製品を導入することになった背景

愛知県岡崎市に本社を置く株式会社不動産SHOPナカジツは、12年連続で売上を伸ばし続け、2020年度には238億円規模の成長を遂げました。この急成長を支えるため、同社はCRMやSFAの自社開発を含むIT推進とDXへの積極的な投資を行い、社内データの整理と統合を目的に2020年に「trocco®」を導入しました。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、株式会社不動産SHOPナカジツは、顧客データや取引データが蓄積されたSFAとCRMの活用方法が明確でなく、リアルタイムの数字とその要因の特定が困難でした。これにより、経営の意思決定スピードが遅れるという問題に直面していました。また、データが散在していたため、一元的な確認と活用ができない状況でした。

導入前の課題に対する解決策

同社は、データを一覧で表示し、必要なデータを出力するニーズに応えるため、自前でデータ分析の基盤を構築することを決定しました。これにより、各システムからBigQueryのデータウェアハウスへデータを定期収集し、BIツールに高速参照させる体制を整えました。

製品の導入により改善した業務

「trocco®」の導入後、株式会社不動産SHOPナカジツは、データの見える化に成功し、営業成績の細かな分析が可能になりました。これにより、営業スタッフや経営陣はデータに基づいた迅速な意思決定を行うことができるようになり、分析業務にかかっていた時間が大幅に短縮されました。また、工事部門でもデータを活用し、進捗管理の精度を高めることができました。