製品を導入することになった背景

近年のAI(人工知能)を中心とするデジタル革命に伴い、活躍できる人材の育成が急務となっています。政府の「AI戦略2019」でもAI人材の育成が目指されています。ただし、技術だけを知っていても新しいビジネスは生まれません。関西学院大学は、文理横断的な思考を持つ「AI活用人材」の育成を目指し、2019年度からAI活用人材育成プログラムを開講しました。

導入前に企業が抱えていた課題

関西学院大学様は、文系理系を問わず多くの学生がAI活用人材育成プログラムを希望していました。特に「AI活用入門」の受講希望者が増加し、定員を増やしても倍率は2~3倍となりました。しかし、対面型の授業では定員をこれ以上増やすことが困難でした。

導入前の課題に対する解決策

この課題を解決するため、関西学院大学様はe-learningを導入することを決定しました。知識習得と基本的な演習はe-learningで提供し、高度な演習やPBLは教員による直接指導を行うことで、効果的な教育プログラムを実現しました。プロシーズ様のLMSは、関西学院大学様の要件を満たしており、ログイン時のSSO認証や顔認証、オンラインテスト中の顔認証など、多くの機能が用意されていました。

製品の導入により改善した業務

プロシーズのLearningWareの導入により、2021年度春学期の「AI活用入門」の履修者は2071人となりました。学生はいつでもどこでも質の高いオンライン・オンデマンドの授業を受けることができました。また、コロナ禍によるオンライン授業の普及とともに、e-learningの必要性が増してきました。関西学院大学様は、これからもプロシーズと協力し、e-learningをさらに進化させた「バーチャルラーニング」を発展させることを期待しています。