製品を導入することになった背景

2019年に設立されたAnique(アニーク)株式会社は、アニメ「進撃の巨人」のアートワーク26点のデジタル所有権を抽選販売することをきっかけに、NFT技術を活用した事業をスタートしました。アニメやマンガ、ゲームなどのアートワークをNFTに紐付け、ブロックチェーン上での管理や取引が可能なプラットフォーム「Anique」を展開し、デジタルの利点を活かした新たなエンターテインメントを世界に向けて発信しています。

導入前に企業が抱えていた課題

Anique株式会社は、ブロックチェーン技術を活用することで、データの改ざんができない特性を持つため、不正なデータが書き込まれた際にロールバックができないという課題がありました。そのため、Webアプリケーションの入り口である部分のセキュリティを強固にする必要がありました。

導入前の課題に対する解決策

Anique株式会社は、セキュリティ診断を外部に依頼することを決定しました。Flatt Securityにセキュリティ診断を依頼することで、技術的な脆弱性を早期に発見し、対策を講じることができました。特に、Flatt Securityが提供するGCP診断とGraphQL APIのホワイトボックス診断を利用することで、高度なセキュリティ対策を実施することができました。

製品の導入により改善した業務

Flatt Securityのセキュリティ診断を通じて、Anique株式会社は大きな脆弱性が発見されることなく、安心してサービスを提供することができるようになりました。また、診断報告書には具体的な再現方法や対策方法が分かりやすく記載されており、セキュリティの向上に大きく寄与しました。これにより、ブロックチェーン技術を活用したサービスの安全性と信頼性を高めることができました。