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今すぐできるペーパーレス化の方法とは?必要性やメリットも解説

目次

生産性向上やコスト削減、テレワーク推進のためにペーパーレス化を進める企業が増えています。とくに、SDGsへ対応すべきという時代の流れからもペーパーレス化は必須と言える状況になってきました。

しかし、どのようにペーパーレス化を進めるべきか方法がわからない経営者は少なくありません。外資企業と比べると日系企業のペーパーレス化は進んでおらず、頭を悩ませているのではないでしょうか。

本記事では、今すぐできるペーパーレス化の方法やペーパーレス化のメリット・デメリットをご紹介します。現在紙媒体で保管している資料のペーパーレス化の方法もご紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

できる範囲からペーパーレス化を実行し、時代に合う業務フローを確立させましょう。

ペーパーレス化とは

ペーパーレス化とは、紙で扱っていた資料・書類を電子化して保存・保管することです。ビジネスにおいて、紙で交わされるやりとりは非常に多いです。たとえば、会議資料や契約書、請求書、申請承認などが挙げられます。

日常生活においてもペーパーレス化の恩恵を受けている人は多いです。新聞や漫画などの書籍をスマホアプリで閲覧できたり、お店のチラシがWebサービスで配信されたりするなど、身の周りでもペーパーレス化は進んでいます。

このように、社内で取り扱っている紙の資料・書類を削減して電子化すれば、業務効率改善やセキュリティ強化、コスト削減につなげることが可能です。このような理由から、ビジネスにおけるペーパーレス化が注目を集めており、取り組む企業が増加しています。

電子化との違い

ペーパーレス化と電子化の違いは、位置付けにあります。ペーパーレス化という目的を達成するために、電子化という手段で実現するとイメージしましょう。

電子化とは、企業内で保管・発行した紙の書類を電子媒体に変換することです。たとえば、取引されから郵送で届いた請求書を保管するためにスキャンしておく行為を電子化と呼びます。

デジタル化との違い

ペーパーレス化とデジタル化も、電子化と同様に目的と手段という位置付けの違いがあります。

デジタル化とは、紙媒体を使って行う業務を、ITシステムを使ってデジタル上で完結させることです。たとえば、経費申請を紙媒体で経理部門に提出していた業務があったとしましょう。これを申請書類作成・申請・承認のプロセスを1つのシステム上で完結させることを「経費申請のデジタル化」といいます。

現状は3割未満の企業しか実施せず【なぜ進まない?】

ペーパーレス化の恩恵はビジネスにおいて大きいものの、現場は3割未満の企業でしか実施されていません。企業のペーパーレス化が進まない原因は、ITツールへの不安と導入コストにあります。

ペーパーレス化を推進するには、ITツールの導入が欠かせません。しかし、経営者や現場で業務にあたる従業員がITツールを使いこなせなければペーパーレス化を進めづらいです。また、ITツールを導入するには費用がかかり、1つのハードルとなっていることは事実です。

ITツール導入への抵抗感が、ペーパーレス化に歯止めがかかっている原因と考えられます。

電子帳簿保存法の改正が追い風に

2022年1月1日より改電子帳簿保存法が施行され、国税に関する帳簿や書類をデータ保存する際の要件が緩和されました。契約書や領収書などの書類も簡単に電子化できます。また、電子取引でやりとりした注文書や契約書などは電子取引データのまま保存しなければなりません。

改電子帳簿保存法が企業のペーパーレス化を推進する大きなきっかけとなるでしょう。

企業がペーパーレス化を進める意義

企業におけるペーパーレス化の目的や意義は、3つあります。

  1. DX推進への対応
  2. SDGsへの対応
  3. 電子帳簿保存法などの法律の改正への対応

それぞれ詳しく解説しましょう。

1.DX推進への対応

DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは、IT・デジタル技術を業務に活用してビジネスモデルを変革させて自社の競争力を高めることです。ペーパーレス化はDX推進の第一歩とも呼ばれています。

たとえば、請求書のやりとりを紙で行っていた場合、請求書の出力・発送・管理にコストも人手もかかります。ペーパーレス化であれば作成した請求書をメールで送付し、サーバーへ保存するだけで業務は完了です。

アナログ的な業務を一掃することは難しくても、ペーパーレス化からならどのような企業でも始められるでしょう。

2.SDGsへの対応

SDGs(サステイナブル・ディベロップメント・ゴールズ)は、持続可能な開発目標と訳され、自然に配慮しながらも人間らしい生活をするために誰一人取り残されないための17の目標を指します。

なかでも環境保全に関する目標達成に向けてペーパーレス化の取り組みは世界で求められています。電子化・デジタル化すれば無駄な紙の削減でき、結果的に森林現象阻止やCO2排出の抑制につなげることが可能です。

3.電子帳簿保存法などの法律の改正への対応

法律改正へ対応するためにもペーパーレス化は欠かせません。改正された電子帳簿保存法では、電子取引でやりとりした電子データは紙ベースで保存できなくなりました。

今までメールで届いた請求書を印刷して保存していた場合でも、今後は電子データのまま保存する必要があります。法人・個人事業主のすべての事業者に適用され、対応していかなければなりません。

既存の書類をペーパーレス化する方法

既存の書類をペーパーレス化する方法は、以下の通りです。

  • OCRで手書きや活字をデータ化する
  • スキャニングサービスを活用する

順番に確認しましょう。

OCRで手書きや活字をデータ化する

手書きや各自の文書は、OCR技術を活用してデータ化できます。OCRとは、文字をスキャナーで読み取って電子化する技術です。名刺や請求書などはもちろん、手書きのアンケート用紙も読み取れます。

OCRが注目されている理由や仕組みなど、OCRについて詳しく解説している記事はこちら】

OCRとは?意味や仕組み、利用メリットなどを徹底解説!

