製品を導入することになった背景

1886年に設立された株式会社カクイチは、ガレージ・倉庫・物置製品の製造販売や土木・工業・農業・園芸用の樹脂ホースの製造販売など、多岐にわたる事業を展開しています。一方で、Slackを活用して全社業務改善を実現するなど、最先端の業務改善を推進する側面も持っており、その次のステップとしてAIアシスタントの導入を検討しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社カクイチは、社内ポータルサイトに多ジャンルの社内情報を掲載していましたが、情報が充実する一方で、どこに何の情報があるのかを社員が把握するのが難しく、情報検索に手間がかかっていました。また、バックオフィスの応対も自動化したいというニーズがありました。

導入前の課題に対する解決策

情報検索のしやすさや操作性、面白さを重視し、AIアシスタントのPEPを選定しました。PEPは、曖昧な言葉でも資料を探し出せる点や、管理画面の使いやすさ、さまざまなクラウドサービスとの連携が可能である点が魅力として挙げられました。特に、月400件の問い合わせをわずか2週間でAIアシスタントに登録できる点は、選定の大きな決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

PEPの導入により、営業が使用する「農作物の作物情報資料」の検索や、人事労務や会計、稟議に関する問い合わせなど、全社的に問い合わせの多いバックオフィスの対応が自動化されました。その結果、資料検索にかかる時間が3分の1に短縮され、エンドユーザーが資料検索にかけていた30秒以上の時間が10秒に削減されました。この取り組みは社内でも高く評価され、運用担当者は社長賞を受賞しました。