製品を導入することになった背景

ボッシュエンジニアリング株式会社は、ドイツのボッシュ株式会社の子会社として、多岐にわたるエンジニアリングサービスを提供しています。しかし、業務の拡大とともに、従来の国産会計パッケージとExcelによる管理が限界に達していました。特に、外貨取引や多言語対応、複数の会計基準に対応する必要があり、内部監査からも指摘があったため、新しいシステムの導入が急募となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

ボッシュエンジニアリング株式会社は、物販や在庫管理が未システム化で、取引量の増加により手作業での処理が追いつかなくなっていました。また、経営管理資料の作成に多くの手間と時間がかかり、その信憑性にも問題がありました。さらに、外貨取引や多言語対応、複数の会計基準に対応するためのシステムが不足していました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するために、ボッシュエンジニアリング株式会社はPlaza-iというERPシステムを選択しました。このシステムは、外貨、多言語、複数の会計基準に対応しており、販売購買在庫管理まで一元的に管理することができます。特に、バイリンガルである必要があったため、このシステムが選ばれました。

製品の導入により改善した業務

Plaza-iの導入により、在庫や販売管理がシステム化され、業務効率が大幅に向上しました。特に、外国人従業員も英語の画面を利用して業務を行えるようになり、情報の共有化が進みました。また、倉庫業者にも同じシステムを導入することで、出荷報告が直接システムで行えるようになり、業務の効率化が図られました。今後は、この蓄積されたデータを更に活用して、必要な情報をタイムリーに取得できるように改善を進めていく予定です。