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ETLツールおすすめ製品比較21選|製品選びのポイントを徹底解説

目次

ETLツールとは?

ETLとは「Extract=抽出」「Transform=加工」「Load=入力」の3つをまとめたもの、すなわちデータの抽出・加工・入力を行うための機能です。社内に散在している情報や、複数の既存システムのデータなどを抽出して、必要に応じて変換と加工を行い、その先にあるDWH(データウェアハウス=データの倉庫)に有用な情報として送出してくれるツールです。
ETLとは「Extract=抽出」「Transform=加工」「Load=入力」の3つをまとめたもの、すなわちデータの抽出・加工・入力を行うための機能です。社内に散在している情報や、複数の既存システムのデータなどを抽出して、必要に応じて変換と加工を行い、その先にあるDWH(データウェアハウス=データの倉庫)に有用な情報として送出してくれるツールです。

出典:データ連携ツール Waha! Transformer

ETLツールが担う領域

ETLツールが担う領域はデータフロー全体の中での中間部分です。(詳しくは以下をご参照ください)

ETLツールが担う領域はデータフロー全体の中での中間部分

①入力・保存

データ処理の最初のステップは、データを入力し、必要な場所に保存することです。これはデータの源泉となる作業です。データは様々な形式で保存でき、データベース、ファイル、クラウドストレージなどが使用されます。

②収集・抽出←ETLツールが担う(Extract)

多くの場合、必要なデータは複数のデータベースやシステムに分散して存在します。ETLツールは、これらの異なるソースからデータを収集し、一元化します。例えば、勤怠、会計、人事データなど、異なるシステムからのデータを統合するのにETLツールが使用されます。これにより、データの取りまとめが容易になり、データの一貫性が保たれます。

③変換・加工←ETLツールが担う(Transform)

収集したデータは、さまざまな形式、構造、品質であることがあります。ETLツールは、これらのデータを統一された形式に変換し、必要な加工を行います。データのクレンジング(不要なデータの削除や欠損データの補完)、データの集計、変数の変換などが含まれます。変換されたデータは、分析や格納の段階に適した形式に整形されます。

④格納←ETLツールが担う(Load)

変換されたデータは、適切な格納先に送られます。これはデータウェアハウス(Data WareHouse)、ビジネスインテリジェンス(Business Intelligence)システム、または他のデータベースです。ETLツールは、データを指定された格納場所に送信し、必要なセキュリティ設定やログイン情報を設定します。データの正確性と整合性を保ちながら、格納プロセスが行われます。

⑤活用・共有

最終的なステップはデータの活用と共有です。格納されたデータは、ビジネスインテリジェンスツールを使用して分析され、意思決定に活用されます。また、このデータは関係者やチームと共有され、情報共有と協力に役立ちます。データが適切に処理され、分析と共有が効果的に行われることで、組織はより効率的に業務を行い、データ駆動型の意思決定を実現します。

ETLとは?3つの機能とツールの必要性を徹底解説 

ETLツールと同様の機能を持つツールとの違い

ETLツール 他ツールとの違い

ETLツールを導入しようと考えている中で、いざ調べてみると、ETLツールと似たようなツールがあり、自社が必要なツールはどれなのか困ったことはありませんか?本章では、ETLツールとよく似ているEAI、BI・DWH、RPAとの違いを表で分かりやすく説明していきたいと思います。

ETL EAI BI(DWHを含む) RPA
目的 事前に入力・生成されたデータを加工・流用する
対象 定型・構造化データ
主な役割 データ抽出
データ変換
データ格納(集約)
システム間の
データ連携
データ分析 定型業務の自動化
処理頻度 バッチ処理 リアルタイム処理 リアルタイム処理 バッチ・リアルタイム
処理できるデータ量
速度
データ保管 × ×
比較ポイント データ処理性能 データ連携範囲 分析範囲 自動化範囲

ETLとEAI

EAIとは、企業内のさまざまなシステムを連携させ、システムやデータを統合するソフトウェアのことです。リアルタイム処理のため、システム間のデータ連携高速化が得意ですが、1回のデータ処理におけるデータ量はあまり多くはありません。また、種類豊富なアダプタを搭載し、さまざまなシステムと連携可能なところが特徴です。 一方で、ETLは、バッチ処理での処理を得意とするので、大量データの高速処理に向いています。(バッチ処理・・・一定量の(あるいは一定期間の)データを集め、一括処理するための処理方法。)そして集約したデータを変換・加工し、1つのデータベースにまとめることが可能なところが特徴です。

EAIとは、企業内のさまざまなシステムを連携させ、システムやデータを統合するソフトウェアのことです。リアルタイム処理のため、システム間のデータ連携高速化が得意ですが、1回のデータ処理におけるデータ量はあまり多くはありません。また、種類豊富なアダプタを搭載し、さまざまなシステムと連携可能なところが特徴です。

一方で、ETLは、バッチ処理での処理を得意とするので、大量データの高速処理に向いています。(バッチ処理・・・一定量の(あるいは一定期間の)データを集め、一括処理するための処理方法。)そして集約したデータを変換・加工し、1つのデータベースにまとめることが可能なところが特徴です。

以下の3つの点がELTとEAIのどちらを選定するか決めるポイントです。

  • 「データ量が多いか・少ないか」
  • 「データを処理するタイミングがリアルタイム処理か・バッチ処理か」
  • 「データの統合・集約か連携か」

しかし、現在においてはバッチ処理とリアルタイム処理の境界線は曖昧になりつつあり、複数の処理をこなすコンピューターを配備しているのが一般的で、ETLとEAIの両機能を持つデータ連携ツールもあります。

EAIとは?ETLとの違いと、導入メリットを徹底解説 

ETLとBI・DWH

ETLツールはデータを抽出したり変換したりするツールで、BIツールはETLで集められたデータをグラフなどに可視化したり、分析したりするツール。ETLツールとBIツールは担う役割が違う。

まず、ETLとBI・DWHはそもそもの役割が違います。ETLで様々なシステムのデータを集約し、DWHでデータを蓄積、そしてBIツールにデータを抽出し、グラフなどに可視化して分析するといった流れになります。つまり、DWHとBIツールを活用するためにはETLツールが必要となるのです。

(DWH・・・データの倉庫。システムやETLに蓄積されたデータを、時系列ごと、内容別に分類し、大量にデータを保持し続けることができるツール。)

(BIツール・・・DWHに蓄積されたデータを短時間で集計、可視化させ、より視覚的にグラフなどにして分析可能にするツール。)

近年では一気通貫したサービスとして提供されている場合もあるため、DWHはBIツールの一部と認識されている場合もあります。また、ETLの機能を持ったBIツールもあり、3つの機能が連携することで、企業内のビッグデータ運用を促進できます。

ETLとRPA

ETLは「データソースのシステムに直接接続してデータを取得する必要」があります。例えば、利用しているWEBサービスのデータを収集したい場合、そのWEBサービスのデータ提供方法としてAPIが提供されておらず、条件指定したCSVファイルのダウンロードに限定されている場合は、ETLツールを直接接続することができません。

そこでRPAが必要となります。RPAの大きな役割は人間がPCで行う作業をロボットで自動化することです。その中で、スクレイピングという「Webサイト上にあるさまざまなデータを収集する」機能があります。この機能で、条件指定とダウンロード作業をRPAが担い、ダウンロードファイルが特定のフォルダーに保存されたタイミングで、ETLのデータの抽出・加工・入力といったタスクが起動します。

つまり、データの抽出・加工・入力といったETLの定型作業をRPAで自動化できるだけでなく、ETLが担うことのできない領域をRPAが担うことができ、さらなる業務効率化を目指すことができるのです。

結局どのツールを導入すればいいのか

これまでご紹介してきたように、ETLツールは他ツールと併存させることでさらに効果を発揮します。そのため、これから「データ連携」関連のツールの導入・リプレースをお考えの方は、どのツールが必要で、どのツールが必要でないか、要件整理のための以下の6つのポイントを整理し検討する、あるいは自社の課題を整理し専門家へ相談することをおすすめします。

  • 何のためにデータ処理が必要なのか?
  • どこからデータを収集し入力するのか?
  • どれくらいのデータ量と処理となるのか?
  • どのような加工処理が必要なのか?
  • そのデータ出力をどこに連携するのか?
  • 一連のデータ処理をいつどのタイミングで行うのか?

