製品を導入することになった背景

株式会社スタディストが提供する「Teachme Biz for Salesforce」は、新規事業としてSalesforce連携を推進するプラットフォームです。しかし専任メンバーはごく少数、兼任体制で事業を進めていたため、セミナー参加者調査やアンケート集計、資料作成など非定型の事務作業が突発的に発生すると既存業務に大きな影響が生じ、事業推進のスピードが著しく低下していました。限られたリソース下で迅速な仮説検証サイクルを回すには、変動する業務量に対応可能な外部リソースの活用が不可欠となり、キャスタービズオンラインアシスタントの導入を検討するに至りました。

導入前の課題に対する解決策

導入前は、パワーポイント資料の作成・修正に1件あたり30分から1時間、アンケート結果の転記や企業リサーチ、インタビュー文字起こしにも相当時間を要していました。これらを内製化すると事業担当者の工数が膨張し、本来注力すべき戦略立案や顧客対応に割く時間が不足。そこでキャスタービズオンラインアシスタントに月間20〜30時間分のタスクを一括委託し、専門のリモートアシスタントが非定型業務を担当。業務ごとに適切なアシスタントをアサインすることで、作業精度とスピードを担保しつつ、担当者がコア業務に集中できる体制を構築しました。

製品の導入により改善した業務

導入後は週あたり約20時間を外部リソースでまかなうことで、1日7時間換算で3営業日分のリソースを創出。パワーポイント資料作成時間は半減し、アンケート集計や企業リサーチも迅速化。これにより、仮説検証のPDCAサイクルが高速化し、社内調整や提携先との連携もスムーズに推進可能に。結果として新規事業の立ち上げから1年で、施策実行スピードが大幅に向上し、事業成長の“攻めの基盤”が確立されました。