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離脱率改善に効果的な対策8選とツール活用方法

「ABテストツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

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初期費用 要相談
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フリープラン 無料
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Optimize Nextはコストを一切かけずに利用可能です。
ベーシックプラン ¥3,000/月 (税込 ¥3,300)
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より充実した基本機能を提供します。数値レポートを確認、パターンの比重をカスタマイズなど。
ベーシックプラン2 ¥10,000/月 (税込 ¥11,000)
備考
基本機能に加え、画像をアップロード(1件まで)が利用できます。
プレミアムプラン ¥30,000/月 (税込 ¥33,000)
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無制限の画像アップロードや、個別のカスタマーサポートを受けることができます。
なし
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なし 
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初期費用 0円
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月額利用料 0円
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初期費用 200,000円
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詳細は問合わせ
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初期費用 要相談
料金 要相談
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初期費用 0円
通常プラン 55,000円/月額
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100万UUまで
登録サイト:無制限
代理店プラン 55,000円/月額
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100万UUまで
登録サイト:10
1ヶ月
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初期費用 要相談
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要問合わせ
制限なし
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初期費用 200,000円(税別)
料金 45,000円(税別)/月額
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初期費用 10万円
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導入プログラム・学習コンテンツのご提供
月額固定 12.5万円〜
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主に計測PV数により決定
従量課金式による自動料金変動なし
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「初期費用」は発生いたしませんが、「計測データ保守管理料」として6,600円(税込)をお申し込み時に原則一括にて必要です。
無料トライアル 0円
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Experience Growth 50,000 PV 29,800円/月額
Experience Growth 100,000 PV 49,800円/月額
Experience Growth 200,000 PV 79,800円/月額
Experience Growth 500,000 PV 109,800円/月額
Experience Growth 500,000∔  PV 従量課金
Experience Premium 従量課金
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Bundle Pack Growth 3,000 PV 9,980円/月額
Bundle Pack Growth 10,000 PV 19,800円/月額
Bundle Pack Growth 50,000 PV 39,800円/月額
Bundle Pack Growth 100,000 PV 59,800円/月額
Bundle Pack Growth 200,000 PV 99,800円/月額
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Bundle Pack Growth 500,000∔  PV 従量課金
Bundle Pack Premium 従量課金
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目次

多くの企業がWebサイトの離脱率改善に苦戦しています。しかし、離脱率が高いまま放置すると、せっかくの訪問者を逃し、ビジネスチャンスを失うことになりかねません。

この記事では、離脱率が高くなる原因から、具体的な改善施策、さらには実際に効果を出した成功事例まで、丁寧かつわかりやすく解説します。

1. 離脱率とは?直帰率との違いと基礎知識

Webサイトを運営していると、「離脱率が高くて悩んでいる」という声をよく聞きます。そもそも「離脱率」とは何かを解説していきます。

まずは基本からおさらいして、改善への第一歩を踏み出しましょう。

離脱率とは?(定義・計算方法)

離脱率とは、「ユーザーがWebサイトを訪問して、特定のページを最後にサイトを離れた割合」を指します。

簡単に言えば、「訪問したページが最終閲覧ページとなった率」です。

離脱率の計算式

離脱率(%)=(特定ページを最後に離脱した回数 ÷ そのページの総ページビュー数(PV))× 100

例えば、あるページが1日100回閲覧され、そのうち60回がそのページで離脱した場合は、次のように計算します。

  • 離脱率 = (60回 ÷ 100PV) × 100 = 60%

直帰率との違いを簡単解説

「離脱率」と似ている言葉に、「直帰率」というものがあります。両者は似ていますが、実は対象となる範囲が少し異なります。

  • 離脱率は、「あるページが最終閲覧ページとなった割合」。
  • 直帰率は、「サイトに来たユーザーが、その最初のページだけを見てすぐに離脱してしまった割合」です。

つまり、「直帰率」は最初に訪れたページのみが対象であるのに対し、「離脱率」はサイト内のどのページでも計測対象になります。

以下に簡単な比較表を示します。

項目 離脱率 直帰率
対象範囲 全ページ対象 最初に訪問したページのみ
意味合い どのページでユーザーが離れたかを示す 最初のページだけを見てすぐ離脱した割合
改善ポイント ページ間の導線設計や内部リンク改善 コンテンツの質や読み込み速度改善

例えば、あるページが1日で100回閲覧され、そのうち70回が直帰だった場合、直帰率は以下のように求めます。

  • 直帰率 = (70回 ÷ 100訪問数) × 100 = 70%

直帰率が高ければ、そのページの内容や見やすさに問題があるかもしれません。一方、離脱率が高い場合は、次のページへの導線が不足している可能性があります。

離脱率の平均的な目安(業界別参考値)

では実際、離脱率がどれくらいであれば「高い」「低い」と判断できるのでしょうか?

