製品を導入することになった背景

富士製薬工業株式会社様は、東京と富山の拠点で入退室管理システムを利用していました。しかし、使用していたシステムは電池交換の手間がかかり、OSやハードの老朽化による不具合も増えてきました。また、サーバーの設置や管理の問題も抱えており、これらの課題を解消するために新しいシステムの導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

富士製薬工業株式会社様は製薬メーカーとして、セキュリティ管理の重要性が非常に高い。機密事項の管理や、高価な原薬の防犯面での管理が必要でした。また、社内の特定の部署や研究室には、限定された社員しかアクセスできないような厳格な管理が求められていました。既存の入退室管理システムは、電池交換の手間や、サーバーの設置と管理の問題、そして不具合の増加など、多くの課題を抱えていました。

導入前の課題に対する解決策

新しいシステムの選定にあたり、複数のメーカーから提案を受け、最終的に『iDoors︎』を選択しました。『iDoors︎』はクラウド型で、初期コストが低く、サーバーの設置が不要である点が評価されました。また、エーティーワークス社が富山と東京の両方に拠点を持っていることから、サポート面での安心感も大きな決定要因となりました。さらに、『iDoors︎』は登録や変更が簡単で、管理画面も使いやすいという点も導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

『iDoors︎』の導入により、電池交換やサーバーの管理が不要となり、セキュリティ性が向上しました。700名以上の社員のうち500名以上が社員証を『iDoors︎』リーダー用のカードとして利用しており、登録や変更も簡単に行えるようになりました。また、ログの確認を通じて、社員の健康状態のチェックなども行われています。新たな建設予定の場所にも『iDoors︎』を設置する予定で、より強化されたセキュリティ管理を目指しています。