製品を導入することになった背景

事業拡大と働き方の多様化により、社員数が400名を超える中で、現場ごとに異なる課題の把握が困難になっていました。リモート勤務の普及に伴い、マネジャーから「メンバーの状況が把握しづらい」との声も上がり、人事としても適切な対応策を講じることが急務でした。そして社員の働く体験を可視化し、現場の状況をリアルタイムに把握することで、組織課題を的確に捉え、迅速に改善へとつなげる仕組みが求められていました。

導入前の課題に対する解決策

課題解決のために導入したのが、HRBrainの組織診断サーベイ「EX Intelligence」です。従業員エクスペリエンスを定量的に可視化することで、各組織の課題や強みを把握しやすくなりました。また、マネジャーが主体的にサーベイ結果を分析し、改善策を議論する「サーベイ職場MTG」を定期的に実施しました。さらに、現場主導の改善を促進し、経営層の意思決定も後押ししました。導入決定からわずか1か月で初回サーベイを実施するなど、スピード感ある導入が実現しました。

製品の導入により改善した業務

EX Intelligence導入後は、現場のマネジャーがデータに基づく改善活動を進められるようになりました。これまで感覚に頼っていた改善策も、具体的なスコアで課題と成果を把握できるため、PDCAが機能しやすくなりました。そして成功事例を共有する文化も醸成され、他部署の取り組みを参考に自発的な改善活動が広がりました。人事部門でもサーベイ結果を活用し、経営ロードショーや目標管理制度の施策改善に役立てるなど、全社的な組織改善の推進が進んでいます。