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CVR改善におすすめのツール12選|低下要因や成功事例も解説

目次

CVRとは、コンバージョンレートを指すマーケティング用語。資料のダウンロードや、会員登録フォームの入力など、企業によってさまざまなCVRの目標がありますが、このCVRが伸び悩んでいることに課題を感じているマーケティング担当者も多いはず。本記事では、なぜCVRは低下してしまうのかをケースごとに解説し、それぞれの改善方法や、ツールを導入してCVRが改善した事例など、知っておきたい情報を網羅的にまとめました。最後に、おすすめのツールを一覧でご紹介していますので、ぜひ比較検討の際にお役立てください。

CVRを改善するために知っておきたいこと

CVRは、マーケティング担当者なら最低限押さえておきたい基本的な用語。そもそもCVRとは「Conversion Rate(コンバージョンレート)」の頭文字をとった略語です。流入したユーザー数やセッション数、PV数などのうち、何割がコンバージョン(成約)に至ったかを示す指標のことで、商品購入や資料請求など、なにをもってコンバージョンとするかは媒体によって変わります。コンバージョン率、CV率とも表現されます。

CVRが低下する要因とは|ケースごとに解説

どの企業も自社製品を成約させるために奮闘していますが、なかなか成果に結びつかないということはよく見られる光景です。ではなぜ、CVRは低下してしまうのでしょうか。ここでは、ケースごとにその低下要因を解説します。紹介する事例は以下の5つです。

  1. ブログやSNSなどのコンテンツ
  2. エントリーフォーム、チャット
  3. 運用型広告
  4. ランディングページ
  5. 外的要因

1.ブログやSNSなどのコンテンツ

まずは、代表的なケースであるブログやSNSなどのコンテンツについて解説します。ブログ記事やSNSでは、多くのユーザーの目に触れることが多く、流入も多くなりやすい媒体です。しかし、そのうちの何割が成約に至るかというと、一般的には1%~2%程度だといわれています。媒体やビジネス形態によって変動しますが、目安として知っておきましょう。

コンテンツでのCVR低下要因は、おもに以下の4つが考えられます。

  • CVの接触ポイントが少ない
  • CVまでの導線設計に改善の余地がある
  • ユーザーが成約するまでのハードルが高い
  • CTAの設置位置が適切でない

せっかくユーザーが大量に流入したとしても、接触ポイントが少ない場合は、取りこぼしが発生してしまいます。できるだけ多くのポイントでユーザーとの接点を持ち、CVの機会を与えましょう。

また、導線の設計に改善の余地がある場合も多々考えられます。ユーザーが流入した後、どのように行動し、コンバージョンに至るのかを、実際の成功事例などをもとに分析し、設計しなおす必要があります。

ユーザーが成約するまでのハードルが高いということも考えられます。たとえ、ユーザーが購入する意欲が高まっていたとしても「今すぐ購入を」と即判断を迫られたら、一度保留にしたいと思うのではないでしょうか。無料のサービスや商品を用意し「まずは無料体験から」といった形で、ユーザーが行動するまでのハードルをぐっと下げましょう。

最後に、CTAの設置位置と誘導文が魅力的でないことも考えられます。CTAとは「Call to Action(コールトゥアクション)」の略で、ウェブサイトに訪れたユーザーに具体的な行動を促すことです。具体的な行動とは、ホワイトペーパーのダウンロードであったり、個人情報の獲得であったりします。たとえば検索流入で人を集めている場合、必ずしもランディングページにCTAを設置する必要はなく、人目に付く場所であれば積極的に配置していくべきですし、ページの下部に設置されている場合はユーザーがそこまでたどり着いていない可能性もあります。ユーザーにクリックしてもらいやすい位置はどこなのかを見直すことで、CVRの改善を見込めるでしょう。

2.エントリーフォーム、チャットボット

次にエントリーフォーム、チャットボットのケースを見ていきましょう。ユーザーの個人情報を集めたい場合に使用されるのがエントリーフォーム。項目を埋めていく形式もありますし、チャットボットのように一問一答形式でユーザーに答えさせる形式もあります。

