製品を導入することになった背景

株式会社ROXXは、求人流通プラットホーム「agent bank」やオンライン型リファレンスチェックサービス「back check」の開発・運営を行っております。サービスの急速な成長とともに、データ分析基盤の整備が追いつかず、各担当者が個別にデータを取得・分析する状況に直面していました。この状況を改善し、横断的なデータ分析が可能な環境を構築するために、データ統合ツール「trocco®」の導入を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、株式会社ROXXはデータソースごとに分散したデータ管理を行っており、営業ではSalesforce、データベースではMySQL、Webサイト分析ではGoogleアナリティクスを使用していました。しかし、顧客のデータを一元的に分析することができず、データの断片化により全体像を把握することが困難でした。また、開発チームはデータ分析基盤の構築に多大な時間を要し、データ取得には長時間を費やすこともありました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するために、株式会社ROXXはデータ分析基盤として「trocco®」を選択しました。このツールは、データソースの連携先が多岐にわたり、変更があっても柔軟に対応できる点、また実行時間の短縮とエラーハンドリングの明確さが評価されました。トライアル期間中に他社ツールと比較し、その優れた機能性により導入を決定しました。

製品の導入により改善した業務

「trocco®」導入後、株式会社ROXXはデータ分析にかかる時間を大幅に削減し、各部署が同じデータを基に意思決定を行う体制を整えました。データの依存関係を一目で理解できる機能により、データ構造のエラーを迅速に特定し、解決することが可能になりました。今後は、全社的にデータを基準にした意思決定が行えるよう、データ分析基盤のさらなる展開を目指しています。