ETLツールの導入がおすすめな企業

ETLツールの導入がおすすめな企業は、大規模な企業や組織、データウェアハウスを構築する企業、データドリブン経営を推進する企業、データ分析を重視する企業、多様なデータソースを持つ企業の5つです。

ETLツールの導入をおすすめする企業は以下のような企業です。

  • 大規模な企業や組織
  • データウェアハウスを構築する企業
  • データドリブン経営を推進する企業
  • データ分析を重視する企業
  • 多様なデータソースを持つ企業

それぞれ解説します。

大規模な企業や組織

大規模な企業や組織では、多様なデータソースからのデータを統合し、分析する必要があります。ETLツールを使用することで、複数のデータソースからのデータを効率的に収集し、統合し、分析することができます。

データウェアハウスを構築する企業

データウェアハウスを構築する企業では、異なるデータソースからのデータを統合して一元化する必要があります。ETLツールを使用することで、データウェアハウスに必要なデータを収集し、整形して格納することができます。

データドリブン経営を推進する企業

データドリブン経営とは、 データをもとに戦略の立案や施策の実行を行う経営スタイルのことです。そして、データドリブン経営を推進することで、データを活用して意思決定を行い、ビジネスの成果の最大化が実現可能です。ETLツールを使用することで、さまざまなデータソースからのデータを統合し、分析することができます。これにより、意思決定を支援し、ビジネスの競争力を強化することができます。

データ分析を重視する企業

データ分析を重視する企業では、大量のデータを収集し、分析する必要があります。ETLツールを使用することで、データの収集、統合、前処理を効率化し、データ分析の準備を整えることができます。BIツールも活用することで、データ分析のさらなる強化に繋がります。

多様なデータソースを持つ企業

多様なデータソースを持つ企業では、さまざまな形式や構造のデータを統合する必要があります。ETLツールを使用することで、これらの異なるデータソースからのデータを一元化し、統合することができます。

ETLツールおすすめ製品比較21選

厳選!特におすすめなETLツールの比較表

本章では、以上で紹介した中でも、弊社が厳選した特におすすめなETLツールをご紹介します。
最初に、価格や無料トライアルの提供など、重要な要素をまとめた比較表をご覧いただき、各製品の特長を詳しく比較していきましょう。ETLツールおよびデータ連携ツールを「国内製」と「海外製」の二つに分類し、それぞれの公式サイトの情報をもとに基本情報を整理しました。

データ連携の用途や規模により、複数のプランが用意されており、オンプレミス型については価格帯やカスタマイズについては個別に相談が必要です。データ形式や文字コードについては、国によって要件が異なるため注意が必要です。また、海外製ETLツールに関しては、日本でメジャーなクラウドサービスが連携対象にない場合もあるため、慎重に検討する必要があります。

国内製ETLツール比較表

製品名 製品ロゴ 提供形態 料金プラン 無料トライアル
Yoom Yoom 製品紹介 クラウド 初期費用:0円
スタンダード:¥1,200~/名+¥0.64~5/タスク
プロ:¥1,600~/名+¥0.64~5/タスク
2週間
ASTERIA Warp Core ASTERIA Warp Core 製品紹介 クラウド
オンプレミス
初期費用:0円
ASTERIA Warp Core:30,000円~/月額
ASTERIA Warp Core+:60,000円~/月額
5日間:クラウド版
30日間:オンプレミス版
ASTERIA Warp ASTERIA Warp クラウド
オンプレミス
初期費用:0円
ASTERIA Warp Standard:要相談
ASTERIA Warp Enterprise:要相談
5日間:クラウド版
30日間:オンプレミス版
Waha! Transformer Waha! Transformer クラウド
オンプレミス
初期費用:要相談
利用料:要相談
30日間
DataSpider Cloud DataSpider Cloud 製品紹介 クラウド 初期費用:要相談
利用料:要相談
30日間
trocco trocco 製品紹介 クラウド 初期費用:0円
ライトプラン:10万円/月額
スタンダードプラン:30万円/月額
エンタープライズプラン:要相談
14日間
Reckoner Reckoner クラウド 初期費用:要相談
利用料:要相談
14日間
qanat2.0 Qanat2.0 クラウド 初期費用:要相談
ランニングコスト:要相談
90日間
KrewData KrewData クラウド 初期費用:0円
スケジュール実行プラン:¥132,000
リアルタイム実行プラン:¥198,000
30日間

海外製ETLツール比較表

製品名 製品ロゴ 提供形態 料金プラン 無料トライアル
Stitch Stitch 製品紹介 クラウド 初期費用:0円
STANDARD:$100/月
ADVANCED:$1250/月
PREMIUM:$1250/月
14日間
Talend Talend 製品紹介 クラウド 初期費用:要相談
利用料:要相談
90日間
IBM InfoSphere DataStage IBM InfoSphere DataStage 製品紹介 クラウド 初期費用:要相談
利用料:要相談
要問合せ
Informatica PowerCenter Informatica PowerCenter 製品紹介 オンプレミス 初期費用:要相談
利用料:要相談
30日間

国内製ETLツール9選徹底解説

ここでは、国内製のETLツールを紹介していきます。日本特有の制度や体制にも適応できるシステムも多いのが特徴です。また、導入時のサポートも充実している場合が多いです。

1.Yoom

Yoom 製品紹介

Yoom株式会社のYoomは、様々なSaaS・AIと連携した独自の業務ツールを作成し、日々の業務を劇的に効率化できるツールです。国内外のさまざまな100を超えるサービスとノーコードで連携しており、日々繰り返し発生するシステム操作を自動化します。利用社数は4,500社以上の様々な業種・企業規模のお客様に利用されています。Yoomは社内のあらゆる業務を変革し、フロントオフィスからバックオフィスまで社内の様々な部門で業務の効率化を実現します。

  • 業務を自動化するSaaS時代のデータベース
  • ボタンを押すだけで仕事が進む
  • SaaSと繋がる入力フォーム
  • iPaaS ワークフローシステム ETLツール

    製品のおすすめポイント

    1 業務を自動化するSaaS時代のデータベース

    添付ファイルやチェックボックスなど、様々なタイプの情報を1つのデータベースに集約できます。また様々なSaaSツールと連携し、Yoomのデータベースに自動的に情報を同期します。データベース内の情報を使って、フローボットが繰り返し発生する業務フローを自動化します。

    2 ボタンを押すだけで仕事が進む

    非エンジニアの方でも、直感的な操作でフローボットを作成することが可能で、SaaSとの連携、書類発行、承認依頼など、様々なアクションをボットが自動的に実行することが可能です。分岐や繰り返し処理など複雑なビジネスフローも柔軟に設計することも可能です。

    3 SaaSと繋がる入力フォーム

    入力フォームを自由に作成し、様々なSaaSやAIと自由に連携できます。テキストデータはもちろん、日付やファイルなどの様々な入力項目を自由に設定できます。SaaSツールへの情報の格納、チャット通知など、フォーム送信後のフローをボットが自動的に実行します。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 ETLツール ワークフロー実行履歴 国内メーカー 一定間隔起動 連携テンプレート グループ化 スケジュール実行 ノーコード運用可 ワークフローシステム ワンクリック承認 外部連携 履歴管理 集計機能 承認放置アラート 申請フロー設定 インポート・エクスポート
    サポート メール チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種 不動産 卸売 製造 小売・流通 運輸・物流 IT・情報通信 公共機関・非営利団体 旅行・宿泊・飲食 ビジネスサービス 建設 人材サービス 教育
    運営企業:
    Yoom株式会社
    本社:
    東京都千代田区神田錦町2-2-1 WeWork内
    創立:
    2022年6月23日
    代表者名:
    波戸﨑 駿
    資本金:
    846,710,000円(資本準備金含む)
    URL:
    https://yoom.co.jp/aboutyoom
    導入事例11件をみる