離脱率の目安は業界やサイトの種類によって異なります。一般的な業界別の目安を以下の表で確認してみましょう。

業界・ページ種類 離脱率の目安
ECサイト(商品紹介ページ) 30%~50%
ECサイト(カートページ) 50%~60%
ブログ記事ページ 60%~80%
ランディングページ(LP) 60%~70%
問い合わせフォームページ 50%~70%
購入完了・サンクスページ 70%~90%(※高くても問題なし)

※離脱率の目安は、業種やコンテンツ内容、ユーザーの検索意図によって多少前後しますので、あくまで参考値として考えましょう。

例えば、ECサイトの商品紹介ページで離脱率が70%を超えていたら、商品の説明が不足していたり、他の商品へのリンクが分かりづらかったりする可能性があります。一方、購入完了ページの離脱率が高いのは自然なことです。ユーザーは目的を達成したらすぐに離脱してしまうためです。

まずは業界の目安を知り、自社のサイトがどの位置にいるのかを把握することが、改善への重要な第一歩です。

離脱率の平均はどのくらい?直帰率との違いや改善方法を紹介

関連記事:
ABテストツール18製品を徹底比較!基本概要と使い方【監修者コメント付き2025年最新】

ab-test-tool-comparison-table

ABテストツールの比較表を表示する

2. 離脱率が高くなる5つの主な原因

離脱率が高いページには、いくつか共通する原因があります。まずは、代表的な5つの要因を見ていきましょう。これらの原因を明確に理解することで、より具体的な改善策が見えてきます。

① ユーザーの期待にコンテンツが合っていない

ユーザーは特定の情報を求めてサイトを訪れます。しかし、ページ内容がユーザーの期待と異なれば、すぐに離脱してしまいます。

例えば、ダイエット方法を探している人が訪れたサイトで、ダイエットグッズの販売情報しかなければ、「期待した情報がない」と感じて離脱してしまうでしょう。

対策としては、
ユーザーが求めている情報を明確に把握し、それに沿ったコンテンツ作りをすることが重要です。

② ユーザビリティ(操作性)が悪い

ユーザビリティとは、「ユーザーが簡単にWebサイトを利用できるか」を示す指標です。例えば、以下のような場合、ユーザビリティが悪く、離脱率が高くなる傾向があります。

  • スマホで見にくいデザイン(レスポンシブ非対応)
  • ナビゲーションメニューが分かりづらい
  • 文字ばかりで読みづらい

事例として、脱毛サロン大手のミュゼプラチナムでは、ユーザー行動を可視化できるヒートマップツール「Contentsquare」を導入。閲覧率を1.7倍に改善した実績があります。

ツール名 企業 導入効果(事例)
Contentsquare(ヒートマップ分析) ミュゼプラチナム ファーストビュー以下の閲覧率が45.5%→76.8%に改善

このようなツールを利用して、具体的な改善ポイントを特定しましょう。

③ ページの読み込み速度が遅い

ページ表示に時間がかかると、多くのユーザーが待ちきれずに離脱します。Googleによると、「ページの読み込みに3秒以上かかると53%のユーザーが離脱する」という調査結果があります(出典:Think with Google)。

読み込み速度が遅くなる原因の例:

  • 画像や動画ファイルが大きすぎる
  • 不要なプラグインやスクリプトが多い
  • サーバーの性能が低い

読み込み速度はGoogle公式の無料ツール「PageSpeed Insights」で簡単に測定できます。

ツール名 提供元 特徴
PageSpeed Insights Google ページ速度を測定、改善アドバイスも提示

④ 内部リンク設計が不適切

内部リンクとは、自分のサイト内の別ページへのリンクのことです。この内部リンクが適切に配置されていないと、ユーザーは次のページへ進むことができず、サイトを離脱してしまいます。

具体的には以下のような問題があります。

  • 関連性の低いページへリンクしている
  • リンクが多すぎてどこをクリックすれば良いかわからない
  • リンクのデザインが目立たずクリックされない

ユーザーをスムーズに誘導するためには、「本当に関連性の高いページ」にだけリンクを貼ることが大切です。

⑤ フォームの入力項目が多すぎる、決済方法が不十分

特に、商品の購入や問い合わせフォームの入力が煩雑であると、離脱につながります。たとえば、「住所」「電話番号」「メールアドレス」「生年月日」など、入力項目が多すぎるとユーザーは面倒に感じてしまいます。

また、決済方法がクレジットカードのみだと、カードを持っていないユーザーは離脱してしまいます。決済方法を多様化し、銀行振込やキャッシュレス決済(PayPayなど)にも対応することで、ユーザーの利便性が向上します。

