製品を導入することになった背景

ダウ・ジョーンズは、ニューズ・コーポレーションの子会社であり、The Wall Street JournalやBarron's、MarketWatchなどを発行しています。2020年度の売上高は16億ドルに達し、Factiva、Risk & Compliance、Dow Jones Newswiresなど、高品質なデータを基にしたB2B製品やサービスも増加しています。3年前には、データを重視したマーケティング手法へと大きく転換し、マーケティングチームを拡大しました。このような背景から、ダウ・ジョーンズはOracle Eloqua Marketing Automationを導入する決断をしました。

導入前に企業が抱えていた課題

ダウ・ジョーンズは、マーケティングとセールスの連携を強化する必要がありました。また、マーケティングの変革を後押しするテクノロジーが求められていました。さまざまなテクノロジーを合理化することで、業務のボトルネックを回避したいという課題もありました。

導入前の課題に対する解決策

ダウ・ジョーンズはOracle Eloqua Marketing Automationを選びました。この製品は、リードのスコアリング、顧客へのメール送信、クリーンなデータの担保、適切な顧客に対するマーケティング許諾の確認などを行うことができます。また、Salesforce for CRM、D&B Lattice、UberflipやNewsCredなど、10を超えるダウ・ジョーンズのアプリケーションと統合されています。

製品の導入により改善した業務

Oracle Eloqua Marketing Automationの導入により、ダウ・ジョーンズはマーケティングに起因する収益を前年比で14%増加させることができました。また、マーケティングに影響を受けたキャンペーンの収益を57%向上させました。さらに、フォームのコンバージョン率を73%向上させ、メール・マーケティングのキャンペーンの数を36%増加させるなど、多くの業務改善が見られました。