製品を導入することになった背景

株式会社京王百貨店は、1964年に開業して以来、新宿の街とともに成長を遂げてきました。業務においても早い段階からPCを導入しており、2002年には全社で600台のPCを運用していました。しかし、PCの台数が増えるにつれて、どこに何台のPCがあるのか、またそれぞれのPCにどのようなソフトがインストールされているのかを確認する作業が非常に煩雑となっていました。このような背景から、効率的なIT資産管理を実現するためのソフトウェアの導入が求められるようになりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社京王百貨店では、情報システム部の多くの社員が、PCを1台1台回ってソフトウェアのインストール状況を確認するという「人海戦術」を取っていました。この作業は非常に手間がかかり、効率的ではありませんでした。また、それまで使用していた管理ツールはIT資産管理専門のものではなく、使い勝手に難しさがあったとのことです。

導入前の課題に対する解決策

上記の課題を解決するために、株式会社京王百貨店はIT資産管理専用のソフトウェアを導入することを決意しました。2002年当時、PCのスペックが低かったため、CPUに負荷をかけないクライアント型のソフトウェアを選ぶ必要がありました。その結果、AssetViewを選択することとなりました。AssetViewは多岐にわたる機能を持ち、他社製品と比較してもその機能を最大限に活用することができると判断されました。

製品の導入により改善した業務

AssetViewの導入により、株式会社京王百貨店はIT資産管理機能をメインに、アプリケーション配布やデバイス管理、PC操作ログなどの機能を活用することができるようになりました。特に、稼働していないPCの確認や、退職者や異動によるPCの回収・再利用が効率的に行えるようになりました。また、操作ログ管理機能を活用することで、ウイルスの誤検知などのトラブル時の確認作業がスムーズに行えるようになったとのことです。