2.ASTERIA Warp Core

ASTERIA Warp Core

アステリア株式会社のASTERIA Warp Coreは、ノーコードでさまざまな業務を自動化するETLツールです。外部調査による「2023年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」で17年連続シェアNo.1を獲得「ASTERIA Warp」の機能を厳選して構成されています。簡単な操作が特長で、アイコンのドロップ&ドラックでデータ連携が行えます。ノーコードでデータ連携を実現します。

  • データの入れ替え、変換、計算等のExcel業務を効率化し、業務改革を推進
  • RPAを情報システムからも考え、定型業務を自動化
  • フローテンプレートや、データ連携先が豊富
  • 製品のおすすめポイント

    1 データの入れ替え、変換、計算等のExcel業務を効率化し、業務改革を推進

    Excel業務の効率化に強みがあります。データの入れ替え、変換、計算などの処理を簡単作成し、よくある連携処理をテンプレートとして用意。既存システムを活かした連携で開発・教育コストを削減し、システムを強化します。また、企業内のさまざまな要望に合わせてアダプターを追加することも可能です。

    2 RPAを情報システムからも考え、定型業務を自動化

    RPAを有効活用するためには「人から考えるロボット化」だけではなく、「情報システムから考えるロボット化」が重要と捉え、データの取得・書込み、システム間のデータ操作やAPI連携の代行する役割を担います。他のロボットの自動化を補完し、一般的なRPAツールでは難易度の高い処理も自動化します。

    3 フローテンプレートや、データ連携先が豊富

    連携処理用のアイコンを一つずつ並べて設定していくフロー開発を不要にする「フローテンプレート」を多く用意しています。ナビゲーション画面に必要な情報を入力するだけで、連携フローを自動生成。データ連携作業を効率化します。また、Notesやkintoneなど含めた豊富な接続先により簡単・柔軟な連携が可能です。

    ソフト種別 なし
    基本的な機能 国内メーカー 一定間隔起動 ワークフロー実行履歴 受発注処理業務対応 連携テンプレート 文字整形 スケジュール実行 Git連携 フォーマット変換 データ暗号化 データマッピング データマスキング ノーコード運用可
    サポート 電話 メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    アステリア株式会社
    本社:
    東京都渋谷区広尾1丁目1番39号 恵比寿プライムスクエアタワー19F
    創立:
    1998年9月
    代表者名:
    平野 洋一郎
    資本金:
    2,275,343,330円
    URL:
    https://www.asteria.com/jp/
    導入事例6件をみる

3.ASTERIA Warp

ASTERIA Warp

アステリア株式会社のASTERIA Warpは、専門的な知識がなくても利用できるノーコードで設計開発行うことで、様々なシステムやサービスと連携し、業務の自動化・効率化やデータの活用を実現するデータ連携ツールです。17年連続国内シェアNo.1の簡単データ連携ツールで、国内シェアNo.1 シェア率52%、導入実績 1万社以上、対応データソース 100種類以上の実績があります。ノーコード技術で業務の自動化を支援します。

  • 業種を問わずさまざまな企業で導入
  • 豊富な接続先とテンプレートでスピーディーに導入
  • ノーコードだから誰でも使える、ノーコードで実現
  • 製品のおすすめポイント

    1 業種を問わずさまざまな企業で導入いただいています

    システム間連携や、データ分析・マスターデータ管理を行う際のデータ統合、業務自動化など、多様な用途でご活用いただいています。複数システムへのデータ入力作業や受発注処理業務、Excelデータの更新作業など、現場の定型作業を自動化することで作業コストを削減、人為的なミスの提言にも貢献し業務効率を促進します。

    2 豊富な接続先とテンプレートでスピーディーに導入

    Excelをはじめ、G Suite、Salesforce、kintone、Twitterなど、100種類以上の豊富な接続先により簡単・柔軟な連携が可能です。テンプレートも多数ご用意しているので、スピーディーに導入でき、導入後すぐに業務の自動化を実現することが可能です。

    3 ノーコードだから誰でも使える、ノーコードで実現

    「ASTERIA Warp」は、特定の業務システムのデータ連携をノーコードで容易に行うことができるようにパッケージされており、基幹業務システムや、各種業務アプリケーションなど、100種類以上のデータソース間の複雑な連携やデータ変換をノーコードで実現することが可能です。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 連携テンプレート ノーコード運用可
    サポート メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    アステリア株式会社
    本社:
    〒150-0012 東京都渋谷区広尾1丁目1番39号 恵比寿プライムスクエアタワー19F
    創立:
    1998 年 9 月
    代表者名:
    平野 洋一郎
    資本金:
    2,275,343,330円
    URL:
    https://www.asteria.com/jp/company/profile/
    導入事例14件をみる

4.Waha! Transformer

Waha! Transformer

株式会社ユニリタのWaha! Transformerは、いつでも、どこでも、だれにでも、データ加工連携の「ユニバーサル」を実現する純国産ETLツールです。いつでも、用途に応した豊富な製品サービスラインナップしています。オンプレ・SaaS・PaaSなど、用途に応じて選べます。どこでも、IoTデータやクラウドサービス連携を充実しており、アプリケーションとの接続の拡張を続けています。だれにでも、ブラウザでの実行や操作性の向上しています。

  • 連携データあるところにWaha! Transformerあり、業務課題の解決にお役立ち
  • 1,000億件のベンチマークが証明する高速処理性能
  • 作り手が「欲しい!」と感じるメンテナンス機能を随所に搭載
  • 製品のおすすめポイント

    1 連携データあるところにWaha! Transformerあり、業務課題の解決にお役立ち

    ERP・基幹系システムの再構築から、EDI・DWHをはじめとする各種業務アプリケーション間のデータ連携基盤、組織内の各所で仕様の異なるExcel更新作業の効率化を実現します。RPAやAI・OCR連携など、産官学や業種・業態を問わずデータ連携に関するさまざまな業務課題の解決にお役立ちします。

    2 1,000億件のベンチマークが証明する高速処理性能

    インストールサーバーのCPU数やデータ処理の複雑さに応じてマルチスレッドで実行されるので、大量データでもメモリに依存せず、高速なパフォーマンスを提供します。データをメモリ上のファイルとして扱うこともでき、メモリ空間を利用できる実行環境ではさらに高速な処理を可能にします。

    3 作り手が「欲しい!」と感じるメンテナンス機能を随所に搭載

    作成した処理の一部を作り直したり、少し前に作成した処理に切り戻したりと、簡単にメンテナンスできる機能が随所に組み込まれています。また、作成した設定情報をわずかな操作でHTMLドキュメントにすることも可能です。変更が発生しやすいデータ連携処理を属人化させることもなくなり、更新管理の生産性が大幅に向上します。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 国内メーカー 連携テンプレート 文字整形 文字形式変換 データ暗号化 データマスキング
    サポート 電話 メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    株式会社ユニリタ
    本社:
    東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟 29階
    創立:
    1982年5月24日
    代表者名:
    北野 裕行
    資本金:
    13億3,000万円
    URL:
    https://www.unirita.co.jp/
    導入事例20件をみる

5.DataSpider Cloud

DataSpider Cloud

株式会社セゾン情報システムズのDataSpider Cloudは、日本製iPaaSや文字コードに対応するETLツールです。使いやすいグラフィックユーザーインターフェースが特長で、プログラミングなしで利用できます。複雑な処理など本格的な連携処理の作り込みも可能です。kintone、Salesforce、AWSをはじめ豊富な連携先を持ち、システムやアプリケーションとのデータ連携ニーズに的確に応えます。

  • 日本国内での使いやすさを追及した、丁寧な設計
  • クラウドゆえの便利さと、システムやデータとの連携を効率化するアダプタ
  • 自動運用機能トリガーで連携をスムーズに行う
  • 製品のおすすめポイント

