製品を導入することになった背景

NECネクサソリューションズ株式会社は、40年以上にわたりITシステムインテグレーターとして活動しています。従業員数は約2,000名で、営業部門、マーケティング部門、営業推進部門といった全社的なスケールでeセールスマネージャーを導入しています。この会社は元々5社が合併して形成されたため、マネジメントの尺度が統一されていなかったのです。そのため、各フェーズでのお客様の課題や要求を整理し、「コアプロセスマップ」を作成することで解決を試みました。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前の主な課題は、プロセスに応じた営業活動が行えない点でした。コアプロセスマップは紙ベースであり、それを効率的に活用する手段がなかったのです。この状況が、営業活動の効率化という目標に対する大きな障壁となっていました。

導入前の課題に対する解決策

解決策として、SFA(営業支援システム)にプロセスマップを埋め込む方法が採られました。多くのSFAを比較検討した結果、eセールスマネージャーがプロセスマップの埋め込みが可能であると判断され、この製品が選ばれました。

製品の導入により改善した業務

製品の導入によって、営業活動の見える化が実現しました。特に、顧客のフォローアップが効率化、迅速化されたとのことです。さらに、予算管理においては「BANTC」という管理指標を設定することで、ヒアリング時間が大幅に短縮されました。これにより、営業効率が2倍から3倍に向上したと報告されています。