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CDPツールとは?おすすめ製品比較16選|他ツールとの違いも解説

目次

近年、企業のマーケティング戦略において顧客データの活用がますます重要になっています。デジタル化が進む中、顧客一人ひとりに最適な体験を提供することが求められていますが、異なるシステムに分散したデータを統合・活用するのは容易ではありません。

そこで注目されているのがCDP(Customer Data Platform)ツールです。CDPは、Webサイトの閲覧履歴や購買履歴、アプリの利用データ、メール開封情報など、さまざまなチャネルから取得したデータを一元管理し、統合された顧客プロファイルを作成するプラットフォームです。これにより、マーケティング施策の精度を高め、顧客に対して適切なタイミングで最適なコミュニケーションを提供することが可能になります。

しかし、CDPは決して万能なツールではありません。導入には費用がかかるだけでなく、データ統合の難しさや、運用体制の整備が必要になるため、自社の目的に適したCDPを選定し、効果的に活用することが成功のカギとなります。

本記事では、CDPの基本的な概要やDMPなどの類似ツールとの違い、導入の流れ、注意点、そしておすすめのCDPツールを詳しく解説します。自社に最適なCDPを選ぶ際の参考として、ぜひ最後までご覧ください。

CDPツールとは


CDP(Customer Data Platform)ツールとは、企業が持つ顧客データを統合・管理し、マーケティングや営業活動に活用するためのプラットフォームです。Webサイトの閲覧履歴、購買履歴、アプリの利用データ、メール開封情報など、さまざまなチャネルから収集したデータを一元的に管理し、顧客ごとに統合することで、より精度の高いターゲティングやパーソナライズが可能になります。

また、CDPはCRMやMA(マーケティングオートメーション)、DMP(Data Management Platform)などの他のシステムと連携し、リアルタイムでデータを活用できる点も特徴です。これにより、企業は顧客ごとの行動やニーズを深く理解し、より効果的なマーケティング施策を実施できます。

他のツールとの違い


CDPツールと似た役割のツールに、DMPやBI、MA、CRMなどがあります。この章では、これらの似ているツールとCDPツールを比較して解説します。

DMPツールとは

DMP(Data Management Platform)ツールとは、さまざまなデータソースから収集したデータを統合・分析し、広告配信やマーケティング施策に活用するためのプラットフォームです。DMPには主に「パブリックDMP(オープンDMP)」と「プライベートDMP」の2種類があり、パブリックDMPは外部の匿名データを活用し、プライベートDMPは企業が保有する1stパーティデータ(自社データ)を中心に管理します。

DMPの特徴は、特に広告配信やターゲティングの精度向上に活用される点にあります。例えば、Webの閲覧履歴やクッキー情報を分析し、特定のターゲット層に向けた広告を最適化することが可能です。また、CDPと異なり、個人情報を特定しない匿名データを活用するケースが多く、広範なオーディエンスデータを活用したマーケティングに強みがあります。

近年、2018年5月のGDPRや2022年4月施工された改正個人情報保護法により、個人情報やCookie規制の動きが本格化しており、「ポストクッキー時代」などとも呼ばれています。これによりDMPの運用方法が変化しており、クッキーに依存しないユーザー識別判定を行うツールも台頭してきています。しかし、DMPツールは依然として広告戦略やデータ分析の重要なツールとして活用されています。

DMPツールとCDPの違い

CDPはファーストパーティーのデータ、DMPはサードパーティーのデータを集積します。また、CDPはマーケティング全般に活用でき、CRMやMAなど他ツールとの連携も可能です。一方で、DMPは広告に特化したツールです。

BIツールとは

BIツールとは、企業がこれまでに蓄積してきた情報を集約し、分析と活用を行うためのコンピューターシステムです。BIとは「ビジネスインテリジェンス」、すなわちビジネスの意思決定において重要な情報を指します。

BIツールについて、おすすめの製品やより詳しい解説はこちら

【2025】BIツール比較16選!選び方・種類もわかりやすく解説

BIツールとCDPツールの違い

CDPは、顧客に関するデータを一元管理し、マーケティングやカスタマーサポートで活用するためのツールです。主にリアルタイムでのデータ活用を重視しており、パーソナライズされた広告配信やメールキャンペーン、顧客セグメントの作成に使用されます。BIツールは、企業内外のさまざまなデータを分析し、経営判断や業務改善に役立つレポートやダッシュボードを作成するためのツールです。データを可視化することで、過去の業績分析やトレンドの把握をサポートします。また、CDPツールは顧客データに特化していますが、BIツールは売上データ、在庫データ、製造データ、マーケティングデータなど、包括的なデータを扱います。