また近年では、「AI OCR」が注目されています。AI OCRとは、名の通りAIが搭載されているOCRサービスで、自動学習機能等により従来のOCRよりもさらに高い精度での認識が可能です。

【AI OCRについてより詳しく解説した記事はこちら】

AI OCRとは?OCRとの違いやテキスト化の仕組み、メリットを解説

スキャニングサービスを活用する

膨大な量の紙資料を電子化したい場合、スキャニングサービスを利用しましょう。専門業者が企業に赴いて資料を一度に電子化してくれます。書庫に保管されている書類を一度電子化してくれるため、車内にあるすべての資料を電子で管理できます。

紙を扱う業務をペーパーレス化する方法

紙を扱う業務をペーパーレス化する方法は、以下の通りです。

  1. 電子ファイルを保存する
  2. 帳票をメールで送付する
  3. 電子契約サービスで契約書を交わす
  4. 基幹業務システムを導入する
  5. タブレットやモニターを現場で活用する
  6. FAXが届いたらPDFデータで保管する
  7. ビジネスチャット・オンラインストレージを活用する
  8. ワークフローシステムで承認作業を行う

順番に確認しましょう。

1. 電子ファイルを保存する

まず、電子ファイルを保存しましょう。今までなら紙資料をファイルに保存していたところ、PDFデータにしてストレージ保存に変更するだけです。

2. 帳票をメールで送付する

見積書や請求書、納品書などの帳票を作成したらメールで送付しましょう。今までなら印刷・郵送していたところ、電子でのやりとりに変更するだけです。郵送代の節約にもつながります。

3. 電子契約サービスで契約書を交わす

電子契約サービスを使えば契約書のペーパーレス化も進められます。電子契約に必要なITツールを導入すれば、メールを介して取引先と契約業務を円滑に進められます。

4. 基幹業務システムを導入する

経理部門や人事部門での業務をシステム化すれば、多くの業務をペーパーレス化できます。たとえば、会計システムや人事管理システムを導入すれば、伝票や領収書、給与明細なども電子化が可能です。

5. タブレットやモニターを現場で活用する

タブレットやモニターを導入すれば、膨大な紙資料を1つの画面で見れるようになり業務の利便性が高まります。たとえば、営業マンが大量の営業資料や見積書を持ち歩いていたところ、タブレットを使えば客先へ持っていく紙資料を減らせます。

6. FAXが届いたらPDFデータで保管する

FAXが届いたら印刷するのではなく、PDFデータで保管しましょう。送信する際も、パソコンから文書をFAXすることも可能です。用紙やインクにかかるコストの削減につながります。

7. ビジネスチャット・オンラインストレージを活用する

社内での資料のやりとりにはビジネスチャットやオンラインストレージを活用しましょう。たとえば、会議の資料を人数分印刷していたところ、オンラインストレージに保存し、URLをビジネスチャットで共有するといったフローに変更します。会議で決まった内容も即座に共有が可能です。

8. ワークフローシステムで承認作業を行う

ワークフローシステムを導入すれば、経費精算や凛義書などの承認作業もペーパーレス化できます。申請書の作成から申請、承認・却下の一連をシステム上で完結させられるため、押印作業も減らせます。

ペーパーレス化をする6つのメリット

ペーパーレス化のメリットは、6つあります。

  1. 生産性の向上につながる
  2. コストの削減につながる
  3. 働き方改革やテレワークの促進につながる
  4. 情報セキュリティリスクの軽減につながる
  5. 顧客満足度・従業員満足度の向上につながる
  6. SDGsに対応できる

順番に確認し、積極的にペーパーレス化を進めましょう。

1.生産性の向上につながる

職場でペーパーレス化を進めると、生産性向上につながります。

まず、紙ベースで保管していた資料をデータベース化すればキーワードや記録日などで検索できるようになります。保存環境がスマートになるため、パソコンやスマートフォンなどのデバイスから情報へのアクセスが可能です。

また、紙ベースの情報共有からPDFに変更すれば、プリントアウトの手間が省けます。社内での情報共有はもちろん、社外とのやりとりもスムーズになります。

たとえば、今まであれば、請求業務のためにプリントアウトをして郵送し、郵便局へ持っていくという一連のフローが必要でした。しかし、ペーパーレス化すればパソコンで作成した請求書をメールで送付すれば業務は完了します。

このように、ペーパーレス化は業務の効率化につながり、企業全体の生産性向上につながります。

2.コストの削減につながる

紙の資料を減らすことで、コスト削減につながります。用紙代・インク代・印刷機にかかる電気代、資料の郵送費などの経費などを大幅に削減できるでしょう。もちろん、紙の資料を保管するためのスペースやキャビネット、ファイルなども不要です。

また、プリントアウトや郵送などの業務も省略できるため、人的コストの削減にもつながります。雑務を軽減することで、従業員が本業に集中できる環境を提供できます。

3.働き方改革やテレワークの促進につながる

ペーパーレス化は、働き方改革やテレワークの促進に大きく貢献します。紙ベースでしか処理できなかった書類がデータ化・システム化すれば、オフィスに出社しなくても遂行できる業務が増えるからです。

たとえば、過去の資料を見ないと作れない経営資料の作成やファックスで届く発注書の処理なども自宅や出張先でも遂行できます。より優秀な人材を獲得するためにも、テレワーク導入・促進の一歩としてペーパーレス化は有効です。

