製品を導入することになった背景

デジタルガレージグループと大和証券グループが合弁で設立したベンチャーキャピタル、株式会社 DG Daiwa Venturesは、ブロックチェーン、xR、AI、セキュリティ、バイオヘルスという5つの最先端領域に投資を行っています。近年、ベンチャーキャピタルとしての資金面でのサポートだけでは、スタートアップからの注目を集めることが難しくなってきました。この背景から、スタートアップの技術やプロダクトを通じて、どのようなビジネスを展開できるか、市場をどのように開拓していくかという視点での共有が必要となりました。そのため、情報収集やリサーチの効率化が求められ、SPEEDAの導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社 DG Daiwa Venturesは、最先端の技術分野であるブロックチェーン、xR、AI、セキュリティ、バイオヘルスの領域に投資を行っているため、これらの分野でのビジネスモデルやサービスの成立とスケール化が非常に難しい課題となっていました。また、新しいキーワードや市場動向に関する専門的なデータへのアクセスが難しく、情報収集に多くの手間と時間がかかっていました。特に、イグジットプランを考える際の買収候補やバリュエーションのリサーチが困難であり、効率的なリサーチツールの必要性が高まっていました。

導入前の課題に対する解決策

上田様は、長年SPEEDAを利用してリサーチ業務を進めてきた経験から、SPEEDAの情報収集能力の高さを評価していました。SPEEDAは、業界ごとに整理されたサマリーや最新のマーケット情報を提供しており、特に「エイジテック」や「AI画像診断」などの専門的なキーワードに関する情報も網羅している点が評価されました。このような背景から、株式会社 DG Daiwa Venturesは、SPEEDAを導入することで、情報収集の効率化とリサーチの精度向上を図ることを決定しました。

製品の導入により改善した業務

SPEEDAの導入により、情報収集にかかる時間が大幅に短縮され、より多くの時間を投資候補先のソーシングやデューデリジェンスに充てることができるようになりました。岩永様は、SPEEDAの情報力により、客観的かつフラットな情報収集が可能となり、投資候補先の選定がより冷静に行えるようになったと実感しています。また、上田様は、デューデリジェンスにおいて市場・競合リサーチやイグジットプランの精緻化など、多岐にわたる業務でSPEEDAを活用しており、その効果を実感しています。