    1 日本国内での使いやすさを追及した、丁寧な設計

    シンプルなグラフィックユーザーインターフェースにより、ドラッグ&ドロップでデータ処理アイコンの配置とフローの定義が可能なので初心者も安心です。また、日本製iPaaSや文字コード変換に対応しており、半角カナ、各種文字コード、西暦、和暦の変換などのデータ変換や細データの加工にも対応できます。

    2 クラウドゆえの便利さと、システムやデータとの連携を効率化するアダプタ

    クラウドとの連携ニーズや、クラウド化されずにオンプレミスに残されたシステムとの連携、また、クラウドならではのシステムバージョンアップへのスピーディな対応やエラーハンドリングが可能です。異なる複数の形式のシステムやデータの連携を容易に行うためのモジュールであるアダプタを利用すれば、連携毎の面倒な作業も削減できます。

    3 自動運用機能トリガーで連携をスムーズに行う

    作成したデータ連携処理は、トリガー機能によって、さまざまなタイミングで自動起動することができます。例えばスクリプトの起動を、日次や週次、月次や年次、または最小単位1秒の一定間隔で行うなど柔軟性に優れています。また、間隔設定以外にも、ブラウザ画面のボタンクリック時に起動するなどの設定も可能です。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 国内メーカー 一定間隔起動 ワークフロー実行履歴 文字形式変換 グループ化 スケジュール実行 プログラミングによる独自実装可 フォーマット変換 データ暗号化 データマスキング データマッピング ノーコード運用可
    サポート メール チャット
    トライアル 無し
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    株式会社セゾン情報システムズ
    本社:
    東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 19F
    創立:
    1970年9月1日
    代表者名:
    代表取締役 葉山 誠
    資本金:
    13億6,768万7,500円
    URL:
    https://home.saison.co.jp/
    導入事例2件をみる

6.trocco

trocco

株式会社primeNumberのtroccoは、ETL/データ転送・データマート生成・ジョブ管理・データガバナンスなどのデータエンジニアリング領域をカバーした、分析基盤構築・運用の支援SaaSです。すべてのデータエンジニアが、攻めのデータ分析に集中できるように、データエンジニアリングの泥臭い作業をなくし、攻めの仕事に集中できるように支援します。あらゆるデータの連携・整備・運用を自動化し、スピーディーにデータ活用環境を整備できます。

  • 無駄な時間や行動を省き、効率的な営業・営業企画を支援します
  • 無駄な時間やコストを省いた「効率的なマーケティング活動」を支援します
  • 運用フリーで「データドリブンな環境」を組織に展開します
  • 製品のおすすめポイント

    1 無駄な時間や行動を省き、効率的な営業・営業企画を支援します

    営業で利用しているCRM・SFAだけではなく、MySQLなどの基幹DBに保存されている関連データ、マーケティングで利用しているMAツール、個人が管理しているスプレッドシートなどのデータも自動で連携・統合できます。ビジネス全体における営業活動の相互作用を俯瞰し、効率よくアクションを改善できる環境を作り上げます。

    2 無駄な時間やコストを省いた「効率的なマーケティング活動」を支援します

    Webサイト行動ログといった、マーケティングに関わるあらゆるデータを使いやすいように自動統合することができます。運用オペレーションの効率化だけではなく、従来の広告レポーティングツールでは難しかったROI(費用対効果)の可視化や、実店舗データや行動ログを紐づけた精度の高いマーケティング分析につながります。

    3 運用フリーで「データドリブンな環境」を組織に展開します

    約100種のデータソースと連携し、大容量データも転送可能です。各部署の要件に合わせたデータの自動抽出・整備の仕組みをUI上で構築できるため、開発・運用工数を大幅に削減します。また、いつでも・誰でもデータにアクセスしやすい環境を提供することで、組織全体でデータドリブンな体質を推進することができます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 ワークフロー実行履歴 Git連携
    サポート 電話 メール チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    株式会社primeNumber
    本社:
    東京都品川区上大崎三丁目1番1号 JR東急目黒ビル5F
    創立:
    2015年11月19日
    代表者名:
    田邊 雄樹
    資本金:
    14.2億円(
    URL:
    https://primenumber.co.jp/
    導入事例21件をみる

7.Reckoner

Reckoner 製品紹介

株式会社スリーシェイクのReckonerは、直感的なインターフェースのノーコード型ETLツールです。通常のデータ連携では連携のためのプログラムが必要となりますが、Reckonerであればプログラム不要でSaaSとデータ分析基盤統合を実現でき、初期の設定からデプロイまでを直感的な操作で行えます。インフラ環境はスリーシェイクが運用している基盤を利用できるため、環境構築やバックアップ、セキュリティ対応などが不要であることも強みです。

  • 多くのデータソースと連携でき、簡単操作ですぐにデータ分析を行える
  • データの確認は操作をしながら可能、ワークフローはJSON形式にも対応
  • ワークフローの定期実行やフレキシブルな機能で効率的な書き出しが可能
  • 製品のおすすめポイント

    1 多くのデータソースと連携でき、簡単操作ですぐにデータ分析を行える

    広告・SFA/MA・CRMなどのあらゆるデータソースと連携できるため、分析に必要なデータを読み込み活用することが可能です。データを読み込む際は一覧からサービスを選択し、必要情報を入力するだけで読み込めるため必要な操作は数クリックで完了します。基盤の準備が不要で導入後すぐにデータ分析を行えます。

    2 データの確認は操作をしながら可能、ワークフローはJSON形式にも対応

    通常ではデータ解析後に想定通りのデータを得られたか確認する作業が必要となりますが、Reckonerであれば画面上にリアルデータで結果のプレビューを表示できるため、結果を確認しながら操作を行えます。また、作成したワークフロー単位で詳細なセキュリティ設定やJSON形式でのエクスポートにも対応されています。

    3 ワークフローの定期実行やフレキシブルな機能で効率的な書き出しが可能

    データ転送処理はスケジューリング機能によって定期実行を行えます。また、フレキシブルな機能が用意されていて、ワークフローごとに依存関係の作成やAPIを使用したワークフローの実行など、使用用途に応じて機能を使用できます。集約したデータは広告・SFA/MA・CRMなど20種類以上のサービスで有効活用が可能です。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 IaaS 国内メーカー ワークフロー実行履歴 一定間隔起動 文字整形 文字形式変換 グループ化 スケジュール実行 フォーマット変換 プログラミングによる独自実装可 データ暗号化 データマスキング ノーコード運用可
    サポート メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種 IT・情報通信 ビジネスサービス
    運営企業:
    株式会社スリーシェイク
    本社:
    東京都新宿区大京町22-1 グランファースト新宿御苑3F・4F
    創立:
    2015年1月
    代表者名:
    吉田 拓真
    URL:
    https://3-shake.com/
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8.qanat2.0

qanat2.0

JBアドバンスト・テクノロジー株式会社が提供する『qanat2.0』は、企業内外の多様なデータを効率的に連携・変換し、業務の効率向上と運用コスト削減に寄与するデータ連携ツールです。

  • 自在なデータ連携
  • 効率化と自動化
  • ノンプログラミングで柔軟な設計
  • 製品のおすすめポイント

    1 自在なデータ連携

    シンプルな操作で複数システムをドラッグ&ドロップで簡単に連携。企業内外の様々なデータを柔軟に変換し、運用コストを削減します。豊富なアダプターで基幹システムとクラウドのデータ連携が可能です。

    2 効率化と自動化

    スケジューリング機能により自動化が実現。業務プロセスを効率的に遂行し、時間のかかるオンボーディング作業を60%以上削減。簡単な設計で動的なデータ処理を実現し、業務の自動運用が可能です。