入力項目を減らし、決済方法を増やす効果(例)

対策 導入前 導入後
フォーム入力項目を削減 離脱率70% 離脱率50%(20%改善)
決済方法を追加 クレジットカードのみ クレジットカード、PayPay、銀行振込

離脱率が高くなる主な原因一覧表

ここまで紹介した内容を一覧に整理しました。改善の優先順位を考える際にご活用ください。

離脱原因 主な特徴 具体的な改善策
ユーザー期待とコンテンツのズレ ユーザーが求める情報がない コンテンツ内容を再検討、タイトルと内容の整合性を改善
ユーザビリティの低さ 見づらい・使いにくい ヒートマップ分析、レスポンシブデザイン対応
ページ読み込み速度の遅さ 3秒以上の読み込み時間 画像の最適化、サーバー性能向上
内部リンク設計の不備 関連性が薄いリンク 関連ページへの厳選したリンク設置、リンクデザイン改善
フォームや決済方法の問題 面倒な入力、選択肢不足 入力項目の簡略化、決済手段の追加

次のセクションでは、実際にこれらを改善する具体的な方法と、おすすめのITツールについてご紹介します。

3. 離脱率を改善する8つの具体的対策

ここからは、Webページの離脱率を改善するために実際に効果があった8つの具体策をご紹介します。実際の企業事例や活用ツールも交えながら、わかりやすく解説していきます。「何から始めればいいかわからない」「施策がうまくいかない」と感じている方は、ぜひチェックしてみてください。

① タイトルとページ内容を一致させる

ユーザーがページを訪れた時、最初に目にするのが「ページのタイトル」です。タイトルと内容がズレていると、ユーザーは期待外れを感じ、すぐに離脱してしまいます。

【具体的な改善ポイント】

  • タイトルとページ内容を定期的に見直し、ズレがないか確認する。
  • タイトルには必ずコンテンツの要点を入れ、過度に煽る表現は避ける。

② コンテンツ品質・クオリティを高める

コンテンツの品質を高めることで、ユーザーに最後までページを読んでもらいやすくなります。コンテンツの質が低いと判断された場合、ユーザーはすぐにページを閉じてしまいます。

【具体的な改善ポイント】

  • 正確で役に立つ情報を提供する(信頼できるデータや出典を記載)。
  • 画像や動画、図表を適度に挿入し、見やすくする。
  • 長文を避けて読みやすく整理する。

③ ページ表示速度の最適化

表示速度が遅いと離脱率が跳ね上がります。Googleの調査によると、ページの読み込みが3秒以上かかると53%のユーザーが離脱すると報告されています。

表示速度の改善におすすめのツールとして、Googleが無料提供するPageSpeed Insightsがあります。

ツール名 提供元 利用料金 メリット
PageSpeed Insights Google 無料 表示速度の測定と改善アドバイス提供

【具体的な改善ポイント】

  • 不要な画像や動画の圧縮
  • キャッシュ機能の活用
  • サーバーの性能向上(レンタルサーバーのプラン変更など)

④ 内部リンクの改善と適切な設置

ページの途中で離脱される理由の一つに、「次に見るべきページが明確ではない」ことがあります。

内部リンクはユーザーを他のコンテンツへ誘導し、サイトの回遊率を高めます。

「回遊率」とは?定義・計算方法・改善施策を徹底解説

内部リンク最適化ツールの例

ツール名 提供元 料金 メリット
TETORI Groovy Mobile 月額1万円〜 内部リンクを目立たせるポップアップ表示が可能

【具体的な改善ポイント】

  • 関連性の高いリンクを厳選して設置。
  • クリックしたくなるようなリンク文言をつける(例:「もっと詳しく知る」「おすすめ記事はこちら」など)。

⑤ 入力フォームの最適化(入力項目の削減)

入力フォームが長く煩雑だと、ユーザーのストレスが溜まり離脱されます。特に「住所」や「電話番号」など個人情報を過剰に求めると、ユーザーは躊躇してしまいます。

フォーム最適化の事例

改善前 改善後 効果
入力項目12項目(住所・電話番号など必須) 入力項目6項目に削減(住所省略可能に) 離脱率が約25%改善

【具体的な改善ポイント】

  • 本当に必要な情報だけを厳選する。
  • 自動入力機能を活用して入力の手間を減らす。

⑥ 決済方法の多様化

ECサイトなどで決済方法が限られていると、購入意欲のあるユーザーを逃がす可能性があります。特にクレジットカード決済のみだと、持っていないユーザーは離脱します。

決済方法の比較例

決済方法 導入メリット デメリット
クレジットカード 即時決済可能、広く普及 所持していない層もいる
銀行振込 クレジットカード非所有者も対応可能 入金確認が遅い
PayPay 手軽に即時決済可能 年齢層によっては馴染みがない