MAツール

「MA(マーケティングオートメーション)ツール」とは、企業のマーケティングを自動化するためのツールです。MAツールの導入により、新規顧客の獲得から購買へ導くまで一連のプロセスを自動化し、企業のマーケティング活動を効率化することができます。少ない人員でも大きな効果が得られるようになり、結果的にマーケティングの費用対効果が改善して、企業の生産性も大きく向上します。

MAツールについて、おすすめの製品やより詳しい解説はこちら

2025年版|MAツール比較18選と導入メリット解説

MAツールとCDPツールの違い

CDPツールは、顧客データを収集・統合・管理し、あらゆる部門で活用できる状態にすることを目的としています。顧客に関する包括的なデータをリアルタイムで一元管理し、他のツールやシステムにデータを提供します。対してMAツールは、マーケティング活動を効率化・自動化することを目的としています。主に顧客とのコミュニケーション(メール配信、リード育成、キャンペーン実施など)を支援するために使われます。
CDPはデータを他のツール(例えばMAツールや広告プラットフォーム)に提供するための「ハブ」の役割を果たします。MAツールは、CDPやCRMなどから提供されるデータを使い、特定のマーケティング施策を実行します。データの分析よりも、具体的なアクション(例:メール送信やリードスコアリング)に重点を置いています。CDPは「データを整える」ツールであり、MAツールはそのデータを使って「アクションを起こす」ツールです。たとえば、CDPが顧客データを統合し、MAツールがそのデータを基にメールをパーソナライズして送信する、といった連携が可能です。

CRMツール

CRMツールとは、CRMとは、Customer Relationship Managementの略称で顧客関係管理のことです。顧客、見込み顧客のそれぞれの情報を適切に管理・利用して、企業と顧客との関係の構築をサポートします。CRMを導入することで、顧客一人一人にあわせたコミュニケーションを通した顧客満足度の向上、顧客との長期的な関係構築による顧客生涯価値の向上が期待できます。

CRMツールとCDPツールの違い

CRMツールは、主に顧客との「関係管理」にフォーカスしたツールです。営業やカスタマーサポート部門が中心となって使い、顧客の購入履歴や問い合わせ履歴などを管理し、関係を強化することを目的とします。一方でCDPツールは、顧客に関するすべてのデータを統合し、あらゆる部門で活用できる「データ基盤」となるツールです。マーケティング、カスタマーサポート、営業など、複数の部門が利用できる統合データを提供することを目的とします。

CDPと他ツールの違いを表でわかりやすく比較


前章で確認したCDPツールと他ツールの違いを、目的・扱うデータの種類・ツールの役割・リアルタイム性(リアルタイムにデータを収集・更新できるか)に分けて表で解説します。それぞれのツールを一挙に比較したい場合におすすめです。

CDP DMP BI MA CRM
目的 顧客データの統合・管理を通じて、パーソナライズされた顧客体験を提供する 匿名データを活用して、広告配信のターゲティング精度を向上させる データ分析を通じて、ビジネスの意思決定をサポートする マーケティング活動を自動化・効率化し、見込み客の育成や関係構築を支援する 顧客情報を管理し、顧客との関係性を強化する
データの種類 ファーストパーティーデータ サードパーティーデータ 構造化データ 構造化データ ファーストパーティーデータ
役割 データを収集・統合し、顧客単位での分析や施策に活用する データを活用し、広告キャンペーン向けにターゲットセグメントを作成する データを可視化し、レポートやダッシュボードを提供する。分析によるインサイトを引き出す。 メールや広告などのマーケティング施策をオートメーション化し、効果測定やリード管理を行う。 顧客プロフィールや問い合わせ履歴を管理し、営業活動やカスタマーサポートを支援する。
データのリアルタイム性 △~○ ○~◎

CDPツールの選び方・比較ポイント


CDPツールはデータを収集・統合し、顧客単位での分析や施策に活用し、リアルタイム性に優れたツールです。ここではツールの選び方・比較の際のポイントについてご紹介します。

  • データ統合力と連携のしやすさ
  • コストパフォーマンス
  • 使いやすさ・サポートの有無
  • 分析機能/AI機能があるか
  • 外部連携できるか

順に見ていきましょう。

データ統合力と連携のしやすさ

比較ポイント 比較ポイント企業が保有するあらゆるデータ(オンライン・オフラインデータ、CRM、MA、POSなど)を一元管理し、統合できるか。
確認項目
  • 異なるデータソースとの連携(API連携、CSVインポートなど)が柔軟か
  • データの取り込み頻度やリアルタイム更新が可能か
  • 複数チャネルのデータを統合して一貫性のある顧客プロフィールを作成できるか
製品例 Oracle Unityは業界データモデルを活用し、統合された顧客データを迅速に可視化できます。
MAGNET CDPはGCPベースで機能拡張もシームレスです。

