製品を導入することになった背景

株式会社東急コミュニティーは、メインフレームをベースにスクラッチ開発した基幹システムを長期にわたり利用してきました。しかし、業務システムとの連携が不十分で、2010年にこれらのシステムを一斉にリプレイスするプロジェクトを立ち上げました。しかし、開発規模が確定した段階で、コストが予想以上にかかることが明らかになりました。特に、帳票と検索機能のアドオン開発のコストが問題となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

基幹システムのリプレイスを進める中で、コストが予想を大幅に上回ることが判明しました。特に、2000以上の帳票とERP標準機能では実現できない検索などの補完機能のアドオン開発がコストを押し上げる要因となっていました。

導入前の課題に対する解決策

コスト削減と必要な機能の実現のために、BIツールの導入を検討しました。その中で「軽技Web」を選定しました。旧システムでの利用実績や低コストでの機能実現が選定の決め手となりました。また、「軽技Web」はデータをExcel形式でダウンロードして利用できるため、活用の幅が広がりました。

製品の導入により改善した業務

「軽技Web」の導入により、帳票と検索画面の開発コストを削減することができました。また、ERPパッケージでのアドオン開発が必要だった検索画面や確認画面も簡単に開発できるようになりました。経理部では、伝票情報の確認やデータの抽出が簡単になり、業務効率が大幅に向上しました。