製品を導入することになった背景

SGSジャパン株式会社は、検査、検証、試験、認証業務を行っているグローバル企業であり、業界でナンバーワンの地位を築いています。新型コロナウイルスの影響を受けて、リモートでのISO監査サービスの提供やオンライン商談の増加、テレワークとオフィスワークのハイブリッドな働き方への移行が進んでいました。これに伴い、オフィスのレイアウト変更が必要となり、オンラインミーティング用のブースの新設や、社員専用のセキュリティエリアとフリーランサーも利用できる協働エリアの分離が計画されました。

導入前に企業が抱えていた課題

SGSジャパン株式会社は、本社および各事業所に入退室管理システムを導入していましたが、拠点ごとに異なるシステムを使用していたため、統一された管理が難しくなっていました。加えて、認証カードも拠点ごとに異なっていたため、運用や管理が大変でした。このような状況を解消するため、本社で一括管理が可能で、認証カードも統一できるシステムの導入を検討していました。

導入前の課題に対する解決策

入退室管理システムの選定時、SGSジャパン株式会社はセキュアのサービスを含む複数のシステムを検討していました。選定の決め手となったのは、コストやショールームでの実機デモ、そして運用に寄り添った提案や短納期への迅速な対応でした。特に、セキュアからのサポートが手厚く、既存のシステムからのユーザー情報の移行や、既存カードの流用可能性の確認など、安心して導入を進めることができました。

製品の導入により改善した業務

セキュアの入退室管理システム「SECURE AC」の導入により、社員やフリーランサーによる入室のセキュリティレベルを分けることができるようになりました。また、入室履歴の管理も行われています。以前の認証リーダーと比べて、新しいリーダーの反応が良く、運用がスムーズに行えるようになったとの声も寄せられています。今後も、入退室管理に留まらず、さまざまな提案を受け取ることを期待しています。