4.情報セキュリティリスクの軽減につながる

ペーパーレス化は社内での情報セキュリティ強化につながり、情報漏えいや紛失のリスクを軽減できます。なぜなら、デジタル保存した資料や文書には、パスワードやアクセス権限の設定ができるからです。

また、紙で保管していると自然災害や火災などの予期せぬ事態によって紛失してしまう恐れがあります。データにしていればバックアップを取り、物理的に異なる場所に保存することが可能です。紙の資料だと物理的な劣化によって情報を失う恐れもありますが、データであれば劣化の心配もありません。

5.顧客満足度・従業員満足度の向上につながる

紙ベースでのやりとりをなくすことで、顧客満足度と従業員満足度の向上につながります。少し前までは紙資料が好まれましたが、近年では紙でのやりとりは非効率と考える企業が増えてきました。電子での対応をお願いされるケースも増えています。

また、社内においても書面における回覧を嫌がる従業員は少なくありません。スマートフォンの普及によって新聞や書籍を読まない人が増えたのと同様に、ビジネスにおいてもデバイスを通して情報を得たいという欲求が増しています。

現代では電子上でのスピーディーなやりとりを好む人が増えており、ペーパーレス化はそのニーズを満たしてくれます。

6.SDGsに対応できる

ペーパーレス化は、SDGsへの取り組みの1つです。SDGsとは持続可能な開発目標と訳され、先進国・発展途上国にかかわらず世界各国が取り組むべき普遍的な目標です。

SDGsは17の目標から成り立っており、ペーパーレスは以下の4つの目標に貢献します。

  • 8.働きがいも経済成長も
  • 12.つくる責任 つかう責任
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 15.陸の豊かさも守ろう

世界全体の紙の消費量を減らすためにも、まずはオフィスのペーパーレス化を始めることでSDGsに貢献できます。

ペーパーレス化はデメリットもある?

ペーパーレス化にはたくさんのメリットがありますが、デメリットもあります。あらかじめ悪い面も理解しておけば、しっかり対策ができるため確認しておきましょう。

ペーパーレス化のデメリットは、以下の通りです。

  1. 電子媒体が紙媒体の操作性に劣る場合がある
  2. 電子化ツールを使いこなすのにITリテラシーが求められる
  3. 資料の全体像が見づらい
  4. 導入コストがかかる
  5. システム障害の影響を受ける可能性がある

5つのデメリットについて詳しく解説します。

1.電子媒体が紙媒体の操作性に劣る場合がある

操作性が紙媒体に劣る場合があります。紙であれば直接書き込んだり押印したりできるため、扱いやすいです。しかし、PDFファイルに加工・編集したり、押印をしたりしたい場合、新たなツールを導入しなければなりません。操作方法も覚えなければならず、従業員の負担になる可能性もあります。

2.電子化ツールを使いこなすのにITリテラシーが求められる

電子化ツールを使いこなすためには、従業員一人一人に正しいITリテラシーが必要です。上手に使いこなせなければ、情報が行き届かない可能性が出てきます。また、セキュリティー面でも教育をしなければ、適切な情報管理ができません。情報漏えいや紛失の危険が出てくるため、ペーパーレス化を進めるうえでの教育をしっかり行う必要があります。

3.資料の全体像が見づらい

配布しているディスプレイによっては一度に表示できる面積に限界があるため、思慮運の全体像が見づらいと感じるかもしれません。たとえば、設計図や複数枚に渡る図表などは、紙をテーブルに広げた方が分かりやすいでしょう。大きなサイズや複数枚の資料を確認する際には、工夫が必要です。

4.導入コストがかかる

ペーパーレス化するためにはITツールやスキャナーなどが必要となるため、一定のコストが発生します。また、閲覧するためのパソコンやタブレットを従業員一人一人に配布するのであれば、膨大な費用がかかるでしょう。予算を決めながら、部分的に導入を進めていきましょう。

5.システム障害の影響を受ける可能性がある

クラウド上に資料を保存する場合、サービス提供者側のシステム障害の影響を受ける可能性があります。多くのサービスではバックアップがしっかりと取られていますが、サーバーや端末の破損・故障によって情報を紛失する危険性はゼロではありません。クラウドサービスを導入する際は、システム障害時の対応やバックアップの状況などを確認し、リスクの少ないサービスを選びましょう。

ペーパーレス化を進める流れ【5つのステップ】

ペーパーレス化は、以下の5つのステップに沿って進めましょう。

  1. 紙媒体に関わる課題を洗い出す
  2. ペーパーレス化の目的と範囲を決定する
  3. 不要な資料・文書を廃棄する
  4. 残った資料・文書を仕分ける
  5. ITツール(OCR)の導入か代行業者に委託するか決める

順番に解説します。

1.紙媒体に関わる課題を洗い出す

まず、紙媒体に関わる課題を洗い出しましょう。以下のような課題が想定されます。

  • 紙資料を保管するスペースがない
  • 紙資料から情報を探し出すために時間と労力がかかる
  • 出社しないと確認できない資料がある

部署ごとに従業員にヒアリングすると、現場の確かな声を拾うことができます。

2. ペーパーレス化の目的と範囲を決定する

課題の洗い出しが終わったら、ペーパーレス化の目的を決めましょう。多くの企業では、コスト削減や生産性向上、テレワーク推進などを目的にペーパーレス化を行います。

また、一度にすべての紙媒体を電子化することは難しいです。予算や労力を考慮し、優先順位を決めてペーパーレス化を進めましょう。部門単位・資料の種類単位など、目的に合わせて範囲を決めます。