    3 ノンプログラミングで柔軟な設計

    GUIを活用し、データの入出力をアイコンと線で結ぶだけで直感的な設計が可能。関数知識不要でデータ変換が行え、トランザクション処理で高い信頼性を提供。クラウドとの連携もGUIで簡単に実現します。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 グループ化 スケジュール実行 フォーマット変換 データマッピング ノーコード運用可
    サポート チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    JBアドバンスト・テクノロジー株式会社
    本社:
    東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー13階
    代表者名:
    薮下 真平
    資本金:
    4億2,660万円
    URL:
    https://www.jbat.co.jp/corporate/profile.html/
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9.KrewData

KrewData 製品紹介

メシウス株式会社が提供している『KrewData』は、ビジネスにおけるデータ処理を革新します。簡単な操作で、様々なデータを結合・集計し、kintoneアプリのカスタマイズ不要で活用できます。KrewDataは、kintoneアプリを横断してデータを集計・加工するプラグインです。パズル感覚でコマンドを組み合わせ、直感的なデータ編集フローでノンプログラミングによる集計が可能です。外部SaaSや基幹システム、Excel業務データを自在に連携し、実行結果を一元管理できます。

  • kintoneのカスタマイズ不要でアプリ間をまたいだ集計が自由自在
  • 誰でもカンタン。パズルをつなぐ感覚で集計コマンドを操作
  • 集計の実行結果はkintone上のログで確認可能
  • 製品のおすすめポイント

    1 kintoneのカスタマイズ不要でアプリ間をまたいだ集計が自由自在

    KrewDataは、煩雑なカスタマイズ不要で、kintoneアプリを超えたデータの自動集計を可能にします。業務プロセスに合わせて自由に集計コマンドを操作し、データ処理の効率を向上させます。

    2 誰でもカンタン。パズルをつなぐ感覚で集計コマンドを操作

    KrewDataの操作はパズル感覚で、誰でも手軽に集計コマンドを操作できます。複雑なデータ処理もシンプルな操作で実現し、従業員全体がデータの活用を容易に行えます。

    3 集計の実行結果はkintone上のログで確認可能

    KrewDataは実行ログをkintone上で管理し、集計の実行結果を一元的に確認できます。進捗やエラーの発生箇所を即座に把握し、スムーズな業務運用をサポートします。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 連携テンプレート グループ化 スケジュール実行 フォーマット変換 ノーコード運用可
    サポート 電話 チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    メシウス株式会社
    本社:
    〒981-3205 宮城県仙台市泉区紫山3-1-4
    創立:
    1980年5月
    代表者名:
    馬場 直行
    資本金:
    1,000万円
    URL:
    https://www.mescius.com/about/overview.html
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海外製ETLツール4選徹底解説

ここでは、海外製のETLツールを紹介していきます。扱いが難しい場合もありますが、使いこなせるとデータ管理業務をさらに効果的に効率化することができます。

1.Stitch

Stitch

TalendのStitchは、130以上のデータソースに対応している世界的なETLツールです。拡張機能により、チームが必要とするデータソースをサポートできます。スケーラビリティとパフォーマンスに関して、1 日あたり数十億のレコードを処理し、データボリュームを拡大または縮小できるのも特長のひとつです。また、データパイプラインで発生したエラーを検出して報告してくれるなど、アテンション機能も充実しています。

  • ビジネスデータの流れを制御するのに役立つ機能群
  • データを保護し、透過型で変更ログを管理できる
  • 自動的なエラー処理の仕組みにより、業務を効率化
  • 製品のおすすめポイント

    1 ビジネスデータの流れを制御するのに役立つ機能群

    データベースとSaaSツールから利用可能なすべての履歴データを無料で複製します。データをデスクに出力するは必要ありません。また、拡張可能なプラットフォームにより、必要なデータソースを簡単に追加したり、データをAPIに直接プッシュしたりもできます。また、データの一括更新と増分更新も簡単に処理します。

    2 データを保護し、透過型で変更ログを管理できる

    データを安全に保つためのスペックを豊富に有します。Web アプリケーションは暗号化通信を使用しており、すべてのデータソースと宛先への接続を確立するための安全なオプションを提供します。また、すべての主要な変更はスティッチの変更ログで公開され、プラットフォームのどこにどのように投資しているかを完全に可視化します。

    3 自動的なエラー処理の仕組みにより、業務を効率化

    データパイプラインで発生したエラーを検出して報告します。できる限り問題を自動的に解決し、入力が必要な場合は通知する仕組みです。詳細な抽出ログと読み込みレポートを使用して、レプリケーション(複製)の進行状況を監視および確認します。予期しない結果をすばやく特定して修正するので、手を煩わせません。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 一定間隔起動 ワークフロー実行履歴 オープンソースコミュニティ スケジュール実行 Git連携 APIアップデート自動対応 データマスキング データ暗号化 ノーコード運用可
    サポート 電話 メール チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    Talend
    本社:
    400 South El Camino Real, Suite 1400 San Mateo, California 94402 United States
    創立:
    2005年
    代表者名:
    Jamie Kiser
    URL:
    https://www.talend.com/

2.Talend

talend

Talend株式会社が提供している『talend』は、データ管理において真の価値を提供する高度なETLツールです。企業のデータ統合、データクオリティ、データガバナンスを一元的に管理するローコードプラットフォームで、Toyota、Lenovo、Domino’s Pizza、ABInBev、eBayなど、数千の組織が活用し、データをビジネス成果に変えています。

  • 信頼性の高いデータの統合/提供
  • データユニバーサル化と柔軟性
  • データ整合性とデータガバナンス
  • 製品のおすすめポイント

    1 信頼性の高いデータの統合/提供

    Talend Data Fabricは、統合からデリバリーまでのエンドツーエンドのデータ管理をサポートし、データの完全性を確保します。クラウドネイティブなアプローチとELT/ETL、CDC向けの使いやすいツールにより、ほぼすべてのソースからバッチおよびストリーミングデータを統合し、信頼性の高いデータ基盤を提供します。この完全性により、組織全体でのデータ管理ニーズに迅速かつ効果的に対応できます。

    2 データユニバーサル化と柔軟性

    Talendはオンプレミス、クラウド、マルチクラウド、ハイブリッドクラウドに展開可能な柔軟な特性を備えています。データパイプラインを一度構築すれば、Apache Sparkや最新のクラウドテクノロジーを含むあらゆるプラットフォームで実行でき、ベンダーやプラットフォームのロックインの心配がありません。これにより、企業は自由度の高いデータ管理環境を構築し、変化するビジネス要件に対応できます。

    3 データ整合性とデータガバナンス

    Talendはデータ管理において信頼性を追求します。データの明確で予測可能な価値を推進しながら、セキュリティやコンプライアンスへの要件もサポートします。また、主要技術プロバイダーとの緊密なパートナーシップと統合を通じて、どのようなデータ環境であれAWS、Microsoft Azure、Snowflakeなどと連携し、より多くの価値を引き出せるようサポートします。Talendの7年連続のGartner Magic Quadrantでのリーダー選出はその信頼性の証です。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 グループ化 オープンソースコミュニティ APIアップデート自動対応 データマッピング
    サポート 電話 メール チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    Talend株式会社
    本社:
    東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー 3F
    創立:
    2010年01月
    代表者名:
    アダム・マイスター
    資本金:
    990万円
    URL:
    https://www.talend.com/jp/about-us/
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3.IBM InfoSphere DataStag

IBM InfoSphere DataStag

日本アイ・ビー・エム株式会社が提供している『IBM InfoSphere DataStage』は、データ統合ツールの中でも業界最高水準で、データの移動および変換のジョブを効果的に設計、開発、実行することを支援します。オンプレミスまたはクラウド環境で使用可能で、クラウドネイティブなInsightプラットフォーム上でモダナイズのETLツールを提供しています。

  • ワークロードの実行を高速化
  • データ統合をモダナイズ
  • 信頼できるデータを提供
  • 製品のおすすめポイント

    1 ワークロードの実行を高速化

    ワークロード・バランシングと並列エンジンにより、DataStageはワークロードを30%高速に実行でき、生産性向上と開発コストの削減を実現します。データ移動コストも削減し、一度設計したジョブを柔軟に実行できます。