コストパフォーマンス

比較ポイント 導入コストやランニングコストが予算に見合うか(将来的な拡張に伴うコストも考慮する)
確認項目
  • 初期導入費用、月額費用、データ量による追加費用の有無
  • 小規模なPOC(実証実験)からスタートできるか
  • 機能追加や拡張の柔軟性はあるか
製品例 MAGNET CDPは業界No.1のコストパフォーマンスを掲げ、必要最低限の機能から始められます。
Oracle Unityは機能が豊富ですが、企業の規模に応じて費用対効果を見極める必要があります。

使いやすさ・サポートの有無

比較ポイント
  • 誰でも簡単に使えるUI/UXであるか、導入支援やサポート体制が充実しているか
  • ノーコード・ローコードで簡単に操作できるか
確認項目
  • 導入後のトレーニングやカスタマーサポートが充実しているか
  • 導入から施策実行までのスピード感はあるか
製品例 MAGNET CDPはPOCを重視し、迅速な検証・拡張が可能です。カスタマーリングスはノーコードで施策実行まで一貫してサポートします。

分析機能/AI機能があるか

比較ポイント
  • データを統合した後、どれだけ高度な顧客分析やインサイト発見ができるか
  • AIを活用した予測機能があるか
確認項目
  • セグメンテーション(RFM分析やカスタムセグメント作成)が簡単に行えるか
  • AIや機械学習を用いた顧客予測、興味関心分析が可能か
  • 分析結果をわかりやすくダッシュボードで可視化できるか
製品例 AIXONはAIを活用した興味・関心のタグ付けや行動予測を強みとしています。

外部連携できるか

比較ポイント 既存システム(CRM、広告、BIツール)との連携や将来的な機能拡張が可能か
確認項目
  • 他のマーケティングツールや業務システムとの連携性
  • データ連携をAPIやBIツールを通じて柔軟に拡張できるか
  • オウンドデータ、サードパーティデータの取り込みが可能か
製品例 Oracle UnityはOracle Analytics Cloudとの統合が強みです。AIXONは多次元的なデータ統合で、広範なチャネルに対応します。カスタマーリングスは顧客の行動やジャーニーを可視化し、リピート率向上に貢献します。

施策実行力(アクション機能)

比較ポイント 分析結果をもとに、すぐに施策へ反映できるか(メール配信、LINE、広告連携など)
確認項目
  • 作成したセグメントに対してパーソナライズされたアクションが実行可能か。
  • 複数チャネル(オウンド、ペイド)との連携がスムーズか
  • 施策実行後の成果をリアルタイムで確認できるか
製品例 カスタマーリングスは顧客単位でデータを分析し、パーソナライズ配信が可能です。Oracle Unityではダッシュボード上から直接キャンペーンを起動・最適化できます。

CDPツールのおすすめ製品比較16選

1.Treasure Data CDP


出所:https://www.treasuredata.co.jp/
「Treasure Data CDP」は、トレジャーデータが提供するカスタマーデータプラットフォーム(CDP)です。デジタルトランスフォーメーションの基盤であり、企業のデジタルトランスフォーメーションに必要な顧客理解、顧客体験の最適化をサポートします。企業は既存の仕組みと「Treasure Data CDP」を連動させて、様々なデータを柔軟に収集、⼤規模かつセキュアに統合・分析し、施策に活用することができます。
料金:要問合せ
公式サイトはこちら

2.INTEGRAL-CORE


出所:https://www.ever-rise.co.jp/integral-core/
「INTEGRAL-CORE」は、日本初の米国CDP協会加盟製品で、顧客データの一元管理とOne to Oneマーケティングを可能にするCDPです。ノーコードのGUI操作によりSQLなしでデータ統合を実現し、独自のSCV機能で正確な個人プロファイルを作成します。リアルタイムデータ収集や高速処理により、変化する顧客ニーズに応える新しいブランド体験を提供します。また、専用環境プランを備え、セキュリティ面でも安心です。さらに、経験豊富なデータ活用スペシャリストが15年以上のノウハウを活かし、企業のDX推進やデジタル化支援を行いながら、収益向上に貢献します。
料金:要問合せ
公式サイトはこちら