【具体的な改善ポイント】

  • 多様な決済方法を用意する(クレジットカード、銀行振込、QR決済など)。
  • 各方法の利便性を比較して最適な決済手段を追加する。

⑦ CTA(Call to Action)ボタン設置・改善

CTA(行動喚起)ボタンとは、購入や資料請求などユーザーに行動を促すボタンのことです。CTAボタンが不明確だと、ユーザーは次の行動を迷って離脱します。

CTAの導入事例

改善前 改善後 改善効果
「申し込む」だけの小さいボタン 「今すぐ無料で申し込む」などの目立つボタンに改善 クリック率が35%アップ

クリック率(CTR)とは?計算方法から改善施策まで徹底解説【__current_year__年最新版】

【具体的な改善ポイント】

  • ボタンを目立つ色や大きさで配置する。
  • ユーザーが具体的に何をすれば良いか明確に記載する。

⑧ PDCAサイクルを回し効果を測定する

最後に大切なのが、改善施策を実行後、効果測定を行い、継続的に改善を繰り返すことです。

PDCA(Plan-Do-Check-Act)とは、「計画→実行→評価→改善」のサイクルのことです。

PDCAを支援するツールの例

ツール名 提供元 利用料金 メリット
Googleアナリティクス Google 無料 ページの離脱率、閲覧時間、流入経路を細かく分析

PDCAとは?持続的改善を実現する基本サイクル

【具体的な改善ポイント】

  • 定期的にアクセス解析を行い、施策の効果をチェックする。
  • 効果がない場合は別の方法を試し、常に改善を続ける。

以上8つの具体的対策を実施することで、Webサイトの離脱率改善が期待できます。どの施策から始めるかは、それぞれのサイト状況によりますが、まずは課題を明確にするところから始めましょう。

「ABテストツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

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初期費用 要相談
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Optimize Nextはコストを一切かけずに利用可能です。
ベーシックプラン ¥3,000/月 (税込 ¥3,300)
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より充実した基本機能を提供します。数値レポートを確認、パターンの比重をカスタマイズなど。
ベーシックプラン2 ¥10,000/月 (税込 ¥11,000)
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基本機能に加え、画像をアップロード(1件まで)が利用できます。
プレミアムプラン ¥30,000/月 (税込 ¥33,000)
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無制限の画像アップロードや、個別のカスタマーサポートを受けることができます。
なし
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「初期費用」は発生いたしませんが、「計測データ保守管理料」として6,600円(税込)をお申し込み時に原則一括にて必要です。
無料トライアル 0円
料金 要相談
制限なし
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初期費用 0円
Insight Free 0円
Insight Growth 3,000 PV 4,980円/月額
Insight Growth 10,000 PV 9,980円/月額
Insight Growth 50,000 PV 19,800円/月額
Insight Growth 100,000 PV 29,800円/月額
Insight Growth 200,000 PV 49,800円/月額
Insight Growth 500,000 PV 69,800円/月額
Insight Growth 500,000∔  PV 従量課金
Insight Premium 従量課金
Experience Free 0円
Experience Growth 3,000 PV 7,980円/月額
Experience Growth 10,000 PV 14,800円/月額
Experience Growth 50,000 PV 29,800円/月額
Experience Growth 100,000 PV 49,800円/月額
Experience Growth 200,000 PV 79,800円/月額
Experience Growth 500,000 PV 109,800円/月額
Experience Growth 500,000∔  PV 従量課金
Experience Premium 従量課金
Bundle Pack Free 0円
Bundle Pack Growth 3,000 PV 9,980円/月額
Bundle Pack Growth 10,000 PV 19,800円/月額
Bundle Pack Growth 50,000 PV 39,800円/月額
Bundle Pack Growth 100,000 PV 59,800円/月額
Bundle Pack Growth 200,000 PV 99,800円/月額
Bundle Pack Growth 500,000 PV 149,800円月額
Bundle Pack Growth 500,000∔  PV 従量課金
Bundle Pack Premium 従量課金
制限なし
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初期費用 0円
無料 0円/月額
ミニマム 9,800円/月額
ビジネス 19,800円/月額
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エキスパート 99,800円/月額
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4. 離脱率改善に役立つおすすめIT製品比較【ツール紹介】

離脱率を改善するためには、実際のユーザー行動を分析し、それに基づいた施策を打つことが重要です。ここでは、離脱率改善に役立つITツールをカテゴリ別に比較してご紹介します。具体的な企業の導入事例も交えていますので、自社に適した製品選びの参考にしてください。

