製品を導入することになった背景

立命館大学校友会は、約31万人の会員を持つ大規模な校友会組織であり、年間の大会や校友会報の発行などの活動を行っています。しかし、校友会は年配者が多く、若い世代には取っつきにくいイメージがありました。このため、若い世代が中心となり、気軽に参加できる組織づくりを目指し、「リコネクト」という事業を立ち上げました。この事業は、20代の卒業生が中心となって、東京、名古屋、大阪の3地域で年間3~4回のイベントを開催するもので、同世代の結束を強化することを目的としています。

導入前に企業が抱えていた課題

学校の校友会や卒業生の組織は、学校にとって非常に重要な存在です。しかし、卒業後の転居などで個人情報が変わっても、その情報を更新する人は少なく、会員情報の劣化が進んでいました。また、携帯電話の普及により、ほとんどの人がメールアドレスを持っている現代において、メールを中心にした運営管理が求められていました。しかし、校友会イベントの集客や参加申込の受付は、事務局の担当者が手作業で行っており、非常に手間がかかっていました。

導入前の課題に対する解決策

Webサイトの構築・運用を行っている業者を通じて「シャノンマーケティングプラットフォーム」を知りました。このプラットフォームは、ホームページでの情報収集や、実際のデモを見ることで、自分たちの課題を解決できると感じました。特に、クラウドサービスとして提供されている点や、大手企業の導入実績があることから、セキュリティ面での懸念も解消され、導入を決定しました。

製品の導入により改善した業務

「シャノンマーケティングプラットフォーム」の導入により、イベントの参加者募集や申込受付業務の手間が従来の3分の1に激減しました。また、各会場でのイベントに1回のメール送信だけで定員オーバーの申し込みが得られるようになりました。さらに、一人ひとりの行動履歴や個人情報を簡単に管理できるようになったことで、効果的なフォローメールの送信や、会員のニーズに合わせた校友会運営が可能となりました。これにより、校友会の活性化や、新たな試みへのチャレンジが容易になりました。