3.b→dash CDP


出所:https://bdash-marketing.com/
「b→dash」は、SQL不要のノーコード操作でデータの取込・加工・統合・抽出・活用を実現するAll-in-One型データマーケティングクラウドシステムです。1,000社以上の導入実績があり、幅広い企業で利用されています。CDP、MA、BI、Web接客など16の機能を1つのツールで提供し、複数ツールを使用する際の追加費用や運用工数を削減できます。ノーコードかつGUI操作で、エンジニアを必要とせずに誰でも簡単にデータを統合・活用できる点が特長です。さらに、導入と活用の両軸で、施策分析の選定やデータ構築から成果改善まで手厚くサポートします。b→dashに関わる業務をアウトソーシングすることも可能です。
料金:要問合せ
公式サイトはこちら

4.Adobe Real-Time CDP


出所:https://business.adobe.com/jp/products/real-time-customer-data-platform/rtcdp.html
「Adobe Real-Time CDP」は、Adobe Experience Platform上に構築され、3rdパーティCookieに依存せず、B2CおよびB2B向けの価値あるオーディエンスセグメントを構築可能なデータプラットフォームです。オンラインとオフラインのあらゆるソースをまたいで、顧客データを統合、正規化し、リアルタイムで実用的なB2BとB2Cの顧客プロファイルを構築できます。さらに、優れたデータを備えたオーディエンスをチャネルに誘導することで、ファネル全体のマーケティング効果を向上できるため、クッキーレス時代のマーケティングにも対応します。Adobe製品や他のマーケティングツールと連携し、より精度の高いターゲティングやパーソナライズも実現できます。
料金:要問合せ
公式サイトはこちら

5.Rtoaster


出所:https://www.brainpad.co.jp/rtoaster/
「Rtoaster」は、多種多様な顧客個人単位でデータを統合し、データを自由に抽出してマーケティング施策に利用できる、デジタルマーケターのためのCDPです。蓄積したデータを活用することで、さらに「こだわった接客」を実現できます。小規模な導入から開始できる拡張性の高さが特長で、必要に応じて柔軟に拡張可能です。特にレコメンド機能には定評があり、ルールベースや自動レコメンド機能を活用して、特定条件に基づく施策を細かく展開できます。また、CDPであるRtoaster Insight+との連携により、行動データや購買データを活用した精緻なレコメンドが可能になり、施策の幅を大きく広げます。導入から運用まで手厚いサポート体制が整っており、高機能ながら「使いこなせない」という懸念を解消します。経験豊富なスペシャリストが寄り添いながら支援を提供し、ツールを最大限活用できる環境を整えています。
料金:要問合せ
公式サイトはこちら

6.Sitecore CDP

  • 製品のおすすめポイント

    1 充実したデジタルマーケティング機能

    Sitecoreにはアクセス解析機能やレコメンドアルゴリズム機能(サイトの学習機能)、メール配信などのデジタルマーケティング機能が豊富に揃っています。これらの機能を活用する事により自社のホームページをより最適化させる事ができます。Web サイトのアクセス数の向上や売上向上につなげる事も出来ます。

    2 直感的な操作で初心者でも使いやすい

    Sitecoreでは、HTMLやCSSの知識がないユーザーでも直感的に編集・操作ができるよう設計されています。また、マルチサイト管理やワークフロー機能等、機能豊富に搭載されております。多機能でありながら使い易さを併せ持つ、初心者でも安心して活用できるコンテンツ管理システムです。

    3 多言語対応によりホームページのグローバル化が可能

    Sitecoreは多言語対応に対応しており、英語やドイツ語、中国語、フランス語などの海外向けサイトを日本語と同じ管理画面で作成・運用・管理ができます。1つの管理画面上で2言語の登録内容を確認することができる為、日本をベースとしながら海外展開を検討している場合等、様々なシーンに対応可能です。

    基本的な機能 多言語対応 Webページの公開・更新日の管理 アクセス解析

7.Tealium AudienceStream CDP


出所:https://tealium.com/ja/products/audiencestream-cdp/
「Tealium AudienceStream CDP」は、包括的で実用的な顧客プロファイルを構築し、マーケティングや顧客エンゲージメントの向上を支援するプラットフォームです。シームレスなデータ統合を可能にするインタラクティブAPIを通じて、過去の履歴データやコンテキストデータなど、エコシステム全体からのデータを収集・活用します。リアルタイムでのデータ処理を特徴とし、Webやモバイルを含むあらゆるチャネルで取得したシグナルを即座に実用化可能です。さらに、高度なセグメンテーション機能により、ターゲットを絞った顧客コホートを作成し、チャネルを横断したエンゲージメントを実現します。これらの機能に加え、カスタマーデータとアナリティクスを活用することで、マーケティングの関連性を高め、持続的なビジネス成長を促進します。
料金:要問合せ
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8.KARTE