3. 不要な資料・文書を廃棄する

続いて、不要な資料・文書を廃棄します。廃棄ルールを決めておけば、判断に迷わずどんどん作業を進められます。廃棄すべき資料・文書の例は、以下の通りです。

  • 保存義務がない資料
  • 保存・保管期間が満了している資料
  • 業務とは関係のない私用の資料

不要な資料・文書であるかどうかが判断できない入社の浅い従業員に任せず、上長も一緒に作業をすれば効率よく作業を進められます。

4. 残った資料・文書を仕分ける

残った資料・文書は、以下の4つに分類しましょう。

  • 電子化して廃棄するもの
  • 電子化したあとも紙媒体を保管するもの
  • 電子化せずに紙媒体のまま保管するもの
  • 執務室に残すもの

保管義務のある文書は電子化したあとも紙媒体で保管する必要があります。使用頻度や現在使用しているかどうかなどを考慮して、4つに分類しましょう。

5.ITツール(OCR)の導入か代行業者に委託するか決める

電子化することになった資料・文書は、ITツール(OCR)を活用するか代行業者に委託するかの方法で電子化しましょう。

数が膨大であれば代行業者にきてもらうと楽ですが、費用がかかります。すべてを委託する必要はないため、一部を委託して残りを従業員がITツールを使って電子化するとITツールにも慣れるでしょう。

今後の資料を電子化していくことを考慮すると、ITツール(OCR)を導入するほうが費用対効果は高いです。

以下の記事ではデジ窓がおすすめするAI OCR全39製品を徹底比較しています。自社に最適なサービスを導入するためにぜひ参考にしてください。

【2024・比較表あり】AI OCRおすすめ38選!選定ポイントを解説

ペーパーレス化の進め方の例

ここでは、ペーパーレス化の進め方の例を部門や業種ごとにご紹介します。ぜひ、自社でのペーパーレス化の際に参考にしてください。

業務部門(一般事務やバックオフィスなど)

業務部門では、複合機の基本機能を使う業務が多いです。そのため、コピー・プリントアウト・スキャン・ファックスの機能をどのように行っているかを把握すれば、ペーパーレス化がしやすいです。1つの業務に際し、どのようなフローで資料を確認・送付・保管をしているかがわかれば、導入すべきITシステムが見えてきます。

総務部門

総務部では、複合機の稼働状況をデータで収集してグラフ化し、どこでどれほどの紙媒体が使われているかを把握しましょう。拠点・部門ごとに紙の使用量が把握できれば、どことのやりとりを優先的にペーパーレスしていくかが見えてきやすいです。ただし、総務部門だけでペーパーレス化を進めることは難しいため、ペーパーレス化したい業務を一緒に行っている部門と相談しながら実行していくことが望ましいでしょう。

DX推進部門

DX推進部門では、複数の部門にまたがる業務をデジタル化していく必要があります。まずは、業務ごとにフローを明確にし、作業ごとに発生する紙媒体を確認していきましょう。そうすると、一連のプロセスをシステム化するために最適なITツールが見えてくるはずです。

ただし、いきなりITツールを導入すると現場の反感を買いかねません。ペーパーレス化によって業務フローに軋轢が生じないよう、段階的に実現していきましょう。

製造業・建設業

図面を取り扱う製造業や建設業でも、電子化しようという動きが活発です。たとえば、設計業務や図面の共有などに特化したITツールがたくさん提供されています。リアルタイムで設計や図面の変更点を共有したり、手元のデバイスで確認できたりするため、ペーパーレス化を推進するメリットは大きいです。

ただし、使いやすさがITツールによって大きく異なります。多少費用がかかっても、操作性や視認性の高いITツールを選ぶことがペーパーレス化を浸透させる鍵です。

ペーパーレス化を成功させるためのポイントと注意点

ペーパーレス化を成功させるためのポイントと注意点は、3つあります。

  • 経営者が率先して脱紙媒体を実行する
  • ペーパーレス化できない書類もある
  • 取引先の意向を聞くことを忘れない

順番に確認しましょう。

経営者が率先して脱紙媒体を実行する

経営者が率先して脱紙媒体を実践し、企業全体のペーパーレス化を牽引しましょう。経営者が紙媒体を使い続けていると「どうせ会議ではプリントアウトしなければならない」と認識され、ペーパーレス化は進みません。社内で使う文書があったとしても紙資料は一切使わず、メール・チャットで共有を促して新しい「当たり前」を作っていく必要があります。

ペーパーレス化できない書類もある

なかには電子化できない書類も存在します。たとえば、以下のような書類は書面で締結しなければならないと決められています。

  • 事業用借地権設定契約書
  • 農地の賃貸借契約書
  • 任意後見契約

ただし、以前は書面交付が義務付けられていたクーリングオフ書面も2023年の法改正によって電子化が認められるようになりました。今後、電子化できるようになる書類は増えていくと予測されるため、法改正にあわせて社内の規定も変更していきましょう。

取引先の意向を聞くことを忘れない

請求書や発注書、契約書などを電子化しようと思っていても、取引先の意向を確認するようにしましょう。一方的にペーパーレス化してしまうと、取引先の業務フローが変わり迷惑を欠けてしまう場合があります。トラブルを防ぐためにも、必ず確認のうえ電子化を実行しましょう。

ペーパーレス化におすすめのツール5選(AI OCRを紹介)

