製品を導入することになった背景

株式会社商船三井は、海運業を中心に多様な社会インフラ事業を展開しており、技術とサービスの進化で変化する社会のニーズに応えています。2016年から働き方改革に取り組み、社内コミュニケーション強化や意識改革、リーダーの早期育成、新人事制度導入などの施策を進めてきました。2021年度には、これまでの取り組みを基に新しい働き方を各部で実践し、KPIに基づいた評価や新しい働き方のアイディアの共有を行っています。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社商船三井は、生産性と社員の充足度の向上、イノベーション思考や新たな発想の喚起を目的として働き方改革に取り組んできました。特に、フリーアドレス制のパイロットオフィスを開設した際、誰がどこに座っているかが分からないという課題が生じました。部外者からは、座席位置だけでなく、出社しているのか休んでいるのかも分からない状況でした。

導入前の課題に対する解決策

フリーアドレス制度の課題を解決するために、電波発信装置(Beaconなど)による座席確認ツールの導入も検討しましたが、初期導入のコストや設置工数がかかることから、短期で簡単に導入できる仕組みを探していました。その結果、QRコードを読み取るだけで座席位置が分かるColorkrew Bizを発見し、これを導入することを決定しました。

製品の導入により改善した業務

Colorkrew Bizの導入により、オフィスのフリーアドレス化の課題が大きく改善されました。QRコードを読み取るだけで座席位置が分かるため、誰でも気軽に使用できるようになりました。また、オフィス内の図書コーナーでは、備品管理機能を利用して、紙の管理表からデジタル化された管理に移行し、運用が楽になりました。今後は、Colorkrew Bizのデータ分析機能を活用して、より社員の働き方に合ったオフィス空間の構築を進める予定です。