製品を導入することになった背景

株式会社コスモネットは、全国に携帯ショップとApple Premium Resellerを運営する一方、法人に携帯端末や情報通信インフラを提供するICTサービスプロバイダー事業も手がけています。多拠点に分散する社員間のコミュニケーションを円滑にするため、LINE WORKSを導入しました。この導入により、会社からの通達や通知が全社員に迅速に伝わるようになり、社外にいる営業社員もスマホを使用して業務を効率的に行える環境が整いました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社コスモネットは、社員間の情報共有やコミュニケーション手段としてグループウェアを使用していましたが、社外での業務を行う社員はタイムリーにこれを利用することができませんでした。また、本社からの通達や指示は各店舗にPC経由でメールで送られるものの、店長しか基本的にPCを使用しないため、全スタッフへの迅速な周知が難しい状況でした。さらに、社員間での非公式なLINEの利用が増え、業務情報の漏洩リスクが高まっていました。

導入前の課題に対する解決策

上記の課題を解決するため、株式会社コスモネットはビジネスチャットツールの導入を検討しました。その中で、セキュリティが確保され、操作が容易なLINE WORKSを選択しました。LINE WORKSの掲示板やアンケート機能を活用することで、情報共有を一元化し、スマホベースの業務環境を強化することが目指されました。全社での運用開始は2017年12月で、セキュリティを担保するための設定やガバナンスの施策も実施されました。

製品の導入により改善した業務

LINE WORKSの導入により、株式会社コスモネットの法人営業チームは、電話やメールに代わりトークを主なコミュニケーション手段として利用するようになり、迅速な情報共有が可能となりました。また、店舗の売上情報や目標値などのデータ共有も効率的に行われるようになりました。さらに、安否確認ツールとしてアンケート機能が活用され、非常時の対応も強化されました。これらの改善により、業務の効率化や生産性の向上が実現されました。