  • AI inside 株式会社のDX Suiteは、これまで手入力で行っていた帳票のデジタル化を効率的に実現し、企業の課題解決に貢献するAI-OCRサービスです。あらゆる書類を高精度でデジタルデータ化できます。読み取りは日本語、英語に加え多数の言語をカバーします。コマかな設定作業は不要で、種類の違う帳票をまとめて読取りできるので、大幅な時間削減につながります。まとめてアップロードした書類の自動仕分け機能と連携することで、数百種類の帳票を瞬時に仕分けることが可能です。

    製品のおすすめポイント

    1 AI-OCR市場シェアNo1。あらゆる書類を高精度でデジタルデータ化

    手書きはもとより活字、FAX、画像もカバー。機械学習により様々な種類の帳票や文字をを学ばせることにりより高精度に認識可能になりました。また、日本語、英語だけでなく、繁体字、タイ語、ベトナム語にも対応しています。

    2 高速処理のための分散コンピューティングと高いセキュリティレベル

    業務を素早く進めるために、最適化されたGPUの構成と分散処理により、処理スピードの高速化を実現しています。また、脆弱性が確認されていないセキュアなTSL1.2規格を採用することにより高いセキュリティレベルを実現しています。そのセキュリティレベルは、豊富な金融機関への導入実績が物語ります。

    3 AIがすべて自動で行うから設定不要で帳票のまるごと読み取りが可能

    AIがすべての文字を自動でテキストデータ化してくれるので、抽出したい項目を選択するだけで読み取りは完了します。設定は不要で通常AI-OCRでも必要になる事前の読み取り枠の設定が不要です。また、読み取った帳票データは用途に応じてCSVやPDFでの出力が可能です。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 名刺スキャン 取消線対応 英語対応 英語以外の言語対応 自動補正機能 非定型帳票対応 手書き文字対応 撮影画像対応 画像読み取り 確認・修正・運用体制構築まで対応 準定型帳票対応 PDF編集 API連携 RPA連携 レイアウト維持 データベース連携
  • 文書管理システム AI OCR 契約書管理システム

    株式会社オプティムのOPTIM Contractは、AIを活用した契約書管理サービスです。契約書データのアップロードでAIが契約書のタイトル・企業名・契約締結日・契約終了日を取得し、契約書一通ごとの情報を管理します。フリーワード・タグ・全文での検索など柔軟な検索機能を持ち、契約更新も自動でリマインドされるなど契約管理に必要な要素が詰まっています。また、権限の与えられた契約書にのみアクセスが許可され、役割に応じた権限管理が可能です。

    製品のおすすめポイント

    1 AIが自動で、契約書の管理台帳を作成

    OPTiM Contractは、契約書管理業務を劇的に効率化できるサービスです。
    契約書の管理台帳をAIが自動作成してくれるので、手間のかかる入力業務をなくすことができます。契約終了や自動更新の時期を自動通知する機能があり、契約管理のミスも削減可能です。OPTiM Contractを導入すれば、契約管理業務の効率化だけでなく、ミスの削減にもつながります。

    2 スキャンした契約書をOCR処理でテキストデータ化

    サービスの使いやすさもOPTiM Contractの大きな魅力といえます。
    既存の契約書をOCR処理でテキストデータ化できるので、紙と電子の契約書が混在していても一元管理が可能です。スキャンデータの契約書に使われている単語でも検索でき、契約書の検索や確認にかかる時間の削減にも大きな効果を発揮します。

    3 電子帳簿保存法に則して電子契約を保管可能

    OPTiM Contractは、国内に利用企業の多い電子契約サービスとの連携機能も充実しています。連携済みのサービスで締結した契約書は、OPTiM Contractに簡単にアップロードが可能です。「Adobe Sign」や「クラウドサイン」、「GMOサイン」、「WAN-sign」、「Docusign」に対応しています。すでに電子契約サービスを利用している場合は、連携によりさらなる業務効率化につながります。

    4 セキュリティ対策も万全

    電子取引保存の法的要件認証であるJIIMA認証を取得しています。契約書PDFの手動アップロードも可能なので、紙契約と電子契約の両方を、改正電子帳簿保存法の電子取引の保存要件を満たした上で一元管理ができます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 属性検索 外部連携 CSVファイル出力 アクセス制限 OCR登録 ドラッグ&ドロップ登録 他サービス連携 英語対応 手書きの読み取り可 スキャンデータの文字検索可 AI自動管理 リスク検出 ワークフロー 帳票種類分け(タグ付け) 英語対応 非定型帳票対応 手書き文字対応 画像読み取り 準定型帳票対応 タイムスタンプ API連携 データベース連携
  • 文書管理システム AI OCR

    株式会社インフォディオのスマートOCRは、紙の文書や帳票をスキャン・撮影された画像データからテキストデータを抽出するクラウド型業務効率化支援ソリューションです。AIによるディープラーニングを活用し、手書き文字や非定型帳票などにも対応した高精度の読取を実現します。使用の際、毎回アップロードを行う必要はなく、フォルダ指定を行うだけで自動アップロードからOCR変換、そしてCSV出力までできる使い勝手の良さも魅力です。

    製品のおすすめポイント

    1 基本の特長となる高精度な文字認識と全自動変換

    AIのディープラーニングによる⾃動⽂字列認識機能で、ノイズのある画像でも⽂字列だけを探し出して、テキストに変換することが可能です。また、プロジェクションマッピング技術を用いた歪み・たわみ補正機能により写真で撮影した歪んだ書類、台形の書類も整形することができるので、様々なケースでも精度高く読み取れます。

