製品を導入することになった背景

株式会社ニッソーネットは介護職員向けの資格講座を運営しており、講座には自宅での学習科目が設けられていました。以前の学習方法はマークシート方式を採用しており、受講生から提出されたマークシートをスキャンして成績表を出力し、その結果を受講生に郵送するという流れでした。しかし、この方法では成績表の郵送までに1週間程度の時間がかかり、受講生の学習意欲が低下するという課題が生じていました。さらに、新型コロナウイルスの影響で事務職員が在宅勤務を余儀なくされ、マークシートの処理作業が困難になってしまいました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ニッソーネットの主な課題は、マークシート方式の学習方法によるタイムラグでした。受講生が提出したマークシートをスキャンし、成績表を出力して郵送するまでの間に時間がかかり、その間に受講生の学習意欲が低下してしまうという問題がありました。また、間違った箇所の見直しや不合格科目の再受講など、次のアクションを取るまでの時間も長くなっていました。新型コロナウイルスの影響で事務職員が在宅勤務となり、マークシートの処理が難しくなったことも大きな課題でした。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解消するために、株式会社ニッソーネットはインターネット上で即時に完結するeラーニングシステム「学び~と」を導入することを決定しました。このシステムを導入することで、ネット上で成績管理が可能となり、職員が在宅勤務でも成績の対応ができるようになりました。また、「学び~と」のインターフェースは感覚的に使えるため、初めての利用でもマニュアルなしで操作が可能でした。

製品の導入により改善した業務

「学び~と」の導入により、株式会社ニッソーネットは受講生とのマークシート等のやり取りに関する事務作業の手間やコストを大幅に削減することができました。受講生は回答したその場で成績がわかるため、問題の見直しや再受講を迅速に行うことができ、学習の即時性が高まりました。今後は、外国人受講生へのサポートを強化し、学習効果の高い講座を提供するとともに、他の講座でも「学び~と」を活用していく予定です。