製品を導入することになった背景

創業から40年が経過し、株式会社クボタ製作所は在庫管理がシステムとして機能していなかった状態でした。その中で、オンザリンクスとの出会いがあり、システム投資の可能性が見えてきました。また、以前使用していた他社の販売仕入管理ソフトは、販売仕入と在庫管理の連動性が低く、使い勝手が良くなかったため、新しいシステムの導入を検討しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社クボタ製作所は、在庫を紙伝票で管理しており、記載ミスや紛失のヒューマンエラーが頻発していました。また、棚卸集計に多くの時間がかかり、部品の先入先出が実施できていない状態でした。製品構成をエクセルで管理していたものの、管理数が増加し、一元化が難しくなっていました。

導入前の課題に対する解決策

新しいシステム「INTER-STOCK」の導入を決定しました。このシステムは、在庫を電子データとして管理し、記載ミスや紛失のヒューマンエラーを撤廃します。棚卸集計時間も大幅に短縮され、先入先出の実現や在庫保管箇所の明確化が可能となりました。さらに、一元管理により、生産指示書の作成が簡素化され、EXCELによる複数管理の必要がなくなりました。

製品の導入により改善した業務

「INTER-STOCK」の導入により、在庫のリアルタイム化や見える化が実現しました。アナログでの管理からデジタル化への移行により、フリーロケーション管理が可能となり、在庫材料の急激な増加にも柔軟に対応できるようになりました。入出庫作業や棚卸作業の効率が大幅に向上し、作業負担が半減しました。