製品を導入することになった背景

保育や学童など、教育・子育て支援事業を展開している株式会社ココロラボは、人材の定着率に関する危機感を強く感じていました。その頃、世の中で「ES(従業員満足度)」が重視されているという情報を耳にし、コミュニケーションの活性化や情報共有の強化、表彰など賞賛する文化の強化が定着率の向上に寄与するとの考えから、社内活性化ツールであるTHANKS GIFTを導入することを決意しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ココロラボの最大の課題は、情報共有の不足でした。保育園には年齢別のクラスが存在し、それぞれのクラスのスタッフ間での悩みや認識が異なることが多かったのです。特に、子どもたちとの接触時間中には、悩みを相談する余裕がなく、スタッフ間での孤立感や共通認識の欠如が定着率低下の要因となっていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社ココロラボは、THANKS GIFTの導入を通じて、スタッフ間のコミュニケーションを活性化させることを目指しました。このツールは、スタッフ同士の「悩み」や「課題」を共有・共感する場として機能し、それにより定着率の向上を目指すものでした。また、THANKS GIFTには「ありがとう」を伝える文化を習慣化させる機能や、情報の共有を促進する掲示板機能などがあり、これらを活用して情報共有の強化を図りました。

製品の導入により改善した業務

THANKS GIFTの導入により、株式会社ココロラボのスタッフ間の情報共有が大幅に向上しました。具体的には、導入後の2018年度の定着率が4.7%から、直近の3月では6.6%向上しました。スタッフ同士での「悩み」や「課題」の共有・共感が増え、それにより「開いた感覚」を持つことができるようになったとのことです。また、THANKS GIFTは連絡ツールとしても機能しており、情報の拠り所としての役割も果たしています。