  • チャットボット Web接客ツール

    製品のおすすめポイント

    1 ユーザー理解と継続的な改善が可能なWeb接客

    KARTE Webでは、ユーザーごとにデータを時系列に見ることができるので、変化に気づくことができます。また、様々なサイトで効果が良かった施策のナレッジを元に、幅広いシーンを想定したテンプレートとシナリオを多数用意しています。カスタマイズも簡単なので、初心者でも施策のPDCAを高速に回すことができます。

    2 サイトの更新・評価・改善を自由かつ直感的に行える

    KARTE Blocksでは、どのように構築されたサイトでも後からタグを一行貼るだけで、サイトのどこでもノーコードで更新・評価・改善ができます。思いついたアイデアをすぐに試して数値で振り返ったり、ABテストで素早く学習することも可能なので、改善の実施がはかどります。

    3 顧客接点を一元化し、一貫した顧客とのコミュニーケーションを実現

    KARTE Signalsでは、Webサイトでのユーザーの行動データ、自社のCRMの購買データやPOSデータなどをすべて統合し、顧客のコミュニケーションに活用できます。また、Facebook、Googleへのコンバージョンデータ、対象・除外リストの送信を一括で実施できるので、広告の無駄な配信を防ぎます。

    基本的な機能 基幹システム連携 会話形式 カスタマーサポート対応 LINEに導入可 webサイトに導入可 マーケティング支援対応 テンプレートあり チャットツール連携 同時対話可能 外部サービスとの連携 レポート機能 会員情報との連携 離脱防止機能 有人チャット切り替え可 タグ1行挿入で導入可 ターゲティング機能 シナリオ型チャット ABテスト連携 FAQ作成 マルチデバイス対応 ハイブリットタイプ

9.BigQuery


出所:https://cloud.google.com/bigquery?hl=ja
BigQueryは、AI対応のフルマネージド型データ分析プラットフォームで、マルチエンジン、マルチフォーマット設計により、データの価値を最大化します。SQLやPythonを活用した分析からMLモデルの作成、生成AIタスクの実行までを一元化し、データサイロの解消と効率化を実現します。リアルタイムストリーミング機能やオープンテーブル形式への対応により、柔軟なデータ処理が可能です。データガバナンス機能も統合されており、安全かつ効率的にデータを管理できます。
料金:要問合せ(従量課金制)
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10.Salesforce Data Cloud


出所:https://www.salesforce.com/jp/data/
「Salesforce Data Cloud」は、エンタープライズデータを集約し、Salesforce CRMとシームレスに統合するデータプラットフォームです。非構造化データも含むあらゆるデータを統合し、Einstein 1 PlatformやFlowによる自動化機能、Lightning UIとも連携します。メタデータレイヤーを基盤とし、データ活用でAIの価値を最大化し、独自のAIモデルとの連携(BYOM)も可能です。データの分断を解消し、顧客体験向上とビジネス成長をサポートします。
公式サイトはこちら

11.MAGNET CDP


出所:https://www.magnet-cdp.com/
「MAGNET CDP」は、あらゆる企業データを収集・統合・分析できる高コストパフォーマンスのカスタマーデータプラットフォームです。POCから検証、機能拡張まで迅速に対応でき、GCPベースの実装でシームレスな運用が可能です。年間数千万規模の導入コストを抑え、必要な機能に絞ることで低コストを実現。構築から施策実現までワンストップでサポートし、専門スタッフが迅速に導入・運用を支援します。データマーケティングの柔軟な成長サイクルに対応した最適なソリューションです。
公式サイトはこちら

12.Oracle Unity

出所:https://www.oracle.com/jp/cx/customer-data-platform/
Oracle Unity Customer Data Platformは、企業の顧客データをAI対応の統一プロファイルに変換し、オーディエンス作成やパーソナライズを実現するCDPです。B2B・B2Cデータモデルや業界向け拡張データモデルを活用し、RFM分析や高度な顧客イベント解析を提供。Oracle Analytics Cloudと統合し、データ分析からキャンペーン起動までダッシュボード上で操作可能です。迅速なデータ連携とインサイト提供で、ビジネスの最適化と顧客体験向上を支援します。
公式サイトはこちら