    2 データ統合をモダナイズ

    既存のDataStageへの投資を維持しながら機能を拡張し、IBM Cloud Pak for Dataとの組み合わせにより、データ統合を効率的かつ革新的に進化させます。インフラストラクチャ管理の労力を大幅に削減し、自動障害検出機能によりユーザーはより価値の高いタスクに注力できます。

    3 信頼できるデータを提供

    IBM Cloud Pak for Dataでのガバナンス機能の活用により、DataStageは信頼性の高いデータを提供します。メタデータのサポートやデータ品質の自動管理により、データ統合プロセス全体で品質を確保し、安心してデータを活用できます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 グループ化 APIアップデート自動対応 データマッピング
    サポート 電話 メール チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    日本アイ・ビー・エム株式会社
    本社:
    東京都中央区日本橋箱崎町19-21
    代表者名:
    山口 明夫
    資本金:
    山口 明夫
    URL:
    https://www.ibm.com/jp-ja/about?lnk=fab_jpja
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4.Informatica PowerCenter

Informatica PowerCenter

InfomaticaのInformatica PowerCenterは、オンプレミス環境でデータ統合ライフサイクル全体をサポートするETLツールです。2022年時点でシリーズ累計5,000社以上の導入実績がある世界的なサービスで、あらゆるデータマネジメント課題をワンプラットフォームで解決します。すぐに使い始められる高パフォーマンスなコネクタを使用して、多くのタイプのソースからのデータを統合できるのが特長です。

  • 幅の広いデータアクセス&統合でビジネス価値を高める
  • データベースソースを最適化し、ガバナンスも強化
  • ノンプログラミングで開発が可能で、チームでの開発管理にも適している
  • 製品のおすすめポイント

    1 幅の広いデータアクセス&統合でビジネス価値を高める

    ほとんどすべての主要なエンタープライズデータベースやデータウェアハウスシステムに接続できる汎用性の高さがポイントです。クラウドアプリケーションソースとターゲットを当ツールからシームレスに接続できるため、データ統合の制限がなく、あらゆる企業のデータ課題にコミットできます。

    2 データベースソースを最適化し、ガバナンスも強化

    不要なデータを入れることなく、データ活用ができます。必要なデータ統合とクレンジング処理をした上で、必要なデータのみをロードし、無駄な冗長化の抑制とともにガバナンスの強化を図れます。データの所在と流れを可視化できるので、影響分析を可能にするとともに、データの品質と信頼性、セキュリティを担保します。

    3 ノンプログラミングで開発が可能で、チームでの開発管理にも適している

    ノンプログラミングで開発可能なツールです。連携ロジックの把握、データ連携の可視化を実現します。さらに開発部品の再利用を可能にし、開発生産性を最大限に効率化します。チーム開発にも適しており、開発に携わるユーザ管理、開発資産であるデータ連携ロジックのバージョン管理を実現します。

    ソフト種別 オンプレミス型ソフト
    基本的な機能 ワークフロー実行履歴 一定間隔起動 連携テンプレート 文字整形 文字形式変換 グループ化 スケジュール実行 Git連携 データ暗号化 データマッピング データマスキング ノーコード運用可
    サポート 電話 メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    Infomatica
    本社:
    Redwood City, California, U.S.
    創立:
    1993年2月
    代表者名:
    AMIT WALIA
    URL:
    https://www.informatica.com/jp/
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無料で使えるETLツールの紹介

Talend Open Studio

Talend Open Studio

TalendのTalend Open Studioは、無料で利用できるオープンソースのETLツールです。さまざまなデータソースからデータを自動で集約できます。提供社のTalendは、ガートナーによる「2022 Magic Quadrant for Data Integration Tools」では、7年連続でリーダーの一社に選出されています。コミュニティも充実しているので、最新情報の取得もスムーズです。

  • データをアクセス可能にするだけではなく、信頼性の高い形にして統合
  • APIの統合が可能、チームの生産性向上を実現
  • さまざまなITリテラシーレベルの利用者に配慮したコミュニティ
  • 製品のおすすめポイント

    1 データをアクセス可能にするだけではなく、信頼性の高い形にして統合

    オンプレミスまたはクラウドのさまざまなデータソースから適切なデータをスピーディに収集し、データを統合します。他にも変換・加工、マッピングが可能で、信頼性の高いデータ基盤が確立できます。データ統合、データクオリティ、データ共有を一元化したソリューションなので、ビジネスへの展開や使用が容易です。

    2 APIの統合が可能、チームの生産性向上を実現

    ユーザーフレンドリーなAPIを利用して、サービスや信頼できるデータを社内の各部門や社外に共有できます。APIとマイクロサービスを実装することで、開発・運用を合理化します。また、新しいプロジェクトの構築時にそれらをチームで再利用できるため、無駄な作業を削減できます。

    3 さまざまなITリテラシーレベルの利用者に配慮したコミュニティ

    グローバルスタンダードと言えるETLツールなので利用者が多く、充実したコミュニティを有します。誰でも利用できる学習体験があり、初歩的な部分をフォローしつつ、ディスカッションなどで最新の情報も共有できるので、初心者も専門家も安心して使用できます。また、オンプレミスからクラウドへの移行など詳細な情報も充実しています。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 一定間隔起動 ワークフロー実行履歴 文字整形 グループ化 オープンソースコミュニティ スケジュール実行 Git連携 APIアップデート自動対応 データ暗号化 データマッピング データマスキング ノーコード運用可
    サポート メール チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    Talend
    本社:
    400 South El Camino Real, Suite 1400 San Mateo, California 94402 United States
    創立:
    2005年
    代表者名:
    Jamie Kiser
    URL:
    https://www.talend.com/about-us/
無料で利用可能なおすすめETLツール4選!選定方法や導入事例も紹介! 

ETLツール5つの比較ポイント

ETLツール5つの比較ポイント

ここまでETLツールの導入効果や、他ツールとの違い・関係について紹介してきましたが、本章では、実際にETLツールを使う上で、どのようなものを選んだら良いかなど、ETLツールの比較ポイントを見ていきます。

ETLツール比較のポイントは以下の通りです。

  1. 製品の製造国はどこか
  2. 費用はいくらか
  3. 取り扱い可能なデータ量はどれくらいか(処理性能)
  4. 連携範囲はどれくらいか
  5. 簡単な操作でできるのか、それとも専門的な知識が必要か(操作性)

順に解説します。

1.製品の製造国はどこか?

まず、「海外製か日本製か」を比較し、ある程度製品を選定しましょう。データ形式や文字コードは、利用される国によって要件が大きく異なることがあるためです。また海外製のETLツールは、日本ではメジャーなクラウドサービスが連携対象に入ってないこともあるので注意しましょう。

2.費用はいくらなのか

つぎに、「有償か無償・OSSか」を比べましょう。ETLツールの価格の相場は、無償・OSSといった低価格帯、500万円程度の中価格帯、2,000万円超の高価格帯に大きく分類され、価格の幅は非常に大きいです。費用がこれほどまでに異なるエッセンスとして、処理性能・連携範囲・操作性」(以下3,4,5参照)などに差があります。そのため、いきなり導入するのではなく、低価格な体験版などを使って検証した上で、導入・運用における費用対効果を確認することをお勧めします。

3.取り扱い可能なデータ量はどれくらいか(処理性能)

ETLツールを導入しても、ETLツールのデータ処理性能が、自社で取り扱うデータ量やシステム数、処理工数に適していなければ、情報のやり取りが重くなってしまい業務に支障をきたしたり、データ処理が止まってしまうことがあります。大量データをバッチ処理することを得意とするETLツールですが、それでも取り扱えるデータ規模には価格帯によって差があります。そのため、ETLツールがカバーするシステム数やデータ量、処理に要している工数を確認しておきましょう。