    2 各書類への対応力が高い、頼れるデータ抽出エンジン

    高度なデータ抽出力により、請求書、決算書、勤務管理表、健康保険証、領収書、通帳、源泉徴収票など、書式の形式にかかわらず帳票画像のデータ化が可能です。また、フォーマットの異なる請求書から、共通のデータ抽出テンプレートを作成し「請求日」「会社名」「請求金額」「振込口座」 等の項目を自動的にデータ抽出もできます。

    3 操作画面もユーザー管理も分かりやすく、セキュリティも安心の設計

    文字の確認がしやすい操作画面を使用できます。ステータスが未確認・ダウンロード済などタグで色分けされたり、対応する文字色のついたラインがひかれるため一目で確認可能。ユーザー管理も、グループ内で情報の共有・分担作業ができるので効率的です。セキュリティ面も2段階認証、IPアドレス制限など厳重なので安心。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 名刺スキャン ワークフロー 帳票種類分け(タグ付け) 取消線対応 英語対応 自動補正機能 非定型帳票対応 手書き文字対応 撮影画像対応 画像読み取り 準定型帳票対応 スマホでスキャン可 API連携 RPA連携 ベリファイ機能 データベース連携
  • 文書管理システム AI OCR

    株式会社Cogent LabsのSmartReadは、独自開発のAIを活用することで認識率99.22%を誇るAI-OCRサービスです。コージェントラボが独自に開発した人工知能(AI)により、注文書や契約書、アンケート、預金通帳など多様なタイプのドキュメントを素早く正確に読み取り、情報を抽出。サードパーティツールを通して業務システム等に連携することで、データの利活用を促進します。SmartReadは事前学習済みのAIを活用することで、お客様による事前設定工数を大幅に削減できるだめ、作業時間やコストの削減に貢献します。

    製品のおすすめポイント

    1 高精度な文書仕分け&読み取りで データ入力時間やコストを大幅削減

    独自開発のAIエンジンを活用し、ドキュメントの種類を自動で判別・仕分けした上で、あらゆる活字や手書き文字を高精度で読み取り可能。従来人手をかけていたデータ入力作業をSmartReadに置き換えることでその時間やコストを削減し、人にしかできない業務にリソースを投下できるため、生産性の向上を実現します。

    2 誰でも使いやすいUI/UXだから 導入・運用・全社展開もスムーズ

    新しいツールのスムーズな導入を実現するためには、使いやすさが不可欠です。実際に利用する現場従業員への教育も不要なSmartReadのUI/UXは多くのお客様に評価されており、一部署だけでなく全社的な業務効率向上に貢献できます。

    3 充実した外部連携機能で データをすぐに活用できる

    ドキュメントの「データ化」は決してゴールではなく、そのデータをいかに活用できるかが重要です。SmartReadはAPIをはじめとする連携機能が充実しているため、RPAやデータ連携ツールを通して既存システムとスムーズに連携し、企業のデータ活用やDXを推進します。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 文書管理システム 外部連携 ワークフロー管理 文書編集 ISO文書管理 CSVファイル出力 アクセス制限 ドラッグ&ドロップ登録 ワークフロー 帳票種類分け(タグ付け) 取消線対応 英語対応 英語以外の言語対応 自動補正機能 非定型帳票対応 手書き文字対応 撮影画像対応 画像読み取り 準定型帳票対応 Excel変換 API連携 Word変換 RPA連携 ベリファイ機能
  • 文書管理システム AI OCR 電子帳票システム

    株式会社インフォディオのDenHo(デンホー)は、オフィスの紙帳票・PDFをいつでもどこでも検索・閲覧可能に、電子帳簿保存はこれ1つで簡単対応できる電子帳簿保存クラウドサービスです。DenHo(デンホー)はAI-OCR・タイムスタンプも標準搭載だから、追加料金は不要。これひとつで電子帳簿保存法対応することができます。また、非常にシンプルな機能であることから誰でもすぐに使いこなすことができます。初期設定もほとんど不要なため、すぐに使い始めることができます。電子帳簿保存で業務効率化を図りたい企業はもちろん、電子帳簿保存の準備にまだ手をつけられていない企業や、電子帳簿保存の準備に人的リソースを割けそうにない企業への迅速な電子帳簿保存導入をDenHo(デンホー)は強力に支援いたします。

    製品のおすすめポイント

    1 ラクラク電子保存、 AIが自動で分類・データ化

    FAX、メール、スキャナーなどから帳票の読込み・文字の読み取り・データ化・帳票の分類化までをAI-OCRが自動で行います。もうデータを手打ち入力する必要はありません。

    2 全ての保存帳票の文字列を検索可能(全文検索)

    画像からもAI-OCRで項目をデータ化しているため紙帳票・電子帳票問わず、すべての帳票から全文検索することが可能です。また付与したタグの検索や、日付や金額の範囲検索にも対応しています。

    3 どこからでも確認・検索OKでテレワークを促進

    紙帳票と電子帳票を問わずどんな場所でも検索・閲覧可能なため、紙による制約がなくなり在宅勤務を促進します。

    4 手書き文字の帳票もデータ化

    Denho(デンホー)に搭載されているAI-OCRエンジンは手書き文字の読み取りも可能です。手書きの領収証や注文書をアップロードするだけで帳票内にある画像の文字がテキストデータへ変換されます。
    今の手書きでの運用はそのままでも問題なく、取引先に負担を強いることもありません。 電子帳簿保存以外にも、ホワイトボードの写真を議事録として保存する等、使い方のアイデアは広がります。

    5 大手企業で実績のある安心の技術

    DenHoは実績の豊富な当社製品「スマートOCR」の超高精度・高速なAI-OCRエンジンを搭載しています。セキュリティやシステム可用性においては「スマートOCR」と同じ基準で運用されています。