①ヒートマップ分析ツール(ユーザー行動分析)

ヒートマップ分析ツールとは、ユーザーがWebページのどこをクリックしたか、どの部分を長く閲覧しているかを可視化するツールです。これにより、離脱ポイントやユーザーが興味を持つ箇所が明確になります。

製品名 特徴 費用目安 導入事例
Contentsquare 高度な分析とUX改善に特化 要問い合わせ ミュゼプラチナム、GAPRISE
Clicktale ユーザー行動の深層分析に強み 要問い合わせ 海外ECサイト、大手金融機関
User Heat 初心者向けで手軽に導入可能(無料あり) 無料〜月額数千円 中小規模EC、個人サイト

製品別の特徴と導入事例

まずは「どんなツールが、どんな企業で、どんな成果を出したのか」をざっと把握してみましょう。具体的なイメージが湧くと、自社に合うかどうか判断しやすくなります。

Contentsquare(コンテントスクエア)

Contentsquareは世界的に評価の高いUX分析ツールです。ユーザーがどのようにサイトを閲覧しているかを視覚的に示すヒートマップだけでなく、コンバージョン率改善に役立つ深いデータ分析が可能です。
導入企業例:ミュゼプラチナム、GAPRISE

Clicktale(クリックテール)

Clicktaleはユーザーがページをどのようにスクロールしているか、クリックしているかなど、詳細な行動を記録し、深層的に分析するツールです。海外の大手ECサイトや国内の金融機関で導入され、離脱率の改善に成果を上げています。
導入企業例:海外大手ECサイト、国内大手金融機関

User Heat(ユーザーヒート)

User Heatは無料プランがあり、導入が非常に簡単です。初めてヒートマップを使う企業や個人サイトにおすすめです。操作がシンプルであり、すぐに分析結果を得られます。
導入企業例:中小規模ECサイト、個人事業主サイト

②ポップアップ・離脱防止ツール

ユーザーがサイトを離脱しようとするタイミングでポップアップを表示させ、ユーザーの離脱を防ぐツールです。

製品名 特徴 費用目安 導入事例
TETORI 国内向けで個別最適化が可能 月額約1万円〜 国内400社以上が導入
OptiMonk 多機能で柔軟なポップアップ 月額約30ドル〜 中小規模ECサイトで多数導入

ポップアップツール5選|サイト離脱を防ぎCVRを向上させる方法

製品別の特徴と導入事例

「あと一歩で離脱」というタイミングを狙い撃ちして引き止めるのがポイント。実際にクーポン提示やパーソナライズ表示でCVRを伸ばした企業が多数あります。

TETORI(テトリ)

TETORIは日本国内での導入実績が非常に豊富な離脱防止ツールです。ユーザーごとの興味に合わせたパーソナライズされたポップアップを表示することが可能で、離脱を防ぐだけでなく、コンバージョン向上にも寄与します。
導入企業例:金融、EC、不動産など400社以上

OptiMonk(オプティモンク)

OptiMonkは海外製の離脱防止ツールで、多様なテンプレートと柔軟な設定が魅力です。特に中小規模のECサイトにおいて、離脱直前のユーザーに割引クーポンを提示するなどの施策で、コンバージョン率を劇的に改善した実績があります。
導入企業例:中小規模ECサイト、国内外で多数の成功事例あり

③フォーム最適化ツール

フォーム最適化ツール(EFOツール)とは、入力フォームを改善して、ユーザーの離脱を防ぐことに特化したツールです。

製品名 特徴 費用目安 導入事例
EFOcats フォーム入力最適化に特化したEFO 要問い合わせ 金融系サービス、大手BtoB

製品別の特徴と導入事例

─ 入力フォームは“最後の関門”。入力ストレスを取り除くだけで、完了率が大幅に伸びるケースも。導入前後の数値を比べると効果が一目瞭然です。

EFOcats(エフォキャッツ)

EFOcatsはフォーム入力の煩雑さを解消することに特化したツールです。リアルタイムでユーザーの入力を分析し、入力エラーや離脱ポイントを明確にします。実際の金融系サービスや大手BtoB企業において、資料請求率や申し込み完了率の大幅な改善実績があります。

導入事例例:

導入企業 導入前の課題 導入後の効果
大手金融系サービス 入力項目が多く離脱が頻発 フォーム離脱率が約30%改善
大手BtoB企業 複雑な資料請求フォームで離脱 資料請求完了率が20%向上

【選定のポイント】

各ツールにはそれぞれ特徴やメリットがあります。自社のサイト規模、改善したい課題、予算に応じて最適なツールを選びましょう。

  • 手軽に始めたい方:User Heat(無料プランあり)
  • 国内向けに信頼性を重視したい方:TETORI
  • 本格的にフォームの改善を行いたい方:EFOcats

