製品を導入することになった背景

株式会社東丸産業は、工業資材、ゴム、ベルト、ホースなど多岐にわたるメーカー製品の卸売を手がけています。顧客と仕入先が多岐にわたるため、特に仕入先からの請求書処理が事務部門の稼働を圧迫していました。事務部門では、営業事務や顧客対応と並行して請求処理を担当しており、2名体制でも時間が足りず、経理を担当する社員も協力する状況でした。ミスが発生すると修正に多くの労力がかかり、他の業務にも影響を及ぼしていました。このような状況を解消するため、社員の負担軽減と働き方改革の一環として、新たな方法を模索しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社東丸産業の事務部門は、仕入先からの多数の請求書のデータ入力作業によって、稼働が圧迫されていました。事務社員2名で対応しても時間が足りず、経理を担当する社員も協力する必要がありました。また、入力ミスが発生すると、修正作業に多くの時間と労力が必要で、他の業務にも影響を与えていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社東丸産業は、NTT西日本の「おまかせAI OCR」を導入することを決定しました。この製品は、スキャンした請求書の文字情報をAIが読み取り、CSV形式で書き出す機能があります。お試し期間でその速度と利便性を確認した上で、予算内で効率化を実現するために、読み取る請求書を絞り込むなどの提案を受け、導入を決定しました。

製品の導入により改善した業務

「おまかせAI OCR」の導入により、2人で行っていた入力業務がほぼ1人で完結するようになりました。自動化によって入力ミスが減少し、残業時間も短縮されました。これにより、社員の心理的な負担も大幅に軽減されました。また、他の請求関連の事務業務を手分けできるようになり、事務部門全体の業務効率が向上しました。