製品を導入することになった背景

イトウ製菓株式会社様は、社内ITインフラの整備を進めてきました。2007年よりITインフラの整備を始め、本社と各拠点をVPNで結び、社内パソコンも1人につきほぼ1台以上が行き渡る環境を実現しました。このITインフラの整備により、利便性は格段に向上しましたが、情報セキュリティリスクも高まりました。このような背景から、情報漏洩対策ツールの導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

イトウ製菓株式会社様のITインフラが整備される前は、情報セキュリティリスクは限定的であり、社員のセキュリティ意識も高くはありませんでした。しかし、ITインフラが整備されるにつれ、情報セキュリティリスクが増加しました。特に、社員のセキュリティ意識が急に向上するわけではなく、このギャップを埋めるための情報漏洩対策ツールが必要と感じられました。

導入前の課題に対する解決策

当初、イトウ製菓株式会社様は「MaLion」の競合となる3種類のツールの中から導入を検討していましたが、それらのツールは予算を大幅に上回るものでした。そこで、取引関係にあるSIerから「MaLion」を紹介され、試用を開始。その結果、機能面での充実度や価格面でのリーズナブルさから、「MaLion」を正式に導入することとなりました。

製品の導入により改善した業務

「MaLion」の導入により、イトウ製菓株式会社様は主に各種操作ログの収集を中心とした運用を行っています。不正な操作が行われたというログは見当たらず、不正行為に対する抑止効果が確認されています。また、Webアクセス監視機能を活用し、一部のサイトへのアクセス制限や警告表示も行っています。今後は、ファイル監視機能を利用して、社内文章の監視・管理を強化する方針です。