製品を導入することになった背景

株式会社SmartHRは、2013年1月に設立され、2015年11月にクラウド人事労務ソフト「SmartHR」の提供を開始しました。その後、関西支社、九州支社、東海支社と拠点を拡大。2021年にはシリーズDラウンドで海外投資家から約156億円を調達し、累計調達額は約238億円となりました。これにより、創業から8年で企業価値が10億ドル(約1100億円)以上のユニコーン企業としての地位を築き上げました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社SmartHRは、サービスの成長とともに導入企業数が増加しました。大手企業との取引も増え、セキュリティやその他の要件に対する要求が高まってきました。インフラとしては、AWSとHerokuを主に使用していましたが、2021年からGCPへの移行を決定。しかし、GCPへの知見が会社全体で不足しており、セキュリティ面での課題を感じていました。

導入前の課題に対する解決策

GCPへの移行を決定した背景には、サービスの成長と導入企業数の増加がありました。AWSとGCPのどちらが優れているかは一概には言えませんが、株式会社SmartHRの要件にはGCPが多く合致していました。セキュリティ診断の必要性を感じ、Flatt Securityを選定。Flatt Securityは、アプリケーションの仕様を踏まえた上で、Webアプリケーション診断とGCPの設定をチェックする「クラウドアプリケーション診断」を提案しました。

製品の導入により改善した業務

セキュリティ診断を受けた結果、大きな脆弱性がないことが確認され、安心感を得ることができました。また、報告書は非常に読みやすく、セキュリティが専門ではない開発チームのメンバーも内容をスムーズに理解することができました。このように、Flatt Securityの提供するセキュリティ診断は、株式会社SmartHRの業務効率化やセキュリティ向上に大きく貢献しました。