ぜひ本記事を参考に、離脱率改善につながる最適なツールを見つけてみてくださいね。

5. 実際の離脱率改善成功事例【企業事例紹介】

離脱率改善に向けて、自社の課題に合った方法やツールを導入する前に、他社の成功事例を知ることは大きなヒントになります。ここでは、実際に離脱率を改善して成果を出した具体的な企業の事例を2つご紹介します。

【事例①】ミュゼプラチナム:ヒートマップ分析でスクロール率が1.7倍に改善

美容脱毛サロンで知られるミュゼプラチナムでは、離脱率の高さに課題を感じていました。そこで導入したのがヒートマップ分析ツール『Contentsquare(コンテントスクエア)』です。

課題と対策

同社のWebサイトでは、キャンペーン情報や申し込みページの下部へのスクロール率が低く、重要な情報が読まれていないことが明らかになりました。

ヒートマップ分析を実施したところ、多くのユーザーがページの途中で興味を失い、離脱している箇所を特定。これを改善するために、ユーザーの関心が高い情報をページの上部に配置し、読みやすいデザインへ変更しました。

改善結果

改善前の課題 改善施策 改善後の成果
下部へのスクロール率が低い ヒートマップを元にレイアウト変更 スクロール率が1.7倍向上

この施策により、ユーザーのページ閲覧範囲が広がり、最終的には離脱率の大幅な改善につながりました。ミュゼプラチナムの成功事例は、分析に基づいた改善がいかに重要であるかを示しています。

【事例②】ECサイト:フォーム最適化によりコンバージョン率改善(フォーム離脱40%削減)

ある中規模ECサイトでは、フォーム入力時の離脱率が高く、多くのユーザーが購入直前に離れてしまう問題がありました。そこで導入されたのが、フォーム最適化ツール『EFOcats(エフォキャッツ)』です。

課題と対策

調査を進めると、入力項目が多すぎること、エラー表示が不親切であることが判明しました。フォーム入力時の煩雑さがユーザーにとってストレスとなり、途中離脱が増えていたのです。

そこで以下の施策を実施しました。

  • 入力項目を必要最小限に削減
  • エラー箇所をリアルタイムで明確に表示する機能を導入
  • 入力フォームをスマートフォンでも見やすいデザインに変更

改善結果

改善前の課題 改善施策 改善後の成果
入力項目が多く離脱が頻発 入力項目の削減、リアルタイムエラー表示導入 フォーム離脱が40%削減、CVR向上

この施策によって、ユーザーのフォーム入力時のストレスが軽減され、結果として購入完了率(コンバージョン率)の大幅な向上に繋がりました。

離脱率改善成功事例からの学びとポイント

実際の成功事例を見ると、共通するのは以下のポイントです。

  • 具体的な分析を基にした改善
    主観的な判断ではなく、ヒートマップやフォーム分析などの客観的データを基に施策を検討しています。
  • ユーザー目線でのサイト改善
    サイト運営者ではなく、あくまでユーザーにとって「使いやすい」「見やすい」設計を追求しています。
  • 継続的な改善活動(PDCA)
    一度の改善に満足せず、定期的に効果測定を行い、さらなる改善を進めています。

あなたのWebサイトも今回紹介した事例を参考に、まずはデータ分析から取り組んでみてはいかがでしょうか。離脱率の改善は、顧客満足度を高め、最終的な売上向上にもつながります。

6. 改善施策実施後の効果検証のポイント

離脱率改善の施策を実施した後には、必ず「効果検証」を行いましょう。「改善して終わり」ではなく、「改善→検証→さらなる改善」という流れ(PDCAサイクル)を繰り返すことが、効果的な離脱率改善への近道です。

ここでは、離脱率改善の施策後に行う効果検証のポイントを、分かりやすく解説していきます。

① Googleアナリティクスを活用した施策前後の比較方法

改善施策を行った後は、必ず具体的な数値で効果を検証しましょう。Googleアナリティクスを使えば簡単に比較が可能です。

効果検証時にチェックすべき項目

以下の3つを特に重視して確認しましょう。

  • 離脱率:施策前と施策後の離脱率の変化を比較
  • 平均滞在時間:ユーザーがページに滞在している時間の変化
  • ページビュー数(PV):ページが閲覧された回数の変化

具体的な比較手順

Googleアナリティクスでの具体的な確認手順は以下の通りです。

手順 内容
1 Googleアナリティクスにログインし、「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」を選択
2 改善施策を行ったページを選択し、画面上部の期間を「施策前」と「施策後」に設定
3 表示された比較データから、離脱率、平均滞在時間、PVの変化を確認

