製品を導入することになった背景

自動翻訳の先駆者として、2004年から自動翻訳ツールを世に送り出してきた株式会社ロゼッタは、ビジネス領域で最大95%の精度を実現したプロ翻訳者レベルの自動翻訳ツール「T-4OO」を中心に、さまざまなニーズに応える製品を開発してきました。しかし、COVID-19の影響を受け、デジタルマーケティングの重要性が増してきました。この状況をきっかけに、より戦略的なマーケティングを行うために、FORCASを導入することを決意しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ロゼッタは、プロダクトが強く競合も少なかったため、プレゼン機会さえもらえれば受注につながっていました。しかし、市場環境の変化により、お客様のペインを丁寧にヒアリングしないと受注が難しくなってきました。さらに、コロナ禍により、リード数はあっても、汎用的なトークスクリプトでは適切なアプローチが難しくなり、電話がつながらずコンタクトが取れなくなる問題が生じました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社ロゼッタは、業界ごとに異なる課題を持つお客様に対して適切なアプローチをするための方法を模索しました。その中で、業界やシナリオを組み合わせることで、より具体的なペルソナを作成することができるFORCASに目をつけました。FORCASを導入することで、業界やシナリオを組み合わせたペルソナ作成が可能となり、より効果的なアプローチが実現できると考えました。

製品の導入により改善した業務

FORCASの導入により、株式会社ロゼッタはウェビナーでのペルソナ作りを大きく進化させることができました。具体的には、2021年3月から6月までに約40のウェビナーの企画を立て、FORCASを活用してペルソナを作成した結果、ウェビナーからの商談化率が大幅に向上しました。また、FORCASのデータをSalesforceに自動連携させることで、インサイドセールスの業界と企業理解も深まり、業務効率が大きく向上しました。