この場合のCVR低下要因は、「読み手に負荷がかかっている」あるいは「離脱しがちな入力項目がある」などです。たとえば、住所入力。住所を一から手入力するのは非常に手間で、ユーザーによっては途中で面倒くさくなってしまい離脱してしまうでしょう。この入力項目を郵便番号から自動入力にする方法に変更すれば、ユーザーの入力の負担は軽減され、入力作業を中断せずに進めてくれる可能性が高まります。

ほかにも、入力ステップが多い、入力項目がわかりにくい、全角や半角の指定がわかりにくいなど、ユーザーがストレスを感じるポイントは多々あります。どこに負荷がかかっているのかを読み解くことが、エントリーフォームの離脱を防ぐヒントになります。

3.運用型広告

運用型広告を扱っているケースでは、CVR低下の要因はターゲットの設定にあると考えられます。運用型広告において「誰に」向けて広告を配信するかは非常に重要な要素。せっかく大々的に広告を打ったとしても、自社製品に関心の薄いユーザーに広告を配信してしまうと、コンバージョンに結びつきづらく、CVRは低下します。まずは自社がターゲットとして想定しているユーザーの属性や興味関心、行動喚起しやすい時間帯、などをリサーチしましょう。

また、遷移先と遷移元のクリエイティブを見直し、期待値を一致させることもCVR改善のカギとなります。ユーザーは広告をクリックする際には「こんな効果を得られるのかも」と期待しています。しかし、遷移先のページがまったく違うことを謳っていたり、ユーザーの想定とは違ったテイストだったりすると離脱の要因となります。CVには結びつかず、せっかくクリックして遷移してきたユーザーを取り逃がすことになってしまいます。クリエイティブがユーザーの期待値と一致しているかどうか、見直していきましょう。

4.ランディングページ

自社のLP(ランディングページ)でCVさせる、と設定している企業も多いことでしょう。ランディングページは、売り上げや申し込み・問い合わせを行動喚起させる手段として非常に有効ですが、効果的に用いるのはなかなか難しいのも現状です。サービスの魅力を伝えるにはどうしたらよいのか、購買や申し込みのモチベーションを上げるにはどうしたらいいのか、など工夫・改善していく地道な努力が必要となります。

ランディングページのCVR低下要因は、読了率やユーザーの動き(ポインタの動き)を把握できていないことにあります。せっかく丁寧に作りこんだLPも、最後まで読まれなければ成約には至りませんし、思わぬところでユーザーが動きを止めたり、ピンチアウト・ピンチインなどの行動をしていることもあります。ユーザーの動きや興味関心を正確にとらえ、分析することがCVR改善につながります。

5.外的要因

CVRが低下する際に、どのケースにも当てはまる要因として外的要因があります。外的要因とは、季節や競合の動向(新規サービスやキャンペーン)、市場のニーズの変化などです。たとえば、暖房器具の販売を行っている企業の場合、CVRは季節に左右されてしまいます。夏物の商品か、冬物の商品か、あるいはバレンタインやクリスマスなどのイベント系の商品か、という点でもCVRは変わってくるので、自社商品の特性を把握しておく必要があります。そのほか、競合の動きや市場のニーズなど、自社の努力だけではどうにもならない要因も存在します。例えば、優れた商品を売り出し、CVのタッチポイントや導線、誘導文が魅力的だったとしても、競合他社からそれを上回る商品が登場した場合、ユーザーはそちらへ流れてしまうでしょう。このようにCVRの低下要因は、視野を広く持ちつつ考えていかなければなりません。

CVRの改善方法|ケースごとに解説

ここまで、一般的なケースごとにCVRの低下要因を解説してきましたが、ここからはそれらの改善方法を解説します。ケースごとに「どう改善すればCVR向上を見込めるのか」を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.ブログやSNSなどのコンテンツ