実際に数値を比較することで、施策が効果的だったのかを客観的に判断できます。

② ヒートマップ分析によるユーザー行動変化の把握

数値データだけではなく、実際のユーザーの行動を視覚的に捉えることも重要です。そこで活躍するのが「ヒートマップ分析」です。

ヒートマップ分析で確認すべきポイント

  • スクロール率の変化:どこまでユーザーがスクロールしているか
  • クリック箇所の変化:ユーザーがどこを頻繁にクリックしているか
  • 熟読エリアの変化:ユーザーが長く注目しているエリアが施策後に変化したか

例えば、『User Heat(ユーザーヒート)』のような初心者でも簡単に導入できるヒートマップツールなら、わかりやすくユーザーの行動変化を把握できます。

製品名 特徴 費用目安
User Heat 初心者でも直感的に操作可能、無料プランあり 無料〜月額数千円

こうしたツールを利用し、施策前後のヒートマップを比較することで、ページ改善の成果を直感的に理解できます。

③ PDCAサイクルで継続的な改善活動を進める重要性

離脱率改善は一度の施策で終わりではありません。改善→検証→再改善を繰り返すPDCAサイクルが非常に重要です。

PDCAサイクルの基本ステップ

ステップ 内容
Plan(計画) 離脱率改善の施策を企画・計画する
Do(実行) 計画に基づき施策を実施する
Check(評価) Googleアナリティクスやヒートマップを活用して施策の効果を検証する
Action(改善) 検証結果を踏まえて次回の施策をブラッシュアップする

このサイクルを繰り返すことで、継続的な改善が可能となり、離脱率が確実に低下します。

離脱率改善の成功には、改善施策を「やりっぱなし」にしないことが重要です。Googleアナリティクスやヒートマップツールを活用して効果を測定し、その結果を次の改善に活かしましょう。

数値と視覚的なデータで客観的に分析を行い、PDCAサイクルを回すことで、Webサイトのユーザー満足度は徐々に高まります。ぜひ、これらの方法を実践して、より多くのユーザーに満足されるWebサイトを目指してくださいね。

7. まとめ:離脱率改善のカギは原因把握と最適な施策選び

ここまで、「離脱率 改善」をテーマに、改善のポイントや役立つITツール、成功事例などを解説してきました。最後に、改めて離脱率改善において重要なポイントを整理しましょう。

離脱率改善には原因の特定が最重要

離脱率改善を成功させる第一歩は、ユーザーがなぜ離脱しているかの原因を明確にすることです。

よくある離脱原因を以下の表にまとめました。

離脱原因 具体例
コンテンツの不一致 タイトルと内容のズレ
操作性の悪さ 使いにくいナビゲーション
表示速度の遅さ ページ読み込みの遅延
フォーム設計の問題 入力項目が多い、決済手段が限定的
内部リンクの不足 適切な誘導リンクがない

離脱原因を特定し、それを的確に改善することがユーザーの満足度向上につながります。

ツールを活用し、施策効果をデータで正確に把握

次に重要なのは、改善施策が実際に効果を発揮しているかをデータで客観的に評価することです。ここでは再度、代表的な分析ツールを比較・紹介します。

おすすめ分析ツール比較表

ツール名 特徴 費用目安 導入事例
Contentsquare 高度なヒートマップ分析、詳細なUX分析 要問合せ ミュゼプラチナム
User Heat シンプル操作・無料利用可能 無料~月数千円 中小企業、個人事業主
TETORI ポップアップによる離脱防止 月額約1万円~ 国内企業400社以上

実際の企業導入事例でも示したように、ツールを用いることで効果を客観的に判断できます。特にヒートマップ分析では、ユーザーの行動を視覚的に捉え、施策の有効性をわかりやすく把握可能です。

具体的な施策をPDCAで継続的に実施することで、確実に成果を上げることが可能

最後に、PDCA(Plan→Do→Check→Action)サイクルを繰り返すことの重要性を改めて強調しておきます。

PDCAサイクル 内容
Plan(計画) 改善施策の明確な計画を立てる
Do(実行) 計画した施策を実施する
Check(評価) ツールでデータ分析し、効果を検証する
Action(改善) 評価を踏まえ次回の施策へ改善点を反映

このサイクルを繰り返すことで、確実に改善成果が現れます。

例えば、ヒートマップを使ったミュゼプラチナムの事例では、スクロール率を1.7倍向上させることに成功しています。地道な改善を重ねることが成功の鍵であるといえるでしょう。

