製品を導入することになった背景

広島県東部に位置する府中市で廃棄物処理業を展開する株式会社太陽都市クリーナーは、2018年の西日本豪雨をきっかけにBCP対策(事業継続計画)の必要性を痛感しました。会社の前を流れる一級河川の水位が氾濫危険水位まで増水したことで、自社サーバーや手書きの経理業務が水没のリスクにさらされることを実感。このような状況下での業務継続の困難さを考慮し、クラウド化を決意しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社太陽都市クリーナーは、府中市からの委託を受けて、市内のゴミステーションや企業・飲食店の廃棄物の回収を行っていました。しかし、回収業務の依頼内容の確認やコミュニケーションは、主に会社に置いてある紙のファイルや電話を通じて行われていたため、対応漏れや効率の悪さが課題となっていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社太陽都市クリーナーは、クラウド化の情報収集を進める中で、商工会議所のセミナーでChatworkとマネーフォワードを知り、社内のコミュニケーションや会計業務のクラウド化の利点を認識しました。特にChatworkのタスク管理機能の使いやすさや、現場スタッフとのリアルタイムなコミュニケーションが可能な点が、導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

Chatworkの導入により、株式会社太陽都市クリーナーは、廃棄物の回収スピードと対応漏れが大幅に改善されました。現場スタッフは、作業の間にも依頼内容をリアルタイムで確認できるようになり、会社に戻る必要がなくなったことで、業務効率が向上しました。さらに、離職率の大幅な低下や、求人応募数の増加など、多くのポジティブな変化が見られるようになりました。特に、求人応募数は2017年と比較して6倍に増加しました。