ブログやSNSなどのコンテンツのケースでは、まずは内容を充実させましょう。読み手にとって有益な情報になっているか、ためになるコンテンツになっているか、知りたい・読みたいと思わせるコンテンツになっているか、などを考慮しつつ改善します。また、適宜、目を引くクリエイティブを作成・挿入していきましょう。ユーザーの心をくすぐるようなキャッチコピーや画像でバナーを作成したり、ポップアップや短い動画を活用するのも有効な手段です。ユーザーが離脱しそうなタイミングで、クリエイティブやポップアップを表示させ、行動を促します。動きのあるデザインを取り入れるのもよいでしょう。

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2.エントリーフォーム、チャットボット

エントリーフォームやチャットボットの場合は、まずはユーザーがストレスを感じる点をできるだけ解消していきます。例えば、スマホ、タブレット、パソコンなど、どの媒体からでもスタイリッシュにデザインされた画面が表示されるようにレスポンシブ対応を実施したり、サイトの表示速度が遅いのであれば早めるように改善したりします。また、ファーストビューの情報量が多すぎる場合は減らしたり、反対に、情報量が少ないようであれば追加したりと工夫します。入力時のストレスを軽減させるために、後述するEFO(エントリーフォーム最適化)ツールの導入も検討しましょう。多彩な入力補助機能やユーザー行動を分析できるツールなど、CVR改善を目下の指標としているマーケティング担当者におすすめしたい製品が多くあります。

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3.運用型広告

広告のCVRを改善するためには、まずはターゲットの情報収集から始めるとよいでしょう。運用型広告の場合、Google アナリティクスなどの分析ツールを使うことで、ユーザーの属性・年代・性別・流入時間帯・直帰率・滞在時間などを把握できます。期間別で比較することも可能なので、施策を試した場合に、導入前と導入後で効果測定することも可能です。

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4.ランディングページ

LPの場合は、ユーザーの動きをとらえるためのツールを導入しましょう。ヒートマップは、ページ上のユーザーの動きを見える化します。どこでポインタがとまり、どこまで読了し、どこでクリックし、どこでピンチアウトしているのか。こうした動きをデータとして分析できます。これらが一体となったオールインワンタイプの製品もあり、ランディングページを最適化するツール(Landing Page Optimization)という意味で、LPOと呼ばれています。ぜひ導入を検討してみてください。

また、ABテストツールもユーザー分析をするうえで有効です。Google アナリティクスなどの分析ツールでもABテストは行えますが、設定には専門的な知識が必要で「初心者でも簡単にできる」とはいいがたいもの。ABテストツールはこうした高度な知識が必要な設定も、簡易的に行うことができます。知りたい情報や結果をすぐに手に入れられるという意味でも導入を検討したいCVR改善のためのツールです。

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CVRを改善するツールの選び方・比較ポイント5つ

「CVRを改善するためには、ツールの導入を検討すべき」とはいうものの、ではどのように選べばよいのでしょうか。ここからは、CVRを改善するためのツールの選び方や、比較するときのポイントを5つにわけてご紹介します。自社製品やサービスに合致したツールを選び、CVRを向上させましょう。

  1. 利用目的
  2. 機能
  3. サポート体制の充実度
  4. 費用対効果
  5. 実績

1.利用目的

まずは、どういった目的でツールを導入しようとしているのか、目的を明確にしましょう。上述した通り、「CVRを改善する」と言っても、その内容は幅広く、ケースごとに対処法は千差万別です。今、自社の目前の課題としているCVR向上は、コンテンツ、ランディングページ、またはエントリーフォームなど、どのケースにおいてなのかを精査していきましょう。企業によっては、「コンテンツで集客したユーザーをエントリーフォームでCVさせる」「ランディングページからチャットボットに誘導し、そこでCVを狙っている」など、複合的に絡んでいることもあります。事業の目的と導線を整理しましょう。