離脱率の改善は地道な作業です。しかし、正確な原因特定と的確な施策選定、さらにそれらを支援する分析ツールを活用すれば、確実に成果は出ます。

この記事を参考に、自社の離脱率改善に向けて、まずは原因の把握から取り組んでみてください。

ab-test-tool-comparison-table

ABテストツールの比較表を表示する

「ABテストツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 外部ツールとの連携
    • エンジニア不要
    • 複数ページテスト
    • HTMLファイル不要
    • レポート出力可能
    • テストの自動最適化
    • 無料ソフト
    • セグメントごとの結果
    • 月額固定
    • 従量課金
    • マルチデバイス対応
    • コンテンツブロックのテスト
    • EFO機能
    • 多変量テスト
    • マルチユーザー対応
    • エディター機能
    • ヒートマップ分析
    • 有意差検定
    • パーソナライズ設定
    • リダイレクトテスト
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
初期費用 要相談
Saasプラン 要相談
APIプラン 要相談
要相談
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリープラン 無料
備考
Optimize Nextはコストを一切かけずに利用可能です。
ベーシックプラン ¥3,000/月 (税込 ¥3,300)
備考
より充実した基本機能を提供します。数値レポートを確認、パターンの比重をカスタマイズなど。
ベーシックプラン2 ¥10,000/月 (税込 ¥11,000)
備考
基本機能に加え、画像をアップロード(1件まで)が利用できます。
プレミアムプラン ¥30,000/月 (税込 ¥33,000)
備考
無制限の画像アップロードや、個別のカスタマーサポートを受けることができます。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スタンダード 要相談
プロ 要相談
エンタープライズ 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
エンタープライズ版 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
月額利用料 0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要問合せ
備考
問い合わせの後ヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
基本プラン 0円/月額
備考
有料オプションあり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
備考
詳細は問合わせ
月額費用 100,000円/月額
備考
詳細は問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
通常プラン 55,000円/月額
備考
100万UUまで
登録サイト:無制限
代理店プラン 55,000円/月額
備考
100万UUまで
登録サイト:10
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
要問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円(税別)
料金 45,000円(税別)/月額
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
要問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 10万円
備考
導入プログラム・学習コンテンツのご提供
月額固定 12.5万円〜
備考
主に計測PV数により決定
従量課金式による自動料金変動なし
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
「初期費用」は発生いたしませんが、「計測データ保守管理料」として6,600円(税込)をお申し込み時に原則一括にて必要です。
無料トライアル 0円
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
Insight Free 0円
Insight Growth 3,000 PV 4,980円/月額
Insight Growth 10,000 PV 9,980円/月額
Insight Growth 50,000 PV 19,800円/月額
Insight Growth 100,000 PV 29,800円/月額
Insight Growth 200,000 PV 49,800円/月額
Insight Growth 500,000 PV 69,800円/月額
Insight Growth 500,000∔  PV 従量課金
Insight Premium 従量課金
Experience Free 0円
Experience Growth 3,000 PV 7,980円/月額
Experience Growth 10,000 PV 14,800円/月額
Experience Growth 50,000 PV 29,800円/月額
Experience Growth 100,000 PV 49,800円/月額
Experience Growth 200,000 PV 79,800円/月額
Experience Growth 500,000 PV 109,800円/月額
Experience Growth 500,000∔  PV 従量課金
Experience Premium 従量課金
Bundle Pack Free 0円
Bundle Pack Growth 3,000 PV 9,980円/月額
Bundle Pack Growth 10,000 PV 19,800円/月額
Bundle Pack Growth 50,000 PV 39,800円/月額
Bundle Pack Growth 100,000 PV 59,800円/月額
Bundle Pack Growth 200,000 PV 99,800円/月額
Bundle Pack Growth 500,000 PV 149,800円月額
Bundle Pack Growth 500,000∔  PV 従量課金
Bundle Pack Premium 従量課金
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
無料 0円/月額
ミニマム 9,800円/月額
ビジネス 19,800円/月額
ファースト 49,800円/月額
エキスパート 99,800円/月額
スーパー 149,800円/月額
無料プラン→最低利用期間の制限なし 有料プラン→最低6ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

よくある質問

離脱率が高いとどのような影響がありますか?

離脱率が高いと、ユーザーがサイトに留まらないため、コンバージョン率が低下し、売上やリード獲得の機会を逃してしまいます。

離脱率を下げるための基本的な対策は何ですか?

ページ表示速度の改善、モバイルフレンドリーなデザイン、ユーザーの意図を汲み取ったコンテンツ提供、そして効果的な内部リンクの設置が基本的な対策です。

離脱率改善に役立つツールにはどのようなものがありますか?

GA4やGTMによるユーザートラッキング、ヒートマップツール、離脱ポップアップ、チャットボット、そしてABテストツールなどが効果的です。

目次

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