この導入事例のポイント
- 緊急時にグループ全体で状況を管理・把握できる仕組みの構築が必要となっていた
- サービスの機能面で制限が少なく、必要な機能がある「エマージェンシーコール」を導入
- 管理者権限が柔軟に設定できるため、地域、事業会社ごとの運用を実現することが出来た
この導入事例のポイント
- 「エマージェンシーコール」を導入していたが、グループ全体に浸透していなかった
- 東日本大震災を契機に「エマージェンシーコール」の自動発信システムを導入
- 既存の人事データベースと連携できるため、異動の際に発生する変更作業が軽減された
製品を導入することになった背景
アサヒグループホールディングス株式会社様は、昨年の東日本大震災を受けて、安否確認システム「エマージェンシーコール」の導入を決定しました。震災発生時、手作業で安否確認を行う状況が生じ、その反省から自動発信システムの導入が必要とされました。導入前に企業が抱えていた課題
震災発生時には、アサヒグループホールディングス株式会社様内で安否確認の担当が明確でなく、手作業での対応が必要でした。特に仙台地区では、被害が甚大であり、システムの発動ができない状況が生じていました。導入前の課題に対する解決策
東日本大震災を契機に、アサヒグループホールディングス株式会社様は「エマージェンシーコール」の自動発信システムを導入することで、震度6弱以上の地震が発生した場合には自動的にコールが発動するように設定しました。製品の導入により改善した業務
導入後は、全グループ企業と連動して登録内容を更新し、アルバイトを含めた全社員にシステムの理解と活用を促進しています。特に物流を担当するアサヒロジ株式会社様では、社員教育とテストが積極的に行われ、危機管理意識の向上が見られました。この導入事例のポイント
- 音声通話による安否確認をしていたが、確実に連携がとれるよう機能強化が必要だった
- 電話以上に確実に連携がとれるように「エマージェンシーコール」を導入した
- 使いやすさもあり、訓練時でも95%以上の社員が登録をしており認知度が上がった
製品を導入することになった背景
小田急電鉄株式会社は、災害発生時に従業員の安否確認を迅速に行う必要性に直面していました。特に、同社の安否確認の対象者は全社員と一部の常勤契約社員を合わせると約4千人に上り、これを電話で行うには時間と人手がかかりすぎるという課題がありました。以前から音声通話による安否確認が中心の別サービスを使用していましたが、災害時には電話の不通も考慮しなければならず、より確実な方法での連携が求められていました。導入前に企業が抱えていた課題
小田急電鉄株式会社は、災害時に迅速な安否確認が必要であり、その対象者が多数いるため、従来の方法では効率的な安否確認が難しいという問題に直面していました。特に、電話による安否確認では時間と人手がかかり、さらには災害時に電話がつながらない可能性もあるというリスクがありました。導入前の課題に対する解決策
このような課題を解決するために、小田急電鉄株式会社はインフォコムの緊急連絡・安否確認システム「エマージェンシーコールR」を導入することを決定しました。このシステムは、従業員の安否や被害状況を迅速・的確に把握できる体制を整えるもので、同社グループを構成する他社もこのシステムの利用を決定しました。信頼性の高いシステムであり、多くの企業や官公庁で利用されている点も導入の決め手となりました。製品の導入により改善した業務
「エマージェンシーコールR」の導入により、小田急電鉄株式会社は従業員の安否確認を効率的に行えるようになりました。特に鉄道部門では、即座に対応体制を確立する必要があり、このシステムがその要件を満たしています。また、事業内容に応じてきめ細かな情報収集が可能となり、事業の継続・早期復旧に貢献しています。このようにして、小田急電鉄株式会社は災害時のリスクを大幅に軽減し、事業継続に必要な人材の確保と効率的な業務運営を実現しています。この導入事例のポイント
- 東日本大震災の際に職員との連絡に時間がかかり、連絡ツールの必要性を感じていた
- 緊急時に家族も含めた安否確認が行える「エマージェンシーコール」を導入した
- 今後は、広域災害救急医療情報システム(EMIS)との連携も視野に入れている
製品を導入することになった背景
公立学校共済組合関東中央病院は、災害拠点病院として、地域医療支援病院としての役割を果たす必要がありました。そのため、有事の際も診療を継続することが最も優先される事項でした。この使命を果たすために、安否確認システム「エマージェンシーコール」の導入が決定されました。導入前に企業が抱えていた課題
災害時には、医療機関の稼働状況や災害医療に関わる情報を迅速かつ適切に共有する必要がありました。しかし、そのような情報共有の仕組みが十分に整っていなかったため、初動対応に課題がありました。導入前の課題に対する解決策
関東中央病院は、「エマージェンシーコール」を通じて安否の確認から危機管理までを確実に支援する方針を採りました。また、広域災害救急医療情報システム(EMIS)との連携も視野に入れ、災害時に被災した都道府県を超えて情報を集約する計画を立てました。製品の導入により改善した業務
「エマージェンシーコール」の導入により、医療の現場における災害時の初動対応が大幅に改善されました。特に、安否確認の効率が向上し、地域に貢献するという意味でも大きな強みとなりました。今後は、スマートフォンやタブレット端末を活用してさらなる効率化を図るとともに、回答率や登録率の向上も目指しています。この導入事例のポイント
- 東日本大震災の際に、従業員家族との連絡手法がなく、安否確認に数日を要してしまった
- 必要な情報を一つにまとめられ、アクセスしやすい「BCPortal」を導入
- 既存のエマージェンシーコールと連携し安否回答ができるなど、利便性が向上した