2.機能

目的を精査できたら、次に、その目的を達成するために必要な機能はなにか、どんな機能を搭載しているのか、など、ツールごとの特徴を把握していきます。どのツールで、どの情報を得ることができ、何を分析できるのかを把握することから始めましょう。デジタル化の窓口では、これらのツールを一目で比較できる比較表を用意しています。ぜひツール導入の検討の際にお役立てください。

3.サポート体制の充実度

ツールごとにサポート体制は異なります。導入までの手順を丁寧に説明してくれたり、導入後もCVR改善のために、一緒にデータを分析し改善案を提出してくれる伴走型のサービスもあります。単純に「データを見るだけ」「分析・レポートが出せるだけ」ではなく、こうしたチーム体制でのサポートの充実度も比較検討のポイントとなります。また、マーケティング担当者に専門知識がない場合でもツールを使いこなせるように設計されているツールも多いです。導入する際のタグの設置をお任せできたり、わかりやすく直感的に操作できるダッシュボードを備えていたり、各ツールごとの特徴がありますので、自社に合ったものを探していきましょう。

4.費用対効果

ツールを導入するうえで、費用対効果も外せないポイントです。状況によって予算上限は異なるでしょうし、予算をかけられる期間も異なるはず。単純に「安いか高いか」という判断基準ではなく、投資に見合う効果が得られるかという観点で見比べていきましょう。また、月額課金か、従量課金かでも変わってくるはず。ツールによってはトライアル期間を設けているものもありますので、積極的に活用しましょう。

5.実績

比較ポイント5つ目は「実績」です。やはり、実績はツールの強みを計るうえで欠かせないポイント。「導入数」はひとつの指標になりえますが、ひとえに「導入数が多い」と言っても、あらゆるケースがあるため、中身を詳しく知ることが大切。ツールごとの過去の導入実績を見ることで、どういう分野の企業に強みがあるのか、従業員数から見える規模感、サービス内容などを知ることができます。自社の現況に近いユースケースが見つかれば、きわめて参考になることでしょう。

CVRを改善した製品導入事例

CVR改善ツールを導入し、自社のCVRが改善した事例を見ていきましょう。どのような企業が、どのような課題を感じており、ツール導入によってどんな結果を得られたのかを知ることで、自社に導入する際の検討材料になるはず。解説していきます。

Ptengineの導入事例|ALL IN ONEタイプの分析ツールでWebサイトを改善

株式会社アイレップが分析ツール「Ptengine」を導入した事例です。株式会社アイレップはクライアントのWebサイト制作を請け負う事業を行っており、UI・UXの分析と改善をサービスとして提供しています。その際、WebサイトやLPの改修の際にもはや必要不可欠となっているツールがPtengineです。Ptengineはヒートマップ、アクセス解析、ABテスト、Web接客、パーソナライゼーションを一括管理できるオールインワンタイプのCVR改善ツールです。同社の活用歴は約10年。Ptengineは、詳細なセグメント機能やABテスト機能、イベント計測機能などがあり、ワンストップでデータ分析と改善を行えます。個人のリテラシーに寄ることなく、社内で均一的にツールを操作できる点が魅力です。

Ptengineの導入事例 | 株式会社アイレップ

Kaizen Platformの導入事例|カード会員のログイン画面を改善

株式会社オリエントコーポレーション カードペイメントグループは自社のカード会員向けログイン画面の改善のために「Kaizen Platform」を導入しました。Web明細へ切り替えるために会員サイトのUI・UXが必要となりましたが、有料化を目前としており、期日が迫っている状況でした。早急に業務を完了させるためにCVR改善ツールであるKaizen Platformを導入。ユーザーの導線や入力状況を把握するためにABテストを実施。入力時に入力項目をタブで切り替えられるようにしたり、スマホ対応にしたり、といった改善を施し、初回ログイン率101.5%、申し込みフォームのCVRが120.2%まで向上する結果となりました。

