製品を導入することになった背景

株式会社グランサクシード様は、近年のデジタル化の波に乗り、業務の円滑化やコスト削減を目指してDXを進める方針を固めていました。特に、社内PCのWindows 7から10へのアップデートのタイミングで、社内のシステムをクラウドへの移行を決定しました。このクラウド化の動きは、社内の情報資産へのアクセスが容易になるという利点を持っていましたが、同時に情報資産の保護が大きな課題として浮上しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社グランサクシード様は、Pマークの取得など、情報資産の保護に関する取り組みをすでに行っていましたが、クラウド化により情報資産へのアクセスが容易になることから、その保護の方法に課題を感じていました。特に、クラウド環境下での情報資産の保護と、情報漏洩対策ツールの導入が急募となっていました。

導入前の課題に対する解決策

情報資産の保護のための具体的な解決策として、情報漏洩対策ツールの導入が検討されました。その中で、クラウドベースでの情報漏洩対策ツール「MaLionCloud」が、その基準を満たすツールとして選ばれました。特に、USBメモリなどの外部媒体の接続を従業員ごとに管理できる点や、PC操作ログの収集とリアルタイムの監視が可能な点、そしてクラウド勤怠管理システム「KING OF TIME」との連携が可能な点が、導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

「MaLion」の導入により、株式会社グランサクシード様は、業務時間外のPC使用に関する管理が大幅に向上しました。具体的には、申請のない残業を完全になくすことができ、情報漏洩のリスクを大幅に低減することができました。また、従業員のPC使用状況の定期的な確認や、出退勤打刻データとの比較による勤怠の確実な把握も実現しました。これにより、情報漏洩対策と労働基準法の遵守が同時に実現され、従業員の健康リスクも低減されました。