製品を導入することになった背景

株式会社スタディストは、ビジュアルSOPマネジメントプラットフォーム「Teachme Biz」で累計2,000社超の導入実績を持つ一方、新規事業「Teachme Biz for Salesforce」では専任者が少数かつ各部門からの兼任体制でした。そのため、セミナー参加者調査やアンケート転記、資料作成など突発的な非定型業務が発生する度に既存事業のリソースを割かざるを得ず、事業推進のスピードと効率が著しく低下。仮説検証サイクルを迅速に回せない状況が顕在化したことで、業務効率化と柔軟なリソース調整を目的にキャスタービズオンラインアシスタントの導入を決定しました。

導入前の課題に対する解決策

新規事業では、営業資料の頻繁な修正やセミナー後の企業調査、インタビュー文字起こしなど多彩な非定型タスクが発生。これらを内製化すると1作業あたり30分~1時間を要し、累積で大きな時間ロスが発生していました。そこでキャスタービズオンラインアシスタントに必要な業務を都度委託する体制を構築。特にパワーポイント資料の作成・修正やデータ集計は専門のリモートアシスタントが担当し、工数を見える化すると同時に、担当者が戦略策定や顧客対応に集中できる環境を整備しました。

製品の導入により改善した業務

導入後、週20時間分の業務をアウトソースし、1日7時間勤務で換算すると約3営業日分のリソースを獲得。パワーポイント作成時間は従来比で50%短縮され、セミナー参加者調査やアンケート集計にも余裕が生まれました。これにより、事業フェーズに応じた仮説検証や社内調整がスピーディーに進行し、PDCAサイクルが高速化。結果として、提携先との交渉や社内合意形成のタイムラインが大幅に短縮され、新規事業の成長エンジンを確立しました。