Ptengineの導入事例 | 株式会社オリエントコーポレーション

SiTestの導入事例|キャンペーンの効果測定で広告費減に成功

ダイエット専門の医療渾身クリニックである医療法人正恵会がキャンペーンの効果測定のために分析ツール「SiTest」を導入した事例です。SiTestを導入する前、医療法人正恵会では、複数のLPに様々なキャンペーンを盛り込んでおり、どこでCVしたのか、どのキャンペーンがもっとも効果をあげたのかが不明でしたが、SiTestを導入して同一条件下で比較することで、効果測定を見える化することに成功しました。また、新規イベントを行う際に、まずは小規模で効果測定を行い、反応の良かったもののみを大規模に展開することで費用対効果を高めることに成功しています。

Ptengineの導入事例 | 医療法人正恵会

CVRの改善におすすめのツール12選

それではCVRを改善するためのツールをご紹介します。以下の4タイプごとに製品特徴や概要を紹介します。ぜひ導入の比較検討の際に参考にしてください。

  • アクセス解析ツール
  • ヒートマップツール
  • ABテストツール
  • EFOツール

 

アクセス解析ツール

まずはアクセス解析ツールです。今回は王道ともいえるツールを3つ厳選しました。

  • Google合同会社のGoogleアナリティクスはABテストを何度も無料で行うことが可能です。簡単な操作で細かくテストの設計が構築できます。テスト対象のユーザーの割合を細かく指定することができるなど、高額なツールに劣らない高機能を備えています。なんといってもGoogleアナリティクスの指標をそのまま使用できることは魅力のひとつです。設定方法も簡単で、ABテストに不慣れな初心者の方でも取り組みやすいツールと言えるでしょう。

    基本的な機能 多変量テスト レポート出力可能 複数ページテスト 無料ソフト エンジニア不要 エディター機能 セグメントごとの結果 HTMLファイル不要 リダイレクトテスト マルチユーザー対応 マルチデバイス対応 パーソナライズ設定
  • グーグル合同会社のGoogle Search Consoleは、Google検索でのWebサイトのインプレッション数、クリック数、掲載順位を分析する無料のツールです。使用することでWebサイトの検索パフォーマンスを管理できます。Webサイトのどのページがどのようなキーワードで検索され、どれくらい表示・クリックされているかが分かります。また、どのようなWebサイトからリンクされているかも分かるため、流入動機の分析に便利です。

    基本的な機能 外部対策 無料版あり 検索順位チェック 流入キーワード調査 GoogleAnalytics統合
  • Ahrefs Pte.LtdのAhrefs(エイチレフス)は、世界で60万以上導入されているSEO分析ツールです。世界最大級の被リンクデータ量を持ち、24時間ごとに約40億のWebページをクローするなど、スケールの大きさが特長です。その上で、見やすいインターフェイスで様々な切り口から簡単にSEO分析が可能です。ウェブサイトの監査と最適化や、競合他社分析、検索順位の推移をトラッキングするなど有用な機能が豊富に搭載されています。

    基本的な機能 外部対策 内部対策 有料広告検索調査 競合分析 流入キーワード調査 コンテンツSEO対策

ヒートマップツール

ヒートマップとは、Webサイト閲覧者の動きをサーモグラフィーのように可視化できるツールです。ポインタの軌跡やページ読了率などを把握可能です。

  • ヒートマップツール ABテストツール

    株式会社Faber Companyのミエルカヒートマップは、導入企業累計1,300社を突破したコンバージョンを最大化する無料のヒートマップツールです。サイト訪問ユーザーの行動を、アテンションヒートマップ、スクロールヒートマップ、クリックヒートマップ、この3つの機能で見える化できます。コンバージョン率、ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンスの改善に役立つシンプルな操作性にこだわったツールです。ABテスト機能も追加され、ページデザインや内容の変更前後で、ユーザー行動の変化を見比べることでその変更による効果がどのくらいあったのか検証できます。