    「スマートOCR」は国税庁や、国勢調査、みずほ銀行、JTBなど、官公庁や大手企業でも採用されております。 また、社内でも複数の部門間で共有してガバナンスを高めることができます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 電子帳票システム 電子帳簿保存法対応 インボイス制度対応 タイムスタンプ AI OCR機能 名刺スキャン 帳票種類分け(タグ付け) ワークフロー 非定型帳票対応 手書き文字対応 撮影画像対応 画像読み取り 準定型帳票対応 スマホでスキャン可 タイムスタンプ PDF編集 API連携 Excel変換 Word変換 RPA連携

「AI OCR」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 取消線対応
    • スマホでスキャン可
    • RPA連携
    • 準定型帳票対応
    • 非定型帳票対応
    • PDF編集
    • 撮影画像対応
    • 自動補正機能
    • Excel変換
    • ワークフロー
    • Word変換
    • データベース連携
    • 画像読み取り
    • タイムスタンプ
    • 名刺スキャン
    • ベリファイ機能
    • レイアウト維持
    • 確認・修正・運用体制構築まで対応
    • 英語以外の言語対応
    • 帳票種類分け(タグ付け)
    • 英語対応
    • 縦書き対応
    • 手書き文字対応
    • API連携
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
初期費用 要相談
利用料金 要相談
1年
DenHo(デンホー)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
無料トライアル 要相談
スターター 9,980円/月額
備考
同時利用制限数は1で、月間アップロード上限は10です。
ユーザー作成上限数・ファイル容量制限・ファイル保存期間はすべて無制限です。
ビジネス 49,800円/月額
備考
同時利用制限数は5で、月間アップロード上限は100です。
ユーザー作成上限数・ファイル容量制限・ファイル保存期間はすべて無制限です。
制限なし
OPTIM Contractの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
3ヵ月
スマートOCRの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
1ヶ月トライアルプラン 30,000円/月額
スモールプラン(クラウド版) 36万円/年(月額3万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数1.2万枚前後
スタンダードプラン(クラウド版) 96万円/年(月額8万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数6万枚前後
エンタープライズプラン(クラウド版) 240万円/年(月額20万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数26万枚前後
オンプレミスプラン(オンプレミス版) お客様に最適な プランをご提案いたします
備考
初期費用は不要!
1年
SmartReadの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
DX Suite Lite 30,000円/月額
備考
無料枠18,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ
DX Suite Standard 100,000円/月額
備考
無料枠50,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ
オンボーディングサポート(2か月)
・専任担当者による導入・運用支援
・帳票定義設定サービス
・Web会議による個別サポート
DX Suite Pro 200,000円/月額
備考
無料枠200,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ
オンボーディングサポート(2か月)
・専任担当者による導入・運用支援
・帳票定義設定サービス
・Web会議による個別サポート
1か月
DX suiteの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 無料
無料トライアル 月額無料
備考
年間アップロード上限:120(月間上限:10)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:6ヶ月
スターターS1 月額 9,980円(税抜)
備考
年間アップロード上限:1,200(月間上限:100)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
スターターS2 月額 19,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:6,000(月間上限:500)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
スターターS3 月額 29,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:12,000(月間上限:1,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
ビジネスB1 月額 34,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:18,000(月間上限:1,500)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
ビジネスB2 月額 39,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:24,000(月間上限:2,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
ビジネスB3 月額 49,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:36,000(月間上限:3,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン1(エントリプラン)) 30,000円/月額
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン2(SMBプラン)) 100,000円/月額
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン3(ラージプラン)) 200,000円/月額
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
クラウド版 300万円/年間
オンプレミス版 360万円/年間
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
利用料金 3万円~/月額
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
DynaEye 11 Entry Lite 4.2万円/月額
DynaEye 11 Entry Lite AI-OCR 8.4万円/月額
DynaEye 11 Entry 8.4万円/月額
DynaEye 11 Entry AI-OCR 16.8万円/月額
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
invoiceAgent AI OCR Entry 3万円/月額
備考
OCR 年間96,000画像~
invoiceAgent AI OCR DEEPREAD Lite CPU 25万円/月額
備考
OCR 500画像/時~
最低利用期間制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
Free 0円
備考
読み取り枚数:300枚
追加料金:追加利用不可
Basic 3,300円/月額
備考
読み取り枚数:1,500枚
追加料金:1,501枚目~(5.5円/1枚)
Standard 33,000円/月額
備考
読み取り枚数:15,000枚
追加料金:15,001枚目~(4.4円/1枚)
Advanced 110,000円/月額
備考
読み取り枚数:50,000枚
追加料金:50,001枚目~(3.3円/1枚)
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用(クラウド型) 0円
備考
クラウド型を導入する場合は初期費用は発生しません。
初期費用(オンプレミス型) 300万円〜
クラウド型 5万円〜/月額
オンプレミス型 40万円〜/月額
1か月
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
Small 30,000円/月額