13.AIXON


出所:https://www.appier.com/ja-jp/products/aixon
AIXONは、AIドリブンの顧客インサイト強化プラットフォームで、ユーザーアフィニティ分析を通じて顧客理解を深め、セグメントを最適化します。行動予測AIが統合チャネルの顧客エンゲージメントを最適化し、新たなセグメント発見でビジネス成長を促進。さらに、AIが興味・関心を予測し、ファーストパーティデータを拡張することで、顧客プロフィールを充実させます。オウンド・ペイドチャネル、BIツールとのシームレスな統合により、パーソナライズ化された高度なマーケティングが可能です。
公式サイトはこちら

14.カスタマーリングス

  • 製品のおすすめポイント

    1 1人1人の顧客を実感することで良質なアイデア発想を支援します

    数値だけでは捉えきれない顧客1人1人の行動や感情を見える化し良質な顧客体験提供のアイデア発想を支援しています。顧客体験の重要性が高まっていますが、顧客接点のデジタル化が進んでいる状況です。顧客のリアルな感情や行動を捉えることが困難になってきています。良質な顧客体験を提供するには顧客を深く理解することが必要です。

    2 あらゆる顧客データを統合、分析、活用できます

    企業が持つ顧客情報や行動履歴など、顧客に関するあらゆるデータを統合します。そこから、一人ひとりの顧客を詳細に分析・抽出(セグメント)します。分析結果から「1人の顧客」を深掘りして分析することで、仮説を検証し、結果に至る背景を考察できます。実際の打ち手の実行までワンストップで実行することができます。

    3 ITreview Grid Award 2022 Winter3部門にてLeader受賞

    「カスタマーリングス」は、アイティクラウド株式会社が主催する「ITreview Grid Award 2022 Winter」にて、 「MA(マーケティングオートメーション)」「CRM」「CDP(カスタマーデータプラットフォーム)」の3部門で最高位の「Leader」を受賞いたしました。導入実績は累計650社です。

    基本的な機能 SFA 顧客管理 案件管理 商談管理

15.goline CDP


出所:https://digimarl.com/service/golinecdp/
「golineCDP」は、顧客データの統合・管理・活用を包括的に支援するプラットフォームです。データ収集・統合、顧客プロファイルの作成、セグメンテーション、リアルタイムアクション、マルチチャネルオーケストレーションなどの機能を備え、企業のマーケティング効果とカスタマーエンゲージメントを最大化します。ETL機能を搭載し、異なるデータソースの統合を効率化。データ品質の向上や異常検知機能により、正確な顧客プロファイルの構築をサポートします。また、大規模データ処理にも対応し、スケーラビリティと柔軟性を確保。データパイプラインの自動化、データトランスフォーメーション、エンリッチメント機能を活用することで、リアルタイムかつ高度なデータ活用が可能です。これにより、企業の成長や変化に適応しながら、効果的なマーケティング施策を実現できます。
公式サイトはこちら

16.Sprocket

  • ヒートマップツール

    製品のおすすめポイント

    1 ユーザー行動の可視化

    アテンションヒートマップ: ページ内で注目されている箇所を可視化。
    スクロールヒートマップ: ユーザーがどこまでページをスクロールしたかを分析。
    クリックヒートマップ: どの要素がクリックされたかを特定。

    2 分析による改善案の発見

    コンバージョンユーザーと非コンバージョンユーザーの違いを比較。
    ページの具体的な問題点や有効な要素を明確化。

    3 セグメント分析

    シナリオ表示/非表示など、条件ごとの分析が可能。

    基本的な機能 無料トライアル クリックヒートマップ スクロールヒートマップ アテンションヒートマップ ユーザーセグメント機能

CDPツール導入時の注意点


CDPは顧客データを統合・活用する強力なツールですが、導入にはいくつかの課題や注意点があります。導入前にデメリットを把握し、適切な対策を講じることで、効果的な活用が可能になります。

1. 導入コストが高い

CDPは、導入費用や運用コストが比較的高額なツールです。特に、企業の規模や必要な機能によってコストが大きく変わります。

コストの内訳の例は以下のようになります。

  • 初期導入費用:システム構築・データ統合の設定
  • 月額利用料:利用する機能やデータ量に応じた料金
  • 運用・メンテナンス費用:データ管理・最適化のためのリソース

CDP導入のROI(投資対効果)を事前に試算し、自社のデータ活用ニーズに合った最適なプランを選択することが重要です。

2. データ統合の難易度が高い

CDPは、さまざまなデータソースを統合する必要があるため、データ形式の違いやIDの統一が課題となります。特に、既存のCRMやMA、DMPとの連携がスムーズにいかない場合、統合作業に時間とコストがかかることがあります。