    基本的な機能 国産製品 自動キャプチャ機能 期間比較可能 無料トライアル 登録サイト・URL無制限 クリックヒートマップ スクロールヒートマップ コンサルティングサポート アテンションヒートマップ ユーザーセグメント機能 マルチデバイス対応 abテストツール 外部ツールとの連携 複数ページテスト エンジニア不要
  • ヒートマップツール

    日本マイクロソフト株式会社のMicrosoft Clarityは、実際のユーザーがサイトを実際にどのように使用しているのかをキャプチャする使いやすいツールです。Clarity でユーザーが求めているものを理解できます。セットアップは簡単で、数分でデータの取得を開始できます。Clarity のすべての機能は無料です。トラフィックが制限に達したり、有料バージョンに強制的にアップグレードさせられたりすることはありません。

    基本的な機能 自動キャプチャ機能 期間比較可能 無料トライアル クリックヒートマップ セッションのグラフ化 スクロールヒートマップ マルチデバイス対応
  • ヒートマップツール

    株式会社ユーザーローカルのUser Heat(ユーザーヒート)は、だれでも簡単に無料で使えるヒートマップ解析ツールです。ページ内のユーザー行動を可視化しWebサイト改善できます。無料なのに多くのページ数・ページビューに対応します。UserHeatでは1サイトあたり月間30万PVまで分析することできます。30万PVを経過後は計測が止まり、自動で課金されるようなことはありません。入力フォームに解析したいサイトのURLを登録後すぐに使えます。

    基本的な機能 無料トライアル クリックヒートマップ マウスフローヒートマップ マルチデバイス対応 スクロールヒートマップ

 

ABテストツール

ABテストツールは、セールスポイントとして「使いやすさ」が強調されます。多機能であることも重要ですが、直感的に操作できるUIや、視覚的にデータを分析できるダッシュボードなどが、各製品の利点として語られることが多く、実際導入後の満足度にも影響します。比較検討時のポイントとして押さえておきましょう。

  • ヒートマップツール ABテストツール

    株式会社PtmindのPtengineは、たった一つのタグをサイトに設置するだけで、直感的な分析と直感的なサイト最適化を可能にする、サイト運営プラットフォームです。多くのお客様に信頼いただいております。全世界で20万以上の利用者実績、国内利用者数・顧客数No.1 出典:Builtwith社調査、利用満足度 93.4%以上2020年調査、資本調達額 34億円です。直感的な操作で顧客を知り、体験を向上させます。

    基本的な機能 外部ツールとの連携 月額固定 従量課金 無料ソフト エンジニア不要 ヒートマップ分析 マルチデバイス対応 パーソナライズ設定 期間比較可能 無料トライアル コンサルティングサポート ユーザーセグメント機能
  • 株式会社プレイドのKARTE Blocksは、タグを1行貼るだけでサイトのあらゆる構成要素をノーコードで更新・評価・改善することができます。これまでサイトの管理にはシステム部門や外注の製作会社への依頼や調整が必要でした。このサービスを使用するとサイトをブロックの集合体と捉え、ブロックごとに更新・評価・改善ができる新しいサイト管理システムです。既存のサイトを後から自由に編集可能とすることで、あらゆるサイト運営者の手間やコストの解消に貢献します。

    基本的な機能 複数ページテスト エンジニア不要 エディター機能 セグメントごとの結果 コンテンツブロックのテスト HTMLファイル不要 レポート出力可能 マルチユーザー対応 マルチデバイス対応 パーソナライズ設定
  • Web接客ツール

    Repro株式会社のReproは、ツールと人の力で企業のマーケティング活動を加速させるカスタマーエンゲージメントプラットフォームです。顧客データを活用した、メールやプッシュ通知、Webやアプリ内ポップアップなどをノーコードで実装できます。チャネル横断かつ1to1のコミュニケーションが可能になります。Webサイト、アプリで活用できる他、Webサイトのコンバージョン支援やアプリストア最適化などのマーケティング支援機能の充実度の高さが特長です。

    基本的な機能 外部サービスとの連携 シナリオ型チャット ABテスト連携 離脱防止機能 ハイブリットタイプ ターゲティング機能 タグ1行挿入で導入可

 

