製品を導入することになった背景

1610年創業以来400年以上の歴史を持つ『株式会社竹中工務店』は、伝統建築から近代建築物まで幅広く手掛ける大手総合建設会社として知られています。その経営理念として「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」というものを掲げ、社会の発展に貢献してきました。このような背景の中、業界に先駆けて先進ICTの活用を進めてきた同社は、抜本的な全社生産性の向上とワークライフバランスの実現を目指し、サポートチャットボットの導入を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

『株式会社竹中工務店』のグループICT推進室は、社内の各部門からの要望として「問い合わせ業務を効率化したい」と「わからないことを直ぐに解決したい」という声を受け取っていました。特に、勤怠管理や年末調整の問い合わせ対応業務の効率化が急務となっていました。また、祝日や深夜の業務に関する問い合わせへの即時対応が求められていた点も課題として挙げられます。

導入前の課題に対する解決策

『株式会社竹中工務店』は、チャットボットの選定において、使いやすさとサポート体制を重要視しました。更新作業が容易に行えること、そしてサポート体制が整っていることが、導入の決め手となりました。ユーザーローカルの「サポートチャットボット」は、これらの要件を満たしていたため、選定されました。特に、業務ごとの講習会や、Q&Aの作成をサポートしてくれる点が評価されました。

製品の導入により改善した業務

サポートチャットボットの導入により、勤怠管理業務の問い合わせが2割減少し、年末調整業務では4割の問い合わせが削減されました。この結果、運用担当者からは「使い勝手が良い」との声が上がっています。さらに、導入後の運用もスムーズで、現在では11の業務での導入が決定しています。これにより、業務効率化がさらに進められる見込みです。