製品を導入することになった背景

ラクスル株式会社様は、印刷や物流というデジタル化が進んでいない伝統的な産業に、インターネットを持ち込み、産業構造を変えることを目指しています。その中で「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンを掲げ、シェアリングプラットフォーム事業を展開しています。安否確認サービスを導入するまで、緊急時の連絡手段としてWeb給与明細ツールに付帯されていた安否確認サービスや災害用伝言ダイヤルを利用していました。

導入前に企業が抱えていた課題

ラクスル株式会社様は、Web給与明細ツールを見直す機会があり、それに伴い付帯されていた安否確認サービスがなくなることとなりました。このため、新たに安否確認の方法を検討する必要が生じました。また、災害用伝言ダイヤルは社員に十分に周知されているか、訓練が行われているかの確認が取れていなかったという課題もありました。

導入前の課題に対する解決策

安否確認サービスの新たな選定を行う際、情報収集はWebやイベントを通じて行われました。防災EXPOでトヨクモの安否確認サービスを知り、得た情報を基に適切なサービスを検討しました。最終的にトヨクモともう一社の企業から詳細を伺い、トヨクモの安否確認サービスを選定しました。選定の際のポイントとして、導入のしやすさとコストを重視しました。特に、ユーザーも運用者も操作しやすい点や、短期間での運用開始が可能であることが評価されました。

製品の導入により改善した業務

トヨクモの安否確認サービスの導入により、社員の安全確認がより効率的に行えるようになりました。具体的には、直感的に見やすい画面や項目に説明が付いている点が評価され、社員の認知度向上や利用可能なツールとしての位置づけが強化されました。また、3月にはテスト配信を行い、社員が通知を受け取った際の回答訓練も実施されました。今後も半年に一回の訓練を予定しており、安否確認の意識を高める取り組みが続けられています。