EFOツール

入力フォームの最適化ツールのことをEFO(Entry Form Optimization)ツールといいます。ユーザーの離脱を防ぐ入力補助機能やチャットボットによる会話形式でのフォームなど、製品によって多種多様な特色があります。

  • ヒートマップツール ABテストツール

    株式会社グラッドキューブのSiTestは、ウェブサイトの解析から改善までを一元化できる国内唯一のLPO(ランディングページ最適化)ツールです。ヒートマップ×A/Bテスト×EFO(エントリーフォーム最適化)でWEBサイトの収益を最大化します。SiTest(サイテスト)はIT導入補助金2022の対象ツールとして認定されました。中小企業の皆様はツール・コンサルティングをお得にご導入いただけます。導入数70万サイト突破しました。

    基本的な機能 外部ツールとの連携 多変量テスト 複数ページテスト エンジニア不要 セグメントごとの結果 EFO機能 ヒートマップ分析 レポート出力可能 マルチデバイス対応 パーソナライズ設定 自動キャプチャ機能 期間比較可能 無料トライアル クリックヒートマップ スクロールヒートマップ コンサルティングサポート マルチデバイス対応 マウスフローヒートマップ タッチアクションヒートマップ
  • 株式会社ショーケースのフォームアシストは、業界内でも最多となる40種類の入力補助機能があり、郵便番号検索・エラーメッセージなどの基本機能はもちろん、企業連携APIや一括チェックボタンなどもあり細部にわたる機能搭載が特徴。また、ABテスト機能が備わっており、ユーザーの反応を見ながらPDCAサイクルを回すことができたり、上級ウェブ解析士の資格を持つ専任のコンサルタントが的確に改善案を提案してくれたりと、サポートも充実しています。

    基本的な機能 EFOツール 外部ID連携 住所自動補完機能 半角全角自動変換 初期項目フォーカス 分析機能 入力形式事前指示 背景色設定機能 離脱ブロック ガイドナビゲーション スマホキーボード変換 サブミットブロック フリガナ自動入力 レポート機能 リアルタイムアラート メアドサジェスト
  • 株式会社エフ・コードのEFO CUBEは、明瞭な価格体系と充実した機能、分析や定期レポートが特徴のEFOツール。入力補助機能は業界最多となる26種類。ほかにも、12種類のデータ解析機能、スマホ対応は無料、外部ID連携機能搭載、さらに自動レポート機能ありと、十分なサービスでありながら、初期費用は0円、月5万円から導入できます。実装後も改善案の提出やリニューアル対応などを行っており、導入からその後まで、専任スタッフがサポートしてくれます。

    基本的な機能 EFOツール 外部ID連携 住所自動補完機能 半角全角自動変換 初期項目フォーカス 分析機能 背景色設定機能 ガイドナビゲーション スマホキーボード変換 サブミットブロック フリガナ自動入力 リアルタイムアラート レポート機能 メアドサジェスト

 

番外編:LPOの改善におすすめのツール3選

最後にLPOの改善ツールをご紹介します。LPOとは「ランディングページ最適化」のこと。ヒートマップやABテストツール、アクセス解析ツールなど多くありますが、LPOツールはランディングページに特化した改善ツールです。

  • ABテストツール

    DLPOは日本国内での実績No1のLPOツールです。ABテスト、多変量テスト、パーソナライズを用いてコンバージョン率の改善を実現します。2007年から運営されている長年の実績あるLPOツールで導入実績は延べ700社超。ランディングページはもちろん、オウンドサイト・ECサイト等、様々なサイトに対応しています。DMPをはじめとする数多のデジタルマーケティング・プラットフォームと連携し相乗効果を容易に生み出せます。

    基本的な機能 外部ツールとの連携 多変量テスト リダイレクトテスト レポート出力可能 複数ページテスト セグメントごとの結果 コンテンツブロックのテスト HTMLファイル不要 エディター機能 エンジニア不要 マルチデバイス対応 マルチユーザー対応 テストの自動最適化 パーソナライズ設定
  • CVX
    ABテストツール

