製品を導入することになった背景

株式会社ワコールは、1949年に創立され、ワコールグループとして世界約50カ国で事業を展開しています。インナーウェアを中心とした繊維製品の製造や販売を手掛けており、業界を牽引するリーディングカンパニーとしての地位を築いています。人材育成体系の見直しを進める中で、部門単位の取り組みではなく、全社導入を前提として、2019年の春からUMUの利用を開始しました。新入社員研修からマネジメント層向けの研修まで、さまざまな学習シーンでUMUを活用しています。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ワコールでは、従前の階層別研修を中心とした育成体系において、職種や成長スピードが異なる多様な人材に対して画一的な研修を実施していました。このような状況に違和感を感じており、新たな人材育成体系の確立が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

新たな人材育成体系「WACOAL TERAKOYA」を導入することで、各社員が適切なタイミングで必要な内容を自ら選択できるような研修メニューやマイクロラーニングのコンテンツを増加させました。しかし、個別にカスタマイズしたコンテンツの開発や運用には多くの工数と手間がかかるため、効率的な運用のためのラーニングプラットフォームが必要と感じられました。

製品の導入により改善した業務

UMUの導入により、業務改善が進み、生産性が大きく向上しました。研修の応募管理や受講後のアンケートなどを一元管理できるようになり、ヒューマンエラーの削減や効率的な運用が可能となりました。また、UMUの機能を活用することで、従前よりも増加する手上げ制の研修管理やセルフラーニングの拡充が実現されました。