製品を導入することになった背景

水岩運送株式会社は、多品種のEC案件の在庫管理に適したWMSを求めており、2008年に荷主様がロジザードプラスの導入を検討していたことがきっかけで、ロジザードZEROに関心を持ちました。2015年には、既存の在庫管理システムが多品種の在庫管理に対応していないという課題が明らかになり、前職でロジザードZEROを使用していた経験を持つ社員の提案により、ロジザードZEROへの問い合わせが行われました。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、水岩運送株式会社は、小~中規模のEC案件に対応するための在庫管理システムとして、既存システムの高額な初期費用と環境設定の課題に直面していました。特に通販が絡む案件では、多品種で細やかなロケーション管理が必要となり、既存システムでは対応が困難でした。

導入前の課題に対する解決策

ロジザードZEROは、安価で導入しやすい点が評価され、多品種の在庫管理にマッチすると判断されました。通販案件に特化した機能と、カートシステムやOMSとの豊富な連携実績が決め手となり、既存システムとの使い分けを行うことで、卸案件と通販案件の両方に対応する体制を整えました。

製品の導入により改善した業務

ロジザードZEROの導入により、水岩運送株式会社は、大阪、神戸、東京の複数拠点で統一された在庫管理システムを利用することが可能になりました。これにより、導入コストの削減、商品マスタの共有、現場の運用の統一が実現し、特にEC案件の波動が大きい際にも、同じシステムと端末を使用することで効率的な運用が可能となりました。また、オートメーション化により、スタッフが新たなスキルを身に着け、付帯業務における付加価値を提供する体制が強化されました。