製品を導入することになった背景

株式会社フィードフォースは、国内シェアNo.1のソーシャルログイン事業やデータフィード事業を展開しており、デジタルマーケティングの支援を行っています。特に「ソーシャルPLUS」というサービスは、SNSのアカウントを利用して企業サイトの会員登録を簡便化するASPサービスとして、国内でトップの導入実績を持っています。このような背景から、業務の効率化や情報の一元管理が求められ、Salesforceの導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社フィードフォースは、顧客や商談の管理をExcelで行っていましたが、これには多くの課題がありました。具体的には、過去の顧客とのやりとりが点としてしか把握できず、データの重複が生じることで同じ顧客に何度もアプローチしてしまうという問題が発生していました。

導入前の課題に対する解決策

上記の課題を解決するため、株式会社フィードフォースはSales Cloudを導入し、顧客や商談に関する情報をすべてこのシステムに入力することを決定しました。これにより、散在していた情報が線としてつながり、商談のフェーズごとに効果的な営業活動を行うことが可能となりました。さらに、マーケティング部門でもSales Cloudを活用し、見込み客の情報管理を強化しました。

製品の導入により改善した業務

Salesforceの導入により、株式会社フィードフォースの受注数は2年で10倍に増加しました。商談数は変わらない中で、確度の高い見込み客だけを営業に引き渡すことができるようになり、商談の質が大幅に向上しました。また、各キャンペーンの費用対効果を計測することができるようになり、メール配信の工数が半分以下に削減されました。これにより、担当者はより効果的なマーケティング施策の実施が可能となりました。