製品を導入することになった背景

「お、ねだん以上。」で知られる株式会社ニトリは、家具・インテリア用品を中心に、商品企画から原材料調達、製造、物流、販売までを一貫してコントロールする独自のビジネスモデルを展開しています。BtoB領域にも注力しており、法人向けオフィス家具の販売やオフィスリフォームの提案など、多岐にわたる業務を手掛けています。しかし、法人営業において、各営業担当者がインターネットでターゲットの法人情報を収集する際、調査時間がかかる上、情報が属人化してしまう問題がありました。このような課題を解決するため、2019年に業務改革のプロジェクトが立ち上がり、システムの刷新や部内のIT化を目指す検討が始まりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ニトリの法人営業では、各営業担当者がインターネットを利用してターゲットの法人情報を収集していました。しかし、それぞれの営業担当者がターゲットをリサーチすると、調査時間がかかる上、情報が属人化してしまうことが多々ありました。また、複数の営業担当者が同じターゲットにアプローチしてしまうこともあり、営業効率の面での課題が存在していました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社ニトリは、顧客データベースの強化を目指し、自社で開発するシステムと連携できる新たなサービスの導入を検討しました。ランドスケイプ社の「ユーソナー/サイドソナー」と、他の2社のサービスを比較検討した結果、自社開発システムとの連携を承諾したのはランドスケイプ社のみでした。ランドスケイプの「ユーソナー/サイドソナー」は、Salesforceなどの多くのSFAとの連携実績があり、今回は自社開発システムとの連携を実現しました。

製品の導入により改善した業務

「ユーソナー/サイドソナー」の導入により、株式会社ニトリの企業情報収集の作業時間が年間約375時間、企業登録の作業時間が年間約1,000時間削減されました。属人化していた営業先のターゲティング効率も向上しました。また、営業担当者からは、情報収集や検索にかかる時間が大幅に短縮されたとの声が上がっています。さらに、企業情報収集の際に法人番号を調べる作業も「ユーソナー/サイドソナー」の導入により、時間が大幅に削減されました。