製品を導入することになった背景

ステージグループでは、個人情報や機密情報の持ち出しを禁止していましたが、社員が安心して仕事をするための情報漏えい防止の仕組みの導入が求められていました。また、新しいお客様との取引開始時に、セキュリティ対策の実施状況が問われる機会が増えてきました。このようなビジネス環境の中で、セキュリティ対策や情報漏えい対策の取り組みを明示する必要性が高まっていました。

導入前に企業が抱えていた課題

社内のデータはファイルサーバ上で管理されており、社外での業務に必要なデータをノートPCにコピーする必要がありました。この作業は単純であったものの、作業効率を落とす要因となっていました。また、ステージグループは新卒社員の採用も開始し、セキュリティ教育が必要となっていました。さらに、中途採用の社員のセキュリティ意識やデータ管理手法が異なるため、統一的な意識向上が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

製品選定の際、ステージグループには5つの要件がありました。それは、情報漏えい防止、PCやアプリの使い勝手の維持、作業環境への影響の最小化、システムの開発や導入のコスト軽減、そして保守運用の容易さでした。これらの要件を満たす中で、Shadow Desktopは「クラウド対応」と「操作性の良さ」を持っていたため、選定されました。

製品の導入により改善した業務

Shadow Desktopの導入により、ディレクターやコンサルタントが商談やプレゼンの際に使用するノートPCのデータ保管先をAmazon Web Servicesのストレージサービスに変更しました。これにより、情報漏えいのリスクが解消され、社外でも安全に業務を行える環境が整いました。また、システムの安定性が向上し、大きなトラブルなくサービスを利用できるようになりました。