よくあるデータ統合の課題は、以下の通りです。

  • 顧客IDの統一が難しい(異なるシステムで異なる識別子が使われている)
  • データのフォーマットがバラバラ(システムごとにデータの構造が異なる)
  • リアルタイム処理に対応できない(システムの更新頻度が異なる)

CDP導入前に、データ統合のルールを明確にし、必要に応じてデータクレンジングを実施しましょう。また、APIの互換性やデータの更新頻度も考慮し、適切なツールを選定しましょう。

3. データ管理・セキュリティ対策が必要

CDPでは、大量の顧客データを扱うため、情報漏洩リスクや法規制への対応が求められます。特に、GDPR(EU一般データ保護規則)や改正個人情報保護法など、プライバシー保護の規制が強化される中で、適切なデータ管理が不可欠です。

考慮すべきポイントは以下の通りです。

  • 個人情報の取り扱いルールを遵守(プライバシーポリシーの整備)
  • アクセス権限を適切に管理(社内の利用者ごとにアクセス制限を設ける)
  • データの匿名化・暗号化を実施(万が一の情報漏洩リスクを低減

以上の対策として、導入前に法規制や社内のデータ管理ルールを確認し、セキュリティ対策を徹底しましょう。また、CDPベンダーが提供するセキュリティ機能(アクセス制御、データ暗号化など)が活用できます。

4. 社内のデータ活用体制が整っていないと効果が出にくい

CDPを導入しても、社内でデータを活用する体制が整っていないと、効果的に運用できず、データが活かされないことがあります。

よくある課題としては、以下のようなものがあります。

  • データ活用のスキル不足(マーケティング・営業チームが活用方法を理解していない)
  • 組織間の連携が取れていない(IT部門、マーケティング部門、営業部門の連携が不十分)
  • 導入後の運用ルールが明確でない(誰がどのデータをどのように活用するか決まっていない)

これらの対策として、CDPを導入する際は各部門と連携し、データの活用方針を共有すると良いでしょう。また、導入後のトレーニングや勉強会を実施し、社内での運用をスムーズに進めることも重要です。

5. 効果が出るまでに時間がかかる

CDPを導入したからといって、すぐに成果が出るわけではありません。データの統合・分析・活用を段階的に進める必要があり、効果が出るまでに数カ月~1年以上かかることもあります。

効果が出にくい理由は、以下のようなことが考えられます。

  • データの収集・統合に時間がかかる
  • 活用方法が定まるまで試行錯誤が必要
  • マーケティング施策の結果が出るまで時間がかかる

短期間で結果を求めるのではなく、長期的な視点でPDCAサイクルを回しながら改善を続けることが大切です。最初は小規模なプロジェクトから始め、徐々に適用範囲を広げていくのも有効な手段です。

6. すべての企業に必要とは限らない

CDPは強力なツールですが、必ずしもすべての企業にとって必要なわけではありません。特に、小規模な企業や、顧客データを活用する機会が少ない企業にとっては、費用対効果が低くなる可能性があります。

CDPツール導入がおすすめな企業

  • 顧客データを複数のチャネルで統合したい企業
  • パーソナライズ施策を強化したい企業
  • マーケティングの高度な自動化を目指している企業

CDPツールが不要な場合

  • CRMやMAだけで十分にデータを活用できている場合
  • 小規模なビジネスで、大規模なデータ統合が必要ない場合

CDPを導入する前に、自社のビジネスに本当に必要かどうかを慎重に検討し、既存のツールで代替できないかも考えることが重要です。

CDPツール導入の手順


CDPツールを効果的に活用するためには、単にツールを導入するだけでなく、自社の課題に合った計画的な導入と運用設計が重要です。以下の手順を参考に、スムーズな導入を進めましょう。

1. 目的と活用方針を明確にする

CDPは単なるデータ統合ツールではなく、顧客データを活用してビジネスを成長させるためのプラットフォームです。そのため、導入前に以下のような目的を明確にしておくことが重要です。

  • マーケティング施策の最適化(パーソナライズ施策の強化、顧客のLTV向上 など)
  • データの一元管理(CRM、MA、広告データなどの統合と可視化)
  • カスタマーエクスペリエンスの向上(一貫した顧客対応の実現)

目的が曖昧なまま導入すると、必要な機能の選定が難しくなり、結果的にコストだけがかかってしまう可能性があります。

2. 必要なデータソースを洗い出す

CDPを導入する際、どのデータを統合するのかを明確にする必要があります。代表的なデータソースとしては、以下のようなものがあります。

  • 顧客情報データ(CRM、ECサイトの購入履歴 など)
  • 行動データ(Webサイトやアプリの閲覧履歴、メールの開封データ など)
  • 広告・マーケティングデータ(広告配信履歴、キャンペーンの成果データ など)

