製品を導入することになった背景

株式会社パソナは、多様な働き方を支援し、人と企業の最適なマッチングを図ることを目的としています。しかし、派遣スタッフのエントリー作業の煩雑さや、社内の情報連携の遅れなど、業務プロセスにおけるいくつかの課題を抱えていました。これらの課題を解決し、より効率的なサービス提供を目指すために、イノベーティブな技術の導入が必要とされました。

導入前に企業が抱えていた課題

パソナが直面していた主な課題は、派遣スタッフのエントリー作業の手間と時間の消費、および社内での情報管理の複雑さでした。また、営業担当者が外出することが多く、最新の情報共有が遅れがちであることも、業務効率の低下を招いていました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題に対処するため、パソナは「スタッフジャーニーマップ」を導入し、派遣事業のバリューチェーン改革を図りました。さらに、Salesforceのクラウドサービスを活用して、派遣スタッフと企業のマッチングプロセスを効率化。特に、Salesforce PlatformとCommunity Cloudを用いて「MY PAGE」を構築し、派遣スタッフが自分のプロフィールや希望の職種を簡単に登録できるシステムを導入しました。

製品の導入により改善した業務

Salesforceの導入により、派遣スタッフの契約までのリードタイムが従来の1/3に短縮され、派遣事業の売上拡大に寄与しました。また、Sales Cloudの活用により、営業担当者が外出先からリアルタイムで情報を共有できるようになり、企業と派遣スタッフのマッチングがよりスムーズに行われるようになりました。これにより、パソナは派遣スタッフと企業双方の満足度向上を実現しました。