4.連携範囲はどれくらいか

ETLツールには、基幹システムやクラウドサービスとのデータ連携先(アダプター/コネクタ)があらかじめ準備されています。データベースやクラウドサービスとの連携をアダプターで対応できれば、より簡易で柔軟にデータ連携システムの構築を進められます。さまざまな領域のアダプターをそろえているETLツールもあるので、将来的なデータ接続先の拡張も見据えて、各製品のアダプターのラインナップを確認しておきましょう。

5.簡単な操作でできるのか、それとも専門的な知識が必要か(操作性)

ノンプログラミングで、キーボードやマウスを使って画面上のアイコンやウィンドウを使いながらコンピューターを操作できる製品が多いですが、EAIツールの中にはインターフェースの動作が重くてデータ処理が滞るといったこともあるため、処理性能に影響しないソフトウェアを選びましょう。

また、ノンプログラミングでない場合、ある程度のITリテラシー・スキルが必要であったり、プログラミング言語などの知識が求められる場合もあります。こちらもまた体験版などで実際に操作してみて、「どの程度の知識が必要であるか」確認したり、自社の課題を解決できる製品を見つけた場合、「知識を身に着けることが不可欠であるか」など確認したりすることが必要です。

ETLツール利用者の声

ETLツール  利用者の声 trocco

では、実際にETLツールを導入することで、具体的にどのような効果を得られるのでしょうか?ここでは、株式会社primeNumberが提供する「trocco」の導入事例を3つ紹介します。業種や会社の規模などもそれぞれ異なるので、自社の形態に近いものを参考に、自社への導入を検討していただければと思います。

CASE1.事業内容:IT・通信、従業員数:21-50名

ETLツール  利用者の声 trocco

taskey株式会社が運営する「ピープ(peep)」アプリでは、2019年5月からビッグデータ分析基盤向けのデータ統合自動化サービスである「trocco」を導入しています。taskeyは、スカウトしたプロの作家によるオリジナルコンテンツを提供するチャット小説アプリで、独自のコンテンツフォーマットを提供し、スマートフォンに特化したクオリティの高い物語を配信しています。アプリは急成長し、ダウンロード数は100万を超え、資金調達も成功しています。

①trocco導入前の課題

trocco導入前、taskeyはアプリの分析基盤を構築する際に、専任のデータエンジニアを確保できない課題に直面していました。アプリエンジニアがデータ分析基盤の整備を行わなければならず、アプリ開発に割ける時間が限られていました。特に初期開発において、MySQL、Elasticsearch、Repro、Adjustなどのデータベースを統合し、運用体制を確立することは膨大な時間を要するタスクでした。このような課題が、スタートアップ企業にとって致命的な時間とリソースの浪費となっていました。

②trocco採用の決め手

troccoはtaskeyにとって、データ統合と転送の自動化により時間を大幅に短縮できる唯一のサービスでした。初期実装には1-2週間しかかからず、運用保守も月間0.5-1時間で事足りるほどの時間短縮が実現できました。他のデータ統合ツールも検討しましたが、trocco以外に適切な選択肢は見当たりませんでした。troccoを導入したことで、データ分析工数の大幅な削減が実現し、taskeyのエンジニアは本来のアプリ開発に専念できるようになりました。

③業務中におけるtroccoの使い方

taskeyでは、troccoを使用して課金情報、ユーザー行動ログ、読書ログなどのデータを収集し、DWHに統合します。troccoによってデータの蓄積が効率化され、可視化も行われます。troccoを通じて蓄積されたデータは、ユーザーの行動分析、チャーン率の把握、新作コンテンツの制作に活用されています。troccoの導入によって、データ分析がより迅速かつ効果的に行えるようになりました。

CASE2.事業内容:ビジネスサービス、従業員数:301-1000名

ETLツール 利用者の声 trocco ②

弁護士ドットコム株式会社は、データ管理と分析の課題に取り組み、データ活用を推進。データ管理部門(SRE室)とデータ分析部門(Data Strategyチーム)で「trocco」を導入しました。導入前はデータ管理の属人化とエラー多発、分析業務の重複が課題でした。

①trocco導入前の課題

導入前は、データ管理の属人化とエラー頻発、非効率的な分析業務の課題に直面していました。データ管理部門では、各担当者が異なるデータ集めの方法を使い、データ管理が個人に依存し、エラーの原因特定が難しい状況でした。分析業務では、似たようなクエリの再作成が頻繁に発生し、作業の効率性が低いことも課題として挙げられていました。

②trocco採用の決め手

troccoの採用の理由は、エラーの多かったEmbulkのマネージドサービスとしての特徴に魅力を感じたためです。他のETLツールとの比較は行わず、データエンジニアの人件費削減と業務効率化を試算。上司への説得と経営陣へのアピールが成功し、無事導入されました。

③業務中におけるtroccoの使い方

troccoはデータ転送の設定を劇的に簡略化し、データ管理業務を効率化しました。200以上のデータテーブルを一元管理し、BigQueryでデータ集約し、Redashに出力できます。トライアル時からワークフローの可視化が好評で、設定ファイルの一元管理が可能になりました。現在は、データ管理部門とデータ分析部門の連携を強化し、知識の共有と平準化に努めています。

CASE3.事業内容:人材サービス、従業員数:101-300名

ETLツール trocco 利用者の声 

株式会社ROXXは、求人企業と人材紹介会社を結ぶ求人流通プラットフォーム「agent bank」およびリファレンスチェックサービス「back check」を提供していました。しかし、データ分析基盤が整備されておらず、各部署が異なるデータソースを分析していたため、データの一元化と自動化が求められました。そこで、「trocco」を導入し、データの一元管理と自動化を実現しました。

①trocco導入前の課題

導入前、ROXXはデータ分析基盤が不足しており、各部署が異なるデータソースごとにデータを取得し分析していました。これにより、各部署がデータソースごとにクエリを書く手間と時間がかかり、開発チームが取得できないデータも存在し、完全なデータの一元管理が困難でした。

②trocco採用の決め手

ROXXがtroccoを採用した決め手は、実行時間とエラーハンドリングの優れた性能でした。他のツールでは実行に時間がかかり、エラーが発生しても原因が不明瞭でしたが、troccoは2分で全データを取得でき、エラー内容も明示的に表示されるため、効率的で信頼性の高いデータ処理が可能でした。

③業務中におけるtroccoの使い方

導入後、ROXXはtroccoを用いてデータの一元管理と自動化を実現しました。ビジネスサイドの各部署はtroccoを使ってデータを取得し、ダッシュボードを作成しました。troccoのデータリネージ機能を活用し、依存関係を明確にすることで、データの構造エラーを効果的に解決しました。これにより、データ分析にかかる時間と手間が削減され、意思決定に活用できるデータが整備されました。今後、全事業部で同じデータを活用し、売上予測などのデータに基づく戦略を展開する予定です。

ETLの導入事例9選|導入前の課題や導入後の効果を紹介!
  • 株式会社primeNumberのtroccoは、ETL/データ転送・データマート生成・ジョブ管理・データガバナンスなどのデータエンジニアリング領域をカバーした、分析基盤構築・運用の支援SaaSです。すべてのデータエンジニアが、攻めのデータ分析に集中できるように、データエンジニアリングの泥臭い作業をなくし、攻めの仕事に集中できるように支援します。あらゆるデータの連携・整備・運用を自動化し、スピーディーにデータ活用環境を整備できます。

    製品のおすすめポイント

    1 無駄な時間や行動を省き、効率的な営業・営業企画を支援します

    営業で利用しているCRM・SFAだけではなく、MySQLなどの基幹DBに保存されている関連データ、マーケティングで利用しているMAツール、個人が管理しているスプレッドシートなどのデータも自動で連携・統合できます。ビジネス全体における営業活動の相互作用を俯瞰し、効率よくアクションを改善できる環境を作り上げます。

    2 無駄な時間やコストを省いた「効率的なマーケティング活動」を支援します

    Webサイト行動ログといった、マーケティングに関わるあらゆるデータを使いやすいように自動統合することができます。運用オペレーションの効率化だけではなく、従来の広告レポーティングツールでは難しかったROI(費用対効果)の可視化や、実店舗データや行動ログを紐づけた精度の高いマーケティング分析につながります。