データの種類によっては、形式が異なるため統合しやすいかどうかも事前に確認が必要です。特に、異なるシステム間でのIDの統一や、データフォーマットの整理が求められることが多いため、連携のしやすさも考慮しましょう。

3. 既存システムとの連携を検討する

CDPは単独で機能するものではなく、既存のシステムと連携して初めて効果を発揮します。特に以下のようなツールとの連携を意識すると、よりスムーズな運用が可能になります。

  • CRM(顧客管理システム):Salesforce、HubSpot など
  • MA(マーケティングオートメーション):Marketo、Pardot など
  • DMP(データマネジメントプラットフォーム):AudienceOne、Treasure Data など
  • 広告プラットフォーム:Google広告、Facebook広告 など

ツールごとにAPIの互換性やデータ連携の方式が異なるため、導入を検討しているCDPが、すでに利用しているツールと問題なく連携できるかどうかを確認しておくことが重要です。

4. データのクレンジングと統合ルールを決める

データの質が低いと、CDPを導入しても期待する効果が得られません。特に、データのクレンジング(重複削除・誤入力修正・フォーマット統一)を行うことで、データの統合精度が高まり、より正確な分析や施策立案が可能になります。

また、データ統合の際には以下のルールを決めておくとスムーズに運用できます。

  • 顧客の識別方法(ID統合の基準)
  • データの更新頻度(リアルタイム/日次/週次 など)
  • データの優先順位(どのシステムのデータを正とするか)

5. 運用体制を整える

CDPは単なるデータ管理ツールではなく、マーケティング・営業・カスタマーサポートなど複数の部門で活用することが前提です。そのため、導入後の運用体制を事前に整備しておく必要があります。

具体的には、以下のような体制を整えると運用がスムーズになります。

  • データ管理担当者の配置(CDPの設定やデータ統合の監視を行う)
  • マーケティングチームとの連携(データを活用して施策を実行)
  • 定期的なデータ精度のチェック(重複や誤データの発生を防ぐ)

6. CDPツールの選定と費用対効果の検討

CDPツールにはさまざまな種類があり、それぞれ機能や価格が異なります。導入コストを抑えつつ、最大限の効果を得るために、以下のポイントを比較検討しましょう。

リアルタイム処理の有無(即時データ反映が必要かどうか)

  • 連携可能な外部ツールの数(CRM、広告ツール、MAツールとの互換性)
  • コスト(初期費用・月額費用)(自社の予算に合っているか)
  • データの保存期間と管理機能(長期的なデータ活用が可能か)

例えば、Treasure Data CDPは柔軟なデータ統合が強みで、日本企業にも人気です。一方、Adobe Real-Time CDPは、Adobe製品とのシームレスな連携とリアルタイム分析が特長です。

7. PDCAサイクルを回して最適化する

CDPを導入しただけで成果が出るわけではありません。データの収集・分析・活用を継続的に改善し、施策の効果を最大化することが重要です。

  • KPIを設定する(例:パーソナライズ施策のCVR向上、LTVの増加 など)
  • 定期的にデータの精度や効果をチェック(分析結果を施策に活かす)
  • 改善サイクルを回しながら運用を最適化(マーケティング施策の見直し)

導入後も継続的に運用・改善することで、CDPの効果を最大限に引き出すことができます。

CDPツール導入でデータドリブンな経営へ


CDPツールは、CRMやMA、DMPなどの他ツールと連携しながら、顧客ごとの行動をリアルタイムで把握し、より効果的なマーケティング施策を実施できる点が大きな魅力です。

しかし、CDPの導入にはいくつかの課題も伴います。特に、導入コストの高さ、データ統合の難しさ、セキュリティ対策の必要性、運用体制の整備などは事前に考慮すべき重要なポイントです。また、CDPはすべての企業にとって必須ではなく、自社の事業規模やマーケティング戦略に本当に必要かどうかを慎重に検討することが重要です。

導入を成功させるためには、目的を明確にし、適切なデータソースを選定し、既存のシステムとの連携を考慮しながら、段階的に運用を進めることが求められます。また、導入後もPDCAサイクルを回しながら継続的に改善を行い、CDPの効果を最大化していくことが重要です。

本記事では、CDPの基礎から導入の流れ、注意点、おすすめの製品比較まで詳しく解説しました。CDPを導入する際の参考として、自社の課題解決に最適なツールを選定し、データドリブンなマーケティングを実現しましょう。

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