    株式会社ポストスケイプのCVXは、ランディングページの制作・分析・改善運用が手軽にスピーディーにできる、インハウスLP作成/LPO支援ツールです。ランディングページの新規作成もCVXで可能です。約200種類のLPデザインテンプレートを標準搭載しています、「穴埋めに近い感覚」で驚くほど簡単にランディングページ作成が内製化できるます。写真もそのまま自由に使えて、バリエーション豊富なLPデザインテンプレートを多数ご用意しています。

    基本的な機能 エディター機能
  • ABテストツール

    株式会社Kaizen PlatformのKAIZEN UXはツールとリソースを活用することで社内工数をほとんど使わずに成果の出るサイト改善を実現します。他ツールと比較してテストの実施できるページの幅、実装できる施策の幅が広く、サイトTOPやLPだけではなくフォームまで改善できます。またデータを活用した高度な施策を実装できます。過去50,000件圧倒的量の施策データを蓄積しているため成果の出る分析からプランニング、実行まで伴走可能です。

    基本的な機能 多変量テスト リダイレクトテスト レポート出力可能 複数ページテスト セグメントごとの結果 HTMLファイル不要 エンジニア不要 パーソナライズ設定

まとめ

「CVRを改善する」といえど、企業や製品によって抱えている事情は多岐にわたります。まずは自社の目前としている課題を明確にし、どのツールが自社のCVRを伸ばすために必要なのかを把握しましょう。製品ごとの特長を比較検討したうえで、最適なツールを導入し、目標のCVRを達成していきましょう。

最後に、ABテストの製品比較表をご用意しました。少しでも気になった方は、ぜひダウンロードして詳細をご確認ください。

「ABテストツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • セグメントごとの結果
    • ヒートマップ分析
    • エンジニア不要
    • 従量課金
    • コンテンツブロックのテスト
    • EFO機能
    • 多変量テスト
    • マルチユーザー対応
    • エディター機能
    • 有意差検定
    • 無料ソフト
    • パーソナライズ設定
    • マルチデバイス対応
    • 外部ツールとの連携
    • リダイレクトテスト
    • 複数ページテスト
    • HTMLファイル不要
    • レポート出力可能
    • テストの自動最適化
    • 月額固定
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
スタンダード 要相談
プロ 要相談
エンタープライズ 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
エンタープライズ版 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
月額利用料 0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要問合せ
備考
問い合わせの後ヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
基本プラン 0円/月額
備考
有料オプションあり
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
備考
詳細は問合わせ
月額費用 100,000円/月額
備考
詳細は問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
通常プラン 55,000円/月額
備考
100万UUまで
登録サイト:無制限
代理店プラン 55,000円/月額
備考
100万UUまで
登録サイト:10
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
要問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円(税別)
料金 45,000円(税別)/月額
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
要問合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 10万円
備考
導入プログラム・学習コンテンツのご提供
月額固定 12.5万円〜
備考
主に計測PV数により決定
従量課金式による自動料金変動なし
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
「初期費用」は発生いたしませんが、「計測データ保守管理料」として6,600円(税込)をお申し込み時に原則一括にて必要です。
無料トライアル 0円
料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
Insight Free 0円
Insight Growth 3,000 PV 4,980円/月額
Insight Growth 10,000 PV 9,980円/月額
Insight Growth 50,000 PV 19,800円/月額
Insight Growth 100,000 PV 29,800円/月額
Insight Growth 200,000 PV 49,800円/月額
Insight Growth 500,000 PV 69,800円/月額
Insight Growth 500,000∔  PV 従量課金
Insight Premium 従量課金
Experience Free 0円
Experience Growth 3,000 PV 7,980円/月額
Experience Growth 10,000 PV 14,800円/月額
Experience Growth 50,000 PV 29,800円/月額
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