    3 運用フリーで「データドリブンな環境」を組織に展開します

    約100種のデータソースと連携し、大容量データも転送可能です。各部署の要件に合わせたデータの自動抽出・整備の仕組みをUI上で構築できるため、開発・運用工数を大幅に削減します。また、いつでも・誰でもデータにアクセスしやすい環境を提供することで、組織全体でデータドリブンな体質を推進することができます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 ワークフロー実行履歴 Git連携
    サポート 電話 メール チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種
    運営企業:
    株式会社primeNumber
    本社:
    東京都品川区上大崎三丁目1番1号 JR東急目黒ビル5F
    創立:
    2015年11月19日
    代表者名:
    田邊 雄樹
    資本金:
    14.2億円(
    URL:
    https://primenumber.co.jp/
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ETLツールの導入メリット6つ

ETLツールのメリットは6つあります。データの収集・加工・変換の自動化、必要な時に必要な情報をすぐ参照・取得できる、定型タスクの機械化・自動化で作業時間削減、開発工数の削減、開発品質の向上、メンテナンス性の向上です。

 

ETLツールを利用する大きなメリットは、あらゆる業務アプリケーションのデータベースを、整理・整頓、分析・活用してくれることです。また、データ転送処理など、ワークフローの定期実行をすることも可能であるため、データ更新作業の機械化・自動化といった観点で導入する企業も増えています。本章ではETLツールの導入メリットについて、下記6つの観点から解説します。

  1. データの収集・加工・変換の自動化
  2. 必要な時に必要な情報をすぐ参照・取得
  3. 定型タスクの機械化・自動化で作業時間が大幅に削減
  4. 開発工数の削減
  5. 開発品質の向上
  6. メンテナンス性の向上

1番から見ていきましょう。

1.データの収集・加工・変換の自動化

ETLツールの最大の利点の一つは、データの取得、加工、変換が自動化されることです。通常、データは複数のソースから収集され、それぞれのソースからのデータ形式や構造が異なります。ETLツールはこれらの異なるデータを一貫性のある形式に変換し、必要なデータのみを抽出します。このプロセスは手動で行うと非常に時間がかかる作業であり、ヒューマンエラーのリスクも高まります。しかし、ETLツールを使用することで、データの取得と変換が自動的に実行され、データエンジニアやアナリストはより高度な作業に集中できます。

2.必要な時に必要な情報をすぐ参照・取得

ETLツールによってデータが一元化され、適切に整理された後、必要な情報はいつでもアクセス可能です。これは意思決定プロセスを大幅に向上させます。例えば、経営陣がリアルタイムのデータを必要とする場合、ETLツールによってデータが迅速かつ効率的に提供され、戦略的な意思決定をサポートします。また、部門ごとに必要な情報をカスタマイズしてアクセスできるため、異なる部門間での情報共有も円滑に行えます。

3.定型タスクの機械化・自動化で作業時間が大幅に削減

ETLツールは定型的なデータ処理タスクを機械化および自動化することができます。これにより、データエンジニアやアナリストは反復的で単純な作業から解放され、より戦略的な業務に時間を割くことができます。例えば、毎日のデータ更新やデータのクレンジングといった作業はETLツールによって自動的に行われ、人的エラーのリスクが低減します。結果として、効率が向上し、作業時間が大幅に削減され、生産性が向上します。

4.開発工数の削減

今までコードを書く必要があったものが、ETLツールではノンプログラミングで利用できるものや、ドラッグアンドドロップのみで開発できるものも多いため、作業時間が短縮できるようになります。

5.開発品質の向上

Embulkなどでコーディングをするとなると、システムを使える社員が限られてくるため、属人化の原因になります。ETLツールは簡単な操作で利用できるため、導入することで、多くの人が開発品質を担保したうえで開発できるようになります。

6.メンテナンス性の向上

Embulkなどでバージョンアップやバグが発生した際にも毎回人の手で対応する必要がなく、ある程度ツール側が吸収してくれる点や、データチェックがしやすい点もメリットです。

4-6番の参照元: BIツールカジュアル座談会 ~BIツールとETL~ | BIツール研究所

ETLツールを活用できる場面

ETLツールを活用できる場面は、データウェアハウスの構築、データ統合と分析、データ移行、定期的なデータ更新の4つの場面です。

ETLツールは、主に以下の場面で活用できます。

  1. データウェアハウスの構築
  2. データ統合と分析
  3. データ移行
  4. 定期的なデータ更新

順に見ていきましょう。

1.データウェアハウスの構築

データウェアハウスを構築する際には、複数のデータソースからデータを収集し、統合して格納する必要があります。特に大企業では、業務や部門別にシステムが構築されており、システム間のデータ連携も行われていない場合、データを収集し、形式を整える作業は非常に時間がかかります。
ETLツールを使用することで、これらのデータを効率的に取り込み、整形し、データウェアハウスにロードすることができます。

2.データ統合と分析

異なるデータソースからのデータを統合し、一元化することで、より包括的な分析が可能になります。ETLツールを導入することで、データ統合プロセスを自動化し、データ分析の前段階を効率化することができます。
例えば、店舗のPOSやオンライン販売プラットフォームから、売上データや顧客情報などを抽出します。ETLツールは、抽出したデータを、BIツールやデータ分析ツールで活用しやすい形式にすることができます。

3.データ移行

システムの変更やアップグレード、クラウド移行などの場合には、既存のデータを新しい環境に移行する必要があります。ETLツールを使用することで、データの移行をスムーズに行うことができます。

4.定期的なデータ更新

リアルタイム性が求められない場合でも、定期的なデータの更新やバッチ処理を行う際に、ETLツールは役立ちます。例えば、毎日の売上データの更新や、経営層に提出する事業状況レポートの作成などが該当します。

ETLツールを導入する前に知っておくべき注意点

ETLツールを導入する前に知っておくべき注意点は、ETLツールの利用料、データセキュリティ、ETLツールの操作性の複雑さ3のつです。

 

ETLツールは、企業におけるデータの管理をより効果的かつ効率的にするシステムですが、導入する前には、注意するべき点が何個かあります。とくに、導入コストや操作の難しさは導入前に把握しておくと良いでしょう。

  • ETLツールの利用料
  • データセキュリティ
  • ETLツールの操作性の複雑さ

順に見ていきましょう。

①ETLツールの利用料

ETLツールのライセンス料や導入・運用コストがかかることがあります。特に大規模なデータ処理や高度な機能が必要な場合、高額な費用がかかる可能性があります。予算の確保とROI(投資利益率)の評価が重要です。

②データセキュリティ

ETLツールを介してデータが移動する際、セキュリティの問題が懸念されます。データ漏洩や誤ったアクセスが発生しないよう、適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。

③ETLツールの操作性の複雑さ

ETLツールを効果的に操作するには、データ統合の専門知識と技術スキルが必要です。特に大規模なデータ処理や複雑な変換が必要な場合、経験豊富なデータエンジニアやデータアナリストの協力が不可欠です。また、ETLプロセスの設計と運用においては、計画的で体系的なアプローチが成功の鍵となります。

自社に適したETLツールを見つけて作業効率化へ

自社に適したETLツールを見つける

ここまで、ETLツールの基本知識から、周辺ツールとの関係、比較ポイントなどをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?ETLツールを導入する際は、第一に「自社がETLツールを導入する目的とその目標」を明確化し、それに当てはまる製品を比較していくことが大切となります。

そして最後におさらいですが、導入時の注意点として以下の5点を確認し、検討するようにしましょう。

  • 日本製か海外製か
  • コストパフォーマンスはいいか
  • 自社の持つシステム数やデータ量をカバーできるか
  • 自社が求める連携範囲を持っているか
  • 専門知識は必要であるか(必要な場合使いこなすために時間がかかる)

本記事が、皆様にとってETLツール導入の参考となれば幸いです。

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