth 3,000 PV 7,980円/月額
Experience Growth 10,000 PV 14,800円/月額
Experience Growth 50,000 PV 29,800円/月額
Experience Growth 100,000 PV 49,800円/月額
Experience Growth 200,000 PV 79,800円/月額
Experience Growth 500,000 PV 109,800円/月額
Experience Growth 500,000∔  PV 従量課金
Experience Premium 従量課金
Bundle Pack Free 0円
Bundle Pack Growth 3,000 PV 9,980円/月額
Bundle Pack Growth 10,000 PV 19,800円/月額
Bundle Pack Growth 50,000 PV 39,800円/月額
Bundle Pack Growth 100,000 PV 59,800円/月額
Bundle Pack Growth 200,000 PV 99,800円/月額
Bundle Pack Growth 500,000 PV 149,800円月額
Bundle Pack Growth 500,000∔  PV 従量課金
Bundle Pack Premium 従量課金
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
無料 0円/月額
ミニマム 9,800円/月額
ビジネス 19,800円/月額
ファースト 49,800円/月額
エキスパート 99,800円/月額
スーパー 149,800円/月額
無料プラン→最低利用期間の制限なし 有料プラン→最低6ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

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よくある質問

Googleオプティマイズが終了した理由は何ですか?

Googleの事業戦略の規模調整や技術の進化により、新しいプロジェクトへの資源再配分が実行されたためです。

Googleオプティマイズの代替として使用するのに最適なツールは何ですか?

OptimizelyやVWOなどが代替ツールとして有力です。これらは高度なA/Bテストやターゲティング機能を提供しています。

代替ツールを導入する際の注意点は何ですか?

機能の完備性、コスト、使いやすさ、サポート体制などを確認して、自社の要件に合ったツールを選ぶことが大切です。

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