製品を導入することになった背景

「ガレリア御堂原」を運営する「株式会社関谷リゾート」は、大分県別府市において、120年の歴史を背景に、個性的な旅館やホテルを3施設展開しています。コロナ禍の中でも経営を右肩上がりに進めている同社は、新しい予約システムの導入を検討していました。導入の決め手として、以前利用していたシステムではGoogleアナリティクスのデータが取得できず、詳細な分析が難しかったため、より効果的なマーケティングと顧客対応を実現するための新しいシステムを求めていました。

導入前に企業が抱えていた課題

「株式会社関谷リゾート」は、以前の予約システムにおいて、Googleアナリティクスのデータが取得できないという課題を抱えていました。これにより、どのページがどれくらいのアクセスを受けているのか、また、どのページがどれくらい見られているのかという細やかな分析が行えない状態でした。このため、お客様がより予約しやすい環境を作るための情報取得と分析が難しく、効果的なマーケティング活動の実施が制約されていました。

導入前の課題に対する解決策

課題の解決のため、「株式会社関谷リゾート」は、数社のシステムを比較検討しました。その結果、triplaホテルブッキングを導入することに決定しました。triplaホテルブッキングは、他社と比較して予約までの流れがシンプルであり、デモンストレーションの段階で成約率が上がるイメージが持てたこと、デザインが希望するイメージに近く、多くの写真を掲載できる点、さらにはサービスの連携が進んでいる点などが導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

triplaホテルブッキングの導入により、自社予約比率が5%以下から10%を超えるまでに増加しました。特に、自社予約の会員登録率は約100%に近い数字を記録しており、OTA経由で公式HPに訪れた方が自社予約に切り替えるケースが増加しています。この要因として、トップページから予約ページへの遷移がスムーズであり、予約ページ上での会員料金のお得感が伝わりやすい設計が挙げられます。また、AIチャットボットの導入により、深夜のお問い合わせにも対応が可能となり、これまでの取りこぼしを防ぐことができるようになりました。