Medium 100,000円/月額
Enterprise 150,000円/月額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
クラウド版 1,200,000円~
オンプレ版  2,000,000円~
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
Trial 0円
備考
試してみたい方向け
・月間契約→14日間無料
・AI OCR(上限枚数)→30枚
・AI帳票仕分け→無制限
・AI類似変換→無制限
・RPA→〇
Starter 120,000円/年間 (1ヵ月あたり1万円 )
備考
コストを抑えたい方向け
・月間契約→12,000円/月額
・AI OCR(上限枚数)→100枚/月
・AI帳票仕分け→無制限
・AI類似変換→無制限
・RPA→✕(制限あり)
Standard 600,000円/年間 (1ヵ月あたり5万円 )
備考
一般的なプラン
・月間契約→60,000円/月額
・AI OCR(上限枚数)→2000枚/月
・AI帳票仕分け→無制限
・AI類似変換→無制限
・RPA→〇
Pro 1,800,000/年間 (1ヵ月あたり15万円 )
備考
処理枚数が多い方向け
・月間契約→180,000円/月額
・AI OCR(上限枚数)→10000枚/月
・AI帳票仕分け→無制限
・AI類似変換→無制限
・RPA→〇
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 660,000円(税込)
年間保守サービス 99,000円(税込)
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン1 33,000円/月額(税込)
備考
※6,000項目まで
※6,000項目以上は従量利用料金、1項目3.3円(税込)
プラン2 110,000円/月額(税込)
備考
※60,000項目まで
※60,000項目以上は従量利用料金、1項目1.1円(税込)
プラン3 220,000円/月額(税込)
備考
※200,000項目まで
※200,000項目以上は従量利用料金、1項目1.1円(税込)
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
導入料金はお問合せください。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
備考
WisOCR Basicのみ初期費用は100,000円です。
WisOCR Standard 100,000円/月額
備考
AI手書き・AI活字対応。月額での処理可能量は5万フィールドまでです。
WisOCR Pro 200,000円/月額
備考
AI手書き・AI活字対応。月額での処理可能量は20万フィールドまでです。
WisOCR Basic 15,000円/月額
備考
AI活字対応。月額での処理可能量は10万フィールドまでです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
OmniPage 19.2 Ultimate 54,757円
備考
外国製ですので、為替相場で費用が変動することがあります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
5 ダウンロード版 3,480円
5 パッケージ版 3,980円
制限なし
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
読取革命Ver.16 12,980円
備考
1台用/ダウンロード版
読取革命Ver.16 35,000円
備考
3台用/ダウンロード版
読取革命Ver.16 57,500円
備考
5台用/ダウンロード版
制限なし
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
トライアル導入 30,000円/月額
備考
本格的な導入の前にトライアルを利用できます。正式導入の費用は要問合せです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円~500,000円
備考
・トライアル 初期費用なし
・ミニ 初期費用なし
・ライト/スタンダード 初期費用50万円
トライアル 50,000円/月額
備考
・月間300枚
超過費用150円/枚
ミニ 10,000円/月額
備考
・月間100枚
上限枚数に達した場合は利用停止
ライト 100,000円/月額
備考
・月間1000枚
超過費用75円/枚
スタンダード 30,0000円/月額
備考
・月間5000枚
超過費用60円/枚
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッケージ版 21,780円(税込)
ダウンロード版 14,080円(税込)
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
シングルライセンススタンダード 25,000円(税込)
備考
年間保守費用不要
PC1台(1ユーザー) に 1ライセンスが必要です。
バッチ処理機能は搭載されていません。
シングルライセンスコーポレート 35,000円(税込)
備考
年間保守費用不要
PC1台(1ユーザー) に 1ライセンスが必要です。
バッチ処理機能が搭載されています。
シートライセンススタンダード 35,000円(税込)
備考
表示は1ラインセンス
5ライセンス以上での購入です。
バッチ処理機能は搭載されていません。
ライセンス料には初年度の年間保守料が含まれています。
年間保守料は自動更新となり保守費用は別途毎年発生します。
シートライセンスコーポレート 37,800円(税込)
備考
表示は1ラインセンス
5ライセンス以上での購入です。
バッチ処理機能が搭載されています。
ライセンス料には初年度の年間保守料が含まれています。
年間保守料は自動更新となり保守費用は別途毎年発生します。
1年
オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 220,000円(税込)~
備考
プランにより初期費用が異なります。
クラウド(SaaS)版Sコース 11,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 100 枚
クラウド(SaaS)版Mコース 33,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 500 枚
クラウド(SaaS)版Lコース 55,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 1,000 枚
オンプレミス スタンドアロン版 211,200円/年額(税込)
備考
読み取りの制限なし
オンプレミス サーバ版(サブスクリプション型)Trial 1,056,000 円/年額(税込)
備考
読取枚数 1,000 枚 / 月
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額費用 50,000円~/月額
備考
※プランによって異なる
※詳細なお見積りについてはお問い合わせください。
3か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン1 30,000円/月額
備考
読取箇所は月6,000項目までです。
プラン2 100,000円/月額
備考
読取箇所は月60,000項目までです。
プラン3 200,000円/月額
備考
読取箇所は月200,000項目までです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
スキャナーとインターネット接続環境があれば初期費用は無料です。
プラン1(小型)通常版 33,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月6千までです。
プラン2(中型)通常版 110,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月6万までです。
プラン3(大型)通常版 220,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月20万までです。
30日
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

OCRを活用してペーパーレスを進めましょう

ペーパーレスの方法は、文書をプリントアウトせずにデータ保存することです。すでに紙媒体で出力されている場合は、OCRで手書きや活字をデータ化するかスキャニングサービスを活用しましょう。過去の文書もすべてデータ化したい場合は、代行業者に委託する選択肢もあります。

実際、日系企業の多くでペーパーレス化はまだまだ進んでいるとは言えない状況です。しかし、早い段階から脱紙媒体を決めることで生産性を高めたり労働環境の選択肢を増やしたりすれば、競合他社よりも優位性を確立できます。

今回ご紹介したペーパーレス化の方法を実践し